わたしはかもめ2008年鴎の便り(6月)

便

6月20日

小野、先発へ気合

15日の阪神戦で今季初の中継ぎで1回0/3を投げた小野が、21日の中日戦で先発する可能性が出てきた。19日にブルペンで70球を投げて最終調整。「みんな調子が良くなっているから、僕も上昇気流に乗っていきたいね」と自身4勝目を目指す。同カードで連勝すればチームとして交流戦の勝率が5割に到達することから「そこは最低限やらないといけない」と気合十分に話した。

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唐川“誕生日登板”かけて2軍でテスト[スポニチ]

2軍調整中のロッテのルーキー唐川が“誕生日登板”をかけて21日のイースタン・ヤクルト戦(ロッテ浦和)に先発する。投球フォームのバランスを崩していた18歳右腕は荘2軍投手コーチとビデオで入念にチェック。「球の質が本来のものに戻れば大丈夫。誕生日に投げられればいいですね」。順調に課題を消化すれば28日西武戦で1軍復帰、さらに中6日で19歳の誕生日を迎える7月5日ソフトバンク戦に先発の可能性が高い。

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北京五輪日本代表最終候補

投手
上原浩治(巨人)
川上憲伸(中日)
岩瀬仁紀(中日)
吉見一起(中日)
岩田稔(阪神)
藤川球児(阪神)
久保田智之(阪神)
ダルビッシュ有(日本ハム)
成瀬善久(ロッテ)
渡辺俊介(ロッテ)
和田毅(ソフトバンク)
久米勇紀(ソフトバンク)
杉内俊哉(ソフトバンク)
田中将大(楽天)
岩隈久志(楽天)
涌井秀章(西武)
捕手
阿部慎之助(巨人)
矢野輝弘(阪神)
相川亮二(横浜)
石原慶幸(広島)
里崎智也(ロッテ)
細川亨(西武)
内野手
小笠原道大(巨人)
荒木雅博(中日)
井端弘和(中日)
新井貴浩(阪神)
村田修一(横浜)
宮本慎也(ヤクルト)
西岡剛(ロッテ)
川ア宗則(ソフトバンク)
中島裕之(西武)
片岡易之(西武)
外野手
高橋由伸(巨人)
和田一浩(中日)
赤星憲広(阪神)
青木宣親(ヤクルト)
稲葉篤紀(日本ハム)
大村三郎=サブロー(ロッテ)
佐藤隆彦=G.G.佐藤(西武)
成瀬
「しっかり調子を維持して最終メンバーに選ばれるよう結果を出したいと思います。日本代表に貢献したいです。」
渡辺俊
「ここまで満足いく成績を残している訳ではないのにもかかわらず、名前を残していただいたことは励みとなります。」
里崎
「大変光栄ですが、最終的に選んでもらえるように今やるべきことをしっかりやって結果を出したい。」

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ここから15人脱落!星野ジャパン全員で競争…五輪最終候補発表[報知]

北京五輪野球の日本代表編成委員会が20日、都内のホテルで行われ、昨年12月のアジア予選組21人を含む最終候補39人(投手16人、野手23人)を決めた。星野仙一監督(61)は故障を抱え、完調には遠い小笠原、高橋由(共に巨人)を選出。昨年のアジア予選で勝った涌井(西武)から先発の特権を剥奪するなど、競争によるレギュラーの選出を打ち出した。実績や経験は問わない方針で、7月中旬まで横一線の競争を勝ち抜いた精鋭24人に、金メダルの夢を託す。

甘えや妥協を一切許さない。星野監督らしいメッセージだった。「基本的には39人に競争してもらって、当選の声を聞くまで最後まで頑張って欲しい」。最終候補が印刷された用紙を穴が開くほど見つめながら、言葉に力を込めた。

思うようなチーム編成ができない危機感が、言葉の端々にのぞいた。「思った以上にけが人が多くて苦労した。全快でない選手も(完治する)見込みで入れている」昨オフに左ひざを手術した影響で本調子とは言えない小笠原や、腰痛から復帰したばかりの高橋由をメンバーに加えたが、復調途上であることを理由に優遇する気はない。

「(2人に)チャンスを与えるということ。発表されたメンバーを見れば、自分が何番目か分かるはず。もう一踏ん張りする自覚が出てくる」。過去の実績や経験は関係ない。横一線の競争を勝ち抜くことを求めた。

競争を課したのは故障組だけではない。昨年のアジア予選(台湾)の初戦となったフィリピン戦で先発し、勝利投手となった涌井からは事実上、先発の座を剥奪した。「田中、岩隈、涌井。これで競争だろうな。とにかく先発を勝ち取って欲しい」。ソフトな口調だったが、内容は今季6勝6敗と波に乗れない4年目右腕を突き放した。左の中継ぎから和田、杉内、岩田のうち1人が先発も兼ねる。三塁は初挑戦の中島と村田が競う。

レギュラーが保証されるのはエース・ダルビッシュと、4番の新井だけ。先発、左右の中継ぎ、内外野…。あらゆるポジションが白紙の状態だ。裏を返せば、代表を決める7月中旬までの約1ヶ月間、成績次第で日の丸を背負う道が開ける。

まさに弱肉強食。1ヶ月間の競争を勝ち抜けば、強豪キューバや米国などのライバルチームにも引けを取らないメンバーを組める。これが闘将の狙いだ。「昨年のアジア予選と新しい名前でバランスよくチーム編成できればいいな」。会見中に、指揮官が7度も連呼した「競争」。このフレーズが、金メダル獲得を狙う星野JAPANの命綱となる。

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ダル、マー君も、星野ジャパン候補39人発表[スポニチ]

北京五輪野球の日本代表編成委員会が20日、東京都内のホテルで開かれ、日本ハムのダルビッシュ有投手、巨人の上原浩治投手、ヤクルトの宮本慎也内野手ら最終候補選手39人を決め、発表した。代表24選手は7月中旬に発表される。

19日のスタッフ会議では第1次候補の81人から38人に絞ったが、相川亮二捕手(横浜)を追加した。下半身の故障で4月末から2軍で調整中の上原は救援要員としてメンバーに残したが、昨年12月のアジア予選代表の小林宏之投手(ロッテ)、長谷部康平投手(楽天)、森野将彦内野手(中日)の3人は漏れた。星野仙一監督は「けが人が多く、苦労した中で選んだ。39人はけがをせずに頑張って競争して欲しい」と話した。

リーグ別の内訳はセ21人、パ18人、ポジション別は投手16人、捕手6人、内野手10人、外野手7人。球団別では阪神と中日の6人が最多で、オリックスからは選出がなかった。

日本代表は8月2日から合宿を開始し、8日にパ・リーグ、9日にはセ・リーグの各選抜と強化試合(東京ドーム)を行う。10日に北京へ移動し、13日の1次リーグ初戦では強豪キューバと対戦する。

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