わたしはかもめ2008年鴎の便り(4月)

便

4月12日

千葉ロッテ2x−1北海道日本ハム(千葉マリン)

ロッテは今季2度目のサヨナラ勝ちで連敗ストップ。借金は2に減り単独5位に浮上。ロッテは6回に里崎の2号ソロで1点を先制。同点とされた9回に、代打・大松がセンター前に自身初のサヨナラ安打を放つ。先発・成瀬は9回を2安打7奪三振1四球1失点に抑え今季2度目の完投で2勝目。日本ハムは今季初のサヨナラ負けで連勝は5でストップ。日本ハムは1点を追う9回1死一、三塁、田中の併殺崩れ間に1点を挙げるが同点止まり。先発・藤井は8回を4安打9奪三振4四球1失点。負けは2人目のルーキー宮西が5試合目の登板でプロ初黒星。

123456789R
北海道日本ハム0000000011
千葉ロッテ000001001x2x
大松
「最後は少し甘いボールが来ました。成瀬が頑張っていたので何とか勝利投手にしてあげたかったので、最高の場面で打つ事ができて本当に嬉しいです。沢山のファンが来てくれていたのでマリーンズファンに勝利をプレゼントできて良かったです。明日も勝って勝ち越しできるように頑張ります。」(9回サヨナラ安打)

◇成瀬、2勝目に笑顔

ロッテ・成瀬にようやく笑顔が戻った。納得のいかない投球が続き「足踏みしている」と話していたが「今日は階段を2段くらい上った」と明るかった。6回までは無安打投球。9回のサヨナラ勝ちに「喜びすぎて、体がつってしまった」と声を弾ませた。

ページトップ

ロッテ大松の初サヨナラ打で最下位脱出[ニッカン]

ロッテ大松の打球がセンター頭上を越えた。1−1で迎えた9回裏2死二、三塁。カウント2−1から建山の抜けたシンカーを迷わず振り切り、自身初のサヨナラ打をマーク。チームの連敗を2で止めて最下位を脱出した。「ちょうど打ちやすいところに来たので『ごっつぁんです』という感じでした。ここで打たなきゃ男じゃないと思って、男になりました!」とお立ち台で声を張り上げた。

並んで立った投のヒーロー成瀬が声を詰まらせた。「最後は涙が出るくらいうれしかった。体がつっちゃった」と、興奮の余りベンチから飛び出した瞬間、両脇腹が痙攣を起こしたほどだった。6回までスライダー、チェンジアップを低めに集め、無安打。7回に初安打を許し、9回に失策も絡んで同点に追いつかれたが、最少失点に食い止めた。「前回、同級生のソフトバンク大場君に負けて、連勝も16で止まったことが悔しかった。今日で階段2段くらい上がれたかな」と、課題の制球を修正したことで自信を深めていた。

◇11日死球影響で欠場、西岡腫れ引かず

ロッテ西岡剛内野手(23)が12日、日本ハム5回戦(千葉マリン)のベンチ入りメンバーから外れた。前日11日の日本ハム4回戦で9回に左ふくらはぎへの死球を受けた。腫れが引かないため球場内で治療を受けた。バレンタイン監督は「昨日の死球でプレーできる状況ではない」と説明し、13日も様子を見てベンチ入りするかどうか決める予定。

ページトップ

大松サヨナラ打、成瀬は2安打完投2勝目[千葉日報]

千葉ロッテは12日、千葉マリンで日本ハム5回戦を行い、2−1で今季2度目のサヨナラ勝ち。9回に追いつかれたがその裏、2死二、三塁で代打大松が右中間にサヨナラ打を放った。成瀬が2安打1失点(自責0)完投で2勝目を挙げた。13日の同6回戦は渡辺俊が先発予定。

◇里崎が先制ソロ

千葉ロッテの里崎が6回に先制の中越え本塁打。フルカウントからの7球目、外角低めの難しい球をすくい上げた。「低かったので入るとは思わなかった」という打球がライナーでバックスクリーン左に飛び込むと、一塁を回って珍しく右手でガッツポーズした。ここ数試合は指名打者で出場。「今は打つことでしかチームに貢献できないので、打ててよかった」と2試合ぶりの一発を喜んだ。

◇西岡、足を痛め欠場

千葉ロッテの西岡が左ふくらはぎ痛で欠場した。11日の日本ハム戦で投球を受けていた。病院には行かず、13日の出場は当日の様子を見て決める。

◇課題の制球が安定

7回の先頭打者に中前打されるまで許した走者は四球の1人だけ。千葉ロッテの成瀬は2安打1失点完投で2勝目を挙げた。

前回の投球で「今一つだった」と課題としていた制球が安定していた。直球、変化球とも際どいコースを突いてファウルにさせ、早めに追い込んだ。6回を終わって無安打投球。凡打の山を築いた。

