わたしはかもめ2008年鴎の便り(10月)

便

10月2日

千葉ロッテ2−1東北楽天(千葉マリン)

ロッテが連敗を2で止め2年連続のシーズン勝ち越しを決めた。楽天戦は引き分けを挟み5連勝。ロッテは3回、早川のタイムリー、福浦の犠飛で2点を先制。先発の久保は7回を被安打2、失点1で4勝目。3人目で登板の荻野が、球団ではウォーレン、小林雅以来3人目の30セーブを記録。楽天は7回、代打フェルナンデスのセカンドゴロ間に1点を返すのみ。今季最少タイの2安打で2連敗。5位ソフトバンクと1厘差で最下位に転落。先発・青山は6回を被安打6、4失点で自身ワーストタイの8敗目。先発では昨年5月26日巨人戦から8連敗。

123456789R
東北楽天0000001001
千葉ロッテ00200000x2
久保
「クライマックスシリーズに進出はできなかったのですが、今日も沢山のファンが来てくれたので、何とかチームが勝利できるように必死に投げました。調子自体も悪くなかったのでいい投球が出来て良かったです。残り1試合ですが明日も勝っていい形で締めくくりたいですね。」(7回1失点、今季4勝目)

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荻野成長30S

荻野が9回を3人で締めくくり、節目の30セーブを挙げた。開幕当初は中継ぎだったが、マウンド度胸と多彩な変化球で守護神へと成長。「去年の(小林)雅さんの数字を目標にしていたので、最低限の仕事はできたかな」と笑顔。バレンタイン監督も「荻野、川崎、シコースキーの3人は昨年のYFKと同等か、それ以上の活躍だった」と高く評価した。

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ボビー続投決定か…「来年いない」発言「覚えてナイ」[夕刊フジ]

オトナの決着?!去就問題に揺れるロッテ・バレンタイン監督の来季続投が2日、決定的となった。

急転直下?いやいや玉虫色というべきか。2日の楽天戦の試合前、瀬戸山球団社長が監督室を訪問しバレンタイン監督と会談。「来年頑張ってくださいと話したら監督は『ありがとうございます』と言っていたよ。CS進出がなくなったことにも深く頭を下げていたよ」(瀬戸山社長)

ちょっと待って?!先月2日に勃発した指揮官の去就問題。来季で切れる契約期間の延長を求めて「来年はいないかもしれない。契約が来季だけというなら、このチームでやりたくない」とブチあげ、球団サイドも「この時点で再来年の話はできない」(瀬戸山社長)と突っぱねたことから長期戦が予想されていた。

だが、1日に4位が確定、その翌日になって事態は急転。「(監督の発言は)来季続投の意思?私はそう理解しています」と瀬戸山社長は笑顔。バレンタイン監督も試合後に「このチームで長く監督をやりたい。監督生活もここで終わらせたいと思っている」と続投宣言。報道陣から「来年いないかもしれないと話していたが?」と突っ込まれると「よく覚えていない。9月に話したのは私が決められることではないということ」と、玉虫色のコメントだ。

急転直下の手打ち?!そのワケはボビー爆弾の不発だ。これまで契約問題の際は「メジャーからオファーが来ている」と揺さぶり攻撃。9月には「WBC監督の候補にあがって光栄だが来年は日本にいないかもしれない」と爆弾を投下した。だが今回は球団が「シーズン終了まで話はしない」(同社長)と、土俵にあがらなかった。

指揮官とホットラインがある重光オーナー代行との“不通”状態も要因の1つのようだ。「代行は(本社の)プロジェクトでロシアに出張していて、いつ日本に戻るか分からない」(同社長)

万策尽きての“白旗”続投というところか?!

