わたしはかもめ2008年鴎の便り(7月)

便

7月8日

千葉ロッテ5−2北海道日本ハム(千葉マリン)

ロッテ先発の清水直が自身初の2試合連続、通算5度目の無四球完投勝利。清水直は5安打3三振無四球2失点という内容で今季6度目の完投勝利。チーム最多となる7勝目を挙げた。ロッテは2点を追う2回、早川の3号2ランで同点に追いつくと、6回には大松の14号3ランで勝ち越した。日本ハムは1回、田中、スレッジのタイムリーで2点を先制するが、2回以降6回三者凡退に抑えられわずか2安打、二塁すら踏めなかった。先発・スウィーニーが3敗目。なお、5位オリックスが勝利したため、ロッテの順位は変わらずゲーム差も1のまま。

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北海道日本ハム2000000002
千葉ロッテ02000300x5

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清水、2年ぶりハムから白星

ロッテ清水直行投手(32)が、06年9月24日以来約2年ぶりに日本ハムから白星を挙げた。2試合連続無四球完投でチームトップの7勝目をマーク。「打者に対して攻めきれている。緩急とキレで自分らしい投球ができた」と頼もしく話した。

昨年は日本ハム戦に5度登板して0勝4敗。この日も初回は球が高めに浮いて3安打2失点と崩れた。だが、2回以降は別人の投球でわずか2安打無失点に封じた。6人並ぶ左打者対策として、内を突くカットボールと外へのシュートでベースを広く使い、さらにカーブで緩急をつけて翻弄した。「2回から里崎の的を絞らせないリードもあり気持ちを切り替えられた」と振り返った。

今オフからFAの取得年数が8年に短縮され、5月12日に取得。だが「それはシーズンが終わってからゆっくり考えます。7、8、9月はチームにとって重要ですからね」と、封印してマウンドに上がっている。バレンタイン監督も「投手の要として戻ってきてくれた」と強いリーダーシップを絶賛した。

大松
「(この日はビールが半額になる人気企画ビアスタジアムでのチーム初勝利ともあり)スタンドも盛り上がっていましたね。」(14号勝ち越し3ラン)

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ロッテ清水、鍛え直した腕…見えてきた“その先”[夕刊フジ]

さらに上を目指すのなら…。8日の日本ハム戦でロッテ・清水が5安打2失点の完投で7勝目をマークした。「初回はムシ暑くて調子がいいのか悪いのか分からなかった。でも2回からいいのかなって。里崎が変化球を多めにして的を絞らせないようにしてくれた」。

バレンタイン監督も、「持っている全ての球を使って自信を持って投げている。バッターの見たことのない球をいくつか投げているよ」と大絶賛だ。

昨季は6勝10敗と借金を背負ったが、今季はこの時点で7勝目と汚名返上。「元々速球系の球しかなかったけどシュート、カーブとスライダーの中間の球や動く球も投げて昨年より幅広く使えている」と満面の笑みだ。

リニューアルに成功した投球術は“その先”を見据えてのモノ。今季からFA権取得期間が8年に短縮され、清水もその恩恵を受けたが、権利を行使するのは来季となることが濃厚。目指すのは、あこがれのメジャーだ。バットの芯を外すツーシームはもちろん、内外高低のコースを使い分ける投球術は、海の向こうを意識してのこと。

メジャーのスカウトも熱視線を送っているが、「これからの清水は直球に磨きをかけた方がいい」というのはメッツの大慈彌・環太平洋担当部長。

「向こうでやっていくにはやはりスピードが大事。カットボールを多めに使うと全体的な球速が落ちるからね。直球と球速が落ちない動くボールを磨くこと。後はフォーク。落ちる球がモノをいうからね」と、清水が歩んでいる方向性にさらに磨きをかけろとアドバイスを送る。

復活をもたらした投球術をバージョンアップさせていけば、憧れの道はおのずと開けるはずだ。

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清水2戦連続無四球完投で日本ハムに2年ぶり白星…ロッテ[報知]

最後のスレッジを左飛に打ち取ると、握りしめた拳に自然と力がこもった。清水が初回の2失点のみで、2試合連続の無四球完投勝利。日本ハム相手に2年ぶりの白星を挙げた。「最初どうなるかと思ったけど、何とか投げ切れました」。不振にあえいだ昨年の6勝を早くも上回る7勝目に、充実の表情を浮かべた。

初回、3安打で2点を先行された。だが、2回以降2安打と立ち直った。「2回以降は“完全試合”を狙っていた。それで集中できた」。多彩な変化球を内外角に散らした。日本ハム打線には昨年、5試合で0勝4敗、防御率6.15と最悪の相性だった。エースとして過ちは繰り返せなかった。

