わたしはかもめ2008年鴎の便り(7月)

便

7月13日

東北楽天2−7千葉ロッテ(Kスタ宮城)

ロッテが5連勝、今季初の同一カード3連勝で5月4日以来の4位浮上。ロッテは1点を追う7回オーティズのタイムリー、代打・西岡の2点タイムリーなどで逆転。9回にはサブローの2号2ランなどで3点。先発・渡辺俊は6回2/3を7安打2失点で7勝目。3人目・シコースキーがヤクルト時代07年9月29日以来のセーブ。楽天は今季2度目の5連敗、Kスタ宮城6連敗で4月22日以来の5位転落。今季ワーストタイ3月25日以来の借金4。先発・岩隈は6回0/3を6安打4失点で3敗目。自身8連勝、対ロッテ7連勝、Kスタ6連勝でストップ。

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千葉ロッテ0000004037
東北楽天0100001002

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代打西岡V打、ロッテは5連勝

ロッテの勢いが泊まらない。7連敗中と苦手の岩隈を3年ぶりに攻略し、今季2度目の5連勝で5月4日以来約2ヶ月ぶりに4位に浮上した。バレンタイン監督は「岩隈、田中に連勝できたのは大きいし、チームにとって重要だと思う」と今季初の同一カード3連勝に笑いが止まらなかった。

立役者は西岡だった。同点に追いついた7回無死満塁から、6月8日以来となる代打で登場。フォークを引っ張り、一塁線へ痛烈なゴロをたたきつけて勝ち越しの2点適時打を放った。前日から首と腰に疲労性の痛みがあり痛み止めを飲みながらプレーしていた。この日は「1日休養」と言われていたが、ここ1番での代打起用に最高の結果で応えた。「代打と言われてビックリしたけどすぐに集中できました。飛んだ場所が良かったんですよ」と白い歯をのぞかせた。

7回には代打のサブローも適時打で貴重な追加点。9回にはダメ押し2ランで2安打3打点と勝負強さを発揮した。サブローは「こんなに上と近づいたのは久し振り。今が普通の状態ですよ」とサラリと言ってのけた。首位西武との最大13.5ゲームあったゲーム差は7まで縮まった。

◇俊介「修正」7勝

渡辺俊が6回2/3、2失点で7勝目を挙げた。2回に1点を失ったが、後続を三者凡退にしとめた。「あそこで踏ん張れたことでリズムが出た。シンカーのコントロールが悪かったけど、投げる中で修正できました」。川崎−シコースキーのリレーで無失点。バレンタイン監督は「リリーフ陣が安定したことで先発もリラックスして投げられている」と目を細めた。

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ロッテがキター!5連勝4位、代打・西岡V打[報知]

突然の出番を意気に感じていた。7回無死満塁で代打・西岡が告げられた。「信頼されていると思った。集中した」。今季12勝、8連勝中の岩隈から同点に追いつき、なおもチャンス。振り抜いた打球は右前へ落ちた。2人がかえり、勝ち越しとなった。2005年から4年越しで7連敗中の岩隈をついにKO。天敵を打ち、ロッテが今季最多タイの5連勝で楽天にかわり4位に浮上した。

試合に出る予定はなかった。西岡は首と腰の痛みで痛み止めを飲んでいた。試合前にはバレンタイン監督から終日の休養を告げられていた。練習も途中で切り上げ、マッサージなどを受けていた。代打指名は突然だった。「詰まったけど、飛んだ場所がよかったね」。軽く素振りしただけで打席に入り、決勝打を放つあたりはさすがだ。

西岡の決勝打の直後、一、三塁からは代打・サブローが左前適時打。9回にもサブローの左越え2ランと里崎の適時打でダメ押し。先発の渡辺俊も6回2/3を2失点で7勝目を挙げた。チームの中心となる“五輪候補組”が活躍し、投打の歯車がかみ合った。「田中、岩隈に勝てたのは大きな自信になる」とボビーも今季初の同一カード3連勝に誇らしげだった。

6月7日に最大13.5だった首位とのゲーム差を、1ヶ月余りで7に縮めた。リーグ戦再開の直前にバレンタイン監督は「大逆転して後世に語り継がれるチームになろう」とミーティングで士気を鼓舞した。西岡も「優勝が消滅するまで狙います」と3位確保とクライマックスシリーズ進出だけでは満足しない。広島との11.5ゲーム差を逆転して優勝した1996年、長嶋巨人の「メークドラマ」を超える「メーク・レジェンド」へ。混パの主役にロッテが名乗りをあげた。

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ロッテ今度は岩隈打ち、5連勝で4位浮上[スポニチ]

マー君に続いて岩隈も打ち砕いた。ロッテが今季2度目の5連勝。楽天をかわして5月4日以来70日ぶりの4位浮上だ。

05年8月3日以降7連敗中だった右腕を攻略したのは7回だった。5試合ぶりスタメンのオーティズが同点打。なお無死満塁から代打・西岡が勝ち越し2点打して天敵をKOした。代打・サブローも左前適時打で続いてこの回一挙4点。首と腰などに張りがあり休養予定だった西岡は、軽く素振りしただけで打席に向かい千金打。「“行ってくれ”と言われてビックリした。マー君、岩隈さんと球界を代表する2人を打ち崩せたので勢いが出る」と話した。楽天の2枚看板を叩いて今季初の同一カード3連勝。最大13.5ゲーム差あった首位・西武にも7差まで詰め寄り「今は全てがかみ合っている」とバレンタイン監督。7月パ首位の勢いは、まだまだ続く。

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天敵岩隈攻略し5連勝4位浮上[ニッカン]

ロッテの勢いが止まらない。7連敗中と苦手の楽天岩隈を05年以来3年ぶりに攻略し、今季2度目の5連勝で5月2日以来約2ヶ月ぶりに4位に浮上した。

バレンタイン監督は「岩隈、田中に連勝できたのは大きいし、チームにとって重要だと思う」と今季初の同一カード3連勝に笑いが止まらなかった。1点を追う7回にオーティズ、西岡、サブローの適時打で一挙4点を奪い試合をひっくり返した。西岡は「飛んだ場所が良かったんですよ」と笑みがこぼれた。

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ロッテ・西岡、岩隈から勝ち越し打![サンスポ]

7回に代打で岩隈から勝ち越しの2点適時打を放ったロッテの西岡は、この試合を休養するつもりだったという。「首、腰が痛くて痛み止めを飲んでいた。“今日は休んでおいてくれ”と言われていた」。

絶好機を迎えたため、急遽ベンチの方針が変わったようだが「信頼してもらっていると思った」。変化球をとらえ、しぶとく一塁線を抜く勝負強さで応えた。

チームは今季初の同一カード3連勝。岩隈が相手だけに価値ある1勝となった。「球界を代表する投手で勢いが付くし、自信にもなる」と西岡はナインの気持ちを代弁した。

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