11月13日11月13日ロッテは13日、千葉マリンで約1ヶ月間の秋季練習を打ち上げた。7日に塀内が右側頭部を骨折するアクシデントに見舞われたが、それ以外はケガもなく若手中心に充実した練習をこなした。バレンタイン監督は「来年、選手個々がケガなく献身的な姿勢を伊勢手くれれば十分に優勝できるだけの力があると思っている」とV奪回を誓った。FA権を持つ9選手中、清水以外は残留を表明したことも力強い材料だ。新外国人については「リストの500人から50人以下に絞られた段階。やがてこのチームに適した選手が見つかるだろう」と明言を避けた。
FA権を取得しているロッテ福浦和也内野手（32）が13日、千葉市内のホテルで残留を決め、会見した。現状の年俸1億5000万円から20％ダウンの1億2000万円（推定）プラス出来高で契約更改した。「ここ2年間は不本意なシーズンとなっているので、来年こそはという思いがあります。チームもわずか0.5ゲーム差でクライマックス出場を逃す結果となり、個人的に責任を感じています。来年は優勝できるようチームに貢献したい」と雪辱を誓った。オフ中は持病の腰痛を完治させ、来年はキャンプからチームを引っ張っていく構えだ。
今年FA権を取得した清水直行投手（32）はこの日千葉マリンで「19日までに手を挙げなければ残留ということです」と話すにとどまったが、現状では残留が濃厚となっている。
ロッテ育成ドラフト2位BCリーグ信濃鈴江彬投手（21＝横浜隼人）が13日、長野市内で支度金100万円、年俸240万円で契約。
ロッテ育成ドラフト3位角晃多内野手（17＝東海大相模）が13日、横浜市内で支度金100万円、年俸240万円で契約した。
ロッテ育成ドラフト4位四国・九州IL香川生山裕人内野手（23＝天王寺）が13日、高松市内で支度金100万円、年俸240万円で契約した。
今季国内FA権を取得したロッテ・清水直行投手（32）が、来季取得予定の海外FA権を視野に入れており、権利を行使せずに残留することが13日、確実となった。
清水に対しては、阪神などが調査を進めていたが、本人は「権利取得の意識はない」と今オフに関しては行使の意思がないことを明言した。
また、福浦和也内野手（33）は、権利を行使せずに残留することを表明。球団と2度目の交渉を行い、3000万減の年俸1億2000万円プラス出来高払いの1年契約でサイン。これでロッテはFA9選手全員が、宣言せず残留することが濃厚となった。
ロッテは10月18日から行っていた秋季練習を打ち上げた。FA権を保有する9選手が全員残留の見込みとなり、バレンタイン監督は「9人とも特別な選手。忠誠心、愛着を見せてくれたのはとても嬉しい」。自身4年契約最終年となる背水の来季に向けては「今年は負傷者が多すぎた。来年はケガなく過ごして欲しい。さらなる献身的な姿を見せてくれれば期待できる」とV奪回を見据えた。
06年にFA権を取得しているロッテ・福浦が球団と2度目の交渉を行い、権利を行使せず残留を表明。3000万円減の年俸1億2000万円、1年契約でサインした。「納得してハンコを押した。ここ2年活躍してないし、来年は優勝に貢献できるよう頑張りたい」。また今季、国内FA権を取得した清水は態度を保留も残留が決定的。「期限の18日までにFA宣言しなければ残留ということ」として残留宣言はしない意向を示した。
ロッテのフリーエージェント（FA）権を持つ9選手の残留が13日、決定的になった。福浦和也内野手（32）がこの日、権利を行使せず残留することを表明した。残る清水直行投手（32）も、残留交渉が大詰め。主力の大量流出を回避し、来季は盤石の布陣で05年以来の日本一へ挑む。
福浦は千葉市内のホテルで交渉を行い、3000万円ダウンの推定年俸1億2000万円で契約を更改した。首と腰の故障に苦しんだ今季は、105試合で打率2割5分2厘、1本塁打に終わった。「チームが優勝できるように、少しでも努力したい」と、復活へ意気込んだ。
一方の清水は、代理人交渉で契約の詳細を煮詰めている状態。「残留するために話し合っている。僕的には、あまり権利を持っているという意識はない」と話し、宣言には消極的な姿勢を示した。
チームはこの日、千葉マリンでの秋季キャンプを打ち上げた。来季4年契約の最終年に臨むバレンタイン監督も「チームに忠誠心と愛着を見せてくれて嬉しかった。来年は十分に優勝する力がある」と満足げ。4位に終わった今季のリベンジを見据えていた。
ロッテの小林宏が来オフのメジャー挑戦を封印する意向を13日、示した。来年で2年契約が切れるため、ポスティング（入札）制度による移籍を求める可能性もあった。しかし、球団は入札を認めない方針。さらに、今季5勝12敗と不振だったことで「この成績じゃ言えない。権利を取ってから考えたい」とチームへの貢献を優先。海外FA権を取得する2010年以降に挑戦を延ばす構えだ。
ロッテの福浦が資格条件を満たしていたフリーエージェント（FA）権を行使せずに残留することが13日、決まった。この日、3000万円減の年俸1億2000万円プラス出来高払いの1年契約でサインした。今季は8年続けてきたシーズン100安打以上も途切れた。福浦は「ここ2年活躍していない。チームのため自分の成績のレベルを上げないと」と話した。（金額は推定）
元巨人投手の角盈男氏を父に持ち、ロッテに育成ドラフト3位で指名された神奈川・東海大相模高の角晃多内野手（17）＝168センチ、74キロ、右投げ左打ち＝の入団が13日、決まった。支度金100万円、年俸240万円で契約した。
育成ドラフト2位のBCリーグ、信濃の鈴江彬投手（21）＝180センチ、96キロ、右投げ右打ち＝と同4位の四国・九州アイランドリーグ、香川の生山裕人内野手（23）も角と同様の内容でロッテと契約した。（金額は推定）