わたしはかもめ2008年鴎の便り(9月)

便

9月2日

千葉ロッテ8−5埼玉西武(千葉マリン)

ロッテは今季4度目の4連勝で借金2。先発・渡辺俊は8回0/3を今季ワースト12安打で5失点も05年以来の12勝目、昨年5月17日から対西武7連勝。1回に大松の犠飛で先制。第1打席で五輪後初安打を放った西岡の2点タイムリー二塁打などで2回に3点、7回には大塚が4月25日ソフトバンク戦以来の3号2ランなどで4点。西武は自身初の4番・大島が8回に05年6月18日ヤクルト戦以来となる本塁打。先発・石井一は今季最短タイ1回2/3を4失点で8敗目、マリンでは98年5月30日以来白星なし。なおソフトバンクが敗れたためM18。

123456789R
埼玉西武0010100125
千葉ロッテ13000040x8
西岡
「今日の結果はすごく嬉しいです。オリンピックでは皆さんに熱い応援をしてもらったのに期待に応える事ができなくて本当にすいませんでした。これからは、マリーンズの勝利のために頑張って行きます。本当に今日は本拠地で野球ができるって事が幸せに感じました。このまま、勝ち続けて行きますので応援宜しくお願いします。」(4安打)

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西岡五輪悔しさぶつけ4安打西武たたいた[ニッカン]

ロッテ西岡が惨敗した北京五輪の悔しさをバットにぶつけた。首位西武を相手に復帰後初安打を含む5打数4安打2打点。7回には盗塁も決め、打線に勢いをつける活躍でチームに4連勝をもたらした。試合後のお立ち台では「今日の結果はすごく嬉しいけど、オリンピックでは期待に応えられずにすいませんでした」と、まずファンに謝罪。北京での屈辱はそう簡単に消えなかった。

五輪では右脇腹痛で十分な活躍ができなかった。日本が4位に沈んだ責任を感じていた。「オリンピックから帰ってきても、ケガで試合に出場できなかった悔しさ。そして試合に出場できる喜び。これからは、マリーンズのために命をかけて戦い、1つでも多くの勝利に貢献したい。そして、最後はマリーンズファンと喜べる日を迎えたい」。少々大げさにも思えるセリフで、ペナントレース終盤への決意を表明した。

バレンタイン監督は「金髪なのか何色なのかよく分からないが、どんな髪の色でも打てるところを見せてくれた」と西岡をジョークで褒めたたえた。2位から5位までが大接戦を繰り広げる混戦パ・リーグ。頼もしさを増す西岡は「脇腹は全然大丈夫。ここまで来たら2位、3位のチームなんてどうでもいい。僕らは勝ち続ければいい」と勢いよく言い放った。

◇俊介、打線感謝12勝

渡辺俊が打線に助けられながら今季の西武戦負けなしの5連勝をマークした。試合後の第一声は「8回5失点です」と自虐的に苦笑い。12安打を浴びての12勝目となったが「今年は投げるときには点を取ってもらっている。1点ずつならいい。無駄な走者をためて1発を浴びることがないことだけを意識した」と打線に感謝した。

◇交代

ロッテ・サブロー外野手(32)が西武戦で死球を受け2回に代走を送られて交代。病院には行かずアイシングで様子を見る。

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粘りの俊介12安打浴びても12勝目つかんだ[スポニチ]

ロッテ打線の援護を受けた渡辺俊が12安打を浴びながら9回途中まで5失点と粘って12勝目。西武戦は昨季から7連勝とキラーぶりを見せつけた。「味方が打ってくれたので。ゴロのヒットを打たれるのは気にせず丁寧に投げました」。4連勝のチームは借金2の5位ながら、2位まで1.5ゲーム差と肉薄。バレンタイン監督は「渡辺俊はしっかり試合をつくってくれた。ずっと安定した内容で先発陣を引っ張っている」と称えた。

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渡辺俊12勝!西武戦7連勝…ロッテ[報知]

渡辺俊が12勝目。西武戦2年越しの7連勝をマークした。毎回のように先頭打者にヒットを許し、8回0/3を12安打5失点。「一発で大量失点しないように、辛抱強く投げた。点も取ってもらえた」と、味方打線の大量援護に感謝した。チームも4連勝。5位ながら2位ソフトバンクに1.5ゲーム差に迫り、バレンタイン監督も「いい状態でプレーできている」と自信を見せた。

