わたしはかもめ2008年鴎の便り(7月)

便

7月5日

千葉ロッテ12−6福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ロッテが5点差を逆転し3連勝、千葉マリンでの連勝を4に伸ばし、2カード連続勝ち越し。ロッテは3点を追う6回、大松のタイムリー二塁打、ベニーのタイムリー三塁打を含む打者一巡の攻撃で5点を奪い逆転に成功。7回にも自身初となる西岡の今季チーム3本目の8号ランニング本塁打などで3点を追加した。2人目・松本がプロ初勝利。ソフトバンクは5回松中の14号2ランなどで一時5点のリードも中継ぎが崩れ逆転負け。ソフトバンクでは初となる99年以来の7連敗、千葉マリン3連敗で、3カード連続負け越しとなった。

123456789R
福岡ソフトバンク0031200006
千葉ロッテ00012540x12
松本
「里崎さんが楽に行けと声をかけてくれたので、落ち着いて投げる事ができました。ここまで、いい投球ができているのでこのまま続けていけるように頑張ります。昨年は骨折などして、チームのスタッフの方など色々な人が支えてくれたので本当に感謝しています。この勝利を両親と嫁さんの報告したいですね。初勝利、獲ったどー!。」(プロ初勝利)

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大松6打点!ロッテ42日ぶり最下位脱出[ニッカン]

ロッテが5月24日以来42日ぶりとなる5位に浮上した。今季6度目の満員3万人超え。その応援に支えられ、1−6からの大逆転で最下位を脱出した。バレンタイン監督も「多くのファンが来てくれた中、払ったお金に値するパフォーマンスを見せられた」と喜んだ。

ヒーローは5年目の助っ人ベニーだった。6回、100キロの巨体が懸命に走って適時三塁打。走者2人をかえし、8−6と勝ち越した。ベニーは「諦めない気持ちが結果を呼んだ」。5点を追う5回にも一、二塁から2点三塁打を放った。バレンタイン監督も「ベニーの気持ちがみんなに伝わった」と振り返った。これで7試合連続安打。助っ人は大好きな夏に向け急上昇している。

ベニーの4打点を上回る6打点は大松だ。6回に満塁から走者を一掃する同点二塁打。そして7回、だめ押し3ラン。前日の満塁本塁打男は健在。「3打席凡退してたんで、次はない気持ちで自信を持って打ちました」。7回には西岡から今季チーム3本目となるランニング本塁打が飛び出した。勢いを感じさせる3連勝だ。しかし、バレンタイン監督は「5位?それはシーズンが終わってからだ」と浮かれてはいなかった。

◇松本プロ1勝

2年目の左腕松本がプロ初勝利を挙げた。2番手で登板、1回1/3を投げ、3安打されながら無失点に抑え逆転勝利を導いた。お立ち台に上がった松本は「里崎さんが楽に投げろと言ってくれて。あの顔を見ていたら楽になります。初勝利?まぐれです」と言って大喜びしていた。

◇唐揚げケーキ、唐川19歳誕生日

ルーキーの唐川がこの日、背番号と同じ19歳の誕生日を迎えた。試合前、報道陣から名前にちなんで「唐揚げ」の載ったケーキをプレゼントされ、豪快にほおばった。バレンタイン監督からも「ハッピーバースデー」と歌いかけられる中、唐川は「今年は初めて体験することが多くて誕生日がくるのが早かった。19歳になったことで、また気持ちを新たに臨みたい」と語っていた。

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ロッテ3連勝!!42日ぶり最下位脱出[デイリー]

“満塁男”の面目躍如だ。ロッテ・大松が6打点の活躍を見せ、チームは42日ぶりに最下位を脱出した。

「開き直って、タイミングがあったらどんどん振っていこうと思った」。3点を追う6回2死満塁での第4打席。左翼線へ走者一掃の同点二塁打を運び、その後の打線爆発の呼び水になった。7回には右翼席へとどめの13号3ランを放った。

今季、満塁で4打数4安打12打点と無類の強さを誇っていた大松。だが初回1死満塁で空振り三振を喫すると、その後も得点圏で2打席凡退。「落ち込みそうになった」という。それでも「4回はない。そんなに運は悪くない」と自分に言い聞かせて臨み、“満塁男”の勝負強さを発揮した。

05年の日本シリーズを思わせる霧の千葉マリン。「そういう舞台に立てるように頑張りたい」。まず1つ、バットでチームにかかった霧を振り払った。

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ラッキー!ロッテ5点差逆転!最下位脱出[報知]

