わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月18日

千葉ロッテ3−11オリックス(千葉マリン)

オリックスは今季最多の11得点で借金7とし、5位ロッテと0.5ゲーム差とした。オリックスは1点を追う3回に大引の3号ソロで同点とすると、7回に村松の走者一掃タイムリー三塁打などで勝ち越した。8回にも2点タイムリーの村松は06年4月2日日本ハム戦以来の自己最多タイ5打点。先発・中山は6回1/3を2失点で対ロッテプロ初白星となる今季初勝利。ロッテは2試合連続の先発全員安打となる12安打も12残塁。先発・清水直は6回1/3を今季ワーストの6失点で4敗目。チームは借金6で、初めて借金を抱えたまま交流戦に突入。

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投手陣炎上11失点の大敗、12安打3得点の拙攻[千葉日報]

千葉ロッテは終盤に大量失点。先発清水は7回、3連打などで一挙5失点し4敗目。8回にも代わった相原、高木がつかまり4点を奪われた。オリックスは先発中山が今季初勝利。大引、浜中がソロ本塁打を放つなど9長打。

◇また投手陣つかまる

7回は打者9人を送られ一挙5失点し、8回も5長短打で4点を失った。終盤に2度のビッグイニング。この日も千葉ロッテ投手陣がつかまった。

先発清水は直球を狙われた。打者が高めのつり球に手を出すなど球に伸びはあったが、3回、9番打者に同点弾。7回は先頭の5番浜中を空振り三振に仕留めた後、下位打線に3連打。「均衡した試合だったので、もう1つ粘りを見せたかったが足りなかった」。直球主体の組み立ては、相手に通じなかった。

投入した6投手が計15安打で11点を失った。14日から5戦連続で2けた安打され1試合平均7.6失点。打線が12点を奪った17日の試合も先発小野は6失点し2回途中でKOされるなど、この3連戦だけ見れば平均9.3失点と投手陣の出来の悪さが目立った。

バレンタイン監督は「これから調子を上向きにさせることが出来ればいい」。20日から始まる交流戦で巻き返しを図る。

◇大塚が今季初猛打賞

4日の西武戦から安打のなかった千葉ロッテの大塚が、今季初の3安打猛打賞。第3打席で左翼線に二塁打すると、7回2死一、三塁でも三塁線を破る適時二塁打。「回って来なくてもいいと思っていた」と言う9回は、三遊間を抜く左前打で続く福浦の適時打を呼び込んだ。「ここ数試合いい当たりを取られて腐りかけていた。1本目が出て前向きになった」。交流戦に向け調子が上がってきた。

◇有藤氏が始球式

「ミスターロッテ」と呼ばれ監督を務めたこともある有藤道世氏が18日、オリオンズ時代のユニホーム姿で始球式を行った。ブルペンで肩慣らしをしてからリリーフカーで登場。背番号8を受け継いだ今江が捕手となり、バレンタイン監督も“復刻版ユニホーム”を着て打席に立った。8月には球団のプロ野球事業参入40季目を記念し、選手が復刻版ユニホームで試合を行う予定。有藤氏は「懐かしい思いがする。球界の歴史を知ってもらうためにもどんどんやるべき」と話した。

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投壊寸前…俊介、小野に続き清水も撃沈

投手陣が崩壊寸前だ。チームトップの4勝を挙げている清水をもってしても、7回にオリックスにつかまった。1死後から3連打に四球、さらに走者一掃の三塁打で瞬く間に4点を失い降板した。「あそこでもう1つ粘りたかった」と肩を落とした。16日は渡辺俊が1回1/3 8失点、17日は小野が1回2/3 6失点KO。バレンタイン監督は「大量失点の原因は正しいところで正しい球を投げていないということ。明日の休日を使ってじっくり探りたい」と話した。

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投壊も…バレンタイン監督交流戦に望み[デイリー]

