わたしはかもめ2008年鴎の便り(6月)

便

6月7日

巨人7−3千葉ロッテ(東京ドーム)

巨人が3連勝で、昨年からのロッテ戦連勝を6とし借金を1に減らした。巨人は2回谷の3号ソロで先制し、3回にも谷のタイムリー二塁打などで4点を追加。谷は今季3度目の猛打賞3安打の活躍。先発・バーンサイドは今季最多の5回1/3を投げて2勝目。ロッテは3回に南のタイムリー二塁打で同点とし、6回にもズレータの4号ソロで1点を返したが、序盤の失点が響いた。先発・小林宏は今季最短の4回5失点で7敗目。チームは今季6度目の3連敗、03年以来の東京ドーム4連敗で、借金は04年6月22日以来の12に広がった。

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千葉ロッテ0011010003
巨人01400011x7

◇借金最悪タイ12

交流戦初の同一チーム4戦全敗で、ついに借金はバレンタイン監督就任後では04年以来のワーストタイの12まで膨らんだ。試合後のミーティングでは、ロッカー室で珍しく怒鳴り上げる声が通路にまで響き渡った。「小林は3回に集中力が途切れた。今季は悪いイメージを切り替えられないでいる」とぶ然とした表情で言った。そのエース小林宏は、3回2死からラミレスに2点二塁打を浴びるなど4失点。「ラミレスにはうまく打たれた。試合をつくれなくて申し訳ないの一言です」と言葉少な。監督のゲキを発奮材料にして8日のヤクルト戦から巻き返す。

◇途中交代

ロッテ西岡剛内野手(23)が7日、巨人対ロッテ4回戦(東京ドーム)の2回守備から途中交代した。6日の同3回戦の守備で左足首に違和感を覚えており、大事を取って交代した。病院には行かずアイシング治療を行った。西岡は「重症ではないので大丈夫です」と話した。

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ズレ18年ぶり「認定」本塁打

ロッテの4番ズレータが、東京ドーム左翼天井の照明を直撃する推定飛距離150メートルの認定本塁打を放った。6回1死走者なしから、巨人バーンサイドの真ん中直球を真芯でとらえた。「ゴルフボールを打っているようで気持ちよかった。18年ぶり?ブライアントのセンターへのホームランは知っているよ」と、今季4号ソロを上機嫌で振り返った。

東京ドームでの認定本塁打は90年に近鉄ブライアントがセンターのスピーカーを直撃した推定170メートル弾以来2度目となる。グラウンドルールにより、外野フェア地域の懸垂物に当たった場合は認定本塁打となる。パナマの怪物の本領を発揮し、ベンチ前では巨人ラミレスに負けじと「グーグーダンス」のパフォーマンスを披露した。「調子はグーグーグー。みんなホームランを期待していると思うので、最後まで戦い続ける。ネバーギブアップ」と力を込めた。最下位脱出へズレータの一発が大きな力になる。

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借金最多12[千葉日報]

[評]千葉ロッテは追い上げられなかった。先発小林宏は、序盤につかまり4回5失点で7敗目。打線は6回にズレータが4号ソロを放ち詰め寄ったが、再び突き放された。巨人は2回に谷の3号ソロで先制し、3回はラミレス、谷の連続適時二塁打で4点を奪い終盤にも追加点。

◇西岡が負傷交代

千葉ロッテの西岡が、左足首の違和感で2回の守備からベンチに退いた。患部を冷やして様子を見る。「昨日(6日)から痛かった」と、前日の試合中の守備で捕球に行った際、足首をひねった。ただ「大したことはない。大丈夫」と試合後は普段と変わらない足取りで球場を後にした。

◇ズレータ特大4号

千葉ロッテの4番ズレータが特大の4号ソロ。無安打で迎えた6回の第3打席、ど真ん中の直球をフルスイング。「ゴルフボールを打っているようで気持ちがよかった」という打球は、左翼天井からつり下がった照明に当たりグラウンドに落ちる認定本塁打。

前の試合では3安打し豪快な打撃を取り戻しつつある。「これからの打席にも期待してもらいたい」。主砲は自信たっぷりに話した。

◇小林、宏勝負どころで制球ミス

4番ラミレスに勝ち越しの2点二塁打を許すと、谷にも左翼フェンス上部直撃の二塁打。3回に4点を失った小林宏は、5回に回ってきた打席で代打を送られた。今季最短4回6安打5失点で7敗目を喫した。

2巡目に入った巨人打線につかまった。簡単に2死を取った3回、1、2番に連打され、3番小笠原は歩かせた。打席には5月21日に千葉マリンで、連続本塁打を浴びたラミレス。カウント2−0から「勝負にいった」と内角に投げるはずだった直球がやや中に入り左翼フェンス直撃の二塁打。右手でグラブをたたいて悔しがった。

続く谷には落ち切らなかった変化球を捕えられた。2回に先制本塁打を許した場面でも変化球が甘いコースに。「いいバッターにあまりにも簡単に投げてしまった」と語気を強めたバレンタイン監督。勝負どころでの制球ミスが命取りになった。

前回登板した横浜戦では8回6安打1失点で2ヶ月ぶりの勝ち星を挙げたが、今回は今季最短KO。「先発投手としてゲームをつくることができなかった。申し訳ないの一言です」。右腕の完全復活はまだ先のようだ。

