わたしはかもめ2008年鴎の便り(7月)

便

7月17日

千葉ロッテ6−5オリックス(千葉マリン)

オリックスは連敗を2、千葉マリンでのロッテ戦の連敗も2で止め40勝到達、借金7で、5位楽天とゲーム差1.5とした。オリックスは1回にカブレラの18号2ランで先制すると、6回に3点、8回に1点を追加。先発・オルティズは2安打1失点も4回2/3を5四死球で勝敗付かず。2人目・清水が3勝目。ロッテは5点を追う9回に6人目・加藤大から福浦の犠牲フライ、大松のタイムリーなどで4点を返すが及ばず、連勝が7でストップ、借金3。先発・大嶺は5回0/3を7安打4失点でプロ入りから白星無しの2連敗、千葉マリンで初黒星。

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オリックス2000030106
千葉ロッテ0000100045

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西岡、里崎、成瀬…ロッテ「牽引役」不在で苦戦必至[夕刊フジ]

合言葉は球宴までに借金返済−。17日のオリックス戦で5−6と惜敗したロッテ。9回に4点を奪う猛攻も一歩及ばず、連勝も7でストップした。

バレンタイン監督
「今は攻撃面で波に乗っているが、今日は(反撃が)やや遅かった。でも最後の追い上げは誇りに思える、いい攻撃だったよ。」

試合後の監督室でバレンタイン監督がため息をついた。先発・大嶺をはじめ、投手陣が6点を奪われる展開ながら、最後に打線が爆発。次カードの西武戦につながる反攻を見せたが、本音をいえば白星は欲しかったはず。この日の連勝ストップで借金は再び3。混パで浮上するためには早い段階で借金を返済する必要がある。しかも来月には北京五輪が控えているからだ。

この日発表された日本代表で、ロッテからは成瀬、里崎、西岡の3人が選出された。「国の代表として命をかけて金メダルを取りにいく。戦争の気持ちで向かっていきます」(西岡)と、早くも日の丸戦士として燃えている。

悲願の金メダルを狙う星野監督には実に頼もしい限りだが、ロッテとしては、痛いところ。前半戦の低迷期からチームを復調モードに押し上げたのは左腕エース、司令塔、そしてリードオフマンの存在があってこそだ。日本代表は来月2日から始動。本戦に入り決勝まで残れば、日本のペナントレースで最大13試合に不在となる。

バレンタイン監督は「3人は日本に金メダルをもたらしてくれると思う。だが、サブローもケガがなければ選ばれたはずだし、今江も大松も代表に入ってもおかしくない活躍をしている。そんな選手達が残ってくれてチームに貢献してくれるはず。それはそれで望ましいことだ」と、3人の不在は埋められると強調したが、実質的なチームの牽引役なくして苦戦は必至だ。

それだけに、「何とか球宴前までに借金を返済したい。できるなら貯金も作ってね。五輪期間中はその貯金を使って何とかしのげれば、五輪後の最後のヤマ場で何とか戦える」と関係者。合言葉は『球宴までに借金返済』。そのためには18日からの首位・西武との3連戦での勝ち越しが最低条件となる。

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大嶺2敗ロッテ連勝「7」でストップ[ニッカン]

ロッテは負けても強い。5点を追うオリックス戦の9回裏、4本の長短打で4点を返し1点差に迫った。なおも1死一塁。1発が出れば逆転サヨナラの場面まで追い上げると千葉マリンの歓声は最高潮に達した。ベニーが併殺打に倒れて連勝は7で止まったが、バレンタイン監督は「反撃が少し遅かったけど、最後は誇りに思える素晴らしい攻撃を見せてくれた」と満足そうに振り返った。

プロ初勝利をかけて先発した大嶺もあと1歩だった。1−2で迎えた6回に無死一、三塁のピンチを招いて降板。リリーフ陣が打ち込まれため計4失点で2敗目を喫した。

大嶺は「立ち上がりが悪く(降板した)6回も追い込んでから球が高くなってしまった」と肩を落としたが、5回までは2失点。初白星が近いことを予感させる好投だった。簡単には負けないロッテが、今後も「混パ」を盛り上げてくれそうだ。

