わたしはかもめ2008年鴎の便り(8月)

便

8月9日

日本代表強化試合

◇セ選抜11−2日本代表(東京ドーム)

日本代表が1回に新井の犠飛で1点を先制。先発和田は全セを3回1安打無失点に抑えた。日本代表は2番手川上が打者9人に1死も取れない大乱調、代わった田中も適時打を浴びて4回に大量10点を奪われ逆転された。日本代表は7回に村田のソロ本塁打で一矢を報いるが大量失点が響き敗れた。

123456789R
日本代表1000001002
セ・リーグ選抜000101000x11
日本代表・星野仙一監督
「今日の試合を振り返りたくない。(1イニングに)10点を取られたのは監督生活で初めてじゃないか。ちょっぴり不安な気持ちで北京に行きます。これが本音。」
宮本
「もう1度気合を入れ直して初戦に備えたい。良い準備をして、良いメダルを取ってこれるようにしたい。」(惨敗に)
西岡
「しっかりアウトを取っていれば、憲伸(川上)さんがああいうこと(9失点)にはならなかった。北京に行く前に勉強させてもらった。」(4回に10失点のきっかけをつくる失策)
岩瀬
「特別なことはない。万全というか、やれることをやってきます。」(2試合連投も1回無失点)

◇打撃成績

打順守備名前1回2回3回4回5回6回7回8回9回
1西岡4120中安三ゴ投安三飛
2宮本2000投失三ゴ四球
走三森野1000中飛
3青木4000三ゴ三邪中飛投ゴ
4新井2001左犠遊ゴ三振
里崎1000三振
5稲葉2000四球二飛二ゴ
荒木1000二ゴ
6G.G.佐藤4000三振二飛一ゴ三振
7捕一阿部4000二ゴ二ゴ三振三ゴ
8村田3021中安三振左本
9中島3000二ゴ遊ゴ三振
31142
打順守備名前1回2回3回4回5回6回7回8回9回
1東出4121遊ゴ三振中安右安
清水1000一ゴ
2平野4211右飛二失二ゴ右安
走三川島1000右飛
3内川4121三振右二三振二安
打指新井1000三振
4栗原5225三振左本右二三振三振
5鳥谷5122二ゴ左本左二三飛中飛
6吉村2110左安四球三振四球
打右葛城1010中安
7金城2110二ゴ中安
平田3110右安遊ゴ三振
8亀井4010三振左安二ゴ三振
9石原2111三振左安
打二田中2010遊ゴ左安
41111611

◇投手成績

名前投球回打者球数安打三振四球死球失点自責
和田31044150000
川上0 0/3934701095
田中21236630022
藤川1423011000
岩瀬1413110000
上原1418120000

名前投球回打者球数安打三振四球死球失点自責
内海21036211010
大竹2620000000
押本1519111000
高橋1316010000
西村健1420120011
渡辺1312010000
寺原138010000

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大松、落合以来のシーズン100打点に気合[スポニチ]

現在パ3位の72打点を記録しているロッテの大松が、球団の日本人では86年の落合(現中日監督)以来4人目(6度目)となるシーズン100打点を狙う。左打者では初の快挙へ「チャンスで回ってくる打順を任されるし、勝利に貢献する打点を増やしたい」と意欲十分。7月は月間31打点で落合の球団日本人記録を更新。初出場した球宴はロッテ勢では落合以来2人目となる2打席連発。球団史に次々と名を刻む大松は、落合以来の球団日本人30発とともに“大台”突破で、チームを上位へ導く。

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ロッテが145キロ右腕、千葉経大付・斎藤を上位指名へ[報知]

ロッテが、今秋のドラフトの上位指名候補として、千葉経大付の右腕・斎藤圭祐投手(17)をリストアップしていることが9日、分かった。

斎藤は今年、同高を春夏連続甲子園に導き、センバツでは4強に押し上げた原動力になった。最速145キロの重い直球が武器の本格派で、スタミナも十分だ。今夏も強豪・近大付に1失点完投で1回戦を突破し、潜在能力を示した。184センチ、84キロと大柄ながら制球力があり、ゲームを作る能力が高い点も、評価している。

9日現在、ロッテのチーム防御率4.35はリーグ最下位。ドラフトでは即戦力投手の獲得が最優先だが、投手王国再建には若手の底上げの必要性もある。また、すでに5勝を挙げているルーキー・唐川(成田高)に次ぐ地元の星としても注目度は高い。球団では希望進路なども含め、引き続き調査を進めていく方針だ。

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西岡のエラーから大量失点…日本代表強化試合[報知]

守備のほころびが、星野JAPANの大量失点のきっかけになった。4回、先頭・平野のプッシュバントをさばいた二塁・西岡が、一塁へ悪送球。ミスが危機を呼び、10失点につながった。「しっかり球を握れず、投げるタイミングも合わなかった。アウトを取っていれば、憲伸さんもああいうことにはならなかった」と、野手最年少の24歳は唇をかんだ。

8日のパ選抜戦でも、9回に失策。ロッテでは遊撃が定位置のため、感覚の違いに戸惑いがあるようにも見える。「あの失策は、前向きならいいけど、ちょっと軽かった。宮本も締め直すと言っている」と、星野監督も表情を曇らせた。

「スモール・ベースボール」を掲げる日本にとり、堅い守備は生命線。「北京に行く前に、いい勉強をさせてもらった」と西岡は話した。ミス撲滅が、金メダルへの近道になる。

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