わたしはかもめ2008年鴎の便り(6月)

便

6月3日

ボビー延長歓迎

ロッテ・バレンタイン監督が、トレード期限延長の方針を歓迎した。「いい考えだと思う。選手にとっては違うチームでプレーする機会が広がるし、チームにとってはシーズン終盤の争いに向けて補強ができる」。全体的な球界改革についても「新しいコミッショナーが来たら、こうした意見もどんどん出して、いい方向へ引っ張ってもらえると期待している」と話していた。

◇唐川、恵みの雨!?

ロッテのルーキー唐川が縁起のいいスライド登板で4勝目を狙う。3日の中日戦(千葉マリン)が雨天中止となったため、唐川の登板も5日に延びた。初勝利、3勝目の時は、ともに登板予定の前の試合が雨天中止となている。雨の中、ランニングなどで調整した唐川は「そういう縁起はプラスに考えて頑張りたい」と語った。

ここ2試合は黒星こそついていないが、KOされていることもあり「上で投げさせてもらっている以上、そう続けてノックアウトされる訳にはいきません。それなりの気持ちを持って臨みたい」と、4勝目に強い意欲を見せた。中日は足を絡めた攻撃も仕掛けてくるため、クイックを課題とする唐川には注意が必要となる。「走者ばかりを気にしていてもいけないし、対打者と、うまくバランスを取りながら注意したい」。バレンタイン監督は「唐川も1日間隔を開けられてよかったのではないか」と期待を寄せていた。

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唐川、攻めて“解投”…エグりまくってオレ竜退治だ![夕刊フジ]

◇スライド登板、恵みの雨に…

もっとエグれ!3日のロッテ−中日戦は雨で中止。ロッテはこの2連戦で先発予定だった渡辺俊と新人・唐川が、それぞれスライド登板することになった。目下、借金10。投手陣への休養となりそうな恵みの雨に、バレンタイン監督は、「渡辺俊と唐川には、1日余計に間を開けるのはタイミングもいい」と笑顔をみせた。5日に先発予定の唐川は、スライド登板が3度目。そのうち過去2試合は勝ち投手になっているだけに「そういうジンクスをプラスにして頑張ります」と気を引き締めた。

連敗こそ止まり始めたが連勝は12カードもご無沙汰。その大きな要因はチーム防御率4.31が示すように、波に乗れない投手陣にある。現状を打破するためにも渡辺俊と唐川には奮投が要求されるが、そんな投手陣に対して気になる声が…。

「そういえば、最近のウチの投手はあまり内角を攻めないよね」(球団関係者)とクビをひねっている。投手にとって、インコースの出し入れは生命線。甘く入れば長打を食らうコースだけに怖さはあるが、内向きの組み立てなくして、快投はありえない。死球を与えることはいけないが、体を起こすほどの攻めがなければ、外角の球が生きてこない。踏み込まれてガツン、炎上してしまう。そんな傾向が、ロッテ投手陣に見受けられるというワケだ。

「昨年までいた薮田、藤田、小林雅のYFKは内角攻めが厳しかった。(先月21日の)巨人戦で藤田が古巣のウチの打者にブツけてニヤリとしていたけど、今こそウチの投手もアレをやらなきゃね」(同関係者)とゲキが飛んでいる。

とはいえ、内向きになれないチーム事情もあった。里崎が開幕戦以降に離脱後、ロッテのマスクはベテラン橋本、6年目の金澤がかぶってきたが、どちらかというと橋本は外角低めの組み立て。金澤も内角こそ要求していたが経験不足から痛打を許していた。が、ここにきてようやく里崎が復活。「里崎のいいところはズバッと内角に投げ込ませる意外性。投球の幅が広がって投手にも余裕がでる」(同)と、エグい攻めの復活を期待している。

3連勝しながら巨人、阪神に火ダルマにされている唐川にこそ、内向きの組み立てが必要な状況だが「上(1軍)で投げさせてもらっている以上、立て続けにKOされるワケにはいかない。しっかり、それなりの気持ちをもって試合に臨みたい」と決意も新たに。

中日打線をエグりまくって快投モードを復活させたいところだ。

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唐川に吉兆!5日スライド登板…ロッテ[報知]

