わたしはかもめ2008年鴎の便り(9月)

便

9月1日

対西武7連勝より、俊介「借金減」

チームトップの11勝を挙げている渡辺俊が西武戦7連勝へ向け満を持して登板する。1日、千葉マリンでランニング、キャッチボールと軽めの調整で備えた。「連勝とかそういうことは気にしていない。それよりチームの借金を減らしたい」とチームの4連勝を真っ先に口にした。CS出場圏内の3位オリックスまで1.5ゲーム差と接近しており、首位たたきで一気に浮上したいところだ。

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ロッテ「ボビー案」推薦準備も名前出せず[ニッカン]

ロッテ本多球団本部長はWBC監督選考の基準について「ボビー案」を提案した。「選考過程で明確なルールを作った方がいいということで、日本一監督や勝率の高い監督というバレンタイン監督の考えを話しました。透明性あるルールづくりを訴えました」。同監督は8月31日、監督就任への意欲を示していた。同本部長は「球団として推薦する準備はしていたが、特に聞かれなかったので何も言わなかった」と名前を出すまでには至らなかった。荒木事業本部長は「今後も議論するとは思うが、コミッショナーが意見を聞きながら決めることになると思う」とトーンダウンしていた。

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WBC監督まとまらずコミッショナー任せ[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)の実行委員会が1日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督人事を加藤良三コミッショナー(66)に一任する方針が固まった。前年あるいは前々年の日本シリーズ優勝監督が務めるなど具体的な選定ルールも議論されたが、時間的な問題を理由にルールの確立は見送りとなった。遅くとも今月中の一本化をめどに、加藤コミッショナーが先頭に立って監督候補の絞り込み作業に入る。

5時間に及ぶ会議後の会見で、加藤コミッショナーはWBC監督問題のリーダーシップをとる決意を述べた。「要するに勝てる、強いチームづくりという認識で一致した。ただ準備のために残された時間は少ない。可及的に速やかに固める必要がある。実行委員会だけでなく、有識者や関係者に意見を求めることが大事」。監督候補の具体的な名前は出なかったとし、選考方法についても具体的な手順は示されなかった。コミッショナーが先頭に立ち、各方面の意見を吸い上げて一本化するという方針だけがはっきりと示された。

5時間に及んだ実行委員会だが、8個の議題の1つであるWBCの監督問題は40〜50分にわたって議論された。前年あるいは前々年の日本シリーズ優勝監督が自動的にWBC監督に就任するという制度を中日が唱え、ソフトバンクなど3球団ほどが賛同した。日本ハムは選考委員会を設置して議論するという意見を提出した。だがいずれも、ルールづくりや委員会の設置などにあてる時間がないとの理由で見送られた。事実上、今回に関しては却下された形となった。

北京五輪の影響で、9月上旬には王監督の就任が正式発表された第1回のWBCに比べると監督選考作業は遅れている。早急に候補を一本化するため、中心とされたのが加藤コミッショナー。折しも加藤コミッショナーは今月に10試合の公式戦視察を予定しており、積極的に各球団の首脳と顔を合わせる。そうした各方面の関係者との対面、ヒアリングを経て、NPBとしての意見をまとめ上げることになる。

「有識者」の1人であり加藤コミッショナーとも親交の深いソフトバンク王監督は、前回の経験を踏まえて「現役の監督は大変ですよ」と一貫した考えを述べている。この日の時点で具体的な名前が浮かび上がってはいないが、現役監督が敬遠されるとなれば星野監督が自然と中心視される。ただ加藤コミッショナーは「特別な試合ですから勝つためのベストの体制、人選をしないと。すべてはこれから」と、あくまで白紙を強調した。注目される監督人事は、新コミッショナーのもとで動きだした。

◇選考委を主張

監督人選に関する「選考委員会」の設定を提案したのは日本ハムを含む2球団。日本ハム島田チーム統括本部長は「うちとしては選考委員会をつくるべきということ。勝つためにどういうチームをつくるのか、コーチ人選は監督に一任するのかなど、ルールとして決めた方がいい」と主張した。ただ、現役監督の就任については「例えば契約最終年度に(開幕直前の3月にチームを離れるのは)それを受ける監督はかわいそうだ」と否定的だった。