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阪神がロッテ清水直のFA獲得を調査[ニッカン]

阪神が2日、国内FA権を取得しているロッテ清水直行投手(32)の獲得調査を行うことを決めた。清水はこの日、「誰もがどう評価されているか聞いてみたいと思っている」と話し、権利を行使する可能性に触れた。阪神は今オフのFAで投手補強を検討しており、清水が調査対象に浮上した。甲子園のある西宮市出身のロッテのエースの動向に注目していく。

阪神がロッテ清水直のFA獲得を調査する。清水はFA権行使に関して「誰もがどう評価されているか聞いてみたい。悩んで決めたい」と明かした。今オフのFA市場で投手補強に重点を置く阪神が獲得の可能性を探る。

地元西宮の出身。阪神は昨オフ、浜中(オリックス)ら主力を交換要員としたトレード戦略で、清水直を獲得候補に挙げていた。日本ハムから金村暁を獲得したことでたち消えたが、かつての恋人が晴れてFA権を行使すれば獲得に名乗り出る可能性は高い。

来季に向けた補強では新外国人でクリーンアップ級の大砲獲得に動いている。9月に入って米国と韓国に渉外担当やコーチ、スカウトを派遣し候補者を絞り込んでいる。投手補強では国内ルートを優先し、FA獲得も前向きに検討している。清水直の他、横浜三浦など権利を保有しているエースクラスには、その動向に関心を示している。

沼沢正二球団本部長は「FAに関して権利保有者の把握はしているが、正式に行使を表明するまでこちらは何とも言えない」と話すに止めた。安藤と下柳が2ケタ勝利をマークしながらも若手の伸び悩みが目立ち、先発の強化は課題として残る。昨オフはFAで広島新井の獲得に成功し、チームの躍進に結びつけた。清水直の決断に、トラが熱視線を送る。

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ボビー「指揮執りたい」監督続投で決着[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督の続投が2日、決定した。この日の楽天戦後に「自分はここで長く指揮を執りたいし、監督をやりたいのはこのチームだけだ。私はこのチームで監督生活を終わらせたいくらいに思っている。周りの人も同様に思ってくれればと思う」と明言した。

同監督は06年から4年契約を結び、来年が最終年となる。続投は既定路線だったが、9月2日に「フロントから辞任すべきと言われた。来年までで終わりだとか、今年限りというならば、ここにいる気になれない」と仰天告白し、再来年以降の契約延長を求める発言を行った。

これにより球団と監督の溝が浮き彫りになり、その後両者が話し合いを持つことはなかった。だが辞任勧告発言のほとぼりも冷め、前日1日には4位が確定した。この日の試合前には瀬戸山球団社長と会談を行い、あらためて続投を要請された。

瀬戸山社長は「再来年以降の契約については何も聞かれなかった」と話し、球団側の主張する「再来年以降は白紙。契約通り来年は指揮を執って欲しい」という考えを受け入れた形となった。

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ロッテ、4位も2年連続勝ち越し決めた![スポニチ]

1メートル74と小柄なロッテの新守護神・荻野が区切りの30セーブ目を挙げ、チームは4位ながら2年連続シーズン勝ち越しを決めた。YFKが抜けた今季は救援陣の弱体化が危惧されたが、セットアッパーからの配置転換で58試合登板とフル回転。「去年の(小林)雅さん(インディアンス)の数字(27S)を超えて最低限の仕事はできたと思います。1番盛り上がる場面で投げられるのは幸せ」と頼もしかった。

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清水FA権行使なら…巨横ヤで争奪戦へ![スポニチ]

ロッテのエース・清水直行投手(32)が2日、今季中に取得したFA権を行使する可能性を示した。清水はロッテの主軸として最近7年間で2ケタ勝利を6度も記録。今季もチームトップタイの13勝を挙げている右腕は、今オフFA市場の目玉の1人。権利を行使すれば、獲得に向けて調査を進めている巨人をはじめ、各球団による争奪戦は必至となる。

監督室でバレンタイン監督と話し合いを持った清水は、練習を終えると悩める胸中を吐露した。

清水
「今年はFAが絡んでますからね。引き留めとか、そういう話はなかった。(権利行使は)正直、どうしようか悩んでいる。もちろん、他球団の話を聞いてみたい気持ちはあります。僕はFAを持ってないときから思っていました。」