◇再来日

米国で右ひじ関節内遊離体除去手術を受けたロッテのウィンストン・アブレイユとウス(31)が再来日した。18日に千葉マリンを訪れて術後の経過報告を行う予定。

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“泡盛効果”ナシ大嶺美酒ならず[スポニチ]

ロッテの大嶺が5回0/3、4失点で2敗目を喫した。7連勝中のチームの波に乗れず「どうしても勝ちたかったけど…。チームの連勝を止めて申し訳なく思う」。故郷・石垣島から大浜市長が激励に訪れ、関東近郊の沖縄県人会約80人が観戦。地元の老舗「八重泉酒造」からはこの日、千葉マリンに“1勝祈願−祐太が20歳になったから”のラベルが張られた特製泡盛一升瓶が届いたが、プロ初勝利の美酒はまたもお預けとなった。

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ロッテ追い上げ及ばず…里崎抜きの打線に課題[サンスポ]

ロッテは最後に5点のビハインドを1点差まで詰め寄ったが、バレンタイン監督は「反撃が遅すぎた」と悔やんだように、8回までの拙攻が響いた。

その原因は前日(16日)の自打球の影響で欠場したとみられる里崎の欠場だろう。あれほど活発だった打線は4番が外れたことで、迫力を欠いた。

里崎は北京五輪の日本代表に選ばれただけに、あらためて里崎抜きの攻撃パターンの確立が課題であることを示した連勝ストップだった。

大嶺
「追い込んでから球が甘くなった。全体的に不満が残る。」(6回途中7安打4失点)

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大嶺、初勝利はまたまたお預け[ニッカン]

今季3度目の先発となったロッテ大嶺祐太投手(20)のプロ初勝利はならなかった。初回にカブレラに先制2ランを浴びたものの立ち直り、2回から5回までは無失点に抑えた。だが、1−2で迎えた6回表、連打で無死一、三塁のピンチを迎えたところで交代を告げられた。5回0/3を投げて7安打4失点。「立ち上がりが悪かった。味方が1点取り返してくれた直後の6回も追い込んでから球が甘くなって打たれた。全体的に不満の残る内容でした」とコメントした。

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星野ジャパンに上原、マー君ら24人[ニッカン]

北京五輪野球の日本代表編成委員会が17日、東京都内で開かれ、巨人の上原浩治投手、日本ハムのダルビッシュ有投手、楽天の田中将大投手、阪神の新井貴浩内野手ら代表24選手を発表した。

投手は10人。上原(巨人)川上、岩瀬(中日)藤川(阪神)ダルビッシュ(日本ハム)成瀬(ロッテ)和田、杉内(ソフトバンク)田中(楽天)涌井(西武)

捕手は3人。阿部(巨人)、矢野(阪神)里崎(ロッテ)

内野手は7人。荒木(中日)新井(阪神)村田(横浜)宮本(ヤクルト)西岡(ロッテ)川崎(ソフトバンク)中島(西武)

外野手は4人。森野(中日)青木(ヤクルト)稲葉(日本ハム)G.G.佐藤(西武)

◇里崎、世界2冠獲る

ケガを乗り越えて日本代表入りした。今季は右ひじ痛などで2軍落ちも経験しただけに「自分は当落線上にいると思っていた。オリンピックは夢の舞台だった」と喜びも大きかった。狙いはもちろん金メダルで「前回のWBCに続く2連覇を達成したい」とこれまでの国際舞台を生かして北京で大暴れするつもりだ。

成瀬
「自分が選ばれることはないと思っていた。嬉しいし、ものすごく光栄に思う。自分の役割を全うしたい。」
里崎
「どんなポジションであろうと、任せられた場所で力を出したい。きっちりと金メダルを取ってきたい。」
西岡
「予選では1番として試合に出させてもらったけど、与えられた芭蕉で自分の良さが出せればいいと思う。」

