わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月24日

千葉ロッテ4x−3東京ヤクルト(千葉マリン)

ロッテが今季4度目のサヨナラ勝ちで連敗を4で止め、昨年からの交流戦連敗も4でストップしオリックスに代わり5位に浮上。ロッテは同点で迎えた9回オーティズ、大松の連続安打で無死一、三塁とし今江が昨年9月30日日本ハム戦以来、自身3度目のサヨナラ打となる犠飛で06年6月10日巨人戦以来、交流戦では6度目のサヨナラ勝ち。先発・渡辺俊は6回1/3を8安打3失点。3人目・荻野が2勝目。ヤクルトは5月1日から5度目の5割挑戦も失敗、今季2度目のサヨナラ負け、交流戦4度目のサヨナラ負け。3人目・林昌勇が来日初黒星。

123456789R
東京ヤクルト0000300003
千葉ロッテ110100001x4x
今江
「その前の、オーティズ、大松さんがチャンスを作ってくれて、西岡の好走塁のお陰です。当てるのに精一杯だったのですが気持ちであそこまで飛ばしました。本当に西岡が良く走ってくれました。とにかく、チームの勝利が嬉しいです。まだ、歯がゆい試合が続いているので、明日からは投打がしっかり噛み合った強いマリーンズの野球をして行きたいです。」(サヨナラ犠飛)

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4度目サヨナラ、神戸プロ初本塁打[千葉日報]

千葉ロッテは24日、千葉マリンでセ・パ交流戦のヤクルト2回戦を行い、4−3で今季4度目のサヨナラ勝ち。連敗を4で止め交流戦初白星を挙げ、パ・リーグ最下位から脱出した。25日からは広島市民球場で広島2連戦。

◇2死から3失点

千葉ロッテ先発の渡辺俊は、2死から3失点した。4試合ぶりの勝利投手の権利を手にするはずだった5回、2死を取ってから3連続適時打を浴び3点のリードを追いつかれた。9番打者を四球で歩かせてからの3連打。「いい感じで試合に入れただけに、もったいない内容となってしまった。無駄な四球を与えてしまったのが全て」と肩を落とした。

◇神戸がプロ初アーチ

千葉ロッテ2年目の神戸が2回の第1打席にプロ初本塁打。内角高めの直球を引っ張り「最高の感触だった」という高く上がった打球は、逆風をもろともせず右翼席に飛び込んだ。「スコアボードの(本塁打)0が寂しかった」。

◇里崎1軍合流へ

右ひじ痛で戦列を離れていた千葉ロッテの里崎が25日の広島戦(広島)で合流することが24日、決まった。里崎はこの日2軍戦に出場し、約2ヶ月ぶりに捕手の守備に就いた。

◇連敗止めた救援陣の好投

やや浅い右邪飛だったが三走西岡は迷わずスタートを切り、捕手のタッチをかいくぐった。ホーム付近で歓喜に沸く千葉ロッテナイン。5試合ぶりの白星をサヨナラで飾った。

救援陣の好投が勝利を呼び込んだ。先発渡辺俊が5回2死から3点を追いつかれ、7回1死二塁とされたところで川崎にスイッチ。「ランナーを返すわけにはいかなかった」と川崎は後続を抑え、3番手荻野も9回を3人でぴしゃり。救援陣が踏ん張れない試合が続いていたが「相手にいい流れだったところを川崎が断ち切ってくれた」とバレンタイン監督。救援2人は安打を許すことなく自分の仕事をきっちりこなした。

延長戦の末に敗れた23日の試合では9回2死満塁のサヨナラ機を逃したが、この日は9回先頭のオーティズが中前打で出塁し大松も続くと、首の張りでスタメンを外れた代走西岡は一気に三塁へ。最後は「気持ちで飛ばした」という今江のバットで試合を決めた。

やっと接戦をものにした千葉ロッテ。25日からは敵地で広島、阪神と戦う。「投打がしっかりかみ合った強いマリーンズで戦っていきたい」。お立ち台で今江の明るい声が弾んだ。

