わたしはかもめ2008年鴎の便り(10月)

便

10月1日

千葉ロッテ5−9埼玉西武(千葉マリン)

西武が連敗を7で止めロッテ戦の勝ち越しを決めた。西武は2回、打者一巡、中村の2試合連続46号2ラン、片岡のタイムリー、栗山の今季初、自身2本目となる11号満塁本塁打で7点を先制。4回には細川の16号ソロ、中島のタイムリーで2点を加点した。先発・涌井は5回10安打5失点も3年連続3度目の10勝目。ロッテは先発・渡辺俊が今季最短タイ1回1/3を8安打7失点で8敗目。打線は橋本11号ソロ、サブロー6号ソロの2者連続本塁打など13安打で5点を返すも、序盤の失点が響き連敗でCS進出の可能性がなくなった。

123456789R
埼玉西武0702000009
千葉ロッテ0102200005

◇俊介7失点KO…4位確定

中盤追い上げたものの及ばなかった。4位が確定し、CS出場を逃した。渡辺俊は1回1/3、7失点KO。試合後は「言葉が出てきません」と放心状態だった。バレンタイン監督は「中盤の反撃は決して諦めないという今年のチームを表していた。あと一歩及ばなかった」と悔しがった。

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ロッテ暗転…CSマジック3から終戦[デイリー]

ロッテ最後の打者、ズレータのバットが空を切り、場内は深いため息の中にのみ込まれた。3位・日本ハムが勝利したため、この日の敗戦で4位が確定。2試合を残し、クライマックスシリーズ進出を逃した。

今季西武戦5勝1敗の渡辺俊が、1回1/3、7失点KOという予想外の大乱調。打線は最大8点差から粘りを見せた。5回、里崎の右越え適時二塁打などで4点差。だが「あと1本出ていれば、完全に流れを変えられたが及ばなかった」とバレンタイン監督が悔しがるように、さらに無死二、三塁の好機から得点できなかったのが響いた。

5月には4年ぶりの単独最下位に沈んだシーズン。指揮官は「数ヶ月前はCS争いに加われないと思っていた人もいるだろう。全力で戦った選手達を誇りに思う」と静かに振り返ったが、今後も課題山積だ。

指揮官自身が長期契約を求め、来季続投は白紙の状態。「(続投の)方向性は変わらない。今後、あらためて交渉することになる」と球団幹部。さらにソフトバンク、横浜などが調査を進める橋本をはじめ、清水ら多数のFA選手を抱える。球団は全員慰留する方針だが、チームの先行きは不透明のままだ。

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ロッテ4位確定FA9選手全員引き留めへ[ニッカン]

ロッテがFA資格選手9人に対し、全員慰留する方針を固めた。4位が確定しCS出場を逃した1日、瀬戸山球団社長は「全員引き留めます。昨年のことがあったからね」と明言した。昨年は投手陣を支えたリリーフトリオ「YFK」の薮田、小林雅がFAを行使してメジャー流出。藤田は戦力外通告を受けた後、巨人へ移籍した。昨年は「去る者は追わず」の姿勢を貫いたが、その結果、春先は継投パターンが決まらずに終盤の逆転負けやサヨナラ負けが多かった。

今年は清水、小野のローテーション投手に、攻守に貢献した橋本、さらに福浦、サブロー、大塚らFA資格を保持する主力選手を多数抱える。この日も橋本、サブローが本塁打、福浦が適時打と要所で結果を出しており、実績とリーダーシップを高く評価した。

残り2試合を残して4位と不本意な成績に終わった。バレンタイン監督は「5月の大きなケガが響いた。同じメンバーでチームを作れなかったが、その分選手が努力して終盤の巻き返しにつながった」と振り返った。来季はFA残留組を軸とした盤石の体制で巻き返しを図る。

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ロッテ猛追も終戦…2年ぶりBクラス確定[スポニチ]

ロッテはCS進出マジック3を点灯させながら、勝負どころで痛恨の連敗。2年ぶりのBクラス、4位が確定した。頼みの渡辺俊が今季最短タイ1回1/3で7失点KO。打線が猛追したが、序盤の失点が大きすぎた。