幸運が勢いを生み、ロッテが最下位を脱出した。5点ビハインドをはね返し、15安打12点のヒットパレード。3万大観衆の大合唱に包まれ、バレンタイン監督は「たくさんのファンに、払ってもらったお金に値する試合を見せられた」と胸を張った。3連勝でオリックスに代わり、5月24日以来42日ぶりの5位浮上。怒濤の攻撃でどん底からどん底から一歩抜け出した。

右方向に幸福が詰まっていた。まずは5回2死一、二塁。右中間へのベニーの飛球を外野陣が譲り合い、2点を返した。6回、同点直後には再びベニーの右翼後方への飛球が右翼手のグラブをかすめてポトリ。勝ち越しの2点三塁打に様変わりした。2打席連続2点三塁打の助っ人は「本当にラッキー。諦めない気持ちと気合が結果を生んだと信じているよ」と目を丸くした。

7回には西岡の右中間への打球が外野手の交錯を誘い、65年以来43年ぶりとなるチーム今季3本目のランニング本塁打となった。幸運に後押しされて強力打線が爆発し、ボビーは「ベニーの最初の三塁打で2点が入って、ほかの打者にも伝染してくれたね」とニンマリ。千葉の神風に乗って、ロッテが逆襲に転じる。

◇唐川19歳誕生日唐揚げケーキ

ロッテの高卒ルーキー・唐川が19歳の誕生日を迎えた。試合前練習後、唐揚げがから揚げが乗ったバースデーケーキを前に「新たな気持ちでこれからの戦いに臨んでいきたい」と抱負を語った。次回登板は11日の楽天戦(Kスタ)。パ・リーグ相手に4連勝中の右腕は「19歳も色々初めてのことがあるだろうけど、その中で経験を積んでいきたい」と目を輝かせた。

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西岡ランニング弾!大松ガッポリ6打点[スポニチ]

5点差をひっくり返して勝利をつかんだロッテ。バレンタイン監督は興奮を抑えられなかった。「打者は粘り強い打撃を続けてくれた。よいチームがするような、よい攻撃ができた」と攻撃陣を絶賛し「見事な火消しだった」とリリーフ4投手を称えた。

ソフトバンク投手陣をのみ込んだ。3点を追う6回に大松の走者一掃となる適時二塁打で同点に追いつくと、2死一、二塁からベニーが勝ち越しの適時三塁打。前の打席で今季初の三塁打を放ち2打席連続の快挙に「リトルリーグ以来かな」と100キロの巨体を揺らして笑った。7回には、先頭の西岡が俊足を飛ばし、自身初のランニング弾。2戦連発の大松は6打点の荒稼ぎだ。3連勝で5月24日以来の最下位脱出。ロッテの巻き返しが始まった。

データ
西岡(ロ)が7回7回、自身初となるランニング本塁打。今季ランニング本塁打は4月25日ソフトバンク戦の大塚、6月4日中日戦の竹原と3本すべてロッテの打者がマーク。70年以降、同一球団でシーズン3本のランニング本塁打は98年西武(松井稼、鈴木健、大塚)と今季のロッテだけ。

◇空揚げケーキ!唐川「凄い」誕生日

ロッテの唐川が19歳の誕生日を迎えた。名前にちなんで、鶏肉の空揚げが乗ったバースデーケーキをプレゼントされ「凄いですね」と笑顔。高校を卒業してプロ初勝利を挙げた1年間を「色々と初めて経験することがあって早かった」と振り返った。ここまで高卒ルーキーの球団タイ記録となる4勝をマークしている右腕は「今日から新たな気持ちで、これからの戦いに臨んでいきたい」とさらなる飛躍を誓った。

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ロッテ最下位脱出!大松6打点荒稼ぎ[サンスポ]

ロッテが5点差を逆転し、最下位を脱出。大松が2試合連続で左腕から本塁打を打つなど6打点。連日、打点を荒稼ぎし、3連勝の立役者になった。

1回、前日一発を放った満塁で三振するなど3打席目まで好機で凡退していた。しかし、3点を追う6回2死満塁。「4回(の凡退)はないだろうなと。そんなに運悪くないと思った」とポジティブにとらえ、同点の二塁打を放つ。「4回も打てなかったら守備に就くのが嫌だったので」と汚名返上の一打に冗舌だった。

◇松本、恩返しの初勝利

2年目でプロ初勝利の松本は兵庫・育英高から社会人野球のデュプロを経て大学生・社会人ドラフト8巡目で入団した左腕だ。

そのデュプロは今季限りで解散することが決まっている。「悲しい知らせだったので頑張らないと駄目とそれだけしか頭になかった」という気持ちを力に変えた27歳。「今まで8年間お世話になった。少しでも恩返しできたかな」と感慨に浸った。

ベニー
「打撃もそうだけど、走塁も褒めて欲しいな。」(2年ぶりの三塁打を2打席連続で)

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