深刻な投手陣の不調にロッテ・バレンタイン監督も渋い表情だ。先発・清水が粘りながら7回につかまり、6回1/3を6失点KO。これでチームは3連戦合計で28失点。先発投手の防御率は19.29と“投壊”状態だ。バレンタイン監督も「明日の休日を利用して原因を探りたい。交流戦で調子を上げられれば」と、3年間で通算60勝34敗2分けと得意の交流戦へ、望みをかけていた。

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頼みの清水までが…投壊ロッテが止まらない[スポニチ]

ロッテの清水が今季ワースト6失点でKOされるなど、また投手陣が打ち込まれて大敗。3連戦で被安打42、28失点の惨状に、バレンタイン監督も「正しいところに正しい球を投げていない」と頭を抱えた。打線も先発全員の12安打を放ちながら3点止まり。浮上の兆しが見えないが、指揮官は「今日の時点で何かが終わった訳ではない」と20日からの交流戦での巻き返しへ気持ちを切り替えた。

清水
「ビッグイニングをつくってしまった。粘りが足りなかった。」(6回まで1失点も7回に5失点)
大塚
「16日の試合でいい当たりが何度か捕られて腐りかけたけど1本出て前向きになれた。良かったよ」(2年ぶりの3安打)

◇帰って来た“ミスターロッテ”

“ミスターロッテ”有藤通世氏(本紙評論家)がオリオンズ時代のユニホームで始球式を行った。背番号8を継承する今江が捕手を務め、バレンタイン監督相手にストライク投球。8月に復刻版ユニホームで6試合行うことが決まり「歴史を大事にするのはいいこと」と有藤氏。ブレーク中のルーキー唐川には「300勝できるように周囲が育てて欲しいし、自分でも育って欲しい」と期待を寄せていた。

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ロッテ、投手陣崩壊で11失点惨敗…3連戦で計28失点[サンスポ]

先発・清水ら6投手がオリックス打線に15安打を浴び、11失点で惨敗。この3連戦は計28失点と投手陣が崩壊し、バレンタイン監督は「原因をじっくり探りたい」と険しい表情を浮かべた。借金6の5位で交流戦に突入するが、交流戦の通算勝率は12球団トップの.638。指揮官は「調子を上向けていければよいと思う」と期待した。

清水
「ビッグイニングを作ってしまった。粘りが足りなかった。それが全てかな。」(7安打6失点で7回途中降板)
大塚
「これまで、いい当たりが捕られることが多かったので気持ちが晴れた。三振だけはしないように心がけた。」(4打数3安打で今季初の猛打賞)

◇復刻版ユニホームで“ミスターロッテ”有藤氏が始球式

チームの球界参入から40年目を記念し「ミスターロッテ」ことOBで元監督の有藤道世氏がオリオンズ時代のユニホームを着て、打席に立ったバレンタイン監督を相手に始球式をした。「懐かしかった。サイズ?昔と変わってませんよ」と有藤氏。8月13〜15日のソフトバンク戦、同16〜18日の楽天戦で選手はこの復刻版ユニホームを着て試合に臨む。

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先発清水が6失点KO[ニッカン]

ロッテ先発清水直行投手(32)が6回3分の1を6失点でKOされた。6回まで1失点と好投したが、7回1死後から3連打に四球、さらに走者一掃の三塁打で瞬く間に4点を失い降板した。「均衡した試合だったのであそこでもう1つ粘りたかった」と肩を落とした。16日は渡辺俊が1回3分の1を8失点、17日は小野が1回3分の2を6失点KO。バレンタイン監督は「大量失点の原因は正しいところで正しい球を投げていないということ。明日の休日を使ってじっくり探りたい」と交流戦を前に立て直しを図る。

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ロッテ、3連戦で28失点[報知]

ロッテはこの3連戦で計28点を失った。バレンタイン監督は「正しいところで正しい球が投げられていない」と話した。救援陣に比べて安定していた先発陣にまで不安要素を抱え、交流戦でも苦戦を予感させた。交流戦は過去3年、得意にしてきたが、今の流れが変わるとも思えない。指揮官の「明日の休日を使って(投手陣の不調の)原因を探りたい」との言葉もむなしく響いた。

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