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ズレータ照明直撃!!認定弾、ラミあきれた150メートル…ロッテ[報知]

衝撃の一発だった。敵も味方もない。ズレータが場内すべての人間の度肝を抜いた。6回1死、バーンサイドの133キロ直球をフルスイング。天井に向かった一撃は、左翼席後方の看板すら越え、照明に当たった。

「ゴルフボールを打っているみたいで気持ち良かったぜ」。推定飛距離150メートル。特大の4号ソロは、球場特別ルールの「外野のフェア地域にあたる懸垂物に当たった場合」に該当する認定ホームラン。90年6月6日の日本ハム戦で近鉄・ブライアントが放って以来、東京ドームでは18年ぶり2人目の記録となった。

左翼で見上げたラミレスが「大きい本塁打はドーム以外でも見てきたが、その中でも1番大きいんじゃないか」とあきれる打球。チームは3連敗で最下位脱出が遠いが、パナマの怪人は「俺は最後まで戦い続けるぜ」と気合をみなぎらせた。

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ズレータ、ブライアント以来の認定弾[スポニチ]

ズレータが東京ドーム史上2本目の認定本塁打は空砲に終わった。6回、左翼への大飛球は天井の照明を直撃。外野フェア地域の懸垂物に当たった場合は本塁打と認定される特別ルールが適用された。推定150メートルの4号ソロ。近鉄ブライアントが90年6月6日日本ハム戦で中堅上の天井スピーカーに直撃させて以来18年ぶりで「ゴルフボールを打ったように気持ち良かった」と話した。

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巨人に4連敗で借金12[ニッカン]

ロッテが巨人に交流戦初の4連敗を喫し、ついにバレンタイン監督就任後ワーストタイの借金12まで膨らんだ。試合後は「小林は3回に集中力が途切れた。今季は悪いイメージを切り替えられないでいる」とぶぜんとした表情で話した。エース小林宏は3回2死からラミレスに2点二塁打を浴びるなど4失点で流れを壊してしまった。「ラミレスにはうまく打たれた。試合を作れなくて申し訳ないの一言です」と言葉すくなだった。

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ズレータ照明直撃特大“認定ホームラン”[スポニチ]

ロッテのズレータ内野手は7日、東京ドームで行われた巨人4回戦の6回、天井に設置された照明に打球を当てて本塁打となった。

東京ドームの特別ルールの中に「打球が、外野のフェア地域にある懸垂物に当たるか、挟まった場合は本塁打とする」とあり、審判団がこの規定に該当すると判断した。打球はスタンドに入らなかったが、電光掲示板には推定飛距離150メートルと表示された。

東京ドームで今回の特別ルールが適用されたのは1990年のブライアント(近鉄)以来で、ズレータは「ゴルフボールを打っているみたいで気持ち良かった」と話した。

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ロッテ・ズレータが外野照明直撃の“驚弾”[サンスポ]

ロッテのフリオ・ズレータ内野手(33)は7日、東京ドームで行われた交流戦の巨人4回戦で6回、天井に設置された照明に打球を当てて本塁打となった。

東京ドームの特別ルールの中に「打球が、外野のフェア地域にある懸垂物に当たるか、挟まった場合は本塁打とする」とあり、審判団がこの規定に該当すると判断した。打球はスタンドに入らなかったが、電光掲示板には推定飛距離150メートルと表示された。

東京ドームで今回の特別ルールが適用されたのは1990年のブライアント(近鉄)以来で、ズレータは「ゴルフボールを打っているみたいで気持ちよかった」とコメントした。

◇ロッテ借金『12』バレンタイ政権最多タイ

ロッテは昨季まで交流戦で13勝3敗と圧倒してきた巨人に4戦全敗。借金『12』は、バレンタイン監督が指揮を執っているシーズンではワーストタイとなり、優勝どころか3位も危うい状況になってきた。エースとなるべき小林宏は同点の3回、簡単に2死を奪いながら4失点という詰めの甘さを露呈。攻撃でも1人で局面を打開できる打者がおらず、昨オフに戦力外通告した藤田に好リリーフを見せつけられる屈辱の敗戦。指揮官の「明日(8日)はこれよりもいい野球をやろうと思っている」という言葉がむなしく響いた。

◇西岡が途中交代

ロッテ・西岡剛内野手(23)が7日、交流戦の巨人4回戦(東京ドーム)で左足首に違和感を覚え、2回の守備からベンチに退いた。6日の試合の守備中に痛めたという。病院には行かず、冷やして様子を見る。

小林宏
「甘くなかった。見逃せばボールだと思う。うまく打たれた。」(ラミレスに許した勝ち越し二塁打に)

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お得意様の巨人に4戦全敗…ロッテ[報知]

ロッテは昨季まで交流戦で13勝3敗と相性の良かった巨人に4戦全敗。借金12は、バレンタイン監督が指揮を執っているシーズンではワーストタイとなった。先発の小林宏は同点の3回、簡単に2死を奪いながら4失点という詰めの甘さを露呈した。指揮官は「明日はこれよりもいい野球をやろうと思っている」という言葉がむなしく響いた。

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