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17安打8得点でマリーンズ快勝、バレンタイン監督去就問題が表面化[千葉日報]

千葉ロッテは1回に大松の犠飛で先制し、2回は西岡、今江が適時二塁打。7回には大塚の3号2ランなどで加点した。先発渡辺俊は大量リードに守られ12勝目。西武は先発石井一が2回途中降板したが、8回に大島が1号ソロを放つなど終盤追い上げた。

◇西岡いいスイング

バレンタイン監督
「渡辺俊はコントロールよくいい投球をしてくれた。ここ数試合、安定感ある投球で先発陣を引っ張ってくれている。西岡(4安打)はいいスイングを見せてくれた。」

◇バレンタイン監督去就問題が表面化

千葉ロッテのバレンタイン監督の去就問題が2日、表面化した。同監督が「球団フロントから“辞職すべきだ”と言われた」と明かし「(監督の任期が)来年1年だけであるとか、今年だけであるのならばここ(日本)に居ようという気にはなれない」と話した。

試合前の記者の囲み取材で話題がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表監督の話に及んだ際、同監督自ら切り出した。「日本で何年にもわたって野球にかかわるならば(代表監督を)やってみたいと強く思っている。しかし、来年いるかどうか分からないので、今回は(代表監督就任は)ないのでは」とし、7月下旬に球団側から退任を求められたという。

その上で同監督は重光昭夫オーナー代行からは内々に続投を要請された事実を明かし「球団の意向がどこにあるか分からない」とも話した。

同監督は今季、4年契約の3年目。チームは4季ぶりに単独最下位になるなど低迷し、クライマックス・シリーズ(CS)進出も微妙な状況にある。「日本で長く監督をしていたいのが自分の気持ち」。来年以降の契約延長を強く望んでいることをうかがわせた。

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ボビー“絶妙口撃”…効果テキメン「誤解」と社長弁明[夕刊フジ]

◇「フロントから辞任勧告受けた」

これ以上ないタイミングの打ち上げ花火だ。ロッテ・バレンタイン監督が来季以降の去就をかけて球団に条件闘争を仕掛けた。

これもボビーマジックなのか?2日の西武戦直前の千葉マリン。この日は新任の加藤コミッショナーが表敬訪問した。WBC監督候補として積極的な発言を続けるバレンタイン監督との会談の内容が注目されたが、その直後、指揮官が“爆弾”を投下。

「WBCのことについて触れることはなかった。たくさんの候補者が上がる中で名前を並べられることは光栄。ただ、日本で何年も監督を続ける立場なら代表監督になってみたいが、ロッテ球団内に私を辞職させようという人もいる。来年ここにいるか定かでない立場で、代表監督をやるのは難しい。今回は(代表監督は)ないと思う」とブチあげたのだ。

「以前重光オーナー代行が(続投と)おしゃっていたが、その後にフロントの人から辞職すべきといわれた。(契約が残る)来年1年とどまってその後は残らないでいいとか来年以降は白紙で1年で終わりというなら、ロッテにいようとは思わない」。指揮官によれば“勧告”されたのは7月19日の西武戦後。千葉市内でもたれた会食の席で瀬戸山球団社長から“勧告”されたという。

まさに絶好のタイミングだ。今季でバレンタイン監督は日本一に輝いた2005年に結んだ4年契約の3年目。目下、3位争いにしのぎを削る状況だが3年連続でのV逸が濃厚な状態で来季以降の去就問題が浮上するのは必至の情勢。要するに条件闘争を仕掛けるタイミングを狙っていたところ、注目を集めているWBC問題でのインタビューの場で爆弾を投下。この一撃がメディアに乗り、千葉マリンのスタンドにボビー擁護の横断幕が翻る−というのが筋書きといったところか。

その効果は早くも表れたようだ。この日外出していた瀬戸山球団社長が広報を通じて「会話の中で監督が発言されたような受け取り方があれば、それは誤解です」と弁明のコメント。早くも指揮官に軍配が上がりそうな雰囲気だ。まさにタフ・ネゴシエーターの面目躍如といったところか。

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ボビー7月に球団から辞職勧告受けていた[ニッカン]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、球団から辞任勧告を受けたと発言し、混乱になった。千葉マリンでの西武戦前、報道陣からワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に対する意欲を問われた際に「日本で何年も監督をやる立場であれば、代表監督をやりたいが、残念ながら、この球団には私を監督から辞職させようとする人もいる。来年どうなるか分からない立場では難しく、ないと思う」と語った。7月19日に千葉市内で瀬戸山球団社長と会食した際のことだという。

