今季、国内FA権を取得したロッテ・清水は3日、「球団と良い話ができている。残留に前向きです」と現状を説明。複数年契約を希望しているが、米大リーグ挑戦も視野に入れているため、来年以降の契約解除権を清水が持つことを代理人を通じて球団に要望している。
一方、FA権を持つサブローは「マイナー契約でもいい」と大リーグ挑戦に改めて意欲を示した。4日、球団との交渉に臨む。
国内フリーエージェント(FA)権を持つロッテの橋本将捕手(32)がFA権を行使せずロッテに残留することが3日、決まった。
千葉市内の球団事務所で代理人を交えて交渉に臨み、1年契約、4000万円増の年俸7500万円でサイン。「打つ方で結果を出し、試合出場もできたので出ていく必要はない。(1年契約は)来年、FA宣言をしたくなるかもしれないので自ら希望した」と晴れやかな表情だった。
今季は自己最多タイの93試合に出場し、規定打席未満ながら自己最高の打率.311をマークした。阪神など複数球団が獲得に向けて調査に乗り出し「悩んだ時期もあった」と明かしたが、10月3日の今季最終戦でファンから残留を願う横断幕が掲げられ「嬉しかった。バレンタイン監督を男にしたい」と語った。
ロッテ橋本将捕手(32)が3日、千葉市内の球団事務所で残留交渉し、FA権を行使せずに残留することで合意に達した。年俸7500万円(推定)の1年契約で更改した。今季は93試合に出場し、11本塁打、55打点、打率3割1分1厘。規定打席には届かなかったが自己最高打率を残した。年俸3500万円から114%アップに「バレンタイン監督から『絶対に必要だ』と言われ、条件面でも高い評価をしてもらった。これでスッキリしたので、来年はボビーを男にしたいと思う」と話した。
同捕手には阪神、ヤクルト、横浜が獲得に乗り出す可能性を示唆していた。1年契約については「来年FAしたくなるかもしれないし、再来年はどうなるか分からない。守備の不安を解消して、来年も周りから騒がれるくらいの成績を残したい」と話した。
FA権行使の可能性を示唆している清水が3日、10月30日の2回目交渉で残留へ向けた前向きな話し合いができたことを明かした。「球団側が新しいプランを持ってきてくれたし、いい話し合いができました」と話した。複数年契約を希望しているが、最終年の契約の選択権は清水が持つことなども要望しているようだ。また1日に米国から帰国したサブローは4日に初交渉を行う。「バレンタイン監督がメジャーはまだ早いと言ったようだが、早いという思いもあるし、メジャーがそんなにすごいとも思わなかった。まずは球団に必要としているのか聞きたい」とゆれる心境を口にした。
ロッテは3日、代田建紀外野手(34)の現役引退と来季の2軍外野守備走塁コーチ就任を発表した。プロ通算191試合出場、打率1割6分5厘。今季は代走で2試合の出場にとどまった。代田は「指導者になることも大きな夢でした。実績のない自分をコーチに迎えてくれて感謝しています」と話した。
今季国内FA権を取得したロッテ・橋本将捕手(32)の残留が決定した。3日、千葉市内の球団事務所で4度目のFA交渉。FA権を行使せず、4000万増の年俸7500万円の1年契約でサインした。
プロ14年目の今季は93試合に出場し打率.311、11本塁打、55打点と活躍。権利を行使した場合に備え、阪神など数球団が獲得調査を進めるなど注目を集めた。そんな中、残留を決めた橋本は「打つ方で結果は出たが、チームは4位。けがでの離脱もあったし、まだロッテでやることがあると思った」と説明した。
「高い評価は嬉しいが、まだ1年結果を残しただけ。来年も成績を残せば胸を張れる。大事な1年になる」とも。今季最終戦には、残留を求めるファンの横断幕があった。「本当に嬉しかった。来年もロッテのために全力でやりたい」と決意を新たにした。
