わたしはかもめ2008年鴎の便り(7月)

便

7月1日

東北楽天2−7千葉ロッテ(盛岡)

ロッテ先発の清水直が今季初、自身4度目の無四球完投勝利をマーク。清水は7安打4奪三振2失点で今季6勝目。シーズン5度目の完投勝利は自己最多、楽天戦では4月16日から3戦連続完投勝利。打線は1回福浦のタイムリーで先制。2回に西岡の犠飛、3回にベニーのタイムリー、サブローの2点タイムリー二塁打。5回には再びサブローのタイムリー、今江の犠飛で加点した。楽天は連勝が止まり、今季地方球場で勝ち星なしの4連敗で貯金は1。楽天・先発の朝井は5回で今季ワーストの7失点。昨年9月22日からロッテ戦自身3連敗で今季7敗目。

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千葉ロッテ1130200007
東北楽天0000020002
福浦
「今日は打席の中で迷わず振っていったのが、いい結果に繋がったと思います。本当に今年はここまでチームに迷惑をかけて来ていますので、ここから何とか1つでも多く貢献できるヒットを打って行きたいです。先日、2人目の子供が生まれて本当に励みになっています。明日も頑張ります。」(今季初の猛打賞)

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ロッテ福浦次男誕生に発奮!今季初猛打賞[ニッカン]

ロッテの“安打製造機”福浦和也がついに目覚めた。楽天戦の初回1死二塁から先制適時打を放つと、3回には中前打で追加点の口火を切った。さらに4回、外角低めフォークをうまくとらえて右前へ運ぶ技ありの一打で、今季初の猛打賞を記録した。「打席で迷わず行こうと思っていた。ここまで内容が悪かったけど、前に比べて良くなっている」と、今季初のお立ち台で笑みがこぼれた。

01年に首位打者を獲得し、猛打賞は昨年まで8年連続で年間10度以上をマークしている。だが、今年初めて壁にぶち当たった。キャンプ序盤に持病の腰痛が悪化し、フォームが固まらずに不振が続いた。体幹トレや居残りロングティーで試行錯誤を繰り返すも、打率2割台前半とふがいない成績が続いた。

そんな苦しい時期を支えたのが家族の存在だった。6月28日に第2子の次男が誕生。「嫁が苦しい思いをして頑張っているのに、自分がこんなんじゃダメだと思った。子供が無事に生まれて落ち着いたし、大きな励みになりました」と頼もしいパパの顔を見せた。

子供が生まれてからは3試合で5安打4打点と絶好調。「ここから開き直って頑張るしかない」と話した。節目の1500安打まであと63本、小笠原(巨人)が持つ9年連続2ケタ猛打賞のプロ野球記録も可能性が残る。幕張のヒットマンが猛チャージをかける。

◇清水、5度目の完投

清水が5度目の完投で6勝目を飾った。「丁寧に低めに投げることだけ考えた」。2回1死満塁から、外角カットボールで併殺に仕留めてピンチを切り抜けると調子を取り戻した。シュート、カットと微妙に動くボールでバットの芯を外し7安打2失点。2日は大嶺、3日は唐川のU−20コンビが先発する。「彼らの刺激になってくれればと思った」とベテランの存在感を示した。

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ロッテ32歳トリオがU20コンビに手本![報知]

ロッテの「Over30トリオ」が楽天を蹴散らした。現在32歳の清水、福浦、サブローが真価を発揮した。

11安打7点の打線に火をつけたのは福浦だった。初回の中前先制打を含む3安打で、ようやく今季初の猛打賞。6月28日には二男も生まれ「大きな励みになっている」と、気合が入っていた。1学年下のサブローも負けじと2安打3打点。直前の西武3連戦で無安打に終わった悔しさをぶつけた。

強力援護を受け、「みちのくひとり旅」を演じたのは福浦の同級生・清水だ。7安打2失点の完投で、チームトップタイの6勝目。2日は20歳の大嶺、3日は18歳の新人・唐川が先発するが「刺激になればいい」との言葉通り、丁寧に低めを突く、お手本のような内容だった。5位オリックスとは依然0.5差。最下位脱出へのバトンを、理想的な形で「U−20コンビ」に手渡した。

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「やっとですね」福浦、今季初の猛打賞[スポニチ]

復調気配のロッテ・福浦がチームを快勝に導いた。初回の先制中前打を含め今季初の猛打賞。「やっとですね。ここまで不甲斐ない結果だったけど、開き直って頑張るしかない」。06年まで6年連続打率3割も昨季は同.258。今季も不振で2軍落ちまで経験した。復活の兆しが見えない中、次男が誕生した6月28日の西武戦で今季初の3打点。「嫁が苦しい思いをして産んだのに、自分がこんなんじゃダメ」。一家の大黒柱として、打線の核として奮い立ち、今季初の無四球完投を飾った同じ32歳の清水を援護。チームの浮上に欠かせない福浦のバットに火がついたのは心強い。

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福浦が今季初の猛打賞[ニッカン]

ロッテの“安打製造機”福浦がついに目覚めた。初回1死二塁から先制適時打を放つと、3回には中前打で追加点の口火を切った。さらに4回、外角低めフォークをうまく捕らえて右前へ運ぶ技ありの一打で、今季初の猛打賞を記録した。「打席で迷わず行こうと思っていた。ここまで内容が悪かったけど、前に比べて良くなっている」と、今季初のお立ち台で笑みがこぼれた。

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ロッテ・清水、無四球完投で6勝目マーク![サンスポ]

不利な条件だからこそロッテ・清水は攻めていった。コーナーへと置きにいく球はなく、変化球でも直球と同じように腕を振った。それが打者の近くで小さいが、鋭い変化を生んだ。

「狭い球場でも力勝負できた」。両翼91.5メートルの地方球場で2年ぶりの無四球、今季5度目の完投。序盤の大量リードで楽になった面を差し引いても、適時打を許さないなど、その内容は6勝目に相応しかった。このあと先発で続くとみられる大嶺、唐川に対しても「いい手本じゃないが、刺激になってくれれば」と清水。直球だけなら自らをしのぐ可能性を秘めながら壁にぶつかっている2人へ結果的にメッセージを送ることにもなった。

北京五輪の日本代表候補には成瀬、渡辺俊が名を連ねている。いまだ小林宏に復調の兆しが見えないだけに、夏場、この右腕には先発陣の軸としての働きが求められる。「ここからどれだけ貯金をつくれるか」。その自覚も十分だった。

バレンタイン監督
「直球でも(右打者なら)内角はシュート、外角はカットボール気味にいっていた。どの球もコントロールが良かった。」(清水に)
福浦
「チームに迷惑を掛けてきた。これから貢献できれば…。」(今季初の3安打)

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大嶺「僕が勝てれば唐川も続いてくれる」[スポニチ]

ロッテの唐川と大嶺が1日、1軍に合流した。唐川はデビューから3連勝後、4試合連続で勝ち星がなく、6月16日に2軍落ち。この日は予想される3日の先発に向けて調整した。大嶺は2日の先発が決定。今季は中継ぎ登板だけで、先発は昨年4月30日以来。「2軍でやってきたことをそのまま出したい。僕が勝てれば、唐川も続いてくれると思う」と意気込んだ。

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