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渡辺俊、由伸ら16人が最終候補から落選[ニッカン]

北京五輪野球の日本代表メンバー24人が17日、発表された。6月20日に発表された39人の最終候補から16人が落選。ロッテ渡辺俊介投手、楽天・岩隈久志投手、巨人・小笠原道大内野手らが落選した。

中日森野将彦外野手は最終候補に入っていなかったが、選出された。最終候補から落選した選手は以下の通り。

投手
吉見一起(中日)、岩田稔、久保田智之(阪神)、渡辺俊介(ロッテ)、久米勇紀(ソフトB)、岩隈久志(楽天)
捕手
相川亮二(横浜)、石原慶幸(広島)、細川亨(西武)
内野手
小笠原道大(巨人)、井端弘和(中日)、片岡易之(西武)
外野手
高橋由伸(巨人)、和田一浩(中日)、赤星憲広(阪神)、サブロー(ロッテ)

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日本代表24人決定!上原、新井も…[スポニチ]

北京五輪野球の日本代表編成委員会が17日、東京都内のホテルで開かれ、上原浩治投手(巨人)ダルビッシュ有投手(日本ハム)宮本慎也内野手(ヤクルト)新井貴浩内野手(阪神)や19歳の田中将大投手(楽天)ら代表24人を発表した。

前回、銅メダルだったアテネ大会に続いて全選手をプロで編成。正式競技となった1992年バルセロナ大会以来初の金メダル獲得を目指す。星野仙一監督は「現時点で日本の最高のメンバーを選んだと自負している。1番輝いているもの(金メダル)を狙っていく」と意欲を見せた。

アテネ大会に続いて主将を務める宮本のほか、上原、岩瀬仁紀投手(中日)和田毅投手(ソフトバンク)の計4人が2大会連続出場。球団別では中日が最多の4人、広島とオリックスからは選出されなかった。最終候補メンバーからは小笠原道大内野手、高橋由伸外野手(以上巨人)岩隈久志投手(楽天)らが漏れた。

