わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月31日

千葉ロッテ7−1横浜(千葉マリン)

ロッテが今季2度目の5試合連続2桁安打で快勝、借金を9に減らした。ロッテは1回、大松の9号3ラン、オーティズの4月10日以来となる3号2ランなどで、6点を先制、2回に大松のタイムリーで1点を追加した。先発・小林宏は8回1失点で3月28日オリックス戦以来の白星となる今季2勝目。自己ワーストの連敗を5で止め、ロッテ・久保、中日・川上に並ぶ交流戦通算最多タイの12勝目を挙げた。横浜は先発・ウッドが自己最短の2回、ワーストの7失点で、開幕から白星なしの4連敗。チームは今季7度目の3連敗で借金は今季ワーストの21。

123456789R
横浜0010000001
千葉ロッテ61000000x7
小林宏
「久し振りの勝利ですね。チームに迷惑ばかりかけてきたので、やっと勝つ事ができて良かったです。バターだけに集中して投げました。初回に6点も取ってくれた野手の人に本当に感謝しています。今日の勝ちをきっかけに今まで迷惑をかけた分取り返して行きたいです。」(8回1失点、今季2勝目)

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小林宏復活2勝目[千葉日報]

千葉ロッテが1回に一挙6点。相手失策に乗じて先制し、大松の9号3ランやオーティズの3号2ランで加点した。先発小林宏は1四球と安定した投球で8回1失点と好投し、3月28日オリックス戦以来の2勝目。横浜は先発ウッドの乱調で3連敗。

◇大松3ランも負傷交代

千葉ロッテの大松が1回に9号3ラン。1点を先制した後の1死一、二塁、「ストレート系のボール」を右翼席に運ぶ2試合ぶりの一発。「ゲーム前にみんなでここからいい形で連勝しようと誓い合っていた。みんなの気持ちが1つになり、初回からの大量得点につながったと思う」と喜んだ。しかし、2回の打席で安打を放った際、右肩に違和感を覚えて途中交代。病院には行かず、患部を冷やして様子をみる。

◇雨はねのけ8回1失点

降り続く雨の中、右翼席のファンの大声援を背に千葉ロッテの小林宏が3月28日以来となる2勝目。8回1失点と復活を印象付けた右腕は「やっと勝ててよかった」。交流戦通算勝利数では同僚の久保、川上(中日)とトップに並ぶ12勝目となった。

4試合連続2ケタ安打と好調な打線が、この日も援護。1回に6点をもらい、相手打者の大味な打撃にも助けられていた。楽に投げられる要素はあったとしても、雨中という悪条件下で、制球力、特に抜けやすいスライダーを巧みに操るなど対応能力の幅広さが光った。「雨は全然気にならなかった。バッターだけに集中した」と四球は8回の先頭への1つだけだった。

好投の陰には里崎とのコンビ復活もあり「投げやすかった」。開幕投手を任されながらも不振が続いていた右腕は「きっかけにしたい」と巻き返しを誓った。

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ロッテ・小林宏2ヶ月ぶり2勝目!交流戦は最多タイ12勝[サンスポ]

小林宏が8回6安打1失点で今季2勝目を挙げた。交流戦通算12勝となり、久保(ロッテ)、川上(中日)に並んで最多。「ストライク先行で投げることを意識した」とスライダーを軸に投球を組み立てた。3月28日のオリックス戦(千葉マリン)以来の白星で「やっと勝ててよかった。今まで迷惑をかけた分、取り返したい」と力強く話した。

バレンタイン監督
「(小林宏は)しっかりと休養が取れ、良い形で戻ってきてくれた。打者も積極的にいけた。」(監督として日米通算1500勝に王手)
大松
「みんなの気持ちが1つになり、初回の大量得点につながったと思う。(右肩の違和感は)くせになっているところ。」(1回に9号3ラン)

◇大松、右肩に違和感

大松尚逸外野手(33)=横浜戦(千葉マリン)の2回の打席で安打を放った際、右肩に違和感を覚えて途中交代した。病院には行かず、患部を冷やしながら様子を見る。

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小林宏、足かばわず好投、2ヶ月ぶり○[スポニチ]

ロッテの小林宏がようやく長く暗いトンネルを抜け出した。雨の中、右肩の張りを訴えて中9日となった影響も感じさせずに8回6安打1失点。3月28日オリックス戦以来、実に64日ぶりの今季2勝目に笑みを浮かべることなく口元を引き締めた。

小林宏
「長かったです。チームに迷惑かけてばかりで申し訳ない気持ちでいっぱいで…。ちょっとですけどホッとしました。これをきっかけにしたい。」

初の開幕投手を務めた3月20日の日本ハム戦。好投しながら右ふくらはぎの痙攣で降板し、全ての歯車が狂った。痙攣が“常習”でもあり、無意識に足をかばうことでフォームを崩し、球威も制球も不安定になっていた。昨季13勝3敗と1人で貯金10をつくった右腕が最近登板7試合で0勝5敗と悩み苦しんだ。その中で「また足をつってもいい」と開き直って快投。開幕戦以来となる里崎とのバッテリーも追い風になった。

交流戦トップタイの通算12勝目にも「次は最後まで投げきりたい。自分の借金4つも返さないと」。チームの浮上のカギを握る男が、力強く巻き返しを宣言した。

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ロッテ小林宏2ヶ月ぶり勝利で交流戦12勝[ニッカン]

ロッテのエース小林宏が長いトンネルを抜け出した。3月28日のオリックス戦以来約2ヶ月ぶりとなる2勝目をマーク。「チームに迷惑ばかりかけてきたのでホッとしました」と、甘いマスクに久しぶりの笑みが浮かんだ。

