わたしはかもめ2008年鴎の便り(9月)

便

9月3日

千葉ロッテ0−2埼玉西武(千葉マリン)

西武が今季最多4失策も今季7度目の完封勝ちで貯金は今季最多タイ18、マジックは17。4回中島のタイムリーで先制、8回江藤のタイムリーで加点。先発・西口は6回2/3を4安打4三振4四球で8勝目、8月14日楽天戦から4連勝で千葉マリンでの連敗は3で止める。星野・小野寺と継投しグラマンが26セーブ目。ロッテは今季12度目の零敗で連勝は4で止まり借金3、3位オリックスとは2.5ゲーム差。先発・久保は7回1/3を7安打2失点で7敗目、7月6日ソフトバンク戦から自身4連敗、千葉マリンで昨年8月22日楽天戦から7連敗。

123456789R
埼玉西武0001000102
千葉ロッテ0000000000

◇またまた見殺し、久保不運7敗

久保が好投も報われず3連敗で今季7敗目を喫した。直球とフォークの緩急で打たせて取り、8回途中2失点と及第点の内容だった。試合後は「集中力が足りずに無駄な四球を出してしまった。0に抑えれば負けることはなかった」と責任感を口にした。3試合連続で好投しているが、味方の援護に恵まれない不運が続いている。バレンタイン監督は「できることは全てやってくれた。またしても運の悪い投手になってしまった」とフォローした。これで、チームの連勝は4でストップし、4位浮上はならなかった。

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運の悪い久保…11残塁で12度目零敗[スポニチ]

ロッテは、11残塁の拙攻で今季12度目の零敗を喫した。3回まで2残塁ずつ、7回2死満塁でも4番に起用された橋本が三飛に倒れて西口を攻略できなかった。連勝が4で止まったバレンタイン監督は「ランナーを何度も出していたが、西口は要所でいい球を投げていた」と脱帽。ここ3試合好投しながら3連敗の久保には「またしても運の悪いピッチャーになってしまった」と同情していた。

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“ボビーショック”連勝ストップ…ロッテ[報知]

お家騒動でロッテが一体感を失った。11残塁の拙攻で完封負け。チーム内に流れる重々しい空気を、勝利で吹き飛ばすことはできなかった。5連勝を逃したバレンタイン監督は、「こちらのいい打球が外野手の正面を突くことが多かった」と悪い流れを嘆いた。

7月に辞任勧告を受けたとするバレンタイン監督は、8月にはコーチ陣に対し、今季限りで退団する可能性を伝えていた。直後からチーム内の“異変”は少しずつ表面化。ボビーは協調性の喪失を肌で痛感していた。

西村ヘッドコーチは「騒動の影響?それはない」と“ボビーショック”を否定したが、バレンタイン監督は「コーチの中には、私と話している姿を見られたくないと感じている人もいる。選手もギクシャクしている。2軍も同様だ」と悩みを告白した。Aクラス争いが激化するシーズン終盤。指揮官の孤立は、大きすぎるハンデだ。

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ロッテ連勝ストップ…契約問題ショック!?[サンスポ]

ロッテはバレンタイン監督の契約問題が突然浮上した翌日に、連勝が3でストップ。先発に戻った久保は詰まった適時打による2失点。打線は11残塁と好機を生かせなかった。「久保はいい内容を見せてくれた。攻撃もいい当たりが正面を突いていた」と同監督。内容と結果が伴わない展開に問題のショックをうかがわせるコメントだった。

久保
「粘られたのではなく、なぜか気が抜けた。情けない。」(失点に絡んだ8回の四球に)

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打線ふるわず完封負け[千葉日報]

千葉ロッテは完封負け。得点圏に走者を進めた序盤の好機を生かせず、2死満塁とした7回も得点できなかった。先発久保は打線の援護がなく、7回1/3を投げ2失点で7敗目。西武は4失策と守備が乱れたが、先発西口が踏ん張り8勝目。

◇久保白星に見放される

千葉ロッテ先発の久保が3戦連続で白星に見放された。先頭に唯一の長打を許した4回に力ない打球が中前に落ち先制点を献上。粘り強い投球で打線の援護を待ったが、8回に7本目の安打を許し1死一、三塁とされたところでマウンドを降りた。2失点にも「内容がよくない。零点に抑えておけば負けなかった。自分のせいです」と話した右腕。2試合連続で四球が失点につながっていることを挙げ「集中力が足りなかった。情けない」。悔しさをにじませた。