ロッテ・唐川侑己投手(18)が“スライド登板”を歓迎した。3日の中日戦(千葉)が雨天中止となり、4日の先発予定が5日にずれることが有力になった。ここまで3勝のうち2勝をスライドで挙げているルーキーは、「吉兆をプラスにして頑張ります」と笑顔を見せた。

雨とは相性がいい。初登板初先発初勝利をマークした4月26日のソフトバンク戦は1日、3勝目を挙げた5月13日の日本ハム戦は2日、ともに雨で登板機会が遅れた。2度あることは3度ある!?「じゃあ今回も大丈夫ですね」と快投の再現を誓った。

交流戦に入って2試合連続KO。「1軍で投げている以上、そう立て続けにKOされる訳にもいかない。しっかりそれなりの気持ちを持って臨んでいきたい」。42歳の山本昌との24歳差対決は実現微妙になったが、今は自分の調子を取り戻すのが先決。仕切り直しの4勝目を狙う。

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ロッテ、雨天中止は“吉兆”[スポニチ]

ロッテ−中日戦は午後2時20分に今季3試合目の雨天中止が決定。ロッテは過去2度の中止では翌日からいずれも連勝しており“吉兆”の雨だ。バレンタイン監督は「渡辺俊と唐川は(間隔が)1日空くのはいい」。4日にスライド先発する渡辺俊は昨季3度あったスライドで2勝0敗。4日から5日に先発が変更となるルーキー唐川も1勝目と3勝目の前に雨で先発予定日がずれており「立て続けにKOされる訳にはいかない」と4勝目に意気込んだ。

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今秋ドラフト会議「10・30」アマ合意[ニッカン]

高校、大学、社会人のアマチュア野球3団体は3日、プロ側から出された今秋のドラフト会議の10月30日開催案に、同意した。日本高野連、全日本大学野球連盟、社会人を統括する日本野球連盟の代表者が協議し、日本野球連盟・鈴木義信副会長(64)が日本野球組織(NPB)に各団体連名の文書を送付した。ただ来年に関しては10月上旬の開催を希望する要望を付け加えた。これまでは学生の進学、就職が遅れることなどの懸念から10月上旬の開催を希望し、プロ側に再考を求めていた。

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ドラフト会議は10月30日に開催[デイリー]

4年ぶりに高校と大学・社会人で一括開催となる今秋のドラフト会議が、10月30日に行われることが3日、決定的となった。日本プロ野球組織(NPB)の提案を、日本高野連、日本学生野球協会、日本野球連盟のアマ野球3団体が受け入れることを決めた。

NPBは5月12日の実行委員会で10月30日にドラフトを開催する方向性をまとめ、アマ側に提案した。これに対し、選手の早期進路決定を望むアマ側は、より早い時期の実施を要望し再考を求めていた。しかし議論の長期化を避けるために、最終的にNPBの提案を受け入れることを決めた。

日本野球連盟の関係者は「今年はプロ側の希望する日程で開催することを了承しますと回答した。ただし、高校生は昨年よりも日程が遅くなった訳で、今後も早めの開催について検討して欲しいとの要望は出した」と話した。

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NPBトレード期限1ヶ月延長7月末へ[デイリー]

日本プロ野球組織(NPB)が、これまで6月末となっていたトレード期限を1ヶ月間延長し、7月末とする方針を固めたことが3日3日、分かった。6月下旬に行われる日本プロ野球選手会との協議で了承が得られる見込みで、今季から適用される。

NPBは選手会とのFA権取得年数短縮の交渉の中で、トレード期限の1ヶ月延長を申し入れていた。選手会側は当初「故障者などの穴埋めで移籍した場合、故障者が復帰すれば解雇につながる」などの理由で拒否していたが、FA短縮での成果を得るために譲歩したと見られる。FA権取得年数短縮と合わせ、6月末の交渉で合意に達する見通し。外国人選手の獲得期限も1ヶ月延びる。

8月の北京五輪で多くの選手が抜ける球団や、リーグ優勝、クライマックスシリーズ進出を視野に入れる球団は、補強の選択肢が広がる。

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選手会、トレード期間1ヶ月延長認める[スポニチ]

労組日本プロ野球選手会の宮本慎也会長(37=ヤクルト)は3日、日本プロ野球組織(NPB)から申し入れのあった移籍可能期間の1ヶ月延長をのむ姿勢を示した。現在交渉中のフリーエージェント(FA)資格取得期間短縮などの新制度とリンクさせる形で「自分で決めました。もらえるものはもらって、譲れるものは譲っていかないと…」と語った。

