わたしはかもめ2008年鴎の便り(6月)

便

6月2日

俊介ニヤリ、強風味方にリベンジだ

3日の中日戦で先発濃厚のロッテ渡辺俊が2日、千葉マリンで調整練習を行い、昨年交流戦で敗れた中日戦でのリベンジを誓った。「明日投げるか分からないけど、状態はいい感じです。前回登板から空いているので、しっかり休んでしっかり練習できました」と表情は明るかった。

5月24日のヤクルト戦以来となる先発の可能性が高い。昨年はナゴヤドームで敗れ、落合監督から「サブマリンは風のないドーム球場には弱い」と嫌味を言われた。今季開幕カードの日本ハム戦(札幌ドーム)で2年ぶりにドーム球場で勝利を収め、無風でも勝てることを証明した。

さらに明日は台風の影響で夕方から10メートルを超える強風の予報が出ている。「風があると面白いですよね。いつもと違う変化するし、状況を見ながらボールを選択したい」とニヤリ笑った。

◇唐川、大胆に慎重に!!

ルーキー唐川が4日の中日戦に先発する可能性が出てきた。前回登板の阪神戦から中6日とローテーション通りで、前日1日にブルペンで50球を投げ最終調整。中日戦へ向け「1、2番を出さないようにすること」と注意点を挙げた。自ら「クイックは高校生以下」と言うように、走者を背負ってから傷口を広げないよう慎重かつ大胆な投球を目指す。

ページトップ

“雨男”渡辺俊、台風味方にリベンジ[スポニチ]

ロッテの“雨男”渡辺俊が台風を味方につける。3日の中日戦(千葉マリン)に先発予定のサブマリンは本拠地で調整。台風接近による悪天候が予想されるが「普通に投げても(球が)いつもと違う変化をするでしょう」。落合監督から昨季「下手投げはドームで不利」と挑発されて以降、一時不振に陥った。今回は得意のホームで風に乗って敵将を見返す考えだ。4日は唐川が先発予定。昨季日本一軍団を叩いて巻き返しを図る。

ページトップ

ロッテ・唐川、昌との24歳差対決よりドアラを警戒!?[報知]

ロッテのルーキー唐川侑己投手(18)が2日、中日・山本昌投手(42)との史上3番目の年齢差となる24歳差対決に意欲を見せた。2人は4日の先発が濃厚。交流戦で2試合連続KO中の右腕は「落合監督に評価してもらえるように頑張りたい」と4勝目に向け、気合を入れ直した。

竜退治には、まず荒木&井端の1、2番コンビを抑え込む必要がある。「小技を利かせてくるし、足も速い。嫌らしい打線というイメージ」走者をため、ウッズらの長打攻勢を食らうパターンは何としても避けたい。そのためにも「アライバ」封じを肝に銘じた。

さらに、試合前の心理戦にも警戒を募らせた。恐れているのは、竜の“キモカワ”マスコット「ドアラ」の襲撃。「いろいろなパフォーマンスを仕掛けてくるんで要注意ですね」神出鬼没、傍若無人のドアラ。唐川フィーバーも耳に入っているはずで、練習中に絡んでくる可能性は大いにある。

「抱きついてきたりするんですよね。CDも出してる?声が出せるんですか?」と来るべき初対面へ向けて身震いした18歳。ドアラばりにポーカーフェースでいられるかが、白星への分岐点となりそうだ。

◇長女の1つ上…昌「参ったな」

唐川との24歳差対決が濃厚な山本昌は、気恥ずかしさを隠せなかった。千葉マリンでの練習後「(4日は)オレが投げるかは分からない。でも、困ったもんだ」と苦笑いだ。プロ25年目で、唐川が生まれる前から白星を積み上げて通算196勝までこぎつけた。「長女が高3だから(唐川と)1歳違い。参ったな」と頬を緩めたが、悲願の名球会入りへ向け、足踏みする暇はない。

◇「DJドアラ」3日お披露目

唐川が警戒する「ドアラ」はこの日、都内でデビューアルバム「ドアラのテーマ」(7月23日発売)の発表会を行った。歌うことも話すこともできないため、「DJドアラ」に変身してトランスナンバーの同曲が流れる中、ノリノリでパフォーマンス。「時間があれば、ライブツアーもやりたい」と筆談で自信をみなぎらせた。目標のアーティストは「めちゃ格好いいから」という理由で水谷豊(55)。ライバルにはジェロ(26)を挙げた。3日のロッテ戦で同曲をお披露目する。