◇久保運悪かった

バレンタイン監督
「久保はできることを全てやってくれた。援護を与えることができず、運の悪いピッチャーになってしまった。これ以上のことを望むことはできないくらいの投球だった。」

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ボビー「辞任勧告発言」の背景に契約延長を要望か

ロッテ瀬戸山球団社長が3日、千葉市内の球団事務所で会見を開き、バレンタイン監督の「辞任勧告発言」について、あらためて誤解を強調した。「私が発言した部分で誤解があったのかもしれないし、言葉の問題もある。辞任勧告は一切していない。来年も続投してもらう方針に変わりありません」と話した。前夜から重光オーナー代行と連絡を取り合い、あらためて続投を確認した。

事の発端は2日、バレンタイン監督がWBC監督に意欲があるかを問われた際、「フロントの人から辞任すべきと言われた。来年までで終わりだとか、今年限りというならば、ここにいる気になれない」と突然、契約問題を口にした。バレンタイン監督は06年から4年契約で、来年まで契約が残っている。

一方、バレンタイン監督はこの日も「2年前に瀬戸山社長からオーナー代行と合意の上で『半永久的に監督をやって欲しい』と言われた。来年までと言われても、では半永久的という話はどこにいったの?こちらも混乱している」と、契約延長を求めるような発言を繰り返した。

これについて瀬戸山社長は「2年後のことは誰も分からない。来年の成績や経営状態もあるだろうし、まずは来年まで頑張っていただくとしか言いようがない」と困り果てた様子だった。今後、オーナー代行を含めた3者会談の成り行きが注目される。

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ボビー辞任勧告を否定、瀬戸山球団社長「10年以降は答えられない」[千葉日報]

千葉ロッテのバレンタイン監督が球団側から辞任勧告を受けたと発言したことで、同球団の瀬戸山隆三社長は3日、「辞職という言葉やそういったフレーズの言葉はなかった」と話し、言葉の行き違いによる誤解であることを強調した。

同社長は「来年もやってもらいたいし、やっていただけるものと思っている」と来季の同監督の続投を明言。ただ、契約の切れる来季以降のことについては「再来年のことは分からない。仮の話はできない」との考えを示した。

一方、バレンタイン監督は「自分がつくり上げたコメントではない」と、あらためて瀬戸山社長から辞任勧告があったとし「誤解があるのなら2人で話すことが1番いい」と、発言があったとされる7月19日以降、1度も面会していない社長との話し合いを要求した。

また同監督は、球団側から2年前に「半永久的に監督をやってもらいたいとの話があった」と明かし「今は来年もやってもらうということも信じられない」と球団への不信感をあらわにした。

◇10年以降は答えられない

千葉ロッテ・瀬戸山隆三球団社長
「2010年以降(の契約は)俺もオーナー代行も答えられない。監督は色々(オファーが)来ていると言っている。(その時は)ご自身の人生だから、ご自身で判断してもらわないと。チームを騒がせた処分?今のところ考えていない。」

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10年以降は白紙!ボビー騒動泥沼化[スポニチ]

ロッテのお家騒動が泥沼化の様相を呈してきた。“辞職勧告”を受けたとするボビー・バレンタイン監督(58)の激白から一夜明けた3日、瀬戸山隆三球団社長(54)は勧告の事実をあらためて否定した上で、4年契約が切れる10年以降の契約は白紙の状態であることを強調した。これに対し、バレンタイン監督は真っ向から反論。両者の溝は深まり、事態は混迷する一方だ。

瀬戸山球団社長の意見は終始一貫していた。辞職勧告について「もちろん言っていない」と強く否定。焦点の契約延長問題には毅然とした態度で言い切った。「来年やっていただくというのはバレンタイン監督に間違いなく伝わっている。再来年(10年)以降のことは今、自分もオーナー代行も分からない。来年の成績によるかもしれないし経営状態の問題もある」。

バレンタイン監督は今季が4年契約の3年目。瀬戸山社長は借金を抱える今季の成績にかかわらず来季続投をあらためて明言した。支援を惜しまぬ姿勢は変わらない。契約を優先し、契約が切れるそれ以降は時期がきた時点で検討するという当然の主張を繰り返した。

