わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月5日

オリックス6−3千葉ロッテ(スカイマーク)

オリックスが逆転勝ちで連敗を3で止めた。オリックスは2点を追う8回、下山の2号3ラン、濱中の2点タイムリー三塁打で一挙5点を挙げ逆転。先発・岸田は8回119球6安打4三振1死球3失点で昨年8月15日楽天戦以来の今季初勝利。ロッテ戦は自身負け無しの3勝目。2人目・加藤が8セーブ目。ロッテは3回に西岡の2号2ランで先制、6回にズレータのタイムリー二塁打で1点を加点、来日初登板初先発の呉偲佑が6回1/3を1失点と好投するが、8回にリリーフ陣が打ち込まれ、2人目の川崎が今季初黒星。チームは4月12日以来の借金2。

123456789R
千葉ロッテ0020010003
オリックス00010005x6

◇上々の日本初先発

ロッテは左腕・呉偲佑が、7回途中まで4安打1失点と好投。台湾のプロ野球では06年に最多17勝を挙げたが、ロッテ入りした昨年は、故障などで1軍登板はなかった。初勝利は逃したが、バレンタイン監督は「試合を作ってくれた」と絶賛。

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呉が来日初勝利逃し…唐川以外勝てない

来日2年目のロッテ呉偲佑が初勝利を逃した。2点リードの8回無死一、三塁。リリーフ川崎が、オリックス下山に逆転3ランを浴びた。7回1死まで1失点で降板していた呉は、この瞬間、勝ち投手の権利を失った。呉は「勝利はならなかったが、7回まで投げて納得できる投球だった。チャンスがあれば同じように投げたい」と内容に満足していた。バレンタイン監督も「いい仕事をしてくれた」と評した。ローテーションの関係で再び2軍に回る可能性が高いが、チャンスは出てきそうだ。

呉の投球は収穫も、チームの悪い流れは変わらなかった。4月26日に唐川で勝った後に5連敗し、3日に唐川で勝った後も2連敗と、ルーキーでしか勝てない状況が続いている。同監督は「川崎は登板間隔が(4月29日から)あいたためシャープさを欠いたのだろう」と冷静に語った。借金は2。里崎、サブローを欠くなど状況は厳しく、チームは踏ん張りどころを迎えている。

◇西岡先制2ラン空砲

西岡の先制2ランも実らなかった。3回1死二塁から真ん中へ入ってきた速球を右翼スタンドに運んだ。プロ初安打を放った神戸を迎え入れる一発だっただけに「花を添えられてよかった」と喜んだが、試合に敗れると「本塁打は嬉しいが、負けては喜べない。今は流れが悪いが辛抱して1つ1つを勝っていきたい」と気を取り直して語った。チームが苦しい時期だけに、若きリーダーの果たす役割は大きい。

神戸
「最初の打席で安打が出てホッとしているし、本当に嬉しい。当たりはどん詰まりだけど、安打には変わりないです。」(プロ2年目で初安打)

◇またグラブ投げた!!実は試合前の「余興」でした

バレンタイン監督が、笑いでオーティズのショックを救った。試合前、ウォーミングアップが終わると、3個のボールを持ってグラウンドへ飛び出た。ボールを転がすと、打ち合わせ済みの堀、橋本、ベニーが一斉にダッシュで追い掛けグラブを投げ付けた。大爆笑のナイン。オーティズも照れながら大笑い。前日の珍プレーのショックを振り払うバレンタイン監督の配慮だった。

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呉偲佑、初登板初先発で好投も勝ちつかず[スポニチ]

来日2年目のロッテの左腕・呉偲佑が初登板初先発。6回1/3を4安打1失点の好投を見せたが、リリーフ陣が崩れ逆転負けを喫した。呉偲佑は初回、先頭の下山を146キロの直球で見逃し三振。その後もテンポのいい投球で「(06年に最多勝に輝いた)台湾にいた時のようなリズムが戻ってきた」。登板機会がなく再び2軍での調整となるが、表情は明るかった。一方チームは最近9試合で唐川による2勝のみ。5割復帰にも失敗し、再び借金2となった。

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ロッテ・呉が初登板初勝利逃すも手応え「十分納得している」[サンスポ]

1軍初登板の台湾出身の呉偲佑が7回途中4安打1失点と好投。勝利投手の権利を得て降板したが、救援陣が打たれ逆転負けで来日初勝利を逃した。「勝利はならなかったけど(内容は)十分納得している」と呉。先発陣がそろっているため、今後は2軍で再調整する方向だが「チャンスがあれば投げられる自信がある」と手応えを感じていた。