NPBからは、今年入団する選手について現行9年のFA取得条件を国内移籍に限り大学・社会人は7年、高校生は8年に短縮する新制度案と同時に、移籍可能期限を現行6月30日から7月31日とする変更案を了承するよう求められていた。当初は拒否姿勢を示していたが「移籍のチャンスをもらえる方がいい」とする2軍選手の声を聞いて受け入れる方向に傾いた。今月末に行われるNPBとの協議で了承する予定で、今年から7月31日まで移籍が可能となる。

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今秋ドラフト10・30、アマ受け入れ[スポニチ]

日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高校野球連盟のアマ3団体は3日、2日のプロ野球実行委員会で審議された今秋ドラフト日程を受け入れることを決めた。日本野球連盟の鈴木副会長が「指名漏れした選手の進路を考え、これ以上の要請は断念した」とコミッショナー事務局に回答したことを明かした。アマ3団体はプロ側が提示した「10月30日開催」を10月6日に見直すよう要請していた。ただ来年のドラフトは「さらに早い時期での開催を要請する」と引き続き早期開催を求めていく。

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トレード期間6月末から1ヶ月延長…五輪に複数選手出す球団救済も[報知]

プロ野球のトレード期限が、現行の6月末から1ヶ月間延長され、7月末となることが3日、分かった。2日に行われたプロ野球の実行委員会で方針がまとまったもので、今年から適用される見込みだ。

12球団側は、労組・日本プロ野球選手会が求めているフリーエージェント(FA)資格取得期間の短縮を受け入れる一方、トレード期限の延長を選手会に申し入れ、このほど合意のメドが立った。また、新外国人選手の獲得期限も7月末まで延長される見通し。これにより、上位チームがリーグ優勝やクライマックスシリーズ進出を視野に入れつつ戦力を補強できる。

また今年8月に行われる北京五輪で、複数の代表選手を送り出すチームに対する救済措置も、導入することでまとまった。当初、日本と海外の代表チームに計3選手以上送り出したチームの、外国人選手の出場選手登録数を増やす計画だった。この3選手の対象から、海外チームの代表選手を除外。日本代表3選手以上選出チームに限って救済する方針を、2日の実行委で確認した。どちらも、今月下旬に予定されている選手会との協議での正式決定を目指す。

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今秋ドラフト10月30日開催…来年度再検討が条件[報知]

今秋のドラフトが、10月30日に行われることが3日、固まった。この日、プロ側の希望日を高校、大学、社会人のアマ3団体が受け入れ、決着した。今年から高校と大学・社会人を分離せずに、一括開催される。

開催日を巡っては、大学の秋季リーグ戦で候補選手の力量を最後まで見定めたいプロ側と、高校生の進路選択が狭まることを理由に、10月初旬を希望するアマ側の意向が合致していなかった。だが、日本野球連盟・鈴木義信副会長(64)は「これ以上、実施日の決定を延ばすと、対象選手に迷惑がかかる」と3団体で協議し、来年度の再検討を条件にプロ側の案を受諾することになった。

鈴木副会長は「アマはドラフト指名されなかった選手の将来を第一に考える必要がある。今回は我慢」と苦渋の決断であることを強調した。

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今秋ドラフトは10月30日[スポニチ]

社会人を統括する日本野球連盟と全日本大学野球連盟、日本高野連のアマチュア3団体が、4年ぶりに大学生・社会人と高校生での一括開催となる今秋のドラフト会議の日程について、プロ側の10月30日開催案を了承していたことが3日、分かった。アマ3団体は10月上旬の開催を要望していた。アマ関係者によれば、来年については10月上旬の開催を求めたという。

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7月までトレードOK、NPB今季から実施[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)が、6月末までとなっているトレード期限を1ヶ月間延長し、7月末までとする方針を固めたことが3日、分かった。今月下旬に開かれる日本プロ野球選手会との協議で了承が得られれば、今年から適用される。

NPBは選手会が要望するフリーエージェント(FA)資格取得期間の短縮を受け入れる一方で、トレード期限の延長を選手会に申し入れていた。このほど、選手会との話し合いでほぼ合意が得られた模様だ。

トレード期限が延長されれば、リーグ優勝やクライマックスシリーズ進出が視野に入ってきた球団が戦力を補強できるメリットが生まれる。

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