わたしはかもめ2008年鴎の便り(6月)

便

6月19日

千葉ローカルですが、成瀬初のCM

成瀬に、初めてテレビCMへの出演が舞い込んできた。里崎との共演で、「君津住宅」のCMに出演することが決まった。7月上旬に千葉ローカルで放送される。来週に撮影を控える成瀬は「里崎さんとの共演は嬉しいですね。次は全国区(で放送されるCM)も目指しますよ」と話していた。

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ロッテ、五輪選考で大量流失か?少数か?…ボビー悶々[夕刊フジ]

実に悩ましい状況だ−。交流戦も終盤にきて、上昇ムードのロッテ。交流戦最終カードの21日からの中日2連戦で必勝、借金を少しでも返済したいところだ。

「このところ、非常によい形でチームらしく戦えている。交流戦が終わればちょうどシーズンは半分。後半戦にいい形で入っていきたい」。19日、千葉マリンでの全体練習後、バレンタイン監督が強調した。投壊現象から一時は12にまで膨れあがった借金も、どうにか8まで返済しチームは上昇ムード。首位を走る西武がここにきて4連敗するなど、混パの予兆が出てきただけに、クライマックスシリーズ出場権争いに食い込みたいところだ。

当然ながら浮上のカギとなるのは、疲れのくる夏場での猛チャージとなるが、指揮官には悩ましい状況が待っている。8月の北京五輪本戦だ。ロッテからは現時点で小林宏、成瀬、渡辺俊、里崎、西岡、サブローの五輪アジア予選組に川崎、久保の若手と今江が加わり9選手がノミネート。20日には第2次候補が発表されるが、北京五輪期間では12試合に主力が離脱する。

「選手にとって選ばれることは光栄なことだし、チームとしても送り出すつもり。(主力が)抜けた場合での準備はしっかりしてある」とバレンタイン監督は全面協力の姿勢を表明しているが、より厳しい戦いとなることは必定だ。だが、ここにきて状況は流動的。現時点で本戦選出が濃厚といえるのは西岡。上昇機運にあるとはいえ成瀬、里崎、渡辺俊は微妙な状況だ。星野監督ら日本代表首脳陣の中では帆足、細川の西武勢の評価が高い。

となれば、一時は大量選出が予想されたロッテだが、フタをあければ“流失”は極力少なくなる可能性がある。そうはいっても、バレンタイン監督の去就問題も微妙だ。ロッテより上の5位にいるオリックス・コリンズ監督は、先頃辞任。借金28で青息吐息の横浜・大矢監督も今季中の“ケジメ”の付け方が注目されている。勝負は結果がすべて。もちろん、バレンタイン監督にとっても、明日は我が身の状況には変わりはない。

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成瀬、初テレビCMで知名度アップだ[スポニチ]

ロッテの成瀬がテレビCMに初出演する。「君津住宅」のCMに里崎との共演が決まり、23日に千葉マリンで撮影予定。千葉ローカルで7月上旬から放送されるが成瀬は「嬉しい。これを機に全国区に展開していければ」。各球場で流されるNPBのCMに“ロッテ代表”で出演しているがテレビCMは初。昨季は最優秀防御率、最高勝率の2冠。星野ジャパンでは先発の一角を担った左腕は「まだ知名度は今一つ。もっと僕のファンを増やしたい」と意欲的だった。

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ボビーメ軍新監督候補に地元紙が質問[ニッカン]

メッツがランドルフ監督を解雇したことを受け、地元紙が18日、ロッテのバレンタイン監督にコメントを求めた。同監督は来季のメ軍新監督候補に名が挙がっており、スタンフォード・アドボケイト紙が電子メールで「もしオファーが来たら引き受けるか」と質問した。同監督の返事は「今、監督の職に就いているし、楽しんでやっている。チームも好調だし、私も元気だ」だったという。

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ロッテ逆襲のカギを握る左腕[スポーツナビ]

◇投手陣の不調でまさかの最下位

18日現在、パ・リーグ最下位の千葉ロッテ。ここへきてようやく打線の調子が上がり、最近8試合で6勝2敗と調子を取り戻しつつある。2005年には交流戦、パ・リーグ、日本シリーズ、アジアシリーズを制し、昨季もレギュラーシーズン2位。今年もシーズン前の評判は悪くなかったが、思わぬ苦戦を強いられている理由として、投手陣の不調が挙げられる。

先発陣では、昨季に驚異的な活躍を見せた成瀬が好投しながら打線の援護に恵まれず、小林宏之も不調。清水直行、渡辺俊介らも含めて、本来の持てる力をそのまま出せている投手はいない。そして、先発陣以上に深刻なのが救援陣だ。

千葉ロッテの18日までの70試合の投手成績を先発、救援別に見ると、先発投手は23勝25敗、救援投手は8勝14敗。救援陣の不調が浮き彫りになる。やはり、「YFK」が抜けた穴は大きいのだろうか。

◇「YFK」不在に苦しむ若手救援陣

昨季までの数年間、千葉ロッテは不動の継投パターンを持っていた。薮田安彦(現・米大リーグ・ロイヤルズ)、藤田宗一(現・巨人)のセットアッパーと、“抑えの切り札”小林雅英(現・米大リーグ・インディアンス)。3人の頭文字をとった「YFK」は日本を代表する救援陣として他球団から恐れられてきた。通算500試合登板を超える藤田を筆頭に、豊富な経験を持っていた彼らは、打たれて負けることがあっても動じることはなく、チームからの信頼も揺らぐことはなかった。

しかし、その「YFK」がオフにそろってチームを去った。藤田は戦力外で巨人へ、薮田と小林雅はFAで米大リーグへと移籍した。3人はベテランで、年齢的にはピークを過ぎたという見方もあった。そして、昨季に頭角を現した川崎雄介と荻野忠寛の存在もあったので、ともに26歳の2人を中心にした若い力で、新しい必勝パターンがつくられるものだと期待されていた。

だが迎えた今季、頼みの川崎と荻野が思うような結果を残せない。バレンタイン監督も明確な継投パターンを作ることができず、悪循環に陥った。

◇「日本で1番のリリーフになりたい」

「ボールは去年と遜色ないと思うんですけど。やっぱり気持ちですかね」。川崎は自らの不調をそう分析する。「8回に使ってもらえるようになって、去年までの3人がやっていたのと同じようにやらないといけないと思ってしまうんです」。

やはりリードした試合の終盤は重圧も違うのだろうか。「ビハインドの場面だと打たれてもショックが小さいというか。だからどんどん向かっていけて自分の投球ができた。でも、リードした8回に投げて打たれると…せめて後続を抑えれば切り替えやすいけど、逆転されてしまうと精神的にきついですね」。

コーチや周りの選手も厳しい役割は理解している。先輩の「YFK」も同じだ。「藤田さんは日本で見てくれている。薮田さんも雅さんも時差まで気にしながら連絡をくれる。本当にありがたいです」。

だが、苦しさを理解してもらうだけでは勝負の世界を生き抜くことはできない。「自分が抑えて結果を出していくしかない。今年は色々考えすぎていたけど、去年はどんな場面でもがむしゃらにやっていた。原点に戻るしかない」。

交流戦が終わると、千葉ロッテはレギュラーシーズンの折り返しにあたる72試合を消化する。巻き返しのチャンスは十分にある。

「メジャーには興味は全くないです。それより、日本で1番の左のリリーフになりたい」。日本で1番になるために。原点に戻ってがむしゃらに投げる川崎の存在が、千葉ロッテ逆襲の重要なカギを握っている。

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