わたしはかもめ2008年鴎の便り(9月)

便

9月12日

ロッテ12連戦、成瀬の左腕で初戦飾るぞ[スポニチ]

ロッテの成瀬がクライマックスシリーズ出場へ正念場となる12連戦の先陣を切る。13日の4位・ソフトバンク戦に先発する左腕は「大事な試合。12連戦の頭だし、中継ぎ陣に負担はかけられない。1人で投げきりたい」と完投に意欲。現在チームは3連敗中で5位とはいえ、3位・日本ハムとは1ゲーム差。自身は7月12日以来、2ヶ月白星から遠ざかっており、CS出場に向け「とにかくチームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。

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成瀬が完投宣言、救援陣に休養…ロッテ[報知]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が、完投で12連戦の初戦を飾る。13日のソフトバンク戦(千葉)に先発する左腕は12日、「1人で投げ抜き、中継ぎを休ませられるようにしたい」と、意気込んだ。

昨季6試合だった完投数は、今季まだ3つ。勝負どころでの交代が多く、歯がゆい思いをしてきた。「7回くらいまで球数を少なくして、最後まで投げ切りたい」また、仲のいい守護神・荻野の負担を減らしたい気持ちもある。荻野は9月の5試合で防御率7.71と不振。「切り替えて欲しいですからね」と、完投することで“リフレッシュ休暇”を作る構えだ。

オリックスに3連敗。3位の日本ハムに1ゲーム差とはいえ、クライマックスシリーズ進出にこれ以上足踏みは出来ない。約2ヶ月白星から見放されているが「調子はいい。投げる試合は全部勝つ」と、最後の一踏ん張りを誓った。

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成瀬“完投宣言”守護神を休ませる[デイリー]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が12日、千葉マリンスタジアムで調整練習。クライマックスシリーズ進出へ、正念場の12連戦初戦となる13日のソフトバンク戦先発へ向け「1人で投げ抜きたい」と、完投宣言が飛び出した。

現在5位ながら、3位日本ハムとは1差。大事な12連戦の先陣が、その左腕に託された。昨季はリーグ最多の4完封を含む6完投も、今季は完封なしの3完投。守護神・荻野も9月は防御率7.71と苦しんでいるだけに「1番つらい時に完投で助けたい」と言葉に力を込めた。

自身は7月12日の6勝目以降2ヶ月間、勝ち星から遠ざかっているが「北京五輪から調子は上がってきた。1試合も無駄にできないし、投げた試合は全部勝ちたい」。昨季2冠の意地をかけ、不退転の決意で臨む。

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8球団代表来た!田沢問題プロアマ緊急会合[スポニチ]

新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)のメジャー挑戦表明を受け、日本プロ野球組織(NPB)と日本野球連盟、日本高野連、全日本大学野球連盟のアマ3団体が12日、都内で緊急の意見交換会を開いた。

前日の12球団代表者会議に続く緊急会議。アマ側と前夜に連絡を取って開催を決めた長谷川一雄コミッショナー事務局長が「球団代表にも聞いてもらっておいた方がいい」と、この日午前中に連絡を取ったところ、午後1時30分開始というのに日本ハム、オリックス、阪神、広島を除く8球団の代表が会議をキャンセルするなどして出席した。

冒頭で社会人野球を統括する日本野球連盟の鈴木義信副会長が経緯を説明。プロ側からは「大リーグ球団と事前の接触があったのでは?」と疑問が投げかけられ、鈴木副会長は「事前接触は一切ないというENEOS大久保監督の報告を信じるしかない」と話した。

NPBは米ニューヨークで16日(日本時間17日)に大リーグ機構と協議。19日には12球団による委員会を開いてアマ3団体への要望をまとめる。アマ側はこれを受けて22日に3団体で話し合い、26日にプロ・アマ合同で再び協議する予定となっている。