今季国内FA権を取得し去就が注目されていたロッテ・橋本が、権利を行使せず残留することを決めた。千葉市の球団事務所で残留交渉に臨み、114%増の年俸7500万円でサイン。今季は打率.311、11本塁打、55打点と自己最高の数字を残し、FA宣言した場合はソフトバンクなど争奪戦は必至だったが、早々に残留を決断した。「今はすっきりしている。ロッテのために全力を尽くします。ボビーも何度も相談に乗ってくれて助かった。来年はボビーを男にしたい」と橋本。ただし、複数年ではなく単年契約を選択しており「再来年は分からない。年俸が上がっても同様に騒がれるくらいやらないと」と来オフの権利行使に含みを持たせた。
橋本と同じく今季国内FA権を取得したロッテ・清水も残留が濃厚だ。権利行使は白紙を強調も、球団とのこれまでの交渉について「いい話ができた。(残留に)前向きです」。来オフ以降のメジャー挑戦を視野に、複数年契約を結んだ場合もバイアウト(契約解除権)など付帯条件を盛り込みたい意向を示した。またFA権を保有し、メジャー移籍を第1希望に挙げるサブローは「マイナー契約でも仕方ないぐらいの気持ち」。4日に球団との初交渉に臨む。
ロッテの橋本将捕手(32)が3日、国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留することを表明した。千葉市内の球団事務所で交渉に臨み、4000万円アップの年俸7500万円(金額は推定)の1年契約で合意、契約を更改した。また、同じく国内FA権を持つ清水直行投手(32)も残留することが濃厚になった。
「(本拠地)最終戦で『残ってくれ』という横断幕を見て嬉しかった。他球団でストレスを感じながらやるより、慣れたチームでプレーする方が自分にプラスになると思った」橋本はチームへの愛着が決め手となったことを訴えた。ただ、複数年の選択肢もある中で、1年勝負を望んだ。「来年はどうなるか分からない」と来オフの権利行使に含みは持たせた。
清水は来オフにもFAでのメジャー挑戦が可能になるため、契約年数が焦点になっていた。が、複数年契約の中に、清水側が契約更新を選択できる権利を盛り込むことで解決する見通し。「球団との話?前向きですね。代理人に自分の思いは伝えているし、いい形で話ができればいいと思う」と清水は説明。今後は代理人が間に入り、より具体的な条件を詰める。
ロッテのサブロー外野手(32)が3日、FA権を行使した場合、米大リーグ挑戦を最優先に考えていると明かした。4日に予定される球団との初交渉を前に、「環境が厳しくなるのは仕方ない。マイナーも覚悟?もちろん。条件は悪い可能性もあるけど、あくまで挑戦だから、そこは関係ない」と言い切った。
希望に理解を示す球団側も、全力で慰留する方針に変わりない。今季は腰痛と左太もも裏痛に苦しんだうえ、来年6月で33歳。「年齢的にも早い方がいいというのもある。家族も、全面的に協力すると言ってくれているから」と語った。
ロッテは3日、今年台湾プロ野球のラニューでプレーしていたゲーリー・バーナム内野手の入団テストを行った。4日には今季米大リーグ、マーリンズ傘下3Aのアルバカーキに所属していたチェイス・ランビン内野手のテストも行う予定。
ロッテの橋本将捕手が国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留することが3日、決まった。この日、球団と交渉し、今季年俸から4000万円増の7500万円の1年契約でサインした。
橋本は「他球団でストレスを感じながらやるより、今年つかみかけたものを慣れたところでつかむことがプラス」と述べた。一方で今回、阪神など複数球団が興味を示すなど強打の捕手への評価は高かっただけに「成績を残せば胸を張って宣言することはできる」と来季のFA権行使に含みを持たせた。(金額は推定)
ロッテは3日、代田建紀外野手(34)が今季限りで現役を引退し、来季から2軍の外野守備走塁コーチに就任すると発表した。
ロッテは3日、今年台湾プロ野球のラニューでプレーしていたゲーリー・バーナム内野手の入団テストを行った。4日には今季米大リーグ、マーリンズ傘下3Aのアルバカーキに所属していたチェイス・ランビン内野手のテストも行う予定。