わたしはかもめ2008年鴎の便り(11月)

便

11月7日

小野とサブロー、FA熟考

FA権を取得しているロッテ・サブロー外野手(32)と小野晋吾投手(33)が7日、千葉マリン内でそれぞれ球団と交渉を行い、熟考の姿勢をみせた。サブローは「大体の方向性は見えてきました。球団からもありがたい言葉を頂いた。自戒の交渉で結論が出ると思う」と結論を明言しなかった。一貫してメジャーを含めたFA行使の可能性を示唆しているが、本多球団部長は「こちらの誠意は伝わっていると思う。FAせずに残留して欲しいとお願いしている」と話し、複数年の高条件で引き留めを図っているとみられる。

一方、残留へ前向きな姿勢を見せていた小野は、一転して悩める心境を口にした。「息子が投げているところを見たいというので、先発でやりたい気持ちは強い」と話した。条件面では折り合っているが、投球機会などでロッテ以上に必要としている球団を探したい考えもある。「じっくり考えて方向性を出したい」と話すにとどまった。

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ロッテ塀内また頭!フリー打撃の打球直撃[ニッカン]

ロッテ塀内久雄内野手(27)が7日、また災難に見舞われた。千葉マリンで秋季練習中にアクシデントに襲われた。外野でキャッチボール中に、フリー打撃の打球が右側頭部を直撃した。その場に倒れ込むとタンカで運び出され、そのまま救急車で千葉市内の病院へ運ばれた。検査の結果、脳には異常なく右側頭骨骨折と診断された。全治は未定だが、安静のため1週間入院するという。

同内野手は8月12日のオリックス17回戦(京セラドーム大阪)でも、走塁中に折れたバットが頭部を直撃するアクシデントで途中交代している。6回2死二、三塁の場面で三塁走者だった塀内が、サブローの左中間を破る二塁打で生還しようとしたところ、その折れたバットが右側頭部を直撃し頭を抱えながらホームイン。その時は脳に異常なく打撲による裂傷だった。年間2度の頭部のケガに、バレンタイン監督は「練習中のケガで残念だ。無事を祈っている」と心配していた。

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ロッテ・ズレータ退団決定「成績伴わず」[ニッカン]

ロッテは7日、フリオ・ズレータ内野手(33)と来季契約を結ばないと発表した。3年契約の2年目で、3年目は球団が選択権を持つオプションだった。推定年俸2億6000万円とチームトップだったが、今季は73試合に出場して打率2割1分6厘、8本塁打、33打点とふるわなかった。バレンタイン監督は「プレーする機会があったが、成績が伴わなかった」と来季構想から外した。

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サブローFA行使!10日にもメジャー宣言[スポニチ]

ロッテのサブロー外野手(32)が7日、06年に取得したFA権を行使する意向を示した。千葉マリンで球団と交渉したサブローは「腹は決まっています。だいたいの方向性は見えている。男になります」と明言した。8日にも行われる球団との“最終交渉”を経て決断。早ければ解禁日の週明け10日にFA宣言し、メジャー挑戦を表明する。

宣言残留、国内移籍の可能性もあるが、第1希望はメジャーだ。この日、2度目の交渉を終えると「すっきりしています。球団からはありがたい言葉をいただいた。正式に決めるのは次回の交渉後。なるべく早めに決めたい」と笑みを交えて語った。明言はしないが、気持ちが海の向こうに向かっているのは明らかだ。シーズン終了後から夢であるメジャー挑戦を再三ほのめかし、メディカルチェックでの渡米から帰国後は「気持ちが強くなった」と明かしていた。

交渉にあたった本多球団部部長は「こちらの誠意は伝わっていると思う。いい話し合いはできている。粘り強く話したい」と最後まで慰留に努める構え。球団提示は大幅アップとなる2年総額2億円前後とみられるが、サブローの決意は覆りそうもない。

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基本は残留だけど…小野「聞いてみたい」[スポニチ]

今季国内FA権を取得したロッテ・小野も千葉マリンで球団との交渉に臨み、権利の行使をにおわせた。一時は残留へ大きく傾いたことを示唆していたが「行使しても基本は残留だけど、他球団の話も聞いてみたい。迷っている」と悩める心境を吐露した。「先発でやりたい気持ちは強い」。チームでは唐川ら若手の台頭もあって先発は保証されていない事情もあり、FA宣言する可能性も高まってきた。

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また災難…塀内、頭部を打球が直撃[スポニチ]