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ロッテ西岡の足と頭でサヨナラ勝利[ニッカン]

三塁走者の西岡の冷静な判断力が、ロッテに劇的なサヨナラ勝利をもたらした。同点の9回裏無死一、三塁。今江の右翼へのフライは浅すぎて、走ってもアウトになる確率が高かった。「ドーム球場ならいかない。でも、ここは千葉マリン。野手は思い通りの体勢で捕球できない」。強風の中では捕球から送球への動作がワンテンポ遅れる。西岡は思い切ってスタートを切り、間一髪のタイミングで生還。連敗にも最下位にもサヨナラを告げた。

バレンタイン監督の采配がさえた。無死一塁、大松がフルカウントになったところで、代走に西岡を起用した。持病の首痛が悪化したためこの日は完全休養させるつもりだった。「西岡はプレーできる状態ではなかったが、走るだけならできる。確実に彼の足が必要になる時を待った」。大松の中前打で西岡は一気に三塁へ到達し、サヨナラの舞台を整えた。西岡は「今日はまったく練習してない。出場できる訳ないのに『行けるか』と言われて咄嗟に『ハイ』って答えちゃった」と笑って振り返った。

05年から2連覇し、3年間通算でも12球団トップの勝率を誇る交流戦で、まさかの3連敗スタート。この日も負ければズルズルと泥沼にはまるところだった。147キロの直球をはじき返した今江が「気持ちであそこまで持っていった」と言えば、西岡も「試合に出られずチームに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。首の痛みは忘れてた」と興奮冷めやらぬ様子で話した。たまりにたまっていた鬱憤を一気に吹き飛ばす1勝だった。

◇神戸、正夢プロ1号

正夢だった。2回にプロ初本塁打となる1号ソロを放った神戸は「打ったから言いますけど、実は昨日、ホームランを打つ夢を見たんです」と笑顔で明かした。入団時から期待された。“幕張のゴジラ”が2年目で待望の一発。「今日は交通事故みたいなもの。まだまだ打ち損じが多いですから」と浮かれた様子はなかった。

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ロッテ、西岡のナイスランで最下位脱出[デイリー]

最後の“切り札”がサヨナラの立役者となった。同点の9回無死一、三塁で、今江の当たりは浅い右邪飛。だが、首の張りでスタメンを外れ代走で出場した西岡がタッチアップ。捕手のタッチをかいくぐり、サヨナラのホームへ滑り込んだ。

「全く(準備を)してなかった」。首の張りで試合前の練習を休み、体を動かしていない状態。突然の出場だった。だが9回無死一塁、バレンタイン監督の「いけるか」の問いに「咄嗟に『いけます』と言ってしまった」と西岡。大松のカウントが2−3となった時点で、送り出された。

それでも、さすがは“幕張の快足王”だ。浅い飛球にも「マリンは風があるから、外野手も思ったような体勢では捕球できない」と読み切っていた。勝負を決める好走塁に「あれだけ動けるのは若さかな」と笑顔だ。

連敗を4で止め交流戦初勝利で最下位を脱出した。逆襲のシナリオは、ここから始まる。

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マリン風も熟知、西岡好走塁でサヨナラ[スポニチ]

決して暴走じゃない。本拠地マリンの風を計算したロッテ・西岡の好走塁が、ロッテにサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

同点で迎えた9回無死一塁、大松のカウントが2−3になると代走で出場し、中前打で一気に三塁へ到達した。首痛で練習を休み、試合中も体を動かしてなかったが「(カウント)2−2の時に“フルカウントになったら行くぞ”と言われ、行ける訳ないのに、咄嗟に行けると言ってしまった」。この走塁でウオーミングアップを済ませると続く今江の浅い右邪飛でタッチアップ。「ドームだったらスタートしなかった。マリンなので外野手が思うような体勢で捕球できないから思い切った」と“地の利”を生かした判断で捕手のタッチを間一髪かわした。