既に重光オーナー代行と瀬戸山社長が続投で方針を一本化し、同監督にも伝えられたことが明らかになっている。だが、バレンタイン監督は「代行は以前にそうおっしゃってくれたが、その後にフロントの人から辞職すべきと言われた」と説明した。バレンタイン監督は06年から4年契約を結んでおり、契約は来年まで残っている。同監督は「私はできるだけ日本に長くいたい。来年までで終わりだとか、今年限りで終わりというならば、ここにいる気になれない」と話した。

これに対し瀬戸山社長は球団広報を通じて出したコメントで「(会食した際の会話の)詳細は申し上げられませんが、会話の中で監督が発言されたような受け取り方があったとすれば、それは誤解です」と辞任勧告を否定し「来シーズンもバレンタイン監督に指揮を執っていただくことに、何ら変わりはありません」と明言した。

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バレンタイン監督、WBC監督「やってみたい」[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナーが、ロッテ−西武戦が行われた千葉マリンを訪問した。

試合前にロッテ・バレンタイン監督と約15分の会談。来年3月のWBC日本代表監督就任に意欲的といわれるバレンタイン監督との接触について「今日は表敬訪問。場当たり的なアプローチはしません」と話した。

バレンタイン監督は「ぜひやってみたいと思うが、今回はない」と否定した。

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ロッテ、大揺れの“バレンタイン”デー[サンスポ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)は2日の西武戦(千葉マリン)前、球団幹部から7月に辞任勧告を受けたと発言した。これに対し、本多幸喜球団部部長(45)が試合後、緊急会見を開き、辞任勧告を否定した上で同監督の来季続投を明言。バレンタイン監督の前代未聞の暴露発言で大騒動となった。

バレンタイン監督が西武戦前、突然、自らの去就について切り出した。「球団に監督職から辞職させようと思っている人がいる。フロントから直接、『辞職すべきだ』といわれた」と7月に球団幹部から辞任勧告を受けたことを明かした。

04年にロッテ監督に復帰し、05年に日本一に導いたバレンタイン監督。06年から4年契約を結び、その3年目となる今季は一時、最下位にまで沈み、現在もクライマックスシリーズ進出への可能性は残しているものの5位に低迷している。そんな状況での衝撃発言で、ネット裏は騒々しくなった。

事態の沈静化をはかろうと試合後、本多幸喜球団部部長が緊急会見。バレンタイン監督と瀬戸山隆三球団社長が7月19日に千葉市内で会食し、契約について話が及んだことは認めながらも、辞任勧告については「ミスコミュニケーション(会話の行き違い)があったと感じている」と完全否定。その上で4年契約の最終年となる来季に向け、「指揮を執っていただく方針は変わりない」と断言し、続投を要請していることを強調した。

前代未聞の暴露発言には、「日本にできるだけ長くとどまりたいが、来年1年だけとかでは、ここにいようという気になれない」と2010年以降の長期契約を希望するバレンタイン監督の意図が見え隠れするが…。監督の「辞任勧告された発言」→球団があわてて「続投要請」と、とんだドタバタ劇となった。

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ロッテ残酷物語…ボビーに辞職勧告?[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、瀬戸山隆三球団社長(54)から今季限りでの“辞職勧告”を受けていたことを暴露し、球団に対しての不信感と怒りをぶちまけた。これに対して球団側は勧告の事実を否定した上で、同監督の来季続投を明言するなど迷走。クライマックスシリーズ進出を争う中で噴出した“お家騒動”が今後も後を引くことになれば、チームに悪影響を及ぼすことは確実だ。

表情は穏やかでも、時折語気を強める言葉の端々に悔しさと怒りをにじませた。西武戦前のロッカールーム裏の通路。バレンタイン監督はWBC監督の話題から突然、衝撃の事実を明かした。

バレンタイン監督
「日本で何年も監督を務めるのであれば、代表監督をやってみたいと強く思う。ただ残念ながら、球団内には辞職させようとする人もいる。フロントの人から辞職すべきであると言われました。」

