わたしはかもめ2008年鴎の便り(10月)

便

10月14日

横浜にペイできる?年俸1億円・ロッテ小野“獲り”[夕刊フジ]

◇FA補強の最有力候補

チーム再建を目指す横浜がFA補強の最有力候補として、今季FA権を取得したロッテ・小野晋吾投手を熱烈調査中だ。

本塁打王・村田、首位打者・内川と2人のタイトルホルダーを擁しながら、両リーグダントツの大低迷でシーズンを終えた横浜。その最大の要因は、何といっても崩壊した投手陣だ。

12球団ワーストの防御率4.74とチーム沈下の要因となった投手陣の責任を負って斉藤投手コーチが退団。今季先発陣でローテとして固定できたのはエース三浦、小林といったところ。桑原謙、那須野、吉川ら若手の底上げと一本立ちが不可欠な状況だが、頼みの三浦がFA権行使で流出が必至。それだけに今オフのFA戦略で先発投手の獲得が急務となっている。

今季のFA市場では巨人・上原、中日・川上と、各チームのエース級がそろっているが、そんな中で横浜がひそかに注目していたのが、ロッテ・小野だ。

今季の小野は故障などの影響で5勝4敗、防御率6.51に終わったが、シーズン終盤は復調モード。何よりも代名詞のシュート、スライダーで両サイドを攻める粘投は健在だ。横浜としては、伸び悩みの若手投手陣の“投げる模範”としての役割も期待できる。

「ピッチングもうまいし、変化球も多彩でセ・リーグ向き。先発はもちろん、ロッテが優勝した05年のようにロングリリーフもできるのも魅力」(球団関係者)と、横浜は今季の千葉マリンに常時、編成担当を張り付かせ調査にあたっていた。

だが、問題となるのはベテラン右腕の心の中。FA権に関して小野は「今年の成績を思うと他のことは考えられない。今はただ、来年やり返したいと思うだけ」と、権利を行使するかは微妙な状況だ。

さらに小野の年俸1億円という額が、横浜の台所事情では“微妙”だとか。「三浦、相川、金城とFA選手を引き留めなくちゃいけない上に、15人も戦力外を出して選手もそろえなくちゃいけない。小野の年俸は1億円だけど、果たしてオカネが出せるのかね」(チーム関係者)と、球団内でも懐疑の声があがっている。

とはいえ、仮に三浦がFA宣言して流出した場合、三浦の今季年俸分の1億5000万円と移籍球団からの補償金とで獲得資金は捻出できる。チーム再建をブチあげているだけに大投資をして欲しいところだ。

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FA注目株ロッテ橋本揺れる気持ち吐露[ニッカン]

今年FA権を取得し、阪神、ヤクルトなどが調査に乗り出す可能性を示唆しているロッテ橋本将捕手(32)が率直な心境を明かした。14日、千葉マリンで「注目されるのは嬉しいこと。色々な人の話を聞いて決めようかなと思う」と口を開いた。各球団手薄なポジションであり、チームの年俸ランクCということもあり人気急上昇。「家族はロッテに残って欲しいと言っている」と残留をにおわせる一方で、バレンタイン監督との会談も熱望。「直接話して来季の起用法を聞いた上で判断したい。競争できるならいいが、最初からキャッチャーは里崎というなら考えなきゃいけない」と揺れる思いを吐露した。

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橋本がボビーと会談熱望、FA権行使も含み[スポニチ]

FA権を保有するロッテ・橋本がバレンタイン監督との直接会談を熱望した。この日は千葉マリンで自主トレ。引き留めたい球団とはすでに数回の話し合いを行い「早い時期に残留して欲しいと言われて嬉しい」と誠意を感じているが、「起用するのは監督。直接話したい。チーム内で競争がなく、最初から里崎を使う方針であれば考えないといけない」とFA権の行使にも含みを持たせた。

今季は規定打席不足ながら93試合で打率.311、11本塁打、55打点の好成績。推定年俸3500万円も魅力で、すでにソフトバンク、ヤクルト、阪神など複数の球団が動向に注目している。FAを宣言すれば争奪戦は必至。橋本は「欲しいと言ってもらえるのはありがたい。強いチームから噂が上がるのは幸運」と話した。

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橋本、ボビーと去就直接会談…ロッテ[報知]

国内FA権を持つロッテの橋本将捕手(32)が14日、秋季練習(18日〜)中にもボビー・バレンタイン監督(58)と直接会談することを希望した。

ボビー構想が、権利行使か否かの大きな判断材料になる。今季は93試合に出場し、打率3割1分1厘、11本塁打、55打点の好成績。しかし、里崎との併用のため先発マスクは65試合にとどまり、DHでの起用も多かった。「球団からは『絶対残ってくれ』と言われたが、起用するのは監督だから、話を聞いて判断したい。競争できればいいけど、最初から(正捕手が)里崎、と言われたら考えないといけない」と捕手での出場にこだわりを見せた。

阪神、ソフトバンク、ヤクルトが獲得に興味を示すなど、動向に注目が集まる。「名前を言ってもらっているうちが花。できれば早く決断したい」と話した。

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監督人事など話し合い…15日WBC会議[報知]

来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督人事などを話し合う「WBC体制検討会議」が15日、都内で行われる。会議の進行役を務めるプロ野球の加藤良三コミッショナー(67)は14日、「大御所を含め、有数の有識者に集まっていただいた。自由な意見交換、考えていることを思い切っておっしゃっていただきたい」と活発な議論を期待した。また同コミッショナーは今後、同会議を複数回開く可能性を示唆。あらためて、監督選考のメドを10月中とした。会議には前ソフトバンク監督の王貞治コミッショナー特別顧問、楽天・野村克也、ヤクルト・高田繁両監督、北京五輪で日本代表を率いた星野仙一監督、元広島の野村謙二郎氏が出席する。

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