五輪での野球競技は、2012年のロンドン大会で実施競技から除外されることが決まっており、16年の大会以降については未定になっている。

星野仙一監督の話
「チームスポーツがいい成績を残せば日本の五輪チームが勢いづくし、日本も沸く。野球の存在感をもう1度示したい。1番輝いているものを狙っていく。そのためには(1次リーグの)7試合をしっかり戦おうと思う。」
田淵幸一ヘッド兼打撃コーチの話
「つなぐ野球を合言葉に、一発より広角に打てるメンバーを選んだ。きっちりした野球をすれば勝てるという自信がある。」
山本浩二守備走塁コーチの話
「予選の時のメンバーが多く、緊張感というのを分かっている選手が多い。短い合宿の中で1つのチームになれるのではないか。」
日本代表・大野豊投手コーチの話
「僕個人の考えでは上原(巨人)には『最後を任す』と言った方が力を出すように思う。田中(楽天)は幅広く使う形になる。」
巨人・上原浩治投手
「過去の実績は関係ない。プライドを捨ててやっていかないと。周りに迷惑をかけないように頑張る。それしか言えない。」
巨人・阿部慎之助捕手
「期間中は1つも気を抜けないと思う。個人的には僕の全てを出せれば。チームの目標は金メダル。それだけでいいと思う。」
ソフトバンク・川崎宗則内野手
「重圧がかかるが、選んでくれた星野監督、日本のために頑張りたい。誇りを持って、堂々と元気にやりたい。」
ソフトバンク・杉内俊哉投手
「8年前のシドニーで、メダルも取れず悔しい思いをした。今まで通りのプレーをして、力を抜いて投げるだけ。」
ソフトバンク・和田毅投手
「今年の不安定な成績で選んでいただき、光栄。もっと気を引き締めていかないと、と強く思っている。」
横浜・村田修一内野手
「チームの代表、日本の代表として今できることを全て出したい。1番上のメダルを取る強い意気込みで臨む。」
中日・川上憲伸投手
「予選からメンバーに選んでもらい、貢献したい一心。後ろの投手にいい形で渡せるよう、自分が投げるところはしっかり投げたい。」
中日・荒木雅博内野手
「高校の時から全日本には縁がなかった。すごいところに選んでもらって光栄。わくわく、どきどき、どっちもある。」
中日・岩瀬仁紀投手
「アテネの時のような重圧がかかるのは想像できる。野球が正式種目になってから金メダルがないので、最後の大会で絶対という気持ちがある。」
ヤクルト・青木宣親外野手
「国民も金メダルを期待している。金メダルしかいらないくらいの気持ちで。負けられない試合が続く。代表として気持ちを切り替えたい。」
ヤクルト・宮本慎也内野手
「国の代表として恥じないプレーをしたい。新しいメンバーが入りやすく、1つのチームになるように気を使っていきたい。」
阪神・矢野輝弘捕手
「1つの目標だったので入れて良かった。裏方的なことでも何でもやる。若い投手が多いので、バッテリーをしっかりやっていきたい。」
阪神・新井貴浩内野手
「こういう状態でも選んでもらった。何が何でもやってやる気持ち。五輪は色んな人の思いが詰まった舞台。思いを胸に持ってプレーしたい。」
阪神・藤川球児投手
「選ばれないとは思っていなかった。今は必死に調整を頑張っている。日本を代表する野球人の1人として、堂々とした態度で頑張っていきたい。」
ロッテ・西岡剛内野手
「国と国の戦争のつもりで、命を懸けて金メダルを取りにいきたい。与えられたところで思い切りの良さを出したい。」
ロッテ・成瀬善久投手
「今の調子は良くないが、金メダルを取れるよう(本番に)うまく合わせていきたい。気持ち良く監督を胴上げしたい。」
ロッテ・里崎智也捕手
「超一流のアスリートが集まる舞台に選んで頂いたのは光栄。野球が最後の五輪で優勝で締めくくればと思う。」
日本ハム・稲葉篤紀外野手
「予選と同じ、がむしゃらな気持ちで戦いたい。野球人生の1つの財産になればいい。金メダルしか考えていない。」
松田昌士・日本代表編成委員会委員長の話
「北京(五輪)で野球が公式(競技)ではなくなる。2016年からの復活に向けて活動しているが、野球が楽しく、素晴らしい団体競技だと五輪を通じて、世界中に広めて欲しい。」

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日本代表に上原、マー君、G.G.佐藤、森野ら[サンスポ]

北京五輪野球の日本代表編成委員会が17日、東京都内のホテルで開かれ、上原浩治投手(巨人)ダルビッシュ有投手(日本ハム)宮本慎也内野手(ヤクルト)新井貴浩内野手(阪神)や19歳の田中将大投手(楽天)ら代表24人を発表した。

前回、銅メダルだったアテネ大会に続いて全選手をプロで編成。正式競技となった1992年バルセロナ大会以来初の金メダル獲得を目指す。星野仙一監督は「現時点で日本の最高のメンバーを選んだと自負している。1番輝いているもの(金メダル)を狙っていく」と意欲を見せた。

アテネ大会に続いて主将を務める宮本のほか、上原、岩瀬仁紀投手(中日)和田毅投手(ソフトバンク)の計4人が2大会連続出場。球団別では中日が最多の4人、広島とオリックスからは選出されなかった。最終候補メンバーからは小笠原道大内野手、高橋由伸外野手(以上巨人)岩隈久志投手(楽天)らが漏れた。

五輪での野球競技は、2012年のロンドン大会で実施競技から除外されることが決まっており、16年の大会以降については未定になっている。

首脳陣はキューバ、台湾、オランダ、韓国の順で対戦する1次リーグ前半の4試合で準決勝進出へのめどをつけようとしている。特にキューバとの初戦を重視している。大野投手コーチは「初戦を取ればチームに勢いがつく。いかに、いい形で入れる人を使うかだ」と話す。ダルビッシュか川上を先発に起用して好発進を狙う。

