わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月22日

ロッテ・唐川、コンビニ“食育”効果で快投再演へ[夕刊フジ]

◇首脳陣が特別講義実施

ロッテ・唐川に火ダルマ後遺症はなさそうだ。20日巨人戦で5回途中6失点KO。プロの洗礼を浴び注目された高卒新人タイ記録の4連勝も達成はならなかったが、「反省すべきところはしっかり反省しました。次の試合が大事になってきますから」と早くも闘志満々。常に前向きなルーキーだが、少々苦戦していることが1つ。それは試合後の“お夜食”だ。

デーゲームならいざ知らず、寮住まいの若手達の悩みが夜食。ナイター終了後に戻るとロッテの浦和寮の食堂はクローズ。周辺も深夜まで営業している飲食店がほとんどなく、昨オフの契約更改で成瀬が「寮の夜食について検討して欲しい」と、可愛い後輩たちのために要望したほどだ。千葉マリンでの試合の場合、唐川はホテルに宿泊しているが、やはり深夜営業の店が少ない。

そのため試合終了後に球団が用意しているケータリングの料理を宿舎に持ち帰ったりしているが、最も多く利用するのがコンビニエンスストアのお弁当。「体が成長している上に疲労回復しなければいけないのに、コンビニ弁当で大丈夫なのか」(関係者)と心配顔だ。そんな不安を一蹴するため、首脳陣が唐川に施しているのが“食育”。

「今はコンビニでも色々な食材が選べる時代。自分で考えて工夫できるようにさせたい」と立花コンディショニングコーチが強調する。同コーチは先発陣のために、(1)登板前(2)登板後(3)調整期間とそれぞれの状況にあった食材リストを作成しているが、特に新人の唐川には念入りに講義しているのだとか。

「先発前はアレを食べろ、登板後はコレと教えているけど、あの子は飲み込みが早い。コンビニメニューでも自分で考えてできると思う」(同コーチ)と全幅の信頼をおいている。これなら、快投の再演も期待してよさそうだ。

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里崎、ボビーの前で2発25日にも1軍復帰[ニッカン]

右ひじ痛で4日に登録抹消されたロッテ里崎智也捕手(32)が、早ければ25日の広島戦から1軍復帰する可能性が出てきた。22日、さいたま市内のロッテ浦和球場で行われたイースタン巨人戦に指名打者で出場。20日ぶりとなる実戦だったが、ブランクを感じさせないパワフルなスイングで4打数2本塁打をマークした。視察に訪れたバレンタイン監督も手をたたいて復活を喜んだ。

里崎は「打つ方は問題ない。あとは実戦でマスクをかぶってみて、問題なければ広島戦から行けると思う」と、初めて復帰時期を明言した。サカタ2軍監督も「守備についてはシートノックを見る限りでは違和感なくやっていた。24日25日の試合でどこまでできるか様子を見て最終判断する」と話した。

24日の日本ハム戦(鎌ケ谷)で3月20日の開幕戦以来2ヶ月ぶりとなるマスクをかぶり、ひじに問題が生じなければ25日からの広島戦で合流することになりそうだ。チームはここ5試合で48失点と投壊寸前で最下位に転落。開幕1軍の捕手3人がケガで離脱したことも要因となっているだけに、里崎の復帰がチーム浮上のきっかけとなりそうだ。

◇成瀬が休日返上

左腕エース成瀬が千葉マリンで休日返上トレを行った。これまでは休日は休養に努めてきたが、ここまで3勝2敗で4月20日以来勝ち星がない。「流れを変えたいと思って体を動かした。チームがこういう状況なので自分が頑張らなきゃいけないと思っています」と力を込めた。23日のヤクルト戦の先発が濃厚。「ヤクルトは連打で攻め立てるイメージ。全員野球を封じたい」と意気込んだ。

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成瀬、唐川に熱いエール[デイリー]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が22日、先発する23日のヤクルト戦(千葉)で、プロ初KOを食らった新人・唐川侑己投手(18)にマウンド度胸の見本を示すことを誓った。

千葉マリンで休日返上練習を行った成瀬が、後輩に熱いエールを送った。20日の巨人戦で4回2/3を13安打6失点、プロ初KOの屈辱を味わった唐川。「自分は未熟だと感じて欲しい。いい経験だと思う」と話した。

打ち込まれた唐川だが、黒星はつかず連勝記録は継続。目指すは66年の巨人・堀内恒夫の高卒新人記録、13連勝となる。連勝といえば、成瀬は公式戦11連勝、パ・リーグ相手に16連勝の記録を持つだけに「ピンチの時に、より集中力を出せるか。無死満塁で動揺しない精神力。ピンチで『抑えられる』という意識を持つのが重要」と、秘訣を明かした。

チームが最下位に沈む中で「いい流れをつくりたい」と成瀬。自身の好投でチームを浮上させ、唐川にも刺激を与える。

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ロッテ、あの2人はいつ帰って来る?[スポニチ]

最下位に低迷するロッテに朗報が届いた。右ひじを痛めてファームで調整中の里崎が22日、浦和でのイースタンリーグ対巨人戦に「5番・DH」で出場。視察に訪れたバレンタイン監督の前で、第1打席で真田から左翼へ2点本塁打、最後の4打席目も同じく左に三木からソロアーチを放った。

20日ぶりの実戦でのバッティングに「打つ方はいい」と復帰への確かな手応えを感じた様子。ただ、マスクをかぶるとなると、利き腕を痛めているだけに不安は残る。「早ければ広島に入れる」と、25日からの広島戦での1軍昇格を目指している。

一方、左大腿部の裏を痛めたサブローも「3番・右翼」でスタメン出場。2打数1安打と戦線復帰に向かって着実に前進しており、里崎同様、広島戦からの出場を視野に入れているようだ。

ロッテの看板選手であると同時に、ベストの状態なら2人とも星野ジャパン入りが濃厚な選手。けが人続出でチーム編成に頭を悩ましている星野監督にとっても両選手が帰ってくることを待ち望んでいる。

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成瀬、好投見せて唐川の手本に[スポニチ]

ロッテの成瀬がルーキー唐川の手本になる。23日ヤクルト戦に先発予定の左腕はこの日、千葉マリンで異例の休日返上練習。これまで休日は疲労回復を最優先してきたが「不甲斐ない投球が続いているし(流れを)変えようと思って練習しました」。3勝で足踏みが続き唐川に並ばれたが、その唐川は20日巨人戦で6失点。若きローテーションの柱は「ピンチでも動揺しないで投げる姿を見本にして欲しい。年も1番近いし、色々教えたい」と先輩の顔を見せ、教育係にも名乗りを上げた。

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里崎25日にも1軍でマスク…ロッテ[報知]

右ひじ痛で戦列を離れていたロッテの里崎が22日、イースタン・リーグ、巨人戦(浦和)に「5番・指名打者」で出場。視察したバレンタイン監督の前で2本塁打を放ち、復活をアピールした。「打つ方はいける。1回2軍で守備に就いて、翌日に影響がなければ1軍に行けると思う」。順調ならば25日の広島戦(広島)で1軍に合流する。

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