劇的な勝利で連敗を4で止め最下位脱出。バレンタイン監督は「全ての選手がよく働いてくれた」と称えた。また2軍調整中の里崎が、この日行われたイースタン・日本ハム戦で降格後初の守備に就き、打席でも2戦連発。試合後は1軍に合流した。05年のアジア王者に浮上の兆しが見えてきた。

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今江「気持ちで」林撃ち!最下位にサヨナラ…ロッテ[報知]

タッチをかいくぐったスライディングが、決勝のホームに触れた。同点の9回無死一、三塁から今江の浅い右邪飛。三塁走者の西岡は迷いなくスタートを切った。ガイエルからの好返球に足が勝った。ロッテが今季4度目のサヨナラ勝ち。連敗を4で止め、最下位を脱出した。

無敗の“コリアンエキスプレス”を止めた。9回、ヤクルトは抑えの林昌勇を投入。18試合で1失点、救援失敗がない右腕からオーティズと大松が、中前安打を重ねた。「(先発の)館山さんと似た感じだった。スピードも同じくらいで変化はそれほどない。館山さんより打ちやすかった」大松は絶対的守護神を前にしてもひるまない。決勝打の今江も「気持ちであそこまで飛ばしました」と胸を張った。

4年ぶりとなる借金9の泥沼から脱出へ一丸となった。先発の渡辺俊が3点差を追いつかれたが、救援した川崎、荻野が無失点に抑えた。最後は首の張りで先発を外れていた西岡が代走出場で大仕事。試合前の練習も休み、準備もしていなかったが、「いけるかと聞かれた時、いける訳ないのに『いけます』と咄嗟に出た。チーム状態が悪い中、休んで申し訳ないと思っていた分、必死に走りました」と痛みを忘れた。

交流戦は4戦目で、やっと初白星。25日の広島戦(広島)からは正捕手の里崎も復帰。大量失点が続いた投手陣もヤクルト2連戦は5失点と復調気配だ。ヒーローの今江は「これからは投打がかみ合って、強いマリーンズで戦っていきます」と大観衆に約束した。劇的勝利の勢いに乗って逆襲が始まる。

◇ロッテ・神戸プロ1号

2年目の神戸がプロ初本塁打を放った。1点をリードした2回、1死からヤクルト先発・館山の直球を右翼席へソロアーチ。「勝ちゲームで打ててよかった。本当に最高。昨日(23日)打つ夢を見ていて、打てるんじゃないかと思っていたんですよ」と笑顔がはじけた。4回には初盗塁にも成功。身長191センチの大型スラッガーは「1本でも多く打ちたい」と飛躍を誓った。

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ロッテ、今江の犠飛でサヨナラ勝ち!連敗&最下位脱出![サンスポ]

9回無死一、三塁から今江が右翼線に右犠邪飛を放ち、サヨナラ勝ちで交流戦初勝利。4日ぶりに最下位から脱出した。「当てるのにいっぱい、いっぱいだった。今日は投打がかみあった」と今江。連敗も4で止まり、バレンタイン監督は「良い兆しをたくさん出してくれた」と一安心の様子だった。

西岡
「思い切って(ホームに)行った。必死でやってたら(首の)痛みを忘れました。」(首痛で先発を外れ、代走でサヨナラのホームを踏んだ)
神戸
「勝ち試合で打ててよかった。昨日、本塁打を打つ夢を見ていたんです。」(1回にプロ1号)

◇里崎、1軍合流へ

右ひじ痛で出場選手登録を抹消されていたロッテ・里崎智也捕手(32)が、25日の広島戦(広島)から1軍に合流する。

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サヨナラ勝ち、最下位脱出[ニッカン]

ロッテがサヨナラ勝ちで交流戦初白星。連敗を4で止め最下位も脱出した。同点で迎えた9回裏。無死一、三塁から今江敏晃内野手(24)が右翼ファウルゾーンへ犠飛を放ち、代走で出場した西岡剛内野手(23)が生還した。首痛で先発を外れた西岡は「必死にやったので痛みは忘れていた。チーム状況が悪い中で、先発を外れてみんなに申し訳ない気持ちだったので、最後に貢献できてよかった」と興奮気味に話した。

