わたしはかもめ2008年鴎の便り(7月)

便

7月18日

千葉ロッテ6−8埼玉西武(千葉マリン)

西武が連敗を3で止め、2位日本ハムとのゲーム差を1.5に広げた。西武は2点を追う2回石井義のタイムリー内野安打、後藤の3号3ラン、ブラゼルの2点タイムリー、打者一巡で6点を挙げ逆転、終盤にも加点した。先発・帆足は5回2/3を投げ4失点で9勝目、ロッテ戦3連勝、グラマンが来日最多の18セーブ目。ロッテは6回里崎の11号2ラン、8回には1点差に追い上げるが及ばず。先発・唐川が自己最短タイの3回、ワーストタイの6失点で6月5日以来の2敗目、パリーグ相手に初黒星。チームは連敗で5位楽天とゲーム差なし。

123456789R
埼玉西武0600001018
千葉ロッテ2000020206

ページトップ

唐川、最短3回KO「申し訳ない」

ロッテのルーキー唐川がパ・リーグ相手に初黒星を喫した。プロ10勝目で最短となる3回7安打6失点KO。パ相手には無傷の5連勝と圧倒的な強さを誇ってきたが、大技、小技を絡めた西武打線の前に初めて屈した。「思うように投げられず甘くはいってしまった。申し訳ないです」とうな垂れた。

機動力を止められなかった。初回、安打で出塁した片岡が次打者の2球目に盗塁。2回にはエンドラン、バントで揺さぶられ、ランナーをためたところで後藤に3ラン、ブラゼルに2点適時打と痛打を浴びた。プロ入り後ワーストの1イニング6失点と炎上した。

前回登板の11日の楽天戦では、カーブを効果的に使い、尻上がりに調子を上げた。「カーブを投げていると、ゆったりした本来の投球フォームを取り戻すことができる」と話していた。2回、自信を持っているカーブを後藤に完璧にとらえられたことで、立ち直るきっかけを失った。

西武との初対決(5月3日)では3安打10奪三振で1失点完投と完璧に抑えた。だが、2度目の対決では弱点をつかれ連勝を許さないプロの厳しさを見せ付けられた。

ページトップ

唐川、最悪3回6失点KO…パに初黒星[スポニチ]

ロッテのルーキー唐川が、パ相手に初黒星を喫した。2回、先頭のG.G.佐藤に四球。一塁ベースカバーが遅れ、バント処理の失策とミスが重なり、自滅する形で自己ワーストの1イニング6失点。プロ最短タイ3回、ワーストタイ6失点でKOされた。制球、球威も欠く内容に「肩の開きが早く思うようにストライクが取れなかった。(ミスは)アウトにして当たり前のプレー。しっかりやらないと」。打線が猛追しただけに「2回はもっと早く3つのアウトが取れていた」とバレンタイン監督。週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載中の「ドカベン」で“漫画デビュー”を飾ったばかりの19歳右腕だが、現実の世界で厳しさを味わい唇をかんだ。

ページトップ

今季最悪の唐川、6失点3回で交代[スポニチ]

ロッテ・唐川の速球はほとんどが140キロに満たなかった。変化球の制球も甘かった。「フォームのバランスが悪く、肩の開きが早くなったのが悪い方向になった。(3ランを浴びた)カーブも高めにいった」。

依然、クイック投法には課題があり、機動力でかき回された。さらに守備も乱れた。今季最悪と言える出来で6失点。3回限りでの交代も仕方なかった。

ページトップ

ルーキー唐川パ相手に初黒星[ニッカン]

ロッテのルーキー唐川侑己投手(19)がパ・リーグ球団相手に初黒星を喫した。プロ9戦目で最短となる3回7安打6失点KO。パ相手に無傷の5連勝と圧倒的な強さを誇ってきたが、大技、小技を絡めた西武打線の前に初めて屈した。「自分の思うように投げられず甘く入ってしまった。申し訳ないです」とうな垂れた。

ページトップ