4月28日4月28日ロッテが“唐川特需”に嬉しい悲鳴を上げた。26日のソフトバンク戦で初登板初勝利を挙げた唐川侑己投手（18＝成田）のグッズ販売などの問い合わせが、球団に殺到している。球団携帯サイトにも激励や質問が1日2000件以上アクセスされているという。荒木事業本部長は28日、「反響が大きくて驚いている。球団としても大慌てで企画を立ち上げています」と話し、初勝利記念Tシャツ、サインボール、フォトフレーム以外に、背番号19のプロ仕様ユニホームを19着限定で抽選販売することを決めた。
次回登板は地元千葉マリンで5月3日の西武戦が有力だ。同日のチケットも初勝利を挙げた後に前売り指定席が完売した。荒木本部長は「次も勝って1軍定着すれば、球団ポスターやセルフプロデュースのグッズ販売なども検討していきたい」。だが、過去にネーミングされた選手が退団やケガに泣かされたジンクスがある選手弁当は、販売しないという。
ロッテ・バレンタイン監督が、白星に応じて木をプレゼントする。今季テーマに掲げる「環境問題」と「地域密着」の要素を備えた植樹企画を自ら立ち上げ、5月1日の試合から勝利数分の木を抽選で贈呈する。応募資格は千葉県在住者で、木の種類は未定。
“高校生ビッグ3”右腕が、またも球団史上初の快挙に挑む。ロッテの新人・唐川侑己投手（18）が28日、ロッテ本社CMへ起用される可能性が出てきた。
“唐川旋風”はとどまることを知らない。26日のソフトバンク戦（ヤフー）で、球団史上初の高卒新人プロ初登板初先発勝利、さらに平成生まれとしての初勝利を達成。これを受けロッテ本社関係者は「このまま活躍が続けば、CM起用の可能性は十分にある」と期待感を高めた。
現在はプロゴルファーの石川遼が「キシリトールガム」などロッテ製品のCMに出演中。唐川も可愛らしい笑顔が印象的で、爽やかなキャラクターはハニカミ王子に匹敵する逸材だ。過去にはロッテCMにバレンタイン監督や西岡、今江らが出演したこともあるが、新人選手がプロ1年目に出演した例はない。
すでに球団では初勝利の大反響を受け、急遽唐川グッズ製作に着手。背番号にちなみ19着限定で、初勝利の日付とサインが入ったユニホームの抽選販売が決定済みだ。ほかにも女性ファン向けの「唐川抱き枕」などが企画されている。
荒木事業本部長も「彼の特長を生かして売り出したい」と、待望の超新星誕生に鼻息が荒い。「今回だけでなく、ずっと1軍に残れるように頑張りたい」と唐川。その先に、無限の可能性が広がっている。
26日のソフトバンク戦で平成生まれ一番乗りとなる白星を挙げたロッテ・唐川侑己投手（18）の次回登板が予定されている5月3日西武戦（千葉マリン）の前売り指定席が27日に追加発売され、完売していたことが分かった。球団ホームページもアクセスが殺到するなど地元・千葉が生んだニューヒーローへの期待は高まる一方だ。球団も初勝利記念グッズ発売のほか、黄金ルーキーの売り出し大作戦を展開する。
ファンの反応は早かった。唐川はデビュー戦の26日ソフトバンク戦（ヤフードーム）で平成生まれ一番乗りとなるプロ1勝。次回先発予定の5月3日西武戦は本拠地デビュー戦とあって、27日に追加発売された前売り指定席は即日完売。自由席には多少の空きがあるが、ゴールデンウイーク中の土曜日でもあり、満員となるのは確実。球団関係者も「唐川効果は大きい」とホクホク顔だ。
また唐川の1軍昇格以降、球団ホームページはアクセスが殺到。初登板前の唐川に関する質問コーナーには1日で2000件以上の回答があり、初勝利後のアクセスはさらに増えている。さわやかな笑顔もファンの心を揺さぶり、フィーバーは過熱するばかりだ。