ロッテの塀内久雄内野手(27)が7日、千葉マリンでの練習中に打球を頭部に受け、千葉市内の病院へ直行。精密検査の結果「右側頭骨骨折」で脳に異常はないと診断された。全治は未定だが1週間入院する予定。右翼でのキャッチボール中にフリー打撃の打球が直撃したもので、球団関係者によると意識ははっきりしており手術の必要はないという。塀内は8月12日のオリックス戦の走塁中、折れたバットが右側頭部を直撃。裂傷を負ったのに続く災難に、バレンタイン監督も「無事であることを願っている」と心配していた。

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ズレータ解雇発表“数字残せなかった”[スポニチ]

ロッテは7日、フリオ・ズレータ内野手(33)に来季の契約を結ばない旨を通知したと発表した。ズレータはソフトバンクから移籍2年目の今季、73試合出場で8本塁打に終わり、シーズン終了直後に解雇は決定していた。本多球団部部長は「ケガもあって数字を残せなかったから」と説明した。

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サブロー、FAメジャー移籍へ[デイリー]

ロッテ・サブロー外野手(32)が7日、FA権を行使してメジャー移籍する意思を固めた。千葉マリンスタジアムで球団と2度目の交渉後に「腹は決まったし、気持ちはスッキリしている。男になりますよ」と強い決意を明かした。

06年に海外FA権を取得したサブローは、そのオフに権利行使をせずロッテと2年契約を締結。今季がその最終年となり、「メジャー挑戦は、選手として1つの夢ではある」とFAでのメジャー移籍を示唆していた。

今季は左太もも裏痛で約1ヶ月間の離脱もあって、105試合で打率.289、6本塁打、56打点。メジャー挑戦の場合はマイナー契約となる可能性が高いが「(覚悟は)もちろんある。(米国では)ルーキーだし、ポジションは勝ち取っていかないと」と話した。

球団側からは複数年契約の提示を受けたが「(自身の意思を)球団に伝えた」という。本多球団部部長は「次回にいい返事を期待している」と引き続き慰留に努める方針。だが、サブローは近日中に行われる3度目交渉で最終決断し、早ければ10日にもFA宣言する見込みだ。

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「腹は決まった」ロッテ・サブロー米挑戦! [サンスポ]

ロッテのサブロー外野手(32)が7日、米大リーグ挑戦の意思を固めた。千葉マリンで行われた球団との第2回交渉で決意を伝えた模様で、フリーエージェント(FA)権行使はほぼ確実となった。

球団との交渉後、心境を問われたサブローは「男としての決断をする。腹は決まった。大体の方向性が見えた」と話した。これまで「男たるもの夢を追いかける気持ちは変わらない。夢を夢で終わらせたくない」と話しており、この日の“男宣言”は決意の表れだった。

球団からは単年、複数年契約などいくつかの条件提示を受けたとみられ「評価してもらったし、誠意も感じた」としながらも「球団に対して(気持ちは)すっきりしている」と話した。

次回交渉で結論を出す予定。早ければ10日にもFA宣言する見通しだ。

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ロッテ・塀内、頭骨骨折の重傷…全治未定[サンスポ]

ロッテの塀内久雄内野手(27)が7日、千葉マリンでの秋季キャンプの練習中、フリー打撃の打球が頭に直撃し、千葉市内の病院に運ばれた。検査の結果、脳に異常はなかったが右側頭骨骨折の重傷を負った。全治は未定で1週間の入院予定。

塀内は外野でキャッチボールをしていた際、打球が右側頭部に直撃。その場でグラウンドに倒れこみ、救急車で運ばれた。一時は「脳に血がたまっている」(球団関係者)と手術の可能性もあったが、現段階では回避された。

バレンタイン監督は「無事であることを祈っている」と沈痛な表情で話した。塀内は8月12日のオリックス戦(京セラドーム)でも、三走で右側頭部に折れたバットが直撃。16針を縫う大けがを負っていた。

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ロッテ・小野、一転FAも「正直迷っている[サンスポ]

国内FA権を持つロッテ・小野が7日、千葉マリンで球団と交渉。これまで残留に傾いていた状況から一転、「正直迷っている」と揺れる気持ちを口にした。今季は先発の唐川、大嶺らが台頭。来季、小野に先発が確約される保証はない。「先発でやりたい気持ちが強い。じっくり考えたい」。8日も引き続き球団と交渉する。

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サブロー、メジャー挑戦!10日にもFA宣言…ロッテ[報知]

ロッテの“つなぎの4番”サブローは、メジャー挑戦を決意 ロッテのサブロー外野手(32)が7日、フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグに挑戦する意向を固めた。この日、千葉マリンで球団と2度目の交渉を行った後、「腹は決まったし、すっきりしてます。球団にも伝えました。男になります」と、独特の言い回しで決意を表明した。

