西武がマジック7とし最短優勝は9月21日。2点を追う2回石井義のタイムリーで1点、4回1死満塁から細川の三塁強襲2点タイムリーで逆転、片岡の一ゴロで加点。先発・石井一は5回2/3を8安打3失点で11勝目、ロッテ戦3連敗を止め06年6月16日交流戦での勝利以来。グラマンが29セーブ目。ロッテは3連勝が止まり借金1、3位日本ハムと1ゲーム差、2位オリックスと3ゲーム差。先発・渡辺俊は7回0/3、6安打4失点で7敗目、西武戦は06年9月6日以来、西武ドームでは04年5月24日以来の黒星で西武戦連勝は7で止まる。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
埼玉西武 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
ロッテの連勝が3で止まり、借金生活に逆戻りした。勝てば日本ハムと同率3位に浮上する大事な一戦だったが、西武を得意にしてきた渡辺俊が今季初黒星。逆転された4回は2四死球に3安打を集中され3失点し、「(ボールが)言うことをきかなかった。自分に勝ちがつくつかないは別として勝ちたかった」。前回登板に続き、3連勝中のチームの勢いを止める形に唇をかんだ。
首位西武とのカード初戦を落としたバレンタイン監督は、渡辺俊の4回の投球に「全体的に良かったけど2つほどミスがあった。石井義への1球と、赤田へのデッドボール」と指摘した。いずれもカウントを追い込んでからの失投が響いた。ミスの許されない戦いが続く。クライマックスシリーズ争い生き残りへ、もう1度チームを引き締める。
背中を痛めて欠場中のロッテ里崎智也捕手(32)が、東京都内の病院で検査を受けた。バレンタイン監督は「異常がなかった」と話し、今後は状態を見て決める。
ロッテの渡辺俊は7回0/3で6安打4失点。昨年からの西武戦連勝が7で止まった。1点リードの4回に珍しく制球を乱して3失点。追い込んでから安打や死球を与えて「もったいなかった」とタメ息をついた。打線も1点差を追いつけず「相手の方が攻撃が上回った」とバレンタイン監督。チームの連勝も3でストップ。4月30日以来の貯金1とはならず、再び借金生活に逆戻りだ。
ロッテは惜敗で4連勝ならず、“西武キラー”渡辺俊の今季の西武戦連勝も5でストップした。打ち取った当たりが安打になる運な面もあったが、逆転を許した4回の3失点は追い込んでから四死球や安打を許すなどで自ら傷口を広げたもの。前回登板でも連勝を止めていた渡辺俊は「無駄な走者を出した。もったいない」とうな垂れた。
ロッテは“西武キラー”の渡辺俊で惜敗した。打ち取ったような当たりが安打になり、逆に攻撃では強い打球が相手の好守に阻まれるなど不運な面はあった。だが、逆転を許した4回の3失点は追い込んでから四死球や安打で傷口を広げており、やはり勝てないだけの理由はあった。前回登板でも連勝を止めていた渡辺俊は「ムダな走者を出した。もったいない」と淡々とした表情に悔しさをのぞかせた。
ロッテ大塚明外野手(33)が適時打を放った。2回1死から、橋本、堀に続いて3者連続安打をマーク。「昨日ヒーローにさせてもらった勢いと流れのまま、初球から積極的にいきました。チャンスだったので、1本出て良かった。まだ、運が残ってますね」とコメント。15日ソフトバンク戦でサヨナラ打を放った勢いそのままの好調ぶりをアピールした。
プロ野球コミッショナー事務局は16日、今秋実施される米ハワイでのウインターリーグ(現地時間27日〜11月16日・オアフ島内)に参加する16選手を発表した。阪神、ヤクルト、西武、日本ハム、ロッテ、楽天の6球団が派遣し、ロッテの大学・社会人ドラフト1巡目ルーキー・服部泰卓投手(26)、ヤクルト・高井雄平投手(24)らが選ばれた。23日に出発し、4チームに分かれて40試合を行う予定。同リーグは06年に9年ぶりに復活し、今年で3年目を迎える。
プロ野球の加藤良三コミッショナー(67)が16日、中日・阪神戦(ナゴヤD)を視察した。試合前、中日・落合監督と対談。幼少期を秋田で過ごした同郷の縁もあり、昔話に花が咲いた。対談時間は1時間にもおよび「時間の許す限り懇談しました。落合さんは野球が好きですね。中日は中田、浅尾、高橋らいい選手もそろっていますね」と感心した。
一方、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の選考期限について「どの辺かは分からないが、いたずらに引っ張るのがよくないのは承知しています」と話し、今月中がメドになりそうだ。加藤コミッショナーは7月の就任後、全12球団の本拠地球場視察の意向を示しており、これが6球場目。17日にはオリックス・ソフトバンク戦(スカイ)を視察する。