しかし指揮官は「自分のことをウソつきだと言っている。(自分の発言を)否定したということは、そういうことだ」と反論。契約問題には「2年前に半永久的に続けてもらいたい、と話があった」とぶ然。もちろん勝負の世界では半永久的な契約がありえないのは理解している。感情的なもつれが水掛け論に発展してしまった。

7月19日の会談で再来年以降の契約の話題を切り出した指揮官が、同社長の「まず来年まで頑張って欲しい。再来年以降はまだ先の話」との対応を曲解したようだ。さらには「必要とされる人の下でしか働けない。それができなくなれば、ここを去ります」と決別も辞さない構えを見せた。同社長も「立派な、引く手あまたの人だけど、ご自身の人生だし、ご自身で判断していただかないと」と譲らない。今オフの退団に発展しかねない泥沼の事態に陥った。

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球団社長「ボビーと話さん」“辞任勧告”問題ドロ沼化…ロッテ[報知]

ロッテのお家騒動は3日、泥仕合の様相を呈してきた。前日に今季限りの“辞任勧告”を受けたと暴露したボビー・バレンタイン監督(58)と、勧告の事実を否定する球団フロントの主張は平行線のまま。契約延長を希望するボビーは、瀬戸山隆三球団社長(54)に直談判を求めたが拒まれ、対立構造が鮮明になった。

騒動から一夜。千葉市内の球団事務所を訪れた瀬戸山社長は、ボビーと接触しなかった。「直接、話をしたい」とするボビーに対し、瀬戸山社長は「話し合いはしばらくしない方がいい。さらに誤解を招く」と冷却期間を置く構えを示した。

両者の主張は、かみ合わない。瀬戸山社長は辞任勧告をしたとされる7月19日の会談について「勧告はしていない。辞めるべきとか、その手の日本語は使っていない」と改めて否定。これを伝え聞いたボビーは「昨日言ったことは作り話でも夢の中の話でも何でもない」と反論した。

来季が4年契約の最終年となるボビーは“口約束”を盾に、2010年以降の契約延長を求めている。「2年前に重光オーナー代行とも話して半永久的にやって欲しいと言われ、合意した。それはどこへ行ったのか」。これに対し、瀬戸山社長は「2010年以降(の契約)は俺もオーナー代行も答えられない。監督は色々(オファーが)来ていると言っている。(その時は)ご自身の人生だから、ご自身で判断してもらわないと」と白紙を強調。双方の言い分は交わらない。

ヒートアップする一方のボビーは「この1ヶ月半、よく眠れていない」と不眠症まで告白した。「私の存在に問題があるならば、ここから立ち去ります」と改めて退団をちらつかせ、球団に早期の対応を迫った。

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ロッテ・バレンタイン監督、長期契約を希望[サンスポ]

ボビー・バレンタイン監督(58)が辞任勧告を受けたと発言した問題から一夜明け、ロッテ・瀬戸山隆三球団社長(54)は3日、千葉市内の球団事務所で「単語の使い方で誤解が生じた。(4年契約最終年の)来季もやっていただく方針は変わらない」と述べ、改めて来季続投を明言した。

一方、バレンタイン監督は西武戦(千葉マリン)の試合前、「(辞任勧告発言は)作り上げたものではない」と主張。さらに2年前に、瀬戸山球団社長から、半永久的に監督を要請されたことを明かし「半永久的というのはどうなったんだ」と、2010年以降の長期契約の希望をほのめかした。

両者は対立の様相を呈してきたが、早期の話し合いを要求するバレンタイン監督に対し、瀬戸山球団社長は「シーズン中はない。再来年の契約に関しても今は考えられない」と応じない方針を明らかにした。

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ボビー「契約」10年以降は白紙[デイリー]

ロッテ・瀬戸山隆三球団社長(54)は3日、ボビー・バレンタイン監督(58)が望む2010年以降の契約延長について早期に応じない構えを示した。2日に同監督が明かした辞任勧告を受けたという事実も否定した。

瀬戸山社長は「お互いに誤解を受ける部分はあるが(辞職すべきだ、とは)言っていない」。その上で、契約最終年となる09年の続投を再度希望した。

だが監督が望む10年以降の契約延長には「来季の成績や経営状況もある。答えられない」。契約を1年残した05年オフは残留交渉が難航し、06年から4年20億の契約を結び直した経緯があるが、今回は条件闘争に応じない構えだ。

