わたしはかもめ2008年鴎の便り(6月)

便

6月17日

横浜1−14千葉ロッテ(横浜)

ロッテは昨年6月14日広島戦以来の18安打、06年6月3日広島戦の6本以来の5本塁打、05年7月31日ソフトバンク戦、8月2・3日楽天戦以来の3試合連続、今季7度目の2ケタ14点、今季5度目の3連勝で5位オリックスと0.5ゲーム差。先発・成瀬は7回7安打1失点、昨年4月13日西武戦からナイター14連勝、4月20日オリックス戦以来の4勝目。横浜は今季5度目の2ケタ失点で今季4度目の5連敗、03年終了時49以来の借金29。先発・桑原謙は1回5安打5失点、2敗目。3人目・真田が昨年8月14日広島戦以来の登板、2回無失点。

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千葉ロッテ50600021014
横浜0001000001
成瀬
「久し振りの勝利ですね。長かったです。初回に5点を取ってくれたので、すんなりとマウンドに上がる事ができました。自分の思った通りに投げれないボールもあったのですが、要所要所にいいボールが投げれました。昨年唯一負けた球場だったので、今年は勝つ事ができて嬉しいですね。これからも、どんどん勝てるように頑張ります。」(7回1失点の好投、今季4勝目)

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3戦連続2ケタ得点

スコアボードに18安打、14得点の数字がくっきりと浮かび上がった。ロッテが今季最多の5本塁打を放ち、3試合連続2ケタ得点で圧勝した。今季最多安打、最多得点に、バレンタイン監督は「みんな状態が良く層の厚さを見せてくれた」とご満悦だった。

自慢のマリンガン打線がまたもや初回から爆発した。3試合連続で初回に5点以上をマーク。この日も福浦の適時打で先制してなおも無死一、三塁から4番サブローが今季1号3ランをマークするなど一挙5点で主導権を握った。サブローは「(西岡)剛が出て、根元がつないでというパターンができているので初回から点が入る雰囲気がある」と話した。

◇西岡「集中した」

選手の意識も変わってきた。球場が狭く追い風が吹く立地条件だけに、つい大振りしがちだが、つなぐ意識に徹してコツコツと18安打を積み重ねた。3回のダメ押し3ランを含む2安打3打点の西岡は「今まで点差が離れると雑になってしまうところがあったけど、今日は集中して打てたというのは勉強になった」と、大量リードにも貪欲に攻め立てた。これでチームは3連勝、プレーオフ圏内まで5.5ゲーム差に迫った。

◇成瀬2ヶ月ぶり勝利

成瀬
「調子は良くなかったけど悪いなりに抑えられた。前回やられた分取り返そうと思った。ここから始まり。」(横浜に2連敗の借りを返し、4月20日以来約2ヶ月ぶりの4勝目)
松本
「今朝8時に呼び出しの電話があって、たたき起こされました。爆睡中だったけど2度寝できませんでした。」(今季初の1軍昇格)

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5アーチ大勝、成瀬1失点の好投[千葉日報]

千葉ロッテが5本塁打を集めて3試合連続の2けた得点で3連勝。1回にサブローの3ランなどで5点を先取。3回には西岡、ズレータの本塁打などで大量6点を加えて勝負を決めた。成瀬は約2ヶ月ぶりの白星で4勝目。横浜は5連敗。

◇成瀬2ヶ月ぶり勝利

千葉ロッテの成瀬が4月20日のオリックス戦以来、約2ヶ月ぶりの勝利で4勝目。

毎回のように走者を出しながらも我慢強い投球を続け、許した失点は4回に吉村に浴びた一発だけ。「7回1失点で後ろに渡せれば満足」と話していたとおりの内容でマウンドを降りた。

横浜は昨季、唯一黒星を喫した相手。今季、千葉マリンで対戦した時も5失点し負け投手になった。ようやくつかんだ4勝目に「長かったです。序盤に点を取ってくれたので、すんなり(試合に)入れました」と胸をなで下ろしていた。

◇打線好調、また1回に大量点

千葉ロッテはこの日も1回から大量得点。打線の勢いが止まらない。

先頭の西岡が死球で出塁し、続く根元の二塁打で無死二、三塁。「打ったのはフォーク。全然落ちてこなかったので逆にちょっとタイミングがずれたけど、いいところに落ちてくれた」と、福浦は2試合連続の先制適時打。横浜の1年目右腕を難なく打ち崩した。

さらに4番サブローは、追い込まれてからのスライダーを左翼席に運ぶ1号3ラン。「やっと1本出たね。タイミングもあったし、自分のスイングもできた」と会心の一振り。早川の26試合ぶりの打点となる適時三塁打で5点目を挙げ、6試合白星のなかった先発成瀬を後押しした。

ここ4試合で1回の得点は計20点。バレンタイン監督は「ゲームに入る準備がしっかりできている」と4戦連続2けた安打の打線に満足そう。最下位脱出も見えてきた。

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ロッテ、3戦連続2ケタ得点[デイリー]

猛打が炸裂し大勝だ。「ここは非常に打ちやすい球場なのかもしれない。選手が打撃練習でのいいスイングを、そのまま試合に持ち込んでくれた」。あまりの爆発に、ロッテ・バレンタイン監督も驚きを隠せない。

1点先制後の初回無死一、三塁からサブローが左中間へ1号3ラン。「正直、今年は(本塁打)ゼロかなと思っていた。うまく上がってくれた」という一撃が“猛打ショー”開演の号砲となった。この回に一挙5点を先制。最近4試合での初回の得点合計20点という電光石火の攻撃だ。

