わたしはかもめ2008年鴎の便り(4月)

便

4月4日

千葉ロッテ6−3福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ロッテが逆転勝利で連敗を4で止めた。ロッテは2点を追う8回、大松、橋本の連続タイムリーで同点。さらに田中雅の2点タイムリーと狭殺プレー間で3点を勝ち越した。先発の小林宏は6回を投げ被安打7、6奪三振、無四球、3失点。8回から投げた3人目のシコースキーが古巣復帰後初勝利。4人目の荻野が3セーブ目をマークした。ソフトバンクは6回には井手の2点タイムリー二塁打で1度は勝ち越すも、4人目の柳瀬が2/3回で2安打2失点。5人目のニコースキーが2/3回を3安打1四球3失点で来日初黒星を喫した。

123456789R
福岡ソフトバンク1000020003
千葉ロッテ01000005x6
田中雅
「絶好のチャンスだったので何が何でも打ちたいと思って打席に入りました。当たりは良くなかったですが本当にいい所に落ちてくれました。ファンの皆さんの気持ちが乗り移ってくれたと思います。これからも、チームの勝利に貢献できるように頑張りますので応援宜しくお願いします。」(8回走者一掃の決勝タイムリー)

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ロッテ田中雅プロ初決勝打で連敗止める[ニッカン]

ロッテの「田中マー君」こと田中雅彦捕手(26)がプロ初の決勝打でチームの連敗を4で止めた。2点を追う8回1死一、三塁から大松、橋本の連続適時打で同点。なおも2死満塁のチャンスで、8回表の守備から入った田中雅が執念で右前へポトリと落ちる2点適時打を放った。ライトがお手玉する間に5点目も入り、土壇場で一気にひっくり返した。

ベンチ前で手荒い祝福を受け、プロ2度目のお立ち台に立った。「こんなおいしい場面で回ってきたので、とりあえず楽しもうと思った。最高です」と声が弾んだ。3日に最下位タイに転落し、この日は調子の上がらないズレータ、福浦が2軍降格するという緊急事態に突入。「前半戦の試練だと思って、試合前からみんなすごく気合が入っていた」と振り返った。

しびれる場面で支えになったのが家族の存在だった。今年1月24日に待望の長男が誕生。「嬉しいですね。子供のためにも今年は結果を出したい」と常々話していた。自覚も新たに、オフ中は毎日、地元大阪のジムに通い肉体改造。昨年はわずか14試合の出場で打率6分3厘ときっかけをつかめなかった男が、様々な思いを乗せて近大3年時以来という決勝打を放った。

バレンタイン監督も冗舌だった。「8回は全員が全力を出してくれた。昨日まで打てなかったが、これが野球なんだと思う」と感激に浸った。これで最下位から脱出し、ようやくチームが1つになった。

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8回集中打、逆転勝ち、田中雅が勝ち越し打[千葉日報]

千葉ロッテが逆転勝ち。8回、先頭のオーティズ、里崎の連打から1死一、三塁とし大松、橋本の連続適時打で同点。2死満塁で田中雅が右前適時打を放ち勝ち越した。先発小林宏は6回を投げ勝敗がつかなかった。ソフトバンクは6回に井手が2点二塁打を放ったが、抑えの投手が誤算だった。

◇今江が同点内野安打

今江が0−1の2回、同点に追いつく三塁手強襲の内野安打。

先頭の里崎の左前打と2四球で1死満塁とし迎えた第1打席、初球の外のチェンジアップを思い切りよく引っ張った。痛烈な打球は三塁手のグラブをはじき、ボールがファウルゾーンに転がる間に三走里崎がホームを踏んだ。