名前こそ明かさなかったが、7月19日に瀬戸山球団社長と会食した際に辞職を促されるやりとりがあったとみられる。

同監督はロッテで初めて指揮を執った95年は10年ぶりのAクラスに導く2位も、フロントとの確執などで1年で解任。04年からの第2次政権は05年に31年ぶりの日本一に輝くなど、その手腕を発揮した。しかし、同年オフには残り1年を残す契約の延長問題をめぐってフロントと衝突。もめにもめた上、メジャー球団からの監督就任要請の事実を後ろ盾に、年俸が2倍の5億円で4年契約を結び直した経緯もある。

前回同様、1年を残して再燃した契約問題。同監督は「日本に長くとどまって監督を続けたいのが正直な気持ち」と力説。希望はさらなる長期政権だが、ネックは赤字が続く球団経営を圧迫する高額年俸だ。球団側は10年以降の契約に二の足を踏んでいる状況であるのは想像に難くない。それを察知した指揮官が「来年までで、その後はないとか、今年までで来年がないというのなら、ここにいようという気にはならない」と“牽制球”を投げたともとれる。

試合後、球団幹部と話し合った同監督は「この件についてはもう話さない」と口を閉ざした。しかし、CS進出を争っている大事なシーズン中で自らの進退問題を暴露した影響は少なくない。

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どたばたロッテしどろもどろ「言ってない」[スポニチ]

指揮官バレンタイン監督の突然の激白にロッテ球団側も大わらわ。意見調整の末、試合後にようやく荒木執行役員事業本部長と本多球団部部長が対応した。本多部長は「ミスコミュニケーションがあったようだ。我々としては辞職すべきと言ったことはないと思っている」と説明。ただ、バレンタイン監督が7月19日の会談後、約1ヶ月半も抱き続けていた“誤解”が解けたのかとの質問には言葉を濁すなど終始しどろもどろ。

午後11時すぎには瀬戸山球団社長が球団を通じて「監督の発言されたような受け取り方があれば、それは誤解です。来季、バレンタイン監督に指揮を執ってもらうことに何ら変わりはありません」とコメントを発表。来季続投を明言しながらも、長期契約の希望については態度を保留するなど迷走ぶりがありありだった。

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ボビー「フロントから“辞職すべき”と」[スポニチ]

◇ボビーに聞く

≫WBC監督候補に名前が挙がっている。
バレンタイン監督
「王監督、星野監督、野村監督ら重要な野球人の名前が出ている。その人達と一緒に名前が出るのはとても光栄なこと。ただ、来年(ロッテに)いるかどうか分からない立場で、代表監督をするのは難しい。今回はないと思います。」
≫重光オーナー代行から来季の続投は伝えられているのでは?
バレンタイン監督
「オーナー代行は以前(続投と)おっしゃってくれたけど、フロントの人からは“辞職すべきである”と言われました。これまでも自分がこのチームにとどまるべく、他のオファーを断ってきた。」

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WBC抜き…コミッショナー球場行脚開始[スポニチ]

2日から球場行脚を開始したプロ野球の加藤コミッショナーが、千葉マリンスタジアムを訪れた。試合前にはロッテ・バレンタイン監督と会談。前日の実行委員会でWBC監督の人選を一任され、第三者の意見を吸い上げる方針を示したばかり。活発な意見交換もと思われたが「一切していません。表敬訪問ですから。場当たり的なアプローチはしません」と否定。球場行脚とWBC監督問題は別という姿勢を示した。次回は5日、神宮球場を訪れる予定。

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辞任勧告暴露!ボビー退団も…フロントから「辞職すべき」[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、西武戦の試合前に今季限りでの電撃退団を示唆した。4年契約の最終年となる来季の去就について、7月19日に球団から辞任を勧告されたと暴露。その上で「来年1年間とどまって再来年がないなら(ロッテに)いようという気持ちにはならない」と契約の延長も希望した。球団は「辞任勧告」の事実を否定し、「来季続投」に変更がないことを強調。ただ現時点で球団側に2010年以降の契約延長の意思はないため、契約を1年残して、日本を去る可能性も出てきた。

突然の「衝撃告白」だった。この日、試合前に加藤コミッショナーの表敬訪問を受けたバレンタイン監督が、その会談内容について報道陣に説明している際、いきなり自らの進退について言及。「球団フロントから(今季限りで)監督職を辞職すべきであると言われている」。7月19日に球団幹部と会食した時のやりとりを暴露した。