その後も止まらず、18安打14得点5本塁打。全て今季最多の数字だ。3試合連続2ケタ得点は05年以来となる球団タイ記録で、日本記録(4試合)にあと1つとなった。豪快な数字を並べて3連勝で5位に0.5差。指揮官が「雪だるま式にいい方向へ転がっている」と評する強さで、一気の浮上を図る。

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ロッテ3戦連続初回から5点以上!3戦連続2ケタ得点[報知]

新マリンガン打線がまたまた速攻で横浜投手陣をハチの巣状態にした。初回、サブローの1号3ランなど5安打で5点を奪い、新人・桑原謙を秒殺KO。直前の阪神2連戦では6点、6点。3試合連続で初回に5点以上奪ったのは、長いプロ野球史でも極めて珍しいケースだ。

「打撃練習でのいい感じを試合にも持ち込んでくれた。1点入った後は雪だるま式にいい方向に転がった」とバレンタイン監督。冷静を装ったが、その顔は興奮で上気していた。

日が暮れきらないうちに勝負の行方を決めたのは、2人の“第1打席男”だ。サブローは35試合、125打席目でようやく今季初アーチ。「完璧でした。もう今年は打てないかと思っていた」。先発出場した際は、2試合連続して初打席タイムリーをマークしており、予感はあった。左太もも裏痛に苦しんでいた「つなぐ4番」が本領発揮だ。

サブローが「あいつが出れば点が入る雰囲気がある」と持ち上げたのは西岡。初回は死球で出塁し、先制のホームを踏んだ。初回の出塁は6戦連続。この間5勝1敗のチームを牽引している。3回には右中間へ自己最多となる7号3ラン。「オヤジ(邦昭さん)が来てたんで、打ててよかった」と満足げに振り返った。

5発、18安打、14点は全て今季最多のつるべ打ちでセ、パの最下位対決に爆勝。3試合連続の2ケタ得点は、日本一に輝いた05年7月31日のソフトバンク戦、8月2、3日の楽天戦でマークして以来、球団史上3度目の記録だった。

相次ぐけが人で自転車操業だった打線も、ほぼ役者はそろった。気がつけば5位オリックスまで0.5差。最下位脱出の日も近い。8回に息の根を止める5号ソロを放った主将・里崎は「打てる時に打っておかないと」と貪欲。千葉の大波が、このまま上位をのみ込む勢いだ。

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サブローが点火!ロッテ、今季最多18安打[サンスポ]

1回に一挙5点。無死二、三塁から福浦の右前適時打で1点を先制。なおも無死一、三塁から、サブローが左翼席へ今季1号3ランを放った。「やっと1本出たね。交流戦は対戦が少ない投手が多いので新鮮で逆に楽しめる」。

打線はその後も止まらない。オーティズやズレータらの本塁打などで、今季最多の18安打14得点。2005年7月31日、8月2、3日以来となる、球団タイ記録の3試合連続2ケタ得点勝利を収めた。

「全員がしっかりと仕事をしてくれている」とバレンタイン監督。序盤の大量リードで主力を温存し、4試合連続2ケタ得点勝利のプロ野球記録がかかる、18日の横浜戦に備えた。

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ロッテ5発大勝!今季5度目3連勝[スポニチ]

いきなりの5点で勝負を決めた。ロッテは14日の阪神戦から3戦連続で初回に5得点以上をゲット。無死一、三塁から左中間へ今季1号3ランを放ったサブローは「今は(西岡)剛が塁に出たら点が入りそうな雰囲気がある」。四球、右前打、死球と先頭打者として3試合続けて出塁し、全て先制ホームを踏んでいる西岡も「1番打者として嬉しい」と笑顔で話した。3回にも6点を奪うなど、5本塁打で今季最多の14点。2ケタ得点も3試合連続だ。「選手全員がよく振れているし、雪だるま式にいい方向に転がっているね」とバレンタイン監督。これで今季5度目の3連勝。絶好調の打線の勢いで上位浮上のチャンスをうかがう。

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ロッテ、本塁打5発で横浜粉砕![サンスポ]

昨季と前回登板のリベンジを誓ってロッテ・成瀬はマウンドに上ったが、またもや吉村に一発を許した。4回2死。内角低めのスライダーを左翼席中段に運ばれ、バックスクリーンに映し出されるリプレーを悔しそうに眺めた。

16勝1敗の好成績を挙げた昨季、唯一の1敗が横浜戦だった。吉村に2ランを浴び、0−2で敗退。今季は、6月1日の横浜戦(千葉マリン)で、3回2死満塁から「野球人生で記憶にない」という押し出しの四球を与えた。さらに、プロ入り後、満塁の場面で初めて適時打を浴びた。「正直、完敗だった。(前回の横浜戦で)点を取られた分、0点で抑えたいという意識は強い」。一発は許したが、悪いながらも粘りの投球で意地を見せた。

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ロッテ5発!3戦連続2ケタ得点3連勝![スポニチ]

ロッテが5本塁打を集めて3試合連続の2けた得点で3連勝。1回にサブローの3ランなどで5点を先取。3回には西岡、ズレータの本塁打などで大量6点を加えて勝負を決めた。成瀬は約2カ月ぶりの白星で4勝目。横浜は5連敗。

◇サブローお待たせ今季1号

ロッテの4番サブローに待望の今季1号が出た。1回、福浦の右前適時打で1点を先制した後、無死一、三塁で桑原謙のスライダーを左中間席に運んだ。サブローは「やっと1本出たね。手応えのあるホームランだった」と3ランに会心の笑みを浮かべた。その後も早川の三塁打で1点を加え、この回一挙5点。4月20日以来、勝ち星から遠ざかっている成瀬を援護した。

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