7回の初安打にも「いずれは打たれると思っていた。1本打たれて楽になった」と、表情を変えることなく橋本のミットを目掛けて淡々と投げ込んだ。9回に併殺崩れの間に同点とされても3番稲葉を三振。最後まで冷静さを失わなかった。

微妙な制球にまだ不満はあるが、今季4度目の登板で初めて納得のいく内容だった。「階段を2段くらい上がった感じ」。ステップアップしている自分に手応えを感じている。サヨナラ勝ちには「体全体がつりました」と興奮した様子で劇的な幕切れを喜んだ。

◇田中雅が盛り立てた

バレンタイン監督
「成瀬はコントロールの面で今年最高の投球だった。勝つべき内容だったし、チーム全体としても勝ててよかった。(2度の好捕の)田中雅がいいプレーで盛り立ててくれた。大松はやや失投気味の球を見逃さずうまく打ってくれた。最後は角中から大松まで優れた攻撃の連続だった。」

ページトップ

成瀬、ほとんど完封!6回までノーヒッター…ロッテ[報知]

その瞬間、成瀬の胸にはこみ上げてくるものがあった。同点の9回2死二、三塁。大松の打球は中堅手のはるか頭上を越え、今季2度目のサヨナラ勝ち。ベンチから大松に駆け寄り、思い切り抱きついた。「声がかれるくらい応援していた。嬉しくて涙が出てきそうになった」。お立ち台で声が上ずった。

2安打1失点完投で2勝目。興奮の輪の中で、“異変”が起きた。「脇腹とか、体がつってしまって…。原因は思ったより疲れていたのと、喜び過ぎたのと両方ですね」。

体が知らず知らず悲鳴を上げるほど、入魂の116球だった。6回まで許した走者は四球の1人だけ。無安打無得点がちらつく7回、先頭の田中に初安打を許しても冷静だった。「いずれ打たれると思っていたので、逆に気が楽になった」失策絡みで同点に追いつかれた9回以外は二塁すら踏ませず、日本ハムには2年越しの6連勝となった。

「今日はどうしても勝ちたかった」。前回登板のソフトバンク戦(5日)では、同い年の新人・大場に投げ負けパ・リーグ相手の公式戦連勝が16で止まった。加えて、チームが2連敗で迎えたこの日は、負ければ単独最下位の危機。逆境で真価を発揮した。

スタンドからは、横浜高野球部の3年先輩で、プロボクサーの松岡政さん(大橋ジム)が見守っていた。「『横浜はすごい』とアピールできてよかった。これからまた連勝したい」笑顔の戻った背番号17に引っ張られ、ロッテが逆襲態勢に入る。

ページトップ

ゴリの分まで!男になった大松サヨナラ打[スポニチ]

雄叫びを上げながら一塁を回った大松に、歓喜のロッテナインが次々と飛び込む。2安打1失点完投の成瀬が抱きつき、痛恨の失策を犯した今江は土下座で感謝した。1−1の9回2死二、三塁。代打で右中間を破るサヨナラ打を放ったヒーローの顔は、くしゃくしゃだ。

大松
「ロッカールームで隣の今江がちょっと寂しい顔をしてたんで、ゴリ(今江)の分までと思って。サヨナラ打なんて生涯初。気持ちいいですね。男になりました。」

今季は4番も4試合務め、3本塁打にチームトップの11打点。この日は日本ハムの先発が左腕・藤井とあってベンチスタートも、集中力を切らさず出番を待っていた。ズレータ、福浦が不調で、サブローは左太腿裏痛で2軍調整中。西岡は左ふくらはぎ痛で欠場と、開幕スタメンでこの試合先発したのは3人だけ。苦戦を強いられる中、成長著しい左の大砲候補が一振りでチームを救った。

「大松さんと抱き合った時、喜びすぎて両脇がつりました」と成瀬も笑顔がはじける。制球が今一つながら6回まで無安打。完封目前の9回に失策絡みで1失点も、後続を断って劇勝につなげた。5日のソフトバンク戦でパ相手の連勝が16でストップ。そのショックも振り払い「今年1番の内容。また連勝できるように頑張ります」と再出発を宣言した。

耐えて、粘って最下位脱出。苦しい台所事情は変わらないが、若い力で乗り切って反攻に転じる。

◇死球の痛み引かず…西岡欠場

チームでただ1人、開幕から全試合スタメン出場を続けていた西岡が左ふくらはぎ痛のために欠場した。美人プロゴルファー・古閑美保との“交際”が発覚した際には「休まず仕事しないと」と話していたが、前夜の9回に死球を受けた痛みが引かず「(状態は)広報に聞いてください」と言葉少な。バレンタイン監督は「明日間に合ってくれれば」と話した。