今季から国内移籍に限りFA権の取得年数が短縮されたことで、初めて手にした権利だ。チームは1日に4位が確定したことで、この日になって出場選手登録を抹消された大黒柱の目は、早くも来年に向けられていた。

今季は昨季6勝の不振から完全に復調。9月は先発から中3日で救援、さらにそこから中2日で先発でフル回転するなどチームトップタイの13勝を挙げている。自己最多タイの7完投とスタミナも健在だ。加えてリリーフでも結果を残すなど幅広い適性を示している。入団以来、主軸として9年間ロッテのマウンドを守ってきただけでなく、昨季からは選手会長も務めるチームリーダーだけに球団では全力で慰留に努める構えだが、FA宣言すれば一大争奪戦が展開されるのは必至の情勢でもある。

今季年俸は1億6000万円だが、先発の柱となりうる右腕だけに熱視線を送る球団は多い。巨人は今季、清水の先発する試合は毎試合編成部1、2人を派遣して投球をチェックするなど密着マークを続けている。今オフ、上原がFA権を行使してメジャー挑戦が濃厚とあって、関係者も「うちの補強ポイントは右の先発投手」と明言。調査を進めている。巨人だけでなく、ほかにも先発陣が手薄な横浜、ヤクルトなどもリストアップ。今オフのFA選手で注目度は群を抜いている。清水は「今年は去年と違う姿は見せられた。来年につながればと思う」と言った。その決断に注目が集まる。

清水直行(しみず・なおゆき)
1975年(昭50)11月24日、京都市生まれの32歳。報徳学園、日大を経て98年に東芝府中入社。99年、チームの合併に伴い東芝移籍。同年、逆指名(ドラフト2位)でロッテに入団。1年目の00年から1軍に定着し02年からは5年連続2ケタ勝利をマーク。昨季は6勝止まりも今季はチームトップタイの13勝を挙げた。04、05、07年は開幕投手。04年アテネ五輪、06年WBC出場。家族は1男1女。1メートル80、85キロ。右投げ右打ち。

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ボビーに再び続投要請、再来年以降は成績次第[スポニチ]

ロッテの瀬戸山隆三球団社長(55)が2日、あらためてボビー・バレンタイン監督(58)に来季続投を要請した。1日夜に中国出張から帰国した瀬戸山社長は千葉マリンスタジアムでバレンタイン監督と会談。CS進出は逃したが「来年頑張ってくださいと言いました。ロシア出張中の(重光)オーナー代行も“来年も頑張ってください”と言っているので、それも伝えました」と話した。その一方で指揮官が4年契約が切れる10年以降の契約延長を熱望していることには「今日はその話はなかった」とし、再来年以降の契約は来季の成績次第であることをあらためて強調した。

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“ロッテ愛”強調 ボビー続投「監督したいのはこのチームだけ」[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)の来季続投が2日、事実上決まった。瀬戸山隆三球団社長(55)がこの日、あらためて続投要請を行い、同監督も指揮に意欲を示した。来季が4年契約の4年目となる。

ボビーはこの日の楽天戦(千葉)前に瀬戸山社長と会談。重光オーナー代行はじめ、球団の総意として来季のV奪回を託された。ボビーは報道陣の「続投する考えか」との問いに「過去に何度も言っているように、長くこのチームを指揮したい気持ちはあるし、監督生活をここで終わらせたいくらいの気持ちでいる」と繰り返し、受諾する考えを示した。

球団内では、早くから順位にかかわらず続投が既定路線だった。だが同監督が9月に、球団側から「辞任勧告された」と発言したことから騒動が勃発。2010年以降の契約延長を求め、一時は受け入れられなければ退団も辞さない強硬姿勢も見せていたため、合意に至っていなかった。