今季は里崎、サブローら主力に負傷者が続出。一時はボビー政権下ワーストタイの借金12と低迷。そこから盛り返してCS争いに加わりながら力尽きた。バレンタイン監督は「選手に大きなケガもあり、数ヶ月前はCS争いに加わることはないと思われていたが、諦めず全力で戦ってくれた。誇りに感じます」。投手陣では当初、YFKが抜けた救援陣の整備に手間取ったが指揮官は「リリーフが弱点と思われていたが全く逆。強みの1つだった」と最後まで粘ったナインをねぎらった。

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俊介まさか1回1/3、7失点…ロッテ終戦[報知]

9回2死一、三塁、ズレータのバットが空を切り、球場をため息が覆った。この瞬間、ロッテのクライマックスシリーズ進出の道がたたれた。

壮絶な終戦だった。2回に悪夢が襲った。希望を託して送り込んだ渡辺俊が、この回だけで栗山の満塁弾など2発を含む7安打7失点。「言葉が出てきません。すみません」。今季最短タイとなるまさかの1回1/3KOで、絶望的な点差がついた。4回には橋本、サブローの2者連続アーチ、5回にも4連続長短打で2点ずつを返して追いすがったが、あまりに重いハンデだった。

6月には最大12あった借金を返済し、最後の最後までCS争いを繰り広げて散った。「数ヶ月前はけが人もいて、CS争いに加わることもないといわれていたが、選手は諦めずに全力で戦った。誇りに感じている」とバレンタイン監督は穏やかな表情でナインをねぎらった。

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強さとモロさ見せながら…ロッテ“終戦”[スポニチ]

ロッテには強さと脆さが同居する。このチームカラーが表れた展開で“終戦”を迎えた。

2回に2点を先制され、なお1死一塁。二塁・オーティズのベースカバーが遅れ、細川のバントが安打に。記録に表れない拙守が絡み、瞬く間に7失点。「気が付けば大きな差がついていた」とバレンタイン監督は嘆いた。

指揮官は「クライマックスシリーズ(CS)に出るチームはどのチームもパ・リーグを代表できる」と言った。今季のパ・リーグは力が接近していた。だが、ロッテには紙一重ながらCS進出を逃した力の差があったのも確かだ。

内野の守備以外にも、救援陣は小林雅(インディアンス)、薮田(ロイヤルズ)らが抜け、守りに回ると脆弱だった。バレンタイン監督が就任してから、2年連続Aクラスはない。安定した強さに欠けるのも、それが要因だろう。

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CS逃す…KO渡辺俊放心状態[ニッカン]

ロッテが中盤追い上げたものの、西武にあと1歩及ばなかった。激しい3位争いを繰り広げた日本ハムがこの日勝ったため、ロッテは残り2戦全勝しても勝率で及ばず4位が確定。CS出場を逃した。西武戦5勝1敗と相性抜群の先発、渡辺俊は自分のリズムをつくれずに1回1/3を投げて7失点KO。試合後は「今は言葉が出てきません」と放心状態だった。

バレンタイン監督は「中盤の反撃は決して諦めないという今年のチームを表していた。あと1本が出ていれば。あと1歩及ばなかった」と悔しがった。

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川崎の最優秀中継ぎ確定…ロッテ[報知]

ロッテの川崎が単独で最優秀中継ぎのタイトルを獲得することが確定した。この日も、登板し1/3を無失点で抑えた。川崎はここまで30ホールドポイント。2差の2位星野(西武)をはじめ、後続の投手は残り試合数で追い付けなくなった。ロッテでは昨季も薮田(現ロイヤルズ)がこのタイトルに輝いている。

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拙守が絡み7失点…ロッテ[報知]

ロッテは“終戦”を迎えた。2回に2点を先制され、なお1死一塁。二塁・オーティズのベースカバーが遅れ、細川のバントが安打に。記録に表れない拙守が絡んだ。あっという間に7失点。「気が付けば大きな差がついていた」とバレンタイン監督は嘆いた。

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戦力外通告

1日、浅間敬太選手(24)、三島輝史選手(22)、木興拓哉選手(22)、末永仁志選手(21)、田中良平選手(25)、柳田将利選手(21)の6選手に対して、戦力外通告を行った。なお、田中良、浅間の2選手は現役続行を希望。三島、木興、柳田、末永の4選手は現役続行について検討中。

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