◇選考委では遅い

阪神柿沼正二球団本部長は「現役(プロ球団の)監督は難しい」という意見を主張した。スケジュール的と、単純な統一基準による選定自体に無理があるとの立場。「日本シリーズを勝った監督なら11月。合宿地の選定などを考えても時間的にタイトすぎる。統一基準をつくっても、その人のやる気が大事。(ペナントレースを経て)シリーズを勝った人が、実際に短期決戦に強いのかというと必ずしもそうじゃない」。有識者による選考委員会にゆだねるという意見にも「時間がない訳だから…。過去の例を見ても、遅くとも今月中には決めないといけない」と相反する部分を強調した。

広島鈴木本部長
「基準をつくるのは難しいと思う。その時に信頼できる人にやってもらえばいいんじゃないか。日本代表の監督はそれなりのステータスを持った人じゃないといけない。基準をつくって満たした人が勝てるとは限らない。」
横浜山中常務
「進め方について各球団で意見を出した。参考意見を聞きながらコミッショナーにまとめてもらうが、時間的余裕がないので早急にやってもらう。一任とは言わないが先頭に立ってお願いしたい。」
オリックス村山取締役
「今からチーム編成、練習場の確保なども必要で、もう時間があまりない。速やかに研究しながら、月内をメドに決めるということになった。」
楽天井上オーナー代行
「前回の王監督は10月上旬に決まったが、時間的に厳しかったということなので、できるだけ早急に決めないといけない。」
巨人清武代表
「結局、勝てるチームづくりができる人を選ぶために、コミッショナーが色んな人に事情を聴いて情報を集めて、最終的にジャッジメントすることを実行委員会として決めました。王さんをはじめ、色んな方にご意見を伺って、早急に結論をまとめることになる。」
ソフトバンク角田代表
「今日だけじゃなく色んな人にヒアリングをするというから、まずはコミッショナーに選考プロセスをはっきり決めて欲しいとは言った。王さんは何と言っているのかとは聞かれたが、まだはっきりと聴いていないから。また監督と話します。」
西武依田常務
「とにかく勝てる監督ということ。現役監督は負担が大きいので難しいのではないか。次回の実行委員会で決める?それまでに決めないといけないでしょう。本来は今の段階で決めなきゃいけない。」

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ハム島田本部長WBC監督で選考委を提案[ニッカン]

監督人選に関する「選考委員会」の設定を提案したのは日本ハムを含む2球団。日本ハム島田チーム統轄本部長は「うちとしては選考委員会を作るべきといいうこと。勝つためにどういうチームを作るのか、コーチ人選は監督に一任するのかなど、ルールとして決めた方がいい」と主張した。ただ、現役監督の就任については「例えば契約最終年度に(開幕直前の3月にチームを離れるのは)それを受ける監督はかわいそうだ」と否定的だった。

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中日「日本一監督」提案も即採用ならず[ニッカン]

中日は予告していた通りWBC監督について「今季の日本シリーズ優勝監督」という意見を出したが、結果的にコミッショナーに一任せざるを得ない状況となった。1日の実行委員会に出席した伊藤球団代表は「うちと同じ意見の球団もあったし、前々年度のシリーズ優勝監督という意見もあった。その他の意見もあった。コミッショナーが球界の方と相談して決めればいいのではないでしょうか」と話した。伊藤代表によれば中日の提案に対しては「(監督決定が)時期的に遅いのではないか」などの意見が出たという。

すでにWBC監督の打診を受け、固辞していた落合監督も中日の提案が通れば固辞を撤回するという姿勢を見せていたが即採用とはならなかった。また他球団の提案には「選手のことをよく知っている現役監督がやるべきだと思う。また前々年度のシリーズ優勝監督となると、辞めてしまっている監督もいるだろう」と意見を述べた。

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プロ野球実行委員会、セ・パ両連盟統合など議題[報知]