「来年1年間だけ(チームに)とどまって再来年がないなら、ここにいようという気持ちにならない」とまで話していた同監督だが、この日は一変。「それ(発言)はあまり覚えていない。(契約は)『私が決められることではない』とは言った。監督したいのはこのチームだけ」と“ロッテ愛”を強調した。瀬戸山社長はあらためて「それ(来季続投)以上のことは(どうするか)考えていない」と契約延長については白紙とした。

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ロッテ・荻野、30S到達に達成感[サンスポ]

ロッテの2年目、荻野が30セーブに到達した。開幕から小林(現インディアンス)に代わる抑えを務めた。小柄で目を見張るような速球はないが、丁寧に打たせてる異色の抑え投手として最後までこのポジションを守り通した。「去年のマサさん(小林)の数字(27セーブ)が目標だった。最低限の仕事はできた」と達成感を漂わせた。

川崎
「YFK(薮田、藤田、小林)の3人に近づければいいと思っていた。これを何年も積み重ねていかないと。」(好救援に)
バレンタイン監督
「去年の3人と同等の活躍をしてくれた。」(川崎、荻野らが好成績を挙げ)

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久保が7回1失点で4勝目[ニッカン]

ロッテ久保が7回2安打1失点で4勝目を挙げた。前日1日にCS出場を逃しモチベーションは一気に低下していた。それでも試合前に「今は自分が思ったところに投げられるので楽しい。最後まで自分らしく自分のペースで投げたい」と話していた通り、直球とフォークの緩急で打たせて取った。「気持ちをどんどん前に出して気合を入れていった。今季は中継ぎも経験して、その難しさを知ったことが先発に生かせた」と、来季につながる好投で締めくくった。

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荻野30S!ロッテ2年連続勝ち越し[スポニチ]

ロッテは2年連続のシーズン勝ち越しが決定。打線は3回に早川の三塁打で先制し、福浦の犠飛で加点した。久保は7回1失点で4勝目。荻野が30セーブ目を挙げた。楽天はロッテに1分けを挟んで5連敗。最下位に転落した。

◇マサさんを超えた

ロッテの2年目、荻野が30セーブに到達した。開幕から小林(現インディアンス)に代わる抑えを務めた。小柄で目を見張るような速球はないが、丁寧に打たせてる異色の抑え投手として最後までこのポジションを守り通した。「去年のマサさん(小林)の数字(27セーブ)が目標だった。最低限の仕事はできた」と達成感を漂わせた。

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西岡&外国人外し来季見据えたロッテ[スポニチ]

消化試合になったロッテは左すね痛を押して出場していた西岡と3人の外国人野手を出場選手登録から外した。打線は来季を見据え、若手中心で組んだ。

バレンタイン監督はほぼ固定した1番・西岡以外は毎試合のようにオーダーを変えてきた。その影響で、規定打席到達者は西岡を含めて3人でリーグ最少。打撃3部門のタイトル争いにも絡みづらくなる。チームでは2001年の福浦の首位打者が最後で、今季もタイトルとは無縁で終わりそうだ。

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阪神が興味あり?ロッテ・清水はFA行使も[スポニチ]

ロッテの清水直行投手(32)は2日、資格条件を満たしている国内フリーエージェント(FA)権について「誰もが、どう評価されているか聞いてみたいと思っている。悩んで決めたい」と行使を視野に入れていることを明らかにした。球団は残留を求める方針。清水は今季13勝9敗。阪神などが興味を持っているとみられている。

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ボビー続投「監督したいのはこのチーム」[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督が4年契約の4年目となる来季も指揮を執ることが2日、事実上決まった。この日、瀬戸山隆三球団社長があらためて続投を要請し、同監督も「監督をしたいのはこのチームだけだとずっと繰り返し言ってきた」と受諾する意向を示した。

球団側は7月に続投を要請。だが、バレンタイン監督が2010年以降の長期契約を希望したことなどから、合意には至っていなかった。一時は希望が通らなければ退団も示唆していた同監督は「ここで長く指揮を執りたい気持ちがある。監督生活をこのチームで終わらせたいぐらい」と話した。

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