ページトップ

トレード期限今年から1ヶ月延長へ[ニッカン]

現在6月末日までと定められているトレード期限を今年から1ヶ月延長する方針が2日、明らかになった。NPB(日本プロ野球組織)の実行委員会が都内ホテルで開かれ、正式議題として挙げられた。フリーエージェント(FA)短縮などに関する交渉の中で、労組日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)が妥協する姿勢を見せた。新外国人選手の獲得も可能になるため、各球団とも補強の方法が大きく変わる。今月下旬に予定されている選手会との会議で正式決定すれば、今年からの実施となり、数年来の懸念事項とされてきたFA短縮問題も解決に向かう。

トレード期限と、新外国人選手の獲得など新規契約は、野球協約で6月末までと定められている。だが、かねてNPB側は期限の1ヶ月延長を求めていた。球団とすれば優勝争いやクライマックス・シリーズ進出へ向け、戦力補強の選択肢が広がるからだ。一方の選手会は「急場しのぎの補強は、選手の使い捨てにつながる」などの理由で拒否してきた。だが、今回は応じる方向に転じてきた。この日の実行委員会で選手会の姿勢が紹介され、各球団からは歓迎の声が上がった。正式には、月末に開催されるNPBと選手会の話し合いで議論される。決定となれば今年から実施される見込みだ。

これにより、数年来の懸念事項だった労使交渉が一気に解決に向かう。FA取得期間の短縮を希望してきた選手会に対し、NPBは現行9年から国内移籍に限り8年への短縮を了承した。さらにドラフトで希望入団枠が廃止された今季の新人選手から、大学、社会人出身者は7年という譲歩も見せた。2年後に再度話し合うという条件も付いており、10年オフには全選手が7年まで短縮されることが確実視されている。

これに対し、選手会も譲歩してきた。当初はFA短縮に伴うNPB側からの要望を、ほぼ却下。前回5月12日の実行委員会では、交渉決裂の様相も呈していた。だが、その後もNPBと選手会は水面下で話し合いを続け、妥協点を見いだしてきた。選手関係委員の副委員長を務める広島鈴木球団本部長は「相手のある交渉だから内容は言えません」と前置きしつつも「次(の会議)で大体決まるのではないか」と、明るい見通しを口にした。互いが譲り合う形で決着すれば、球界にとって明るいニュースとなる。

ページトップ

FA取得短縮協議、6月下旬に開催[報知]

プロ野球の実行委員会が2日、都内で行われ、フリーエージェント(FA)資格取得期間の短縮などを労組・プロ野球選手会と協議する選手関係委員会を、交流戦終了後の今月下旬に開催することを決めた。FA問題で選手会側が一層の譲歩を求めてきたため、5月の段階では反発する声も強かったが、この日は楽天・井上オーナー代行が「合意の方向に進んでいる」と話すなど、両者の溝が埋まりつつあるようだ。

また巨人がルイス・ゴンザレス内野手(28)のドーピング(薬物使用)違反処分について謝罪報告を行い、コミッショナー事務局からも再発防止の注意喚起があった。

ページトップ

星野ジャパン、選手決定は7月中旬に[サンスポ]

プロ野球の実行委員会は2日、北京五輪に出場する日本代表24選手の決定について、北京五輪組織委員会へのエントリー期限直前の7月中旬まで延期することを承認した。既に、日本オリンピック委員会(JOC)は了承している。

当初は、今月20日に24選手まで絞り込む予定だったが、上原(巨人)や森野(中日)ら有力選手の不振や故障が長期化しており、選手の状態を見極めるためには時間が必要と判断した。

6月20日のスタッフ会議で候補選手を35人程度まで絞り込み(非公表の予定)、北京五輪組織委へのエントリー期限の7月23日までに24選手を決める。

ページトップ

選手会と6月下旬に協議へ…プロ野球実行委員会[報知]

プロ野球の実行委員会は2日、東京都内で行われ、フリーエージェント(FA)資格取得期間の短縮などを選手会と協議する選手関係委員会を交流戦終了後の今月下旬に開催することを決めた。

FA問題については選手会側が一層の譲歩を要求してきたため、5月の段階では反発する声が強かったが、この日は楽天の井上智治オーナー代行が「合意の方向に進んでいる」と話すなど、両者間の溝は埋まりつつあるようだ。伊藤修・実行委選手会担当顧問は「(トレード期限など)急ぎのことや大枠をまず決めて、残りは継続協議していく」と今後の見通しを示した。

このほか、来季以降の交流戦の実施方法の見直しなどを検討した。

ページトップ