残留要請は、誠意のこもったものだった。95年から14年間も所属したチームに愛着はある。「ありがたい話はいただいた。高い評価ももらえました」。球団側は、今季の推定年俸7000万円から3000万円アップの、1億円前後の複数年契約を提示したと見られる。しかし、「野球選手としての夢」と表現するメジャーへの強い気持ちが、現時点では上回った。

1日に、腰などのメディカルチェックを行ったニューヨークから帰国。フィリーズがレイズを下して28年ぶり世界一となったワールドシリーズも観戦し、「7対3で挑戦したい気持ちが強い」と、一気にメジャーに傾いた。5日には「男たるもの、夢を夢で終わらせていいのか」とも話し、方向性が定まっていることをにおわせていた。

球団サイドでは権利行使の場合も、継続して慰留に努める。「宣言は選手の権利なので。いい話し合いはできていると思いますが…」と本多球団部部長。サブローは「夢はかなうもの。家族にも『自分で決めなさい』と言われている。早急に結論を出したい」としており、早ければ10日にも、FA宣言する見込みだ。

サブロー(大村 三郎=おおむら・さぶろう)
1976年6月1日、岡山県生まれ。32歳。PL学園から94年、ドラフト1位でロッテ入団。入団と同時に登録名をサブローに。2005年、07年に外野手部門でゴールデングラブ賞受賞。今季は105試合、打率2割8分9厘。6本塁打、56打点。右投右打。今季推定年俸7000万円。家族は妻・美智代夫人と1男1女。
外野手薄は4球団
メジャー30球団で外野陣がコマ不足なのは4チーム。150安打以上が1人もいなかったアスレチックス、外野手チーム最多本塁打が11本のブレーブス、最多打点がミレッジの61と貧打のナショナルズ、7月にベイ、ネイディを放出したパイレーツだ。今季はいずれも借金10以上のBクラスで、オフの補強ポイントの1つが打線の強化。今季、カブスの福留孝介外野手が打率2割5分7厘、10本塁打に終わって、日本人野手への評価は厳しくなるとみられる。長打か快足のアピールポイントがないと、前記4チームでも食い込むのは難しいかもしれない。

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ズレータ解雇…ロッテ[報知]

ロッテは7日、フリオ・ズレータ内野手(33)と来季の契約を結ばないと発表した。ズレータは2年契約の2年目だったが、左手中指と小指の故障に苦しみ、73試合で打率2割1分6厘、8本塁打と期待外れの成績に終わった。シーズン最終戦の際には、バレンタイン監督の起用法を批判し、退団が決定的だった。「彼は成績を残せなかったので、プレーする機会を得られなかった」とバレンタイン監督。本人は来季も日本でのプレーを希望している。

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小野一転FA行使へ…ロッテ[報知]

ロッテ・小野晋吾投手が一転、FA権を行使する可能性が出てきた。行使せずに残留することが濃厚と見られていたが「他球団の話を聞いてみたい気もあるのが正直なところ」と、7日の球団との交渉後、揺れる胸中を明かした。「残留が基本線だが、若手も出てきているし、先発としてやりたい気持ちが強いので」と、新天地を求める可能性をほのめかした。

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塀内に打球直撃1週間入院へ、右側頭骨骨折…ロッテ[報知]

ロッテの塀内久雄内野手(27)が、7日の千葉での練習中、頭部に打球を当て、救急車で千葉市内の病院に運ばれた。精密検査の結果、右側頭骨骨折と診断された。脳に異常はなく手術の必要もないが、安静のために約1週間入院することになった。

塀内は、右翼付近でキャッチボールを行っていたところに、フリー打撃の打球が直撃。その場に倒れ込んだ。バレンタイン監督も「無事であることを願っている」と表情をくもらせた。

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ロッテ、ズレータと契約せず[サンスポ]

ロッテは7日、フリオ・ズレータ内野手(33)と来季の契約を結ばないと発表した。

ズレータは03年にダイエー(当時)に入団、パ・リーグ優勝・日本一に大きく貢献し、4シーズン在籍。07年にはロッテと2年契約を結んだが、故障もあって思うような成績が残せず、今季は打率.216、8本塁打、33打点にとどまっていた。

今季最終戦となった楽天戦(10月3日、千葉)でズレータは「先発で出たり出なかったりで、投手とのタイミングが取りにくかった」と日替わり打線を採用するロッテ独特の戦術を不振の要因に挙げており、日本残留を希望するものの、ロッテとの契約更新については明言を避けていた。

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