前の試合で開幕からの出場試合連続安打が8で止まり、チームは4連敗中。「本拠地で負ける訳にはいかない。気合の一打です」と連敗脱出に必死だった。

◇「最悪の投球」と反省

小林宏は走者を出しながらもしのいでいたが、自らピンチを招き痛打された。

1回2死二塁で打球が右足に当たり、ボールが右前に転がる間に二走がホームイン。不運なかたちで先制を許し、その後は我慢の投球を続けていたが6回、2死から安打と連続四球で満塁とされ、真ん中に入ったチェンジアップを左翼線に運ばれ2者が生還。「最悪の投球をしてしまった。悔しいです」と反省した。

しかし、その後打線が奮起し8回に逆転。勝ち負けがつかず千葉マリンの連勝記録8は継続となった。

◇「気持ちだけは負けない」田中雅、初のお立ち台

最後の打者を荻野が遊ゴロに打ち取ると、5試合ぶりの勝利に右翼席の千葉ロッテはファンのひときわ大きい歓声が沸き起こった。千葉ロッテは8回に5本の長短打を集め逆転勝ち。連敗から脱出した。

2回に得点して以降、走者を得点圏に進めながらもあと1本が出ない状態が続いた。しかし8回、先頭の4番オーティズが右前打で出塁し、里崎も右中間への安打で続いた。1死一、三塁とし代わった左投手からまずは大松が右前適時打を放ち1点差。さらにここ数試合調子のいい橋本が左越え二塁打を放ち、ようやく追いついた。

2死満塁とし打席には途中出場の田中雅。「自分の力を出して楽しんでいこう」自分に言い聞かせた。2球ファウルで粘りカウント2−2となってからの6球目、真っ直ぐに食らいついた。「気持ちだけは絶対に負けないと強く思っていた」と打球は一塁手の頭を越えふらふらと右翼線へポトリ。3人が一気にホームを踏んだ。

打線がかみ合わないで4連敗した。この日は5本の安打を集め一挙5得点の大逆転。「どんどんいい勝ち方をして白星を重ねたい」。初めてのお立ち台に立った田中雅の力強い言葉が千葉マリンに響いた。

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昨年の制球力が影潜め…ロッテ成瀬“重圧マウンド”[夕刊フジ]

勢いを持続させるのが、これまた難しい…。ロッテの左腕エース成瀬が“苦投中”だ。

4日のソフトバンク戦で連敗を4でストップさせたロッテ。2点ビハインドの8回に5安打を集めて5点をゲット。ここまでつながらずドン底だった打線の猛爆に、バレンタイン監督も大喜び。「ときには打球が野手の前や横に落ちたり、野手の正面をついたりする。今日は野手のいないところに飛んでくれたよ。これが野球だ!」と顔を紅潮させた。

前カードの楽天戦で先発陣が崩壊、打線も寸断状態に陥って悪夢の3タテ。それだけに、ようやくついた勢いを持続させたいところだが、このシチュエーションに顔が強ばるほどの気合を見せているのが成瀬だ。

左腕エースは先月21日の日本ハム戦で今季初勝利こそ挙げているが、内容は今ひとつ。登板2試合での防御率1.69はリーグ11位だが、昨季の大ブレークの要因となった抜群の制球力が影を潜めている観がある。

「前よりは徐々に良くなっている。悪いなりに最少失点に抑えることが大事だから」とアピールするが、それでも乗り切れない。

その原因が、制球力に並ぶ成瀬の代名詞のチェンジアップ。制球難からカウントを悪くし、そのためウイニングショットを多投。「(配球の)半分近く使って、打者に見切られている。さらに余計に使うことで腕が振れなくなっているんです」と負のスパイラルに悩んでいるのだ。

昨年は16勝を挙げ防御率と勝率の2冠に輝いたが、その分だけ他球団のマークと研究が進んでいる。しかも今季はリリーフ陣が固まっていないことから、短いイニングでの降板は許されない。「昨年はできすぎ。今年はそんなにうまくはいかない」と本人も百も承知だが、まさにハマり込んだ袋小路に戸惑っている状況だ。