一方、バレンタイン監督は「(球団が)2年前、半永久的に監督を続けて欲しいと言ったのはどこへ行ったのか」と反論。大リーグ・マリナーズが、同監督招聘に強い興味を示しているという情報もある。瀬戸山社長は「監督は色々(オファーが)来ていると言っている。(その時は)ご自身の人生だから、ご自身で判断してもらわないと」。にわかに、去就問題に発展する可能性を帯びてきた。

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久保好投報われず7敗[ニッカン]

ロッテ久保が好投も報われず3連敗で通算7敗目を喫した。直球とフォークの緩急で打たせて取り、8回途中2失点と及第点の内容だった。試合後は「集中力が足りずに無駄な四球を出してしまった。0に抑えれば負けることはなかった」と責任感を口にした。一方の打線は西武・西口の前に再三チャンスを作るものの、あと1本が出ずに今季12度目の完封負け。チームの連勝は4でストップし、4位浮上を逃した。

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契約問題響いた?連勝4で止まる…ロッテ[報知]

ロッテはバレンタイン監督の契約問題が浮上した翌日に、連勝がストップ。先発に戻った久保は詰まった適時打による2失点。打線は11残塁と好機を生かせなかった。

「久保はいい内容を見せてくれた。攻撃もいい当たりが正面を突いていた」とバレンタイン監督。内容と結果が伴わない展開に、問題のショックをうかがわせた。

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言った、言ってない!ロッテの続投問題ドロ沼化[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督が「辞職すべきである」と辞任勧告を受けたと明らかにした件で、瀬戸山隆三球団社長は3日、この事実をあらためて否定した。だが、同監督は「つくり上げたコメントではない」と反論し、両者の見解は依然対立したままだ。

瀬戸山社長は4年契約の最終年を迎える来季もバレンタイン監督の続投を再度希望。だが、同監督が望む2010年以降の長期契約は「(判断材料に)経営状況もチーム成績もある」と白紙であることを強調した。

しかし、バレンタイン監督は「(球団が)2年前に、王さん(ソフトバンク監督)のように半永久的に監督を続けて欲しいと言ったことはどこにいったのか」と不満を示した。

ロッテ・瀬戸山隆三球団社長
「2010年以降(の契約は)は俺もオーナー代行も答えられない。監督は色々(オファーが)来ていると言っている。(その時は)ご自身の人生だから、ご自身で判断してもらわないと。チームを騒がせた処分?今のところ考えていない。」

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「言った」「言わない」で泥沼化…かすむボビーの去就[夕刊フジ]

◇2年連続V逸が長期契約ネック

来季去就をめぐって勃発したロッテ・バレンタイン監督Vsフロントのバトルが泥沼化している。

2日に指揮官が「フロントの人から辞職しろといわれた」と暴露したことから点火した今回の抗争。3日には、瀬戸山球団社長が「辞職しろとはいっていない。誤解です。来季もやって欲しいのは変わらない」と改めて事態収拾に努めた。

だが、ボビーの舌鋒は変わらない。「(辞職勧告を)否定しているわけだから彼は私を嘘つきと言っているということ」と切り出すや「2年前に(4年契約が)合意したとき生涯続けて欲しいとおっしゃっていた。来季は続投といわれているが、生涯というのはどこへいったのか。生涯とはどういう意味か分からない。人間の生涯なのかネコの生涯なのか。ネコの生涯なら短いが」とバッサリ。

瀬戸山球団社長も「長期の契約が欲しいということでしょう。来年の成績のこともあるし経営のこともある。再来年の話は答えられない。ご自身の人生だからご自身で判断していただかないと。引く手あまただと思いますから。話し合い?しばらくはいいでしょう」と譲らない。

「言った」「言わない」と、まるで子供のケンカだが、両者の言い分を聞けばやや球団の方に分がある。2年連続V逸している監督と長期契約を結ぶことは難しい。“生涯契約”を持ち出すのなら文書での証拠が必要だろう。この日も首位・西武に完敗を喫したロッテ。さて、バレンタイン監督は振り上げた拳をどこに降ろすのか−。

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