バレンタイン監督は、日本一、アジア一を成し遂げた05年に4年総額20億円とも言われる超破格条件でロッテと契約延長。来季まで契約が残っており、球団側はこれまで「(監督の)残留は既定路線」と説明してきた。しかし、ボビーは「来年1年間だけ(チームに)とどまって再来年がないということであったり、今年いっぱいで来年はないなら、ここにいようという気持ちにならない」として、2010年以降の契約延長を強く希望。受け入れられなければ、今季限りで日本を去る考えを示唆した。

つい2日前には、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督への就任に意欲も見せていた。しかし、この日は一転して「来年(ロッテに)いるかどうか分からない立場で、代表チームの監督をするのは、難しい」と、トーンダウン。「長い期間にわたってロッテの監督を続けたい気持ちはあるが、続けていられるかは自分の決めるところじゃない」と話した。

ボビーの発言は、契約再延長に向けた条件闘争、との見方もできる。同時に以前からささやかれていた監督と球団フロントとの確執が交渉の中でより深まったことで、確実だったはずの「続投」が大きく揺らいでいるのも事実。球団側は来季も指揮をとってもらうことは既定路線としながらも、ボビーが希望する契約延長には否定的。今後の対応次第で「退団」が現実になる可能性もある。

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ロッテ・瀬戸山社長は否定「誤解です」[報知]

ボビーの爆弾発言を受け、球団は試合後、本多球団部部長と荒木事業本部長が報道陣に緊急対応。バレンタイン監督が指摘した7月19日は、瀬戸山球団社長が監督と会食したことを明かした。

その上で、荒木事業本部長は「色んな議論になって出た話で、ミスコミュニケーション。球団としては、来年まで契約が残っていて、当然指揮を執ってもらうものだと思っている」と説明。渦中の瀬戸山球団社長は球場に姿を見せながら報道陣を避け、自ら説明することをしなかったが、午後11時半前になって急遽、談話を発表した。

瀬戸山球団社長はコメントのなかで「監督が発言されたような受け取り方があれば、それは誤解です」と、辞任勧告を否定。「我々は優勝に向けてチームとフロントが一丸となって戦っています」とし、来季のボビー続投に「何ら変わりはありません」と結び、騒動の火消しに躍起になった。

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ボビーに聞く…「球団の意向が分からない」[報知]

≫重光オーナー代行は7月15日に公の場で来季の監督続投を明言した。
バレンタイン監督
「オーナー代行はそう言ってくださったが、それからその後、球団のフロントのある人から辞職すべきであると言われた。球団の意向がどこにあるのか分からない。」
≫直接言われたのか。
バレンタイン監督
「そうだ。7月19日。コーチ陣はみんな知っているし皆さん方も当然知っていると思っていた。」
≫来季について。
バレンタイン監督
「これまでも、このチームにとどまるべく、他のチームのオファーを断ってきた。日本にできるだけ長く滞在して、監督を続けたい気持ちはある。しかし、監督を続けられるかは、自分の決めるところじゃない。」

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加藤コミッショナー、ボビーと20分対談[報知]

プロ野球の加藤良三コミッショナー(66)が2日、千葉マリンを訪れロッテ・西武戦を視察。7月の就任後、全12球団の本拠地球場を視察する方針を打ち出しており、今回もその一環。

同コミッショナーは1日の実行委員会で、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督選考や関係者らへのヒアリングを担当することが決まったばかり。試合前にはWBC監督に関心があるとされるバレンタイン監督と約20分ほど対談したが、「(意見交換を)場当たり的にやる訳にはいかない。そういった話はしていません」と強調した。今後は5日にヤクルト・巨人戦(神宮)を視察する予定。

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バレンタイン監督にロッテ辞任勧告[デイリー]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、千葉マリンスタジアムでの西武戦前に去就について触れ、球団から辞任勧告を受けていたことを明かした。

WBC監督就任の可能性を問われた同監督は、「この球団には自分を辞職させようという人がいる。来年いるか分からない立場で、代表監督は困難」と発言。7月19日に会食の席上で瀬戸山球団社長に「辞職するべきだと直接言われた」と主張した。

これに対して本多球団部部長は「瀬戸山社長は(辞任勧告は)伝えていないと言っていた。両者の間にミスコミュニケーションがあったのではないか」と説明。これまで、09年に関して瀬戸山社長は「契約も残っている。続投は既定路線」としていた。

同監督は4年契約の3年目。契約延長を希望しており、「来年1年だけで終わりというなら、ここにいようという気持ちにはならない」と、受け入れられない場合は退団する可能性も示唆した。

