わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月29日

阪神8−4千葉ロッテ(甲子園)

阪神が今季最多タイの貯金17とし2位中日とは今季最大の5.5ゲーム差。阪神は2点を追う3回、新井の2点タイムリーで同点、5回葛城の3点タイムリー二塁打などで5点を勝ち越し、6回今季初打席となる代打・林のタイムリー二塁打で加点。新井が打点を挙げた試合は22勝1敗。先発・安藤は5回1/3を4失点も6勝目、ロッテ戦は初勝利。ロッテは甲子園での連勝は3で止まり、今季ワーストタイの借金10で5位オリックスと1.5ゲーム差。先発・清水直は4回2/3を7失点で5敗目。4人目・大嶺が昨年4月30日西武戦以来の登板で1回無失点。

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1年ぶり1軍登板、大嶺0封

この日出場選手登録されたばかりのロッテ大嶺祐太投手(19)が、今季初登板で阪神のクリーンアップを三者凡退に仕留めた。7回から4番手で登板すると、新井には4球ファウルで粘られた後、最後は外角直球で見逃し三振。金本にはカウント0−1から4球連続直球勝負で遊飛に打ち取るなど、1回無安打無失点に抑えた。「バッターが怖いというより球場の雰囲気がすごかった。でも高校時代と一緒でがむしゃらに投げた」と、持ち味の直球でねじ伏せた。

昨年は5月1日の西武戦に登板したが、変化球の制球が定まらず5回途中5失点KO。それ以来の1軍マウンドとなったが、「今日はカウント2−3になったからも体が開かずに落ち着いて投げられた」と手応えを口にした。今後の起用法について、井上投手コーチは「基本的には先発として考えている」と話し、前日28日に好リリーフした久保に代わってローテ入りする可能性も出てきた。

◇清水5回もたず

先発清水が4回2/3、7失点KOで5敗目を喫した。自責点は2ながら、5回2死後から投手の安藤に安打を許し、赤星に四球を与えてピンチを広げた。その後は野手の悪送球もからんで一挙5点を失った。バレンタイン監督は「不用意な安打や赤星を2度歩かせるなど、いい内容ではなかった」と首を振った。前回登板予定だった26日の広島戦は、当日に急性胃腸炎を患い欠場した。清水は「広島で飛んでる分、何とかしないとと思っていた。5回は力んでしまった」と悔しがった。

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大嶺「自信になる」1回無失点[スポニチ]

ロッテは逆転負けも2年目・大嶺の力投が救いだった。7回から今季初登板し、クリーンアップを三者凡退に。八重山商工時代に06年春夏連続出場した甲子園で成長を示し「自信になる」。開幕後、背筋痛でもたつく間にルーキー唐川が1軍昇格。プロ初勝利も先を越され「ケガした自分が情けなかったし、悔しかった」という。首脳陣は大嶺を先発で育てる意向で、この日は調整登板。次回は6月4日の中日戦でプロ2度目の先発が有力だ。

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ロッテ・清水7失点で5回途中KO「抑えたいと力が入った」[サンスポ]

清水が6安打7失点で5回途中降板。先発予定だった26日の広島戦(広島)を急性胃腸炎で登板回避し、「(登板が1回)飛んでいる分、何とかしなきゃいけないと思っていた。走者を出してから抑えたいと力が入った」。5回は味方の失策後、2死満塁から葛城に走者一掃の二塁打を許し、「ミスをカバーできず悔しい」と唇をかんだ。

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大嶺3人ピシャリ「自信になりました」[デイリー]

惨敗の中、ロッテにとって一筋の光明となったのは2年目・大嶺の力投だった。7回に4番手で今季初登板。新井、金本、葛城の中軸を見事に3者凡退に仕留める快投を演じた。

「自信になりました」。19歳右腕は少し大人びた表情を見せた。昨年4月30日以来の1軍登板。前夜、新人・唐川を打ち砕いた金本を144キロ直球で遊飛。新井、葛城には粘られながら打ち取り、課題の制球力に成長の跡を見せた。

今春、地元の沖縄・石垣島での1軍キャンプに参加も3月に背筋を痛めて出遅れた。その間に唐川が1軍で活躍。「ケガをした自分が情けなくて許せなかった」。悔しさを胸に練習に励んだ。

これで、6月4日の中日戦(千葉)での先発が浮上。「甲子園の雰囲気はすごかった。がむしゃらに投げました」。そのひたむきさで、最下位に沈むチームへ活力を与える。

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ロッテ・大嶺、トラの中軸斬りで「自信になりました」[サンスポ]

2年目のロッテ・大嶺が7回に登場。先発した昨年4月30日以来、プロ2度目の登板で阪神の中軸を3人で仕留めた。粘られても四球は与えず、課題の制球力に成長を見せた。武器の直球ではまともに当てることを許さず、リリーフで使っても面白いと思わせる内容だった。1軍での活躍は新人の唐川に先を越されていたが「自信になりました」とコメントした。

◇低迷チーム象徴の5失点

ロッテは同点の5回に5失点。その内容の悪さは低迷するチームを象徴していた。清水は2死後、投手に許した安打から満塁にしてしまう。ここで新井のゴロを二塁手・根元が横っ跳びで好捕したが、一塁へ悪送球。2点を失う失策に、根元は「焦ってしまった。慌てる必要はなかった」と肩を落とした。その後、さらに3点を失った清水は「カバーしないといけないのに…。ボクが根元に申し訳ない」と流れを断ち切れなかった投球を悔やんだ。

バレンタイン監督
「よく捕ったが送球を焦った。チームに大きな失点となってしまった。」(根元の失策に)
里崎
「成長している部分もある。変化球も中継ぎでなら通用する。」(大嶺に)

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大嶺、プロ2度目の登板で阪神中軸切り…ロッテ[報知]

2年目のロッテ・大嶺が7回に登場。先発した昨年4月30日以来、プロ2度目の登板で阪神の中軸を3人で仕留めた。粘られても四球は与えず、課題の制球力に成長を見せた。武器の直球ではまともに当てることを許さず、リリーフで使っても面白いと思わせる内容だった。1軍での活躍は新人の唐川に先を越されていたが「自信になった」と話した。

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清水、急性胃腸炎の雪辱ならず[ニッカン]

ロッテ先発清水が4回2/3、7失点で5敗目を喫した。自責点は2ながら、5回2死から投手の安藤に安打を許し、赤星に四球を与えてピンチを広げた。その後は野手の悪送球も絡み一挙5失点。前回登板予定だった26日の広島戦は、当日に急性胃腸炎を患い欠場した。「広島で飛んでる分、何とかしないと、と思っていた。5回は自分でカバーしないといけない場面で力んでしまった」と悔しがった。

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