4月3日4月3日楽天が全て球団史上初の7連勝、本拠地5連勝、対ロッテ同一カード3連勝で貯金3とし、この時点でソフトバンクと並び首位に浮上した。楽天は3回、草野のタイムリー、フェルナンデスの3号2ラン、山崎武の史上32人目の通算300号となる、2者連続2号ソロホームランなどで5点を先制。5回にも山崎武の2打席連続となる3号3ランで3点を追加するなど、5試合連続の2ケタ安打で9得点。先発・岩隈は7回を被安打2の無失点で今季2勝目を挙げ、防御率を0.39とした。ロッテは今季ワーストの4連敗で借金は2となった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 東北楽天 | 0 | 0 | 5 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | x | 9 |
ロッテのイケメン西岡が丸刈りのピンチ!?投打がかみ合わずに楽天戦で初の3連敗を喫し、昨年ワーストに並ぶ4連敗。06年10月以来の借金2に膨らんだ。西岡は「連勝もあれば連敗もある。丸刈りにならないためにも勝たないと」と話した。試合前練習中に野村監督に「楽天が優勝したら丸刈りになります」と宣言した。数日前、礒部と交わした約束を監督にも伝えた。「小さい頃ヤクルトファンで野村監督や池山さんが好きだった。楽天が強いとパ・リーグが面白くなるからね」とペナント盛り上げ役を買って出た。
だが冗談ではなくなる可能性も出てきた。打線は前日の夜間特打も実らず5安打1点止まり。先発投手陣は、3試合連続で5回までに試合を崩している。西岡も3打数無安打の2三振で、22日の日本ハム戦からの連続試合安打が「10」で止まった。4日から本拠地千葉マリンに戻り、エース小林宏で立て直したいところだ。
ロッテは楽天に初の3連敗を喫し、連敗は4に伸びた。先発・久保が5失点KOされ、打線は岩隈から2安打するのが精一杯。バレンタイン監督はサブロー、西岡らが微妙な判定で見逃し三振に倒れた場面に「審判が岩隈に3つぐらい三振を与えていた。あれでは点を取るのは難しい」。さらに「楽天は今が1番いい状態。今よりよくなることはない」と強がった。
ロッテが先の見えないトンネルに入り込んだ。昨年6月16日の阪神戦から1分けを挟んで記録して以来の4連敗で、借金2。楽天戦の3連敗は、初めての屈辱だ。「まだ始まったばかり。これから先、いくらでもよいことがある」。試合後のバレンタイン監督は、不気味なほどサバサバとしていた。
序盤に大きな荷物を背負った。雨脚の強くなった3回、先発・久保がフェルナンデス、山崎武の連続本塁打を含む5長短打を浴び、5失点KO。「球は悪くなかった。僕の実力不足」と背番号16。5回には小宮山が山崎武に致命傷の３ランを被弾。自慢の投手陣は、3連戦で22失点と崩壊した。
試合前のミーティングで、ボビーは「消極的になるな」と説いた。だが、打線はわずか5安打で9回の1点が精一杯。守っても3失策と、歯車が噛み合わない。選手1人1人が指揮官の意図をくまなくては、道は開けない。
西岡の連続試合安打が10で途切れた。試合前には野村監督に「楽天が優勝したら丸刈りにします」と宣言し、「楽天は（優勝を）実現する力を持っている。余計なこと言ったかな」と渋い表情。一方、1日の楽天戦で勝ち越し3ランを打たれて丸刈り宣言した小宮山は「家族会議によりキャンセル」。この日も5回、山崎武にだめ押し3ランを浴び、足早に球場を去った。
ロッテ・西岡が試合前、野村監督に挨拶した際「楽天が優勝したら丸刈りにします」と宣言。野村監督は「あいつなめとるな」と苦笑いしたが、西岡は「簡単な相手じゃないけど、楽天が強いとパが盛り上がる」と本気モード。自らは無安打に終わり10試合連続安打でストップ。最下位に転落したチームの一方で楽天は首位浮上。今オフはイケメン男の丸刈り姿が見られるかもしれない。
ロッテの先発久保が楽天のフェルナンデス、山崎武に連続被弾して連敗を止められなかった。3回2死二塁から4番フェルナンデスに2ランを浴びると、続く山崎武に300号メモリアル弾。突然振り出した雨の影響もあったとはいえ、序盤に試合をつくれなかった。「雨は関係ない。力不足です。相手がすごかった」と肩を落とした。これで楽天戦初の3連敗となり、昨年ワーストに並ぶ4連敗を喫した。