わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月21日

千葉ロッテ5−8巨人(千葉マリン)

巨人が千葉マリンでの交流戦で初の連勝。昨年からロッテ戦4連勝で借金を1とした。巨人は1回に西岡の悪送球で先制。その後ラミレスが3回に3試合連続15号3ラン、5回に2打席連続16号2ランを放ち打点はリーグトップ40に。先発・内海は4回2/3を5安打2奪三振3四死球で降板。2人目・西村がリーグトップタイの5勝目。7人目・クルーンが14セーブ目。ロッテ先発・小林宏は4回1/3を8安打3四球7失点。自身ワーストの5連敗で、リーグワーストタイの今季6敗目。チームは今季5度目の3連敗で借金はワーストの8に。

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小林宏7失点、降板中に悔しさ抑えきれず

ロッテのエース小林宏がこみ上げる感情を抑え切れなかった。5回途中7失点KO。4番ラミレスに2打席連続アーチを浴びる屈辱に、マウンドを降りる時、悔し涙があふれ出した。「試合がつくれなかったことが本当に残念で悔しい。チーム、ファンに申し訳ない。それだけです」と言うのが精一杯だった。巨人戦は過去5戦5勝と相性抜群だったが、6連勝はならなかった。

試合前に右太もも裏痛のズレータと相原を出場選手登録から抹消、シコースキーと伊藤を中継ぎ要員として1軍に昇格させた。前日は最大6点差を守れずに逆転負けしただけに、中継ぎ陣を強化するため、ベンチ入り25人中、投手14人という異例の投手重視の布陣で臨んだ。

小林宏の乱調は誤算だったが、バレンタイン監督の思惑通り中継ぎ陣は踏ん張った。前日1球で敗戦投手となったルーキー根本は、小林宏の後を継いで5回1死一、二塁の場面で登板し、後続をスライダーで連続三振に切って取った。7回から登板した伊藤も2回無失点と及第点の投球で投壊状態を食い止めた。バレンタイン監督は「結果ほど悪くなかった」と明るい兆しを感じ取っていた。

◇8年通算2安打南が初の猛打賞

20日に1軍昇格したばかりの南がプロ9年目で初の猛打賞をマークした。「せっかくもらったチャンスなので積極的に行こうと思った」と話した。これまで1軍通算45試合に出場し、通算安打数は2本だったが、自身の安打数を超えた。

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追い上げ及ばず3連敗[千葉日報]

千葉ロッテは前半の失点が響いた。1回に西岡の悪送球で先制を許すと、先発小林宏は4番ラミレスに2打席連続本塁打を浴びるなど5回途中7失点。8番南が3安打し、5、7回に集中打で反撃したが及ばなかった。巨人は9回に追加点を挙げ、7投手でリードを守った。

◇小林宏2発に沈む

交流戦対巨人5連勝中だった千葉ロッテ先発の小林宏は、4番ラミレスの2発に沈んだ。3回1死一、三塁で初球のスライダーが真ん中に入り、右中間に運ばれた。決め球のチェンジアップにばらつきがあり5回に3番打者に二塁打された直後、2打席連続となる一発をバックスクリーン左にたたき込まれた。5回途中7失点(自責点5)で6敗目。「試合をつくれなかったことが本当に残念で悔しい。チーム、ファンに本当に申し訳ない」と話すのがやっとだった。

◇ズレータ登録抹消

千葉ロッテのズレータ内野手が21日、右太もも裏のけがのため出場選手登録を抹消された。全治は未定。20日の試合の6回、一塁に走った際、患部に痛みを感じ交代していた。

◇投・攻・守かみ合わず

千葉ロッテは0−7から2点差まで詰め寄ったが、前半の野手のミスが最後まで響いた。1回の守備で遊ゴロを西岡が一塁へ悪送球し先制点を献上。直後の攻撃では、無死一塁で早川が2球連続で送りバントをファウルし併殺に終わった。3回は送りバントを処理しようとした捕手・金沢が悪送球。5回には左翼・大塚が打球の目測を誤り二塁打にした後、4番ラミレスに一発。いずれも失点に結びついた。

試合前にバレンタイン監督が、失点を重ねている救援陣を集め緊急ミーティング。「迷いのない状態で自分のボールを信じて投げろ」とはっぱを掛けた。20日の試合で逆転3ランを浴びた守護神・荻野は「野手陣は調子がいいのでピッチャーがそれに応えないと」と強い決意をにじませていた。

根本、伊藤が無安打に抑えるなど救援陣が好投し、打線も5、7回に集中打で反撃し5試合連続の2けた安打しただけに、投・攻・守がかみ合わない悔しい敗戦だった。

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ボビー“しんみり”…コリンズ辞任、他人事でなく[夕刊フジ]

◇3連敗で借金8に

21日の巨人戦で完敗したロッテ。3連敗で借金は8にふくれあがった。

「小林宏は球自体はいいボールを投げられていた。序盤で援護ができれば波に乗るきっかけになるよ。打線もここ数試合は、しっかり点は取れていると思う」。試合後、バレンタイン監督は淡々と敗戦を振り返ったが、複雑な表情に一変したのは、オリックス・コリンズ監督の辞任について質問が飛んだ際だ。「日本に来てもう少し滞在を楽しんでもらえたら良かった。日本野球の素晴らしさを感じて欲しかった」。

米メジャー時代からの長い付き合いの両監督。来日してからもライバル意識むき出しで丁々発止したこともあったが、昨年にはホットラインで吉井(現日本ハム投手コーチ)←→平下のトレードを成立させた仲でもある。それだけに「ああいう人だから、もう少し日本の野球にインパクトを与えてくれていればよかったと思う」と好敵手の早すぎる退場を惜しんだ。