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ロッテ、サヨナラ勝ちで連敗止める[スポニチ]

ロッテはサヨナラ勝ちで連敗を4で止め、最下位を脱出した。9回無死一、三塁から今江の右翼線への犠邪飛で試合を決めた。3番手の荻野が2勝目。ヤクルトは5回に3点差を追い付いたが、生かせなかった。林昌勇は来日初黒星。

◇西岡好走塁!最下位脱出

首痛で欠場するはずだった男が登場した。同点の9回無死一塁でロッテの大松のカウントは2−3に。走者が自動的にスタートを切れる状況で西岡が起用された。「(試合前の)練習をせず、試合中もソファでくつろいでいたり…。全く準備はしていなかった。『いけるか』と言われ、咄嗟にいけると言ってしまった」。

だが、いざグラウンドに立つと、普段と変わらぬ鋭さを見せた。大松の安打でスタートを切り、一気に三塁へ。続く今江は右翼への浅めの邪飛だったが、思い切って突入。捕手のタッチをかいくぐり、間一髪でサヨナラのホームを踏んだ。「ドームならいってない。マリンだから風もあって外野は思ったような体勢で捕れないだろうと」と状況判断にも胸を張った。

難敵、林昌勇に初黒星を与え、チームを最下位脱出にも導く好走塁。西岡は「ランニングもしていなかったのに…。あれだけ動くのは若さかな」と冗舌だった。

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最下位にサヨナラ…ロッテ4連敗で止めた[報知]

ロッテはサヨナラ勝ちで連敗を4で止め、最下位を脱出した。9回無死一、三塁から今江の右翼線への犠邪飛で試合を決めた。3番手の荻野が2勝目。

首痛で欠場するはずだった西岡が見事な走塁を見せた。同点の9回無死一塁でロッテの大松のカウントは2−3に。走者が自動的にスタートを切れる状況で起用された。「(試合前の)練習をせず、試合中もソファでくつろいでいたり…。全く準備はしていなかった。『いけるか』と言われ、咄嗟にいけると言ってしまった」と話した。

だが、グラウンドに立つと普段と変わらぬ鋭さを見せた。大松の安打でスタートを切り、一気に三塁へ。続く今江は右翼への浅めの邪飛だったが、思い切って突入。捕手のタッチをかいくぐり、間一髪でサヨナラのホームを踏んだ。「ドームならいってない。マリンだから風もあって外野は思ったような体勢で捕れないだろうと」見事な状況判断だった。

チームを最下位脱出に導く好走塁に西岡は「ランニングもしていなかったのに…。あれだけ動くのは若さかな」と冗舌だった。

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里崎1軍合流へ…ロッテ[報知]

右ひじ痛で戦列を離れていたロッテの里崎智也捕手が25日の広島戦(広島)で合流することが24日、決まった。里崎はこの日2軍戦に出場し、約2ヶ月ぶりに捕手の守備に就いた。

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神戸がプロ初アーチ[ニッカン]

ロッテ神戸拓光外野手(23)がプロ初本塁打を放った。1−0で迎えた2回裏、1死走者なしの場面。フルカウントから143キロの内角直球をロッテファンで埋まる右翼席中段へ運んだ。「うまく打つことができました。監督が使ってくれていたのですが、なかなかいい結果が出なかった。今日の試合で自分の持ち味であるホームランを打つことができて嬉しいです。1番思い出に残るホームランになると思います」とコメントした。

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星野監督が五輪代表決定を延期の意向[ニッカン]

北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)は24日、テレビ番組で、北京五輪の日本代表24選手の決定を7月中旬まで延期させたい意向を示した。すでに日本オリンピック委員会(JOC)に要望しているという。JOCへの代表選手名簿の提出期限は6月27日だが、巨人上原、ヤクルト青木らが不振や故障で離脱しており、選手の状態を見極める時間の猶予を求めている。星野監督は「7月中旬にならないか、お願いしているところ」などと語った。

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