◇社員祝福の拍手に笑顔

田沢は大リーグ挑戦表明から一夜明けた12日、東京都港区の新日本石油本社で史上最多9度目の優勝を飾った都市対抗の祝勝会に出席した。会では社員から橋戸賞右腕に大きな拍手が送られて笑顔を見せた。今後は数日間の休養後、10月下旬の関東選抜リーグ登板に向けて調整を開始する。

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“田沢問題”プロアマ緊急会合でも意見衝突[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)とアマチュア3団体(日本野球連盟、日本高野連、全日本大学野球連盟)が12日、都内で“田沢問題”について緊急の会合を開催。日本国内のアマ選手が直接MLB入りすることに関し、規制がない現行制度などの問題点について意見交換した。

プロ側は清武英利・巨人球団代表が「日本の球団は決められたルールの中でやっているが、メジャーはルール外で事前接触などをしている」と主張。アマ側は、社会人野球を統括する日本野球連盟・鈴木義信副会長が「ENEOSは事前接触はないといっているので信じたい。NPBとMLBで規定を決めてアマチュアにおろして欲しい」と話した。

NPB側は11日に10月のドラフトで日本の球団が田沢獲得を希望した場合に「通常通りに指名する」ことで合意した。これに対し、鈴木副会長は「(田沢のメジャー行きは)日本の野球にとって芳しいことではないが、田沢個人はルールを守った行動なので意に沿うようにしてやりたい」と容認を求めた。

NPBはPBは米ニューヨークで16日(日本時間17日)に大リーグ機構と話し合いを行い、19日に制度見直しを検討する12球団の委員会を開催。これを受け、アマ3団体も22日に会議を行い、26日にプロ、アマ合同で再び協議する。

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田沢メジャー挑戦でプロアマが意見交換[デイリー]

社会人野球・新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)が大リーグ挑戦を表明したことに関して、日本野球組織(NPB)と高校、大学、社会人のアマ3団体の代表者が12日、東京都内で意見交換した。

社会人側は、田沢のメジャー挑戦に至る経緯を説明し、12球団にドラフト指名回避を要望したことに理解を求めた。日本野球連盟の鈴木副会長は「本人の意に沿うような形にしてやりたい」と話した。

一方でプロ側からは、メジャーのスカウト活動に規制がないことなどが問題点として挙がった。日本のドラフトが形骸化するとの危機感はプロ、アマで一致。横浜・山名球団常務は「ドラフト制度はアマ3団体の意見をうかがいながら、一緒になって築き上げた制度。しかしメジャーは枠の外で不平等。プロ、アマで整備していくべき」。制度を見直すことで意見は一致した。

今後はNPB関係者が16日にニューヨークで大リーグ側と会談し、日本のドラフト前に日本人アマ選手と契約を結ばないよう要請する。またプロは19日、アマは22日にそれぞれ意見を集約する。

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田沢のメジャー選択は球界に芳しくないこと…プロアマ連絡会議[報知]

今秋ドラフトの目玉、新日本石油ENEOS・田沢純一投手(22)が米大リーグ挑戦を表明したことを受け、日本プロ野球組織(NPB)とアマチュア野球各団体が12日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で急遽連絡会議を開いた。

日本高野連、全日本大学野球連盟、日本野球連盟の幹部、巨人、横浜、楽天など8球団の代表者が出席。ドラフト制度やスカウト活動について意見を交換した。新日石野球部が11日の表明会見の前に、12球団へ指名見送りを求めるファクスを送付したことなどについて、日本野球連盟が事情を説明。プロ側からは日本球団からの指名を回避しようとする動きに異議を唱える声が出た。

日米球団は双方のドラフト注目選手を獲得しないことが暗黙のルールとされてきたため、田沢の選択については「(日本の)野球界にとって芳しくないこと」(日本野球連盟・鈴木副会長)という見解でプロアマが一致。今後も協力して、ドラフト制度の改善や、公平な日米スカウト活動のルールづくりなどに取り組むことを決めた。

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