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グラブ投げ男・オーティズ、スタメン落ち…ロッテ[報知]

4日の西武戦で栗山の一、二塁間の打球に対して“世紀のグラブ投げ”を演じたロッテのオーティズに、チームからのおとがめはなしとなった。「プレー中のことなので」と球団関係者は説明。5日の試合前の練習中、バレンタイン監督が仕掛け人となって、ベニーらにグラブ投げを再現させて盛り上がる一幕も。この日、スタメン落ちだった本人も爆笑で、本来の明るさを取り戻していた。

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西岡祝砲!Vの古閑におめでとう電話も[デイリー]

終わってみれば空砲になったが、祝砲には変わりなかった。

ロッテ・西岡が打った。3回だ。“同級生”の神戸が左前へ記念のプロ初安打。今江がバントで送った1死二塁の好機で、右翼スタンドへ先制の2号2ランをたたき込んだ。「走者を進めようと思いっきり引っ張った。神戸の初ヒットに花を添えられてよかった。神戸のように若手が出てくるとボクの励みにもなりますよ」。

そしてもう1人、西岡の頭にあったのは、『熱愛報道』で話題を呼んでいる女子プロゴルファーの古閑美保だ。前日(4日)、千葉・京葉CCで行われた「クリスタルガイザーレディース」でプレーオフを制し今季初優勝した。西岡は前夜、「ノーコメント」との談話を発表したが、もちろんしっかりと祝福電話を入れていた。「昨日の夜、携帯で『よかったな。おめでとう』と祝福しときました。古閑さんとはいい友達です」。

今後は暇を見つけて、食事に出掛ける予定もあるようだが、まずは1日遅れの優勝お祝いホームラン。古閑にも、最高のプレゼントになったに違いない。

試合は8回にリリーフ陣がつかまり、逆転負け。「『幻の祝砲』になってしまった。ボクらは個人競技じゃない。チームが勝たないことには喜べません」。西岡の会心の笑みも吹っ飛んでしまった。

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継投の不安が最悪の形に…ロッテ、手痛い逆転負け[サンスポ]

ロッテは手痛い逆転負け。「YFK」の退団で、開幕から継投には不安を抱えているが、それが最悪の形で出た。

川崎が7回1死一、二塁から、来日初登板で好投した呉偲佑を救援。このピンチは抑えたが、4月29日以来の登板と間隔が開き、イニングをまたいだことも影響したのか。8回、ボール球でいい状況で勝負を焦り、下山に直球をスタンドに運ばれた。「甘く入ってしまった」と悔やみきれない様子だった。

呉偲佑
「納得できる投球。今後もチャンスがあれば、今日のように投げる自信はある。」(初登板で先発の役目を果たし)
神戸
「当たりはどん詰まりだが、安打には変わりない。本当に嬉しい。」(プロ初安打)

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継投の不安、最悪の形に…ロッテ[報知]

ロッテは手痛い逆転負け。「YFK」の退団で、開幕から継投には不安を抱えているが、それが最悪の形で出た。

川崎が7回1死一、二塁から、来日初登板で好投した呉偲佑を救援。このピンチは抑えたが、4月29日以来の登板と間隔が開き、イニングをまたいだことも影響したのか。8回、ボール球でいい状況で勝負を焦り、下山に直球をスタンドに運ばれた。「甘く入ってしまった」と悔やみきれない様子だった。

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呉の好投も報われず連敗[ニッカン]

ロッテが逆転負けで連敗を喫した。3回に西岡の2ランで先制し、6回にズレータの適時打で加点。投げては来日2年目の呉が7回1死まで1失点と好投し、いい流れをつくっていた。だが、8回裏に川崎が、オリックス下山に逆転3ランを浴びた。

バレンタイン監督は「呉はいい仕事をしてくれた。川崎は登板間隔が空いたためシャープさを欠いたんだろう」と語った。唐川が5連敗を止めた後で2連敗を喫して借金は2。厳しい状況を迎えている。

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オーティズにショック療法?[ニッカン]

ロッテのバレンタイン監督が、グラブ投げの珍プレーを犯したオーティズにショック療法?を施した。ウオーミングアップが終わると、3個のボールを持ってグラウンドへ飛び出た。ボールを転がすと、予め打ち合わせ済みの堀、橋本、ベニーが一斉にダッシュで追い掛けグラブを投げ付けた。大爆笑のナインから「誰も当たらないじゃないか」と声が飛ぶと、橋本は「オレ当たったよ」とアピールするなど、大いに盛り上がった。オーティズは照れながらも大笑い。敗戦の一因になっただけに触れにくい話題だが、バレンタイン監督があえて笑いに変えていた。

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