ページトップ

ロッテがサヨナラ勝ち、成瀬2勝目[スポニチ]

ロッテがサヨナラ勝ち。1−1の9回2死二、三塁で代打の大松が右中間に適時打を放ち、勝負を決めた。成瀬は2安打1失点の完投で2勝目を挙げた。日本ハムは9回に追いついたが、直後の継投が裏目に出て連勝は5で止まった。

◇大松劇打!成瀬「涙が出てきそうです」

壊れかけた投打の信頼関係を修復する打球が右中間を抜けていった。 大松が9回2死二、三塁から代打でプロ初のサヨナラ打を放つ。直前に痛恨の失策を犯した今江からは、茶目っ気たっぷりの土下座を受けた。「エラーする気持ちは人一倍分かっている。他人事じゃなかった。ゴリ(今江)の分もと思っていた。最高ですね」。大松も守備にはやや難がある。自分の打席の直前でサヨナラ機に凡退した後輩を思いやりながら、殊勲打に声を弾ませた。

その前の9回表は、今江の失策がきっかけとなり成瀬が失点した。左腕は6回まで無安打無失点だったが、味方はわずか1得点と重苦しいムード。これで2勝目を逃すのはあまりに酷だった。前日も内野手の失策で決勝点を奪われている。これ以上のミスは投手と野手の関係に悪影響を及ぼしかねなかった。そんな中で飛び出た大松の一打がすべてを帳消しにした。

大団円の結末に、バレンタイン監督は「うちは常にチーム全体が力を合わせて戦っている」と目を細めた。一方、9回を投げ終え降板予定だった成瀬はつかみ取った白星に、お立ち台で目を潤ませながら言った。「最後は声がかれるぐらい応援した。涙が出てきそうです」。

ページトップ

「ごっつあんです」ロッテ・大松がプロ初サヨナラ打[サンスポ]

9回2死二、三塁からロッテの代打・大松が右中間へプロ初のサヨナラ打を放った。9回に今江の失策から追いつかれ、「ゴリ(今江)が寂しそうな顔をしていた。人ごとじゃない」と奮起。お立ち台では「打ちやすいところにボールがきたので『ごっつあんです』という感じ。男になりました」と声を弾ませた。

バレンタイン監督
「成瀬は制球面では今季最高の投球だった。大松は失投気味だったが、逃さずよく打った。」
成瀬
「悪いなりに9回まで投げ切れた。(喜びすぎて)体がつった。」(2安打1失点(自責0)で完投勝利)

◇西岡左ふくらはぎ痛で欠場

ロッテ・西岡剛内野手(23)が左ふくらはぎ痛で日本ハム5回戦を欠場した。11日の日本ハム戦で投球を受けていた。13日の出場は当日の様子を見て決める。

ページトップ

大松サヨナラ打、成瀬2勝目…ロッテ[報知]

ロッテがサヨナラで連敗を2で止めた。1−1の9回2死二、三塁で代打の大松が右中間に適時打を放ち、勝負を決めた。成瀬は2安打1失点の完投で2勝目を挙げた。

壊れかけた投打の信頼関係を修復する打球が右中間を抜けていった。大松は直前に痛恨の失策を犯した今江から、茶目っ気たっぷりの土下座を受けた。「エラーする気持ちは人一倍分かっている。他人事じゃなかった。ゴリ(今江)の分もと思っていた。最高ですね」。自分の打席の直前でサヨナラ機に凡退した後輩を思いやりながら、殊勲打に声を弾ませた。

9回を投げ終え降板予定だった成瀬はつかみ取った白星に、お立ち台で目を潤ませながら言った。「最後は声がかれるぐらい応援した。涙が出てきそうです」。

ページトップ

大松が初のサヨナラ打[ニッカン]

ロッテ大松が自身初のサヨナラ打で、チームの連敗を2で止めた。1−1で迎えた9回裏2死二、三塁から建山のシンカーを中越え適時打。「ちょうど打ちやすいところに来たので『ごっちゃんです』という感じでした。ここで打たなきゃ男じゃないと思って、男になりました!」と、チームも最下位を脱出し大喜びだった。

ページトップ

ロッテ・西岡が日ハム戦を欠場[報知]

ロッテ・西岡剛内野手(23)が左ふくらはぎ痛で12日の日本ハム戦を欠場した。11日の同じカードで投球を受けていた。病院には行かず、13日の出場は当日の様子を見て決める。

ページトップ