プロ野球実行委員会では、来年3月に行われるWBCの監督問題のほか、約5時間にわたりいくつかの議題について審議された。10月1日に予定されているコミッショナー事務局とセ・パ両連盟の統合に関する問題についても話し合われ、8日に改めて12球団代表者会議を開催し、協約改定についての集中討議を行うことを確認。セ・パ誕生60周年の記念イベントの企画についても意見が交わされた。

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やっぱり…WBC監督は星野氏が有力[デイリー]

プロ野球実行委員会が1日、東京都内のコミッショナー事務局で行われ、来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本チーム監督について

で合意した。北京五輪でメダル獲得を逃したものの、現時点でも有力候補の1人である星野仙一氏(61)を忌避する結論が出なかったことで、同氏を基本線に今月中の一本化を目指して作業が進められる。

1時間近くに及んだ議論を経て、一本化はおろか選考基準の明確化、候補者の具体像まで踏み込めず「勝つためのベストの布陣を敷くことが重要」(加藤コミッショナー)との結論で集約された実行委員会。各球団からの素案をもとにNPB主導での人選作業が進むことになったため、現時点で有力候補の1人である星野氏の「続投」が基本線となる。

午前中に行われた理事会でパは「監督人事の基準を明確にし、選考過程の透明性を求めていくことが大切」(小池会長)としてスタンスを統一したが、引き続き午後から開催された実行委員会では「現役の監督は制約が多すぎる」「『日本シリーズの優勝監督』でも条件が色々とある」という各球団からの意見の中に埋もれ、球界全体の総意にまで至ることはなかった。

巨人・清武代表
「今月の中旬には向こう(アメリカ)で開催へ向けたミーティングも始まるし、NPBとしては早めに(監督を)決めておきたいという考えがあるようだ。」

来年3月に迫る開催時期をにらみ、時間的制限から「代表監督選考委員会」(仮称)の設置も見送りが決定。着地点として加藤コミッショナーが前回WBC監督のソフトバンク・王監督やアテネ五輪日本代表・長嶋監督、それに各球団の監督、オーナー、OBら球界の識者・役職者から意見を聴取した上で「可及的速やかに検討を進める」ことで了承を得た。

「監督候補者の選考は1ヶ月が目安。遅くともそこまでには決める」とヤクルト・倉島専務。選考基準の明確化で合意できず、現役監督の就任も難色を示す球団が多かったことで、NPB主導による人選作業は組織的継続性から直近の国際大会で指揮を執った星野氏を軸に進められることが確実となった。

今後は加藤コミッショナーが中日・落合監督や楽天・野村監督らを推す声をどういう形で吸収し、イチローらメジャー組の人心掌握の可否をどう判断するかが焦点となる。また「短期決戦に強い監督」(ソフトバンク・角田代表)という評価についても候補選定の重要項目となるだけに、星野監督への最終的な一本化までにはまだ曲折がありそうだ。

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TG共闘で“星野ジャパン”を間接支援[デイリー]

阪神は、1日の実行委員会で、主に現役監督のWBC監督兼任は難点が多いことを主張した。巨人と同様に、NPB主導での監督人選が望ましいとの立場をとり、“身内”である星野仙一・球団SDが候補に残ることを、間接的にバックアップする格好となった。

出席した沼沢正二球団本部長は「阪神としては、現役の監督は難しいであろうとの意見です」と話した。他球団からは、WBC監督人選に統一基準を設定する案も出たが「ルールを作ったからといって、できるだろうか。本人のやる気もあるし、簡単にはいかないだろう」として、否定的な立場をとった経緯を説明した。

ただ、球団から星野SDの名前を候補として切り出すことはなく「(他球団を含め)会議でも星野さんという名前は出なかった」という。

「勝てる監督。短期決戦に強い監督が望ましい。今後はコミッショナー事務局が中心になって進めることになります」。

結果的には、渡辺会長がWBC監督に星野氏を推す巨人と、ほぼ同様の意見展開で“TG共闘”の形となった。

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王監督が持論展開「現役は大変ですよ」[デイリー]

ソフトバンク・王貞治監督(68)が1日、第2回WBCの監督問題について、現役監督が指揮することは難しいとの持論を展開した。第1回大会で世界一に輝いた王監督だが、“自軍”との両立の厳しさに言及。阪神・岡田彰布監督(50)も現役監督の難しさを指摘した一方で、広島のマーティー・ブラウン監督(45)は、日本代表の指揮に色気を見せた。