救援陣は岩瀬、藤川のほか、復調が待たれる上原の3人で試合後半の4イニングを任せたい考えだ。杉内と田中も中継ぎ要員になる。川上を準決勝からは救援に回し、総力戦に持っていくプランも練っている。

打線は、昨年末のアジア予選と同じようなオーダーになりそうだ。西岡、川崎の俊足コンビで1、2番を組み、青木、新井、稲葉らが中軸を担いそうだ。阿部、里崎の両捕手は指名打者での出場もあり得る。

野手陣の顔触れを見る限り、華々しい一発攻勢は期待できない。勝負どころでは宮本や荒木のような器用な選手のバント、走塁術が生きてくる。1点の積み重ねでライバルに重圧をかけたい。

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星野JAPAN、ダル、マー君ら24人発表[報知]

北京五輪野球の日本代表編成委員会が17日、都内で行われ、日本代表メンバー24選手が発表された。

全員がプロで編成され、球団別では中日の4人が最多、阪神、ロッテ、ソフトバンク、西武の4球団から3人、広島とオリックスはゼロだった。最終候補メンバーからは小笠原、高橋由(以上巨人)岩隈(楽天)らが漏れた。

ポジションの内訳は投手10人、捕手3人、内野手7人、外野手4人。アテネ大会に続いて主将を務める宮本(ヤクルト)のほか、上原(巨人)、岩瀬(中日)、和田(ソフトバンク)の計4人が2大会連続の出場となった。

8月2日からの直前合宿(G球場)を実施、5日には巨人2軍と練習試合を行い、8、9日にセ・リーグ選抜と強化試合(東京ドーム)を行い、10日に北京へ出発する。

13日のキューバ戦から8チーム総当たりの1次リーグ7試合を戦う。日本は同日のキューバ戦が初戦となる。

星野仙一監督
「本当に悩みながら24人の選手をそろえた。投手を10人にするか11人にするか難しかった。現時点では日本の最強メンバーと自負している。(選考してみて)一塁は日本人が少ない。他には意外と外野手がいない。特に右翼を守れる外野手が非常に少ない。現役の監督、コーチには将来のいい選手を育てて欲しい。(怪我人が続出しているが)新井(貴浩)に昨日『(怪我は)どうなんだ』と電話したら『必ず間に合わせます』という返事だった。稲葉もそう。キャプテンはもちろん宮本だ。ぜひ我々の手助けをして欲しい。(自身のろっ骨骨折は)私はこうやって喋れれば大丈夫です。野球の存在感をもう1度示したい。1番輝いているものを狙っていく。そのためには(1次リーグの)7試合をしっかり戦おうと思う。」
田淵幸一ヘッド兼打撃コーチ
「ストライクゾーンが広いので、野手は一発というより広角に打てることを最優先した。つなげる野球、きちっとした野球をすれば勝てる自信はある。」
山本浩二守備・走塁コーチ
「1番もめたのが投手を10人にするか11人にするかだった。結果野手を14人に決めた。3分の2以上は予選のメンバー。緊張感というのを分かっている選手が多い。短い合宿の中で1つのチームになれるのではないか。」
大野豊投手コーチ
「10人の中で年齢的にも左右でもメンバーがそろった。先発候補が多いので見極めていきたい。僕個人の考えでは上原には「最後を任す」と言った方が力を出すように思う。田中(楽天)は幅広く使う形になる。」