雨をものともせず、初回から飛ばした。最速146キロの直球とスライダーで緩急をつけ、横浜相手に8回を6安打7K1失点。初回は大西、内川をキレのあるスライダーで空振り三振に仕留めると、5回にはビグビー、大西を外角直球で見逃し三振。テンポよくアウトを重ねた。

「小林宏ー里崎」バッテリーの呼吸もピッタリだった。これまで小林宏は「決め球がなかなか見つからない」と、自ら敗因分析していた。この日、開幕戦以来2度目のバッテリーを組んだ里崎は「スライダーが良かったから、それを主体に配球した」と、すぐに決め球を見抜いて安心感を与えた。小林宏は「今まで投げれば打たれてばかりで悩んだりもしたけど、今日は投げやすかった」と、頼もしい女房役に感謝した。

これで交流戦通算12勝目で、久保(ロッテ)川上(中日)に並んで首位に立った。だが「交流戦でたくさん投げてるからじゃないですか」とかわした。それよりも今季、初の開幕投手を務めながら2勝6敗の不甲斐ない成績に責任を感じている。「まずは借金4を取り返したい」と力を込めた。エースの復調がチーム浮上の原動力になる。

◇ボビー王手、日米1500勝

バレンタイン監督が会心の勝利で日米通算1500勝に王手をかけた。「打線はアグレッシブだし、小林もいい投球を見せてくれた」とご満悦。9回から、前回中継ぎで好投した久保を投入し、1回無失点の内容に「久保はリリーフとしても使えると思う」と太鼓判。1日は成瀬が先発予定で、一気にメモリアル白星を手に入れる。

◇俊介プロデュース、てるてるボーイTシャツ

ロッテ渡辺俊介投手が「てるてるボーイTシャツ」をプロデュースした。発端は4月13日の日本ハム戦後のお立ち台で、「てるてる坊主」を「てるてるボール」と言い間違えたところ、自身のブログに多くの問い合わせが寄せられ、そこから新キャラクター「てるてるボーイ」が誕生し商品化に至った。ここ数年、登板日やイベントが雨で中止になることが多い渡辺俊は「雨が降らないよう願いを込めて、このTシャツを着て欲しい」と話した。1日から球団オフィシャルショップなどで販売。白黒2色で各3500円。

◇途中交代

ロッテ大松尚逸外野手(25)が、横浜1回戦(千葉マリン)の2回、第2打席でスイングした際、右肩に違和感を覚えたため大事を取って途中交代した。病院には行かずアイシング治療を行った。「癖になっているところだが、いつもより違和感が強かったので交代した。そんなに痛みはないし大丈夫です」と話した。1日の試合は当日の様子を見て決める。

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小林宏、2ヶ月ぶり今季2勝目[デイリー]

「長かったですね」。そう話すと、ロッテ・小林宏の表情が少しゆるんだ。開幕投手の重責を担いながら、長く続いた不振。それを払拭する8回1失点の好投で得た、2ヶ月ぶりの今季2勝目だ。控えめな笑みには安ど感がにじんでいた。

序盤から最速146キロの直球とスライダーを軸に、凡打の山を築いた。その安定感は、捕手・里崎が「何で今まで勝てなかったのか分からない」と評するほどだ。

前回5月21日の巨人戦(千葉)から中9日のマウンド。その間、疲労性の右肩痛に襲われた。25日からの広島遠征ではノースロー調整を強いられ、予定された28日の阪神戦(甲子園)の先発を回避。それだけに「どうしても勝ちたかった」という強い思いが、降り続く雨をものともしない集中力を生み出していた。

バレンタイン監督の日米通算1500勝に王手をかける勝利で、交流戦の通算勝ち星は同僚の久保、中日・川上とトップに並ぶ12勝目。「迷惑ばかりかけてきたが、これをきっかけにしたい」。頼れる男の完全復活は、もう目前だ。

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小林宏2ヶ月ぶり2勝目[ニッカン]

ロッテのエース小林宏之(29)が横浜打線を8回6安打1失点に抑え、3月28日のオリックス戦以来約2ヶ月ぶりとなる2勝目を挙げた。「チームに迷惑ばかりかけてきたのでホッとしました」と話した。最速146キロ直球とスライダーで緩急をつけ、女房役の里崎も「何で今まで勝てなかったのか不思議」と言うほどの安定感を見せた。これで交流戦通算12勝目で、久保(ロッテ)川上(中日)に並んで首位に立った。

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ロッテ・小林宏が雨中の白星、交流戦通算トップタイの12勝目[サンスポ]

ロッテ・小林宏が3月28日以来となる2勝目をマーク。交流戦通算勝利数では同僚の久保、川上(中日)とトップに並ぶ12勝目となった。

1回に6点をもらった。相手打者の大味な打撃にも助けられていた。楽に投げられる要素はあったにしても、雨中という悪条件下で、制球力、特に抜けやすいスライダーを巧みに操るなど対応能力の幅広さが光った。

好投の陰には里崎とのコンビ復活もあり「投げやすかった」。開幕投手を任されながらも不振が続いていた右腕は「きっかけにしたい」と巻き返しを誓った。

◇大松が途中交代

ロッテ・大松尚逸外野手(25)が5月31日、交流戦の横浜1回戦(千葉マリン)で2回の打席で安打を放った際、右肩に違和感を覚えて途中交代した。病院には行かず、患部を冷やしながら様子を見る。

バレンタイン監督
「リリーフという使い方はある。」(本来は先発要員の久保を救援で起用し)
大松
「久しぶりの本拠地で、みんなの気持ちが1つになって大量点につながった。」(1回の6得点に絡む3ラン)

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