イチロー、上原、松坂らの“スター軍団”を束ね、一昨年の第1回大会で日本代表を優勝へ導いた王監督。喜びは何物にも替え難かったが、同時にシーズン直前の大事な時期にチームを離れてしまう重大さと時間的な難しさを誰よりも身に染みている。

「自分のときは、うち(ソフトバンク)に森脇(コーチ)とか優秀なスタッフがいたから」と振り返った王監督。それでも、「現役の監督がやるのは大変ですよ。自分のチームもあるわけだし」と、自軍を気にかけながら日本代表に専念する困難さを強調した。

さらに、前回以上に重圧のかかる大会になることを予測した。「1回目のWBCは、(大会そのものが)うさんくさそうに見られていたから、やってる方は楽だったけどね」と冗談を交じえて話した一方で、「今回は違う。前回チャンピオンとして行く訳だし、オリンピックでも負けてしまったわけだから」と口調を強めた。今回の監督にかかる重圧は、自分の比ではないと強調した。

WBC初代優勝国だけに当然、強豪国のマークも前回より強くなる。「前回はアジアのチームを目に入れてなかったでしょう」と、2次リーグ以降で対戦する米国などだけに“集中”できたが、今回は北京五輪で2戦2敗の韓国など、アジア各国のレベルも上がっているだけに、1次リーグから油断のできない戦いが続くことになる。

自身の就任については「僕は体力的に無理」とあらためて否定的な姿勢を示したが、日本球界を思うからこそ今回の問題を案じる。「星野がやるにしても、ほかの誰かがやるにしても大変ですよ」。日本の威信をかけて臨まなければならない大会と位置づけるだけに、王監督の心配の種は尽きない。

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WBC監督問題、星野案は消えず[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)の実行委員会が1日、都内で開かれ、来年3月の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督選考について、今後の選考は加藤良三コミッショナー(66)に事実上一任し、前回優勝した王貞治監督(68)=ソフトバンク=ら識者に意見を聞いた上で決定することになった。王監督は現役監督では困難との考えで、北京五輪で惨敗を喫した星野仙一氏(61)も有力候補の1人としてリストに残ることになる。

WBCの監督問題は、約4時間半に及んだ会議のうち、1時間ほど。監督選考について、各球団からなされた提案は、主として以下の3点だった。中日などが(1)選考基準を決めるべき。また中日を含む半数ほどの球団から(2)前年度または前々年度の日本シリーズ優勝監督にするべき。日本ハム、楽天などが(3)選考機関を設置するべき。だが、そのいずれもが“却下”される結果になった。

前回、2006年WBCの王監督への就任要請は10月上旬になされ、コーチ陣の人選は11月に終わり、代表選手選考も11月から始まった。それだけに「準備時間が少ない」というのが、今回の提案却下の理由だった。12球団は最終的に「勝てるチームを作る」という方針だけを決め、加藤コミッショナーが有識者の意見を聴取して判断することになった。これは事実上の「監督選考の一任」で、9月中に監督人事を内定するという。

一任を受けた加藤コミッショナーは「可及的速やかに我々の意見を固める」と説明した。すでに北京五輪の代表監督を務めた星野仙一氏が、水面下で打診を受けている。だが、この日は「予断は持っていない。名前自体が存在していないと思っている。ただ、ダラダラ時間をかけるつもりはない」とした。そして意見を聞く有識者には、真っ先に前回WBCで日本代表を率いて世界一に輝いたソフトバンク・王監督の名が挙がった。

加藤コミッショナーから相談を受ける立場となった王監督はこの日、実行委員会と並行するかのように、札幌へ移動前の福岡空港でWBC監督問題について持論を展開していた。

「前回も現役監督がやるのは反対した。やっぱり負担になるから、やらない方がいい。自分のチームのことがあるから」と、自球団を犠牲にして代表監督を務めることの限界を指摘した。加藤コミッショナーとは、駐米大使時代から親交があり、腹を割って話せる仲。それだけに現役では無理という前回監督の声は、真っ直ぐコミッショナーに届けられる。