同監督は05年オフに、契約期間を1年残しながら条件面で折り合わず残留交渉が難航。06年から4年20億円の大型契約を結んでいる。

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コミッショナーがバレンタイン訪問[デイリー]

日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナー(66)が2日、千葉マリンスタジアムでロッテ・バレンタイン監督を表敬訪問した。試合前、監督室で約15分にわたって野球談議。1日の実行委員会で来年3月に行われる第2回WBCの監督選考を一任された加藤コミッショナーだが「今日はWBCの話は一切しませんでした。場当たり的なアプローチはしません」と強調。今後も順次、各球団の本拠地を訪問する予定。

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渡辺俊8回5失点粘投で12勝目[ニッカン]

ロッテ渡辺俊が12安打を浴びながらも12勝目を挙げた。毎回のように走者を出しながらも、打線にも助けられて8回5失点で持ちこたえた。チームは4連勝、自身も西武戦は今季負けなしの5連勝。

「ゴロで間を抜けるのはヒットじゃないと思って気にしていなかった。いつも点を取ってもらっているんで、絶対0に抑えようという堅苦しさはない」。復帰2試合目で4安打を放った西岡をはじめ、大量点で援護した打線に感謝していた。

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西岡猛打賞「勝利貢献したい」[ニッカン]

ロッテ西岡が猛打賞をマークした。1点リードの2回には1死二、三塁で右翼線二塁打を放ち貴重な追加点をたたき出した。「オリンピックから、帰ってきてもケガで試合に出場できなかった悔しさ。そして試合に出場できる喜び。これからは、マリーンズのために命をかけて戦い、1つでも多くの勝利に貢献したい。そして、最後はマリーンズファンと喜べる日を迎えたい」とコメントした。

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ロッテが4連勝!渡辺俊は西武戦5勝目[スポニチ]

ロッテが4連勝。渡辺俊は緩急自在の投球で8回0/3を5失点、12勝目を挙げた。打線は1回に犠飛で先制し、2回は西岡と今江の適時二塁打で3点を加えるなど、計17安打で8得点。ロッテの渡辺俊は完投を逃したが、今季の西武戦5勝目を挙げた。

毎回のように先頭打者を安打で出塁させた。12安打を浴びながらも緩急をつけて要所を締めた。会心の試合運びとはいかなかったが「ゴロで内野の間を抜けた安打は安打じゃないと思って辛抱強く投げた。勝てるゲームがつくれて良かった」と汗をぬぐった。

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ボビー辞任勧告?球団側「誤解」[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、千葉マリンスタジアムでの西武戦の前に自らの去就に触れ、7月19日に球団関係者から「辞職すべきである」と事実上の辞任勧告を受けていたことを明らかにした。

これに対し、球団は関係者は瀬戸山隆三球団社長だったと発表。「監督が発言されたような受け取り方があれば、それは誤解です」という社長コメントを出し、事実を否定した。

一方で球団は7月19日に同監督へ4年契約最終年の来季続投を要請していたことも発表。「来シーズンに関してもバレンタイン監督に指揮を執ってもらうことに何ら変わりありません」(同社長)と説明した。ただ同監督の「日本にできるだけ長くとどまりたいのが自分の素直な気持ち」という長期契約の希望については態度を保留した。

ロッテ・本多幸喜球団部部長
「(7月19日に)今年、来年の契約を遂行していただきたいと話を差し上げた。社長と監督の話でミスコミュニケーションがあったとすればその辺(についての話をした時)じゃないか。我々としては『辞職すべき』と言ったことはないと思っている。」

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ボビー、球団から辞任勧告受けていた[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、千葉マリンスタジアムでの西武戦の前に自らの去就に触れ、7月下旬に球団関係者から「辞職すべきである」と事実上の辞任勧告を受けていたことを明らかにした。その上で同監督は以前に重光昭夫オーナー代行には内々に続投を要請された事実を明かし「球団の意向がどこにあるか分からない」とも話した。

同監督は今季が4年契約の3年目。「日本にできるだけ長くとどまりたいのが自分の素直な気持ち」と続投への意欲を表明。「来年1年だけとか、今年やって終わりではここにいようという気にならない」と長期契約も希望した。

バレンタイン監督の話
「球団には監督を辞職させようという人もいる。長い期間に渡って監督を務めたいのが自分の希望。日本球界の一部の人間でありたいと思っている。ただ(監督を)続けるか否かは自分が決めることではない。」

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