コリンズ監督の辞任を思うバレンタイン監督は複雑な心境だろう。現在ロッテは、オリックスと熾烈な最下位争いを演じている。しかも現在のチーム状況は、1998年に球界新記録となった18連敗時の状況を思い起こさせるモノがあるからだ。

悪夢の連敗劇は守護神不在が主因。先発陣が奮投し打線も援護しながらリリーフ陣が試合をひっくり返される。その一方で気負った先発陣が序盤で崩れるパターン。現在のロッテが直面している状況とオーバーラップする。

とはいえ、少しだけ浮上の兆しも。この日出場登録された新人右腕・小林、シコースキーが粘投し、序盤で壊れた試合に見せ場を作った。“いつかきた道”を再現しないように、ボビーマジックで低迷モードを払拭したいところだ。

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“交流戦男”小林宏まさか7失点…ロッテ3連敗[報知]

投壊は止まらなかった。ロッテは交流戦トップの通算11勝、巨人戦5戦5勝の小林宏を先発に立てたが、4回1/3 7失点で3連敗。「試合が作れなかったことが本当に悔しい」と右腕。最近20試合で4勝16敗、ここ5試合に限れば48失点と泥沼だ。バレンタイン監督は「小林はラミレスに対してだけ、よい球を投げ切れていなかった。ただ結果ほどは悪くなかった」と、失策など不運な失点もあった右腕をかばった。

現状打開をキャプテンに託す。右ひじ痛で1軍を離れている正捕手・里崎が復帰する。この日千葉マリンで登録抹消後初のフリー打撃。「下で続けて出て問題なければ来週にも(1軍)へ行きたい」と里崎。22日のイースタン・巨人戦(ロッテ浦和)で実戦復帰、状態を見ながら早ければ25日の広島戦(広島)にも1軍へ合流する。

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G戦負けなし小林宏7失点今季6敗目…ロッテ投壊で3連敗[サンスポ]

巨人戦5戦負けなしだった小林宏が、ラミレスに2打席連続本塁打を浴びるなど8安打7失点で5回途中降板。6敗目に「見ての通りです。申し訳ない」とうな垂れた。「悪い内容ではなかったがラミレスに良い球を投げられなかった」とバレンタイン監督。最近5試合で先発投手陣は平均6.6失点と崩壊状態。3連敗で借金は8に膨らんだ。

小林宏
「ラミレスに打たれた球は甘かった。(甘かったのは)ラミレスだけですね。」(ラミレスに2本塁打を浴びた)
「チャンスをもらったので積極的に行こうと思った。試合の雰囲気に慣れたので良かった。」(プロ初の猛打賞)

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ロッテ5試合で48失点…小林宏もKO[スポニチ]

交流戦トップタイの11勝を挙げているロッテの小林宏も“投壊”を止められなかった。ラミレスに2打席連続の本塁打を浴びるなど5回途中7失点で今季6敗目。チーム同様、浮上のきっかけをつかめない右腕は「何もない。見ての通りです。調子は悪くなかったが打たれた球は甘かった」と肩を落とした。投手陣は、この日を含めた5試合で48失点。バレンタイン監督は「点はしっかり取れてるんだけど」と投手陣の奮起に期待した。

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小林宏7失点KOに悔し涙[ニッカン]

ロッテのエース小林宏が5回途中7失点KOでチームは3連敗を喫した。4番ラミレスに2打席連続アーチを浴びる屈辱に、マウンドを降りる時、悔し涙があふれ出した。「試合がつくれなかったことが本当に残念で悔しい。チーム、ファンに申し訳ない。それだけです」と言うのが精一杯だった。巨人戦は過去5戦5勝と相性抜群だったが、6連勝はならなかった。

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ロッテ、異例の投手14人制も実らず[スポニチ]

これで最近5試合で48失点。この日はリリーフを増員し、異例の投手14人制で臨んだが、皮肉にも先発の小林宏が5回途中7失点の乱調だった。比較的安定していた先発陣だが、この5試合は全員が6失点以上で、小林宏は「本当に残念で悔しい」と悪い流れを止められなかった投球に肩を落とした。

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最近5試合で48失点…ロッテ[報知]

ロッテはまたも大量失点で敗れ、借金は8に膨らんだ。これで最近5試合で48失点。この日はリリーフを増員し、異例の投手14人制で臨んだが、皮肉にも先発の小林宏が5回途中7失点の乱調だった。比較的安定していた先発陣だが、この5試合は全員が6失点以上で、小林宏は「本当に残念で悔しい」と悪い流れを止められなかった投球に肩を落とした。

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ロッテ、救援増員でも先発乱調…最近5試合で48失点[サンスポ]

ロッテはまたも大量失点で敗れ、借金は『8』に膨らんだ。これで最近5試合で48失点。この日はリリーフを増員し、異例の投手14人制で臨んだが、皮肉にも先発の小林宏が5回途中7失点の乱調だった。比較的安定していた先発陣だが、この5試合は全員が6失点以上で、小林宏は「本当に残念で悔しい」と悪い流れを止められなかった投球に肩を落とした。

バレンタイン監督
「ラミレスにはいい球を投げられていなかったが、結果ほど悪い内容ではなかった。」(小林宏に)
金澤
「外角を狙っていたような気がする。(その後の打席は)内角を攻めたのですが…。」(外への変化球で2発を浴びたラミレスに)

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ロッテがズレータの出場選手登録抹消[ニッカン]

ロッテは21日、ブライアン・シコースキー投手(33)、伊藤義弘投手(25)を出場選手登録した。代わって相原勝幸投手(24)、フリオ・ズレータ内野手(33)の出場選手登録を抹消した。ズレータは20日の巨人戦の7回に代打を送られ、交代していた。再登録は31日以降。

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