「今回は違う。米国も目の色を変えるだろう。星野がやるにしても、他の人がやるにしても大変だろうね」と王監督。来季の12球団監督の去就は未確定とはいえ、現役監督の線が消える。そうなれば、北京五輪の惨敗で逆風にさらされている星野氏が、有力候補の1人として選考リストに残ったことは間違いない。

◇威光ある人を

加藤コミッショナーは8月26日に、WBC監督の条件について「大リーガーも加わるし、選手を束ねられる威光のある方」と話した。北京五輪での惨敗は「最善の選択をして星野監督に託した結果は受け止めるが、他国に劣っているとは思っていない」との見解。「勝てる監督」を最優先条件にしたこの日は、「球界全体の総意として決めるべき問題。独り善がりではない見解を示す」と話し、就任2ヶ月で重い判断を任されることになった。

巨人・清武球団代表の話
「勝てるチームにするということで、(前回指揮を執った)王さん(ソフトバンク監督)をはじめ色んな方に意見をきいて、コミッショナーに最終的なジャッジをしてもらうことになった。」
中日・伊藤球団代表の話
「(WBC)前年度の日本一球団の監督にお願いしたらどうか、と提案した。委員会を作ったり、ルール作りをするのは難しい。落合監督が選ばれたら?そう決まれば従う。ただし(今は)仮定の話ですから。」

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WBC監督選考はコミッショナーに一任[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)の実行委員会が1日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、来年3月に行われる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督人事をNPBの加藤良三コミッショナー(66)に一任する方針が固まった。

具体的な選定ルールの確立も議論されたが、時間的問題を理由にルールの確立は見送り。加藤コミッショナーは「全てはこれから。しかしだらだらと時間をかける訳にはいきません。可及的速やかに固める必要がある」と議論を主導する決意を示した。有識者など関係各所へのヒアリングを経て、今月いっぱいをめどに監督候補の一本化を目指すことになる。

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WBC監督、コミッショナー中心に早急に人選[スポニチ]

プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、来年3月に実施される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の選考について協議し、加藤良三コミッショナーを中心に早急に人選を進めていくことを確認した。

会見した加藤コミッショナーは「WBCに勝てる強いチームづくりが重要との意見で一致した」と説明。日本シリーズ優勝監督が就任する案や、選考委員会を設ける案も出たが、加藤コミッショナーが前回大会で指揮を執ったソフトバンクの王貞治監督らから意見を聞き、見解をまとめることに決まった。

日本は2006年に開催された第1回WBCを制して初代王者に輝いたが、星野仙一監督が指揮を執った今夏の北京五輪ではメダルを獲得できなかった。 また、社団法人日本野球機構の理事会が開かれ、10月1日からの来年度予算案の説明なども行われた。

中日・伊藤一正球団代表
「選手をよく分かっているので、直近の日本シリーズ優勝監督にお願いしたらいいと提案した。不測の事態があってできない時は対戦相手の監督でもいい。外国人監督が引き受けるケースも出てくるが、これだけ国際化しているから問題ない。基準がないと混乱する。最終的にはコミッショナーがしかるべき人の話を聞いて決めるでしょう。」

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コミッショナー中心に人選…WBC日本代表監督[報知]

プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、来年3月に実施される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の選考について協議、加藤良三コミッショナーを中心に早急に人選を進めていくことを確認した。

加藤コミッショナーは「WBCに勝てる強いチームづくりが重要との意見で一致した」と説明。日本シリーズ優勝監督が就任する案や、選考委員会を設ける案も出たが、加藤コミッショナーが前回大会で指揮を執ったソフトバンクの王貞治監督らから意見を聞き、見解をまとめることに決まった。

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実行委、WBC監督を早急に人選[サンスポ]

プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、来年3月に実施される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の選考について協議し、早急に人選を進めていくことを確認した。

日本は2006年に開催された第1回WBCを制して初代王者に輝いたが、星野仙一監督が指揮を執った今夏の北京五輪ではメダルを獲得できなかった。

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