◇日本代表メンバー

投手(10人)
上原浩治(巨人)、川上憲伸、岩瀬仁紀(以上中日)、藤川球児(阪神)、ダルビッシュ有(日本ハム)、成瀬善久(ロッテ)、和田毅、杉内俊哉(以上ソフトバンク)、田中将大(楽天)、涌井秀章(西武)
捕手(3人)
阿部慎之助(巨人)、矢野輝弘(阪神)、里崎智也(ロッテ)
内野手(7人)
荒木雅博(中日)、新井貴浩(阪神)、村田修一(横浜)、宮本慎也(ヤクルト)、西岡剛(ロッテ)、川崎宗則(ソフトバンク)、中島裕之(西武)
外野手(4人)
森野将彦(中日)、青木宣親(ヤクルト)、稲葉篤紀(日本ハム)、G.G.佐藤=佐藤隆彦(西武)

◇北京五輪野球 日本代表コメント

巨人・上原浩治投手
「過去の実績は関係ない。プライドを捨ててやっていかないと。周りに迷惑をかけないように頑張る。それしか言えない。」
中日・川上憲伸投手
「予選からメンバーに選んでもらい、貢献したい一心。後ろの投手にいい形で渡せるよう、自分が投げるところはしっかり投げたい。」
中日・岩瀬仁紀投手
「アテネの時のような重圧がかかるのは想像できる。野球が正式種目になってから金メダルがないので、最後の大会で絶対という気持ちがある。」
阪神・藤川球児投手
「選ばれないとは思っていなかった。今は必死に調整を頑張っている。日本を代表する野球人の1人として、堂々とした態度で頑張っていきたい。」
ロッテ・成瀬善久投手
「今の調子は良くないが、金メダルを取れるよう(本番に)うまく合わせていきたい。気持ち良く監督を胴上げしたい。」
ソフトバンク・和田毅投手
「今年の不安定な成績で選んでいただき、光栄。もっと気を引き締めていかないと、と強く思っている。」
ソフトバンク・杉内俊哉投手
「8年前のシドニーで、メダルも取れず悔しい思いをした。今まで通りのプレーをして、力を抜いて投げるだけ。」
楽天・田中将大投手
「正直びっくりした。評価していただき励みになる。責任感を持って頑張りたい。任されたところで、全力でやるしかない。」
巨人・阿部慎之助捕手
「期間中は1つも気を抜けないと思う。個人的には僕の全てを出せれば。チームの目標は金メダル。それだけでいいと思う。」
阪神・矢野輝弘捕手
「1つの目標だったので入れて良かった。裏方的なことでも何でもやる。若い投手が多いので、バッテリーをしっかりやっていきたい。」
ロッテ・里崎智也捕手
「超一流のアスリートが集まる舞台に選んで頂いたのは光栄。野球が最後の五輪で優勝で締めくくればと思う。」
中日・荒木雅博内野手
「高校の時から全日本には縁がなかった。すごいところに選んでもらって光栄。わくわく、どきどき、どっちもある。」
阪神・新井貴浩内野手
「こういう状態でも選んでもらった。何が何でもやってやる気持ち。五輪は色んな人の思いが詰まった舞台。思いを胸に持ってプレーしたい。」
横浜・村田修一内野手
「チームの代表、日本の代表として今できることを全て出したい。1番上のメダルを取る強い意気込みで臨む。」
ヤクルト・宮本慎也内野手
「国の代表として恥じないプレーをしたい。新しいメンバーが入りやすく、1つのチームになるように気を使っていきたい。」
ロッテ・西岡剛内野手
「国と国の戦争のつもりで、命を懸けて金メダルを取りにいきたい。与えられたところで思い切りの良さを出したい。」
ソフトバンク・川崎宗則内野手
「重圧がかかるが、選んでくれた星野監督、日本のために頑張りたい。誇りを持って、堂々と元気にやりたい。」
ヤクルト・青木宣親外野手
「国民も金メダルを期待している。金メダルしかいらないくらいの気持ちで。負けられない試合が続く。代表として気持ちを切り替えたい。」
日本ハム・稲葉篤紀外野手
「予選と同じ、がむしゃらな気持ちで戦いたい。野球人生の1つの財産になればいい。金メダルしか考えていない。」

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