「昨年まではブルペンでの調整で50球くらいだったけど、開幕してから70球くらい投げている。長く投げて後ろに楽をさせたいから」。成瀬は5日のソフトバンク戦に臨むが、2年連続ブレーク、そしてチームの浮上と真の日の丸エースへの進化へ、試練のときを迎えている。

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全員野球で最下位脱出!…ロッテ[報知]

ロッテは8回、2点差を追いつき、なおも2死満塁で田中雅が右前安打。失策も誘って走者一掃の決勝打になった。「皆さんの声援が安打をいい位置に持っていってくれました」とお立ち台で叫んだ。連敗を4で止めて最下位脱出。試合前、不振のズレータ、福浦を抹消。2年ぶりに西岡を3番で起用したバレンタイン監督も「今日は全員、全力を出してくれた」とスマイル全開だ。

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伏兵打った!ロッテ田中雅、殊勲打に笑顔[デイリー]

ロッテの伏兵・田中雅が殊勲打を放った。8回に橋本の左翼線適時二塁打などで同点とし、なおも2死満塁の絶好機に右前へ勝ち越しの2点適時打。「ヒーローになれるチャンス。こんなおいしい場面ないなと思った」と笑顔がはじけた。3番手捕手ながら、二塁守備で途中出場。「これが僕の(プロで)生きていく道。チャンスがあるなら、チャレンジしていく」と力強く話した。

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おいしい場面いただき〜!ロッテ・田中雅が満塁場面で決勝打[サンスポ]

ヒーローは昨季1安打の田中雅。本来は捕手だが、8回から二塁の守備につき、8回2死満塁で打席が回ってきた。「おいしい場面だと言い聞かせて、楽しんで打席に入った。勝ちたいという気持ちが強かった」。右前適時打と敵失で走者3人がかえり、勝ち越しに成功。チームの連敗は4で止まった。

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田中雅、プロ3本目の安打が決勝打に[スポニチ]

ロッテの5年目・田中雅のプロ初の決勝打で連敗を4で止めた。2点を追う8回に大松、橋本の適時打で追いつき、なおも2死満塁から右前打。敵失も絡んで一挙3点を勝ち越した。「ヒーローになるチャンスやったんで楽しもうと。最高です」。捕手登録だが内野もこなす。この日は8回から二塁守備に就き、プロ通算3本目のヒットでお立ち台に上がった。バレンタイン監督は打撃不振のズレータと福浦を2軍に落とし、1軍昇格させた大塚とベニーを先発起用。不動の1番・西岡を2年ぶりに3番に入れるなど大幅な打順の入れ替えを断行。総力戦で逆転勝利を収め「全員が全力を出してくれた」と喜んだ。

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伏兵田中雅が決勝打「最高!」[ニッカン]

ロッテの伏兵、田中雅彦捕手(26)がプロ初の決勝打でチームの連敗を4で止めた。2点を追う8回1死一、三塁から大松、橋本の連続適時打で同点。なおも2死満塁のチャンスで、8回表の守備から入った田中雅が執念で右前へポトリと落ちる2点適時打を放った。「最高です」とプロ2度目のお立ち台で声が弾んだ。

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ロッテが連敗4で止める[報知]

ロッテは2点を追う8回、大松、橋本の連続適時打で同点。さらに2死満塁からの田中雅の右前打に失策が絡み、3点を勝ち越し。連敗を4で止めた。ソフトバンクは救援陣が踏ん張れず、逃げ切れなかった。

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交際2年さくらとロッテ西岡が破局[ニッカン]

約2年間にわたり交際していたプロ野球ロッテ西岡剛内野手(23)とタレントさくら(24)が破局していたことが4日、分かった。関係者によると、先月の開幕前に別れたという。昨オフの北京五輪アジア最終予選に出場した西岡は今季、V奪回と金メダル獲得を目指して野球漬けの生活で、さくらも11日スタートのTBS系ドラマ「Around40」(金曜午後10時)の撮影に追われるなど多忙。擦れ違いの中、発展的な交際解消を決めたようだ。

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