球団は初勝利記念グッズのほか、高卒新人では異例の個人グッズ作製に着手。背番号19にちなみ限定19着のサイン入りユニホームも近日中に発売。白いアザラシの抱き枕を持って入寮した経緯から唐川の声を吹き込んだ目覚まし機能付き抱き枕発売プラン、さらには幕張本郷〜千葉マリンを運行する京成バスの車内アナウンスへの起用も検討に入った。
「球団、フロントは大わらわ。彼は非常に面白いキャラクターなので、色々なプロジェクトを検討中です」と荒木重雄事業本部長。CM起用も「今後の活躍次第で売り込む可能性はある」とした。5・3西武戦で地元ファンを熱狂させれば、夢プランが現実味を帯びてくる。
黄金ルーキーを大売り出しだ。ロッテは26日のソフトバンク戦（ヤフードーム）で白星デビューを飾った唐川侑己投手（18）＝成田高出＝が愛用する「抱き枕」のグッズ化を検討していることが28日、明らかになった。
期待の新星の登場に球団では「彼のキャラクターを生かした商品を販売したい」と新人としては異例の商品化を検討。唐川が今年1月の入寮時に持ち込んだアザラシのキャラクター「しろたん」の抱き枕のグッズ化が候補に挙がった。童顔の唐川は年上の女性から人気があり、グッズの売り上げでも“マダムキラー”ぶりを発揮しそうだ。
また、着用する本物のユニホームを背番号にちなみ限定19着販売する。購入者は、唐川と写真撮影ができる特典もつく。
5月9〜18日の期間、球界に参入して40年目を記念したイベントを開催。初優勝を決めた1970年10月7日の西鉄ライオンズ戦（東京スタジアム）の入場チケットの復刻版や、小宮山や堀のオリオンズ時代のベースボールカードなどが来場者に配られる。球場ではオリオンズ時代の監督や選手が登場した懐かしい映像も放映する。
激戦のパ・リーグは29日から6球団が9連戦に突入する。首位を狙うロッテは、初登板初勝利を飾った唐川侑己投手（18）が先発ローテーション入りをかけ、2度目の先発に臨む。
ロッテの高校生ドラフト1巡目ルーキー・唐川が28日、次回登板でのローテ定着を誓った。プロ2戦目の舞台は、5月3日の西武戦（千葉）が濃厚。成田高出身の右腕が、地元デビュー戦で快投を見せれば、先発6人枠生き残りが現実味を帯びてくる。
唐川が「第2関門」へ挑む。26日のプロ初登板（ヤフーD）では、ソフトバンク打線を7回3安打無失点に抑え、初先発初勝利をマーク。上機嫌のバレンタイン監督は起用法について「今の時点ではローテーションに入っている。次は地元で投げてもらう」と明言した。中6日での登板順を考えれば、“凱旋”は3日になる公算が大きい。
現在首位を走る西武と勝負だ。レオ打線の36本塁打、140得点はともにリーグ1位の破壊力。抑えればそれだけ印象度も高くなり、「このまま1軍に居続けて、勝利に貢献したい」という目標に一気に近づく。逆に、プロの洗礼を浴びた場合は、2軍調整中の久保らに取って代わられる可能性もある。
ゴールデンウイークで、当日の千葉は満員になりそう。「千葉なら家族や知り合いも来られるし、勝ちたいですね」と、この日はつかの間のオフを過ごした18歳右腕。増す一方の注目度を、エネルギーに変えて臨む。
ロッテが、あの手この手で唐川を売り出す。まず、背番号にちなんだ19着限定のレプリカ・ユニホームの製作を決定。近日中に抽選販売の申し込みを開始する。当選者には本人との写真撮影などの特典が付く。また、抱き枕など童顔キャラを生かしたグッズを作ることも検討中。本拠地周辺のバスの車内アナウンスに起用する計画もある。「今後の活躍次第」との条件付きながら、CM出演の可能性も浮上している。