6完投はダルビッシュに並んでリーグ2位。奪三振は3個だったが、「かわすイメージは全くなくて、どんどん攻められている」という気迫で、打者を抑え込んでいる。バレンタイン監督も「制球力も、ボール自体も、初回以外はほぼ完璧だった」。ベテランのうま味が詰まった118球を手放しでほめていた。

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ロッテ、初めておいしい乾杯できました[サンスポ]

ビールが最高にうまかった(と思う)。恒例のビール半額デー(1杯300円)に早川、大松の本塁打が飛び出して快勝。全席自由席(1500円)となり「ビアガーデン」に変身した千葉マリンで、ファンが勝利の美酒に酔いしれた。

まずは早川。2点を追う2回、右翼席へ3号同点2ラン。「嬉しいです。スタンドでビールが飲みたいくらい」。さらにうまさを倍増させたのは、ビール党の大松だ。

同点で迎えた6回無死一、二塁で右翼席へ勝ち越しの14号3ラン。「内野から大きな声援が聞こえて、いつもと違った雰囲気だった。ファンもだいぶ出来上がっていましたね」。酔っぱらい…いやいやファンの“熱い”声援に後押しされた一発だった。

05年から始めたこの企画、実は4年目で過去5戦全敗だったが、めでたく“初勝利”。9日も開催予定で、連勝でよりおいしいビールをいただきます(ファンが)。

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清水、鬼門“ビアスタデー”初勝利[スポニチ]

ロッテの清水が自身初の2試合連続無四球完投で、チーム単独トップの7勝目を挙げた。初回に2失点も2回以降は2安打無失点とほぼ完璧な内容。早くも今季6度目の完投に「1回でも多く投げたい気持ちでやっている。かわすのではなく、攻める気持ちで投げているから四球がないのだと思う」。バレンタイン監督も「私生活の大変な時期を乗り越えて投手陣のリーダーとして戻ってきてくれている」と称えた。この日は全席自由、ビールは通常の半額300円の今季初「ビアスタジアム」。5回終了時の300発花火と同様、大きな花火2発と打線の援護もあって昨季まで5戦全敗だった“ビアスタデー”を飾り、清水は心地よく勝利の美酒に酔った。

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清水2年ぶりハム狩り[デイリー]

ロッテ・清水が今季6度目の完投勝利で、昨季を上回る7勝目を挙げた。日本ハム戦は2006年9月24日以来、4連敗中だった。「蒸し暑くて体が動かなかった」という初回は2失点も、2回以降はカーブなど変化球を中心に2安打に封じた。「均衡した場面で緩い球を使えるのは、攻める気持ちがあるから。まずまずですね」と充実感をにじませていた。

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大松勝ち越し3ラン!清水復活7勝目…ロッテ[報知]

ロッテが2本塁打で逆転勝ち。0−2の2回に早川の2ランで追い付き、6回には大松の右越え3ランで勝ち越した。清水は2回以降2安打と立ち直り、2試合連続の無四球完投で7勝目。日本ハムはスウィーニーが踏ん張れなかった。

清水が今季6度目の完投で昨季の勝ち星を上回る7勝目。かつてのエースは復活を印象づけた。

「蒸し暑くてバタバタしてしまった」という1回以外は、危なげない投球。打者の手元で微妙に動く変化球で打たせて取る投球がさえ「自分としては攻めている。変化球も打者に向かって押し込んでいくイメージで使えている」と満足感を漂わせた。

チームはいまだ最下位だが「(目前のチームを)叩いていくしかない」とエースの自覚も戻ってきた。

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ロッテ・清水、復活印象づけの7勝目[サンスポ]

ロッテの清水が今季6度目の完投で昨季の勝ち星を上回る7勝目。かつてのエースは復活を印象づけた。

「蒸し暑くてバタバタしてしまった」という1回以外は、危なげない投球。打者の手元で微妙に動く変化球で打たせて取る投球がさえ「自分としては攻めている。変化球も打者に向かって押し込んでいくイメージで使えている」と満足感を漂わせた。

チームはいまだ最下位だが「(目前のチームを)叩いていくしかない」とエースの自覚も戻ってきた。

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大松V3ラン!4戦3発13打点[ニッカン]

ロッテ大松が6回に14号勝ち越し3ランを放った。これで4日のソフトバンク戦から4試合で3発、13打点をマークした。「タイミングは崩されたけどシンで当てることができた。チャンスを作ってくれた打者の方に感謝の気持ちで打っています」と殊勝なコメントを口にした。この日はビールが半額になる人気企画ビアスタジアムでのチーム初勝利ということもあり、「スタンドも盛り上がっていましたね」と満足げに話した。

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