わたしはかもめ2008年鴎の便り(11月)

便

11月14日

里崎「損させません」29日ディナーショー[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(32)がプロ入り10年の節目をファンと共に祝う異例のディナーショーを行う。企画、演出全て里崎が携わり、29日に千葉市内のアパホテル東京ベイ幕張で開かれる。1日から販売しているチケット(大人1万2000円、こども6000円)は14日現在、定員の300枚が完売。アパホテル側は500人収容できる会場に変更して対応することになった。

里崎は「やりがいありますね。絶対に損はさせません!」と笑顔で話した。チーム内でもファンを大切にすることで知られるキャプテンだけに、当日は自らデザインした衣装で歌を2〜3曲歌い、プロ10年間のとっておき秘話やクイズ大会などたっぷり3時間のファンサービス企画となる。

また今秋ドラフト2位指名で巨人を熱望しているホンダ長野については「野手で1年目からプロの投手に対応するのは難しい。1年でも早くプロ入りした方がいいと思う」とロッテ入りを勧めた。

◇退院

ロッテ塀内久雄内野手(27)が千葉市内の病院を退院した。7日の秋季練習中に右側頭部に打球が当たり骨折していた。今後は自宅療養で様子を見る。

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ナマ歌も披露、里崎ディナーショー売れ行き好調[報知]

ロッテ・里崎智也捕手(32)の初ディナーショーが大盛況だ。29日に千葉市内で行われるプロ10周年記念イベントが、14日までに予定の300人を突破。まだまだ増え続ける勢いで、会場の拡大も検討されている。

このイベントは、里崎のセルフプロデュース。反響の大きさに「やりがいがある」と腕まくりした。ディナーショーとあって、トークだけでなく、もちろんナマ歌も3曲予定。知人のインディーズバンドが作ったオリジナルソングも披露され、クイズやゲームなど、ファンとの交流の機会もふんだんに盛り込まれている。

会場となるアパホテル&リゾート・東京ベイ幕張では、過去に多くの芸能人がディナーショーを行ってきた。「チケットの売れ行きは芸能人と遜色ない。さすがです」と同ホテル関係者。里崎効果で当日は満室となり、ホクホク顔だ。

球界では極めて珍しい試みと言えるが、里崎は「二番煎じじゃ意味がない。せっかくお金を払ってきてくれるんだから、つまらないままで帰す訳にはいかない」。気合十分に、至福の時を約束した。

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ロッテ・里崎、歌で魅せるディナーショー[サンスポ]

球界の“エンターテイナー”を自任するロッテ・里崎が、29日に千葉市内のホテルでディナーショーを行う。当日限定グッズの販売のほか、歌やお色直しなど盛りだくさんで「客を飽きさせません」と自信たっぷりだ。

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ロッテ、西武退団ブラゼル獲りへ[スポニチ]

ロッテが西武を退団するクレイグ・ブラゼル内野手(28)の獲得に動く。ズレータを解雇したチームは現時点で4番が不在。大砲補強を最優先に調査を進めており、今季27本塁打をマークしたブラゼルに白羽の矢を立てた。球団関係者は「長打力は大きな魅力。日本の野球に慣れているというのは大きい」と話した。バレンタイン監督はシーズン中から「外国人3人(ズレータ、オーティズ、ベニー)合わせても(計24本塁打)本塁打数がブラゼルに及ばない」と打力を評価していた。今季年俸は1億円と格安で、日本でのプレーを熱望していることから、早急に調査を進める。

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ロッテ、ドラフト5位の山本と契約[サンスポ]

ロッテは14日、ドラフト5位で指名した兵庫・神戸国際大付高の山本徹矢投手(18)=180センチ、80キロ、右投げ右打ち=と契約金2000万円、年俸500万円で契約したと発表した。(金額は推定)

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アジアシリーズ存続ピンチ…観客動員は屈辱の4ケタ[夕刊フジ]

◇地上波中継もなく「まるで罰ゲーム」

「アジアNo.1の座を争う」アジアシリーズが、冠スポンサーの撤退と観客動員減のダブルパンチに見舞われている。「このままでは来季以降の大会存続も安泰ではない」との声も浮上。日本、韓国、台湾、中国のチャンピオンが集結する大会は、ここへ来て大きな危機を迎えている。

アジアシリーズの日本チーム成績と観客動員
対戦相手観客
05ロッテ○6−2サムスン(韓国)27305人
ロッテ○12−0興農(台湾)18911人
ロッテ○3−1中国選抜26564人
※ロッテ○5−3サムスン37078人
06日本ハム○7−1サムスン(韓国)15147人
日本ハム○2−1ラニュー(台湾)11038人
日本ハム○6−1中国選抜12337人
※日本ハム○1−0ラニュー24580人
07中日●3−6SK(韓国)19095人
中日○4-2統一(台湾)11167人
中日9−1中国選抜12633人
※中日○6−5SK21091人
08西武●3−4SK(韓国)9277人
西武○2−1統一(台湾)8443人

[注]14日現在。※は優勝決定戦。

4年目の今年、西武は日本チームとしては例年にない苦戦を強いられている上、観客動員でもあまりにお寒い4ケタを連発している。

西武の今季公式戦の観客動員数は、5位に沈んだ昨年に比べれば29.5%増で12球団中トップの伸び率を示したが、総数では7位(141万3583人)どまり。西武が日本一になった時点で、アジアシリーズのスタンドに閑古鳥が鳴くのはある程度予想できた。

さらに今回は、前回まで冠スポンサーを務めていたゲームメーカーの「コナミ」が撤退。冠なしで臨んでいる。NPB(日本野球機構)関係者は「昨年までコナミが供出していたスポンサー料は3年総額3億円と聞いている。今回もコナミを当てにしていたところがあった。最終的にコナミの撤退が決まったのが今年7月で、わずか3ヶ月では別の冠スポンサーを見つけるのは無理だった。もちろん来年は冠を付けたい」と話す。

巨人の親会社の読売新聞社も昨年まで後援していたが、巨人が出場を果たせないまま、今年は手を引いた。さらに、今年からは地上波でのテレビ中継もなくなった。

◇目の色違うのは韓国、台湾だけ

日本一チームの姿勢にも問題がある。2006年の日本ハムはセギノール、新庄抜きで臨んだ。昨年の中日も主砲のウッズが大会前に帰国。今季の西武も、左脇腹痛の中島をはじめ、日本シリーズ胴上げ投手のグラマン、石井一、西口まで登録から漏れている。日本シリーズに比べモチベーションの低下は明らか。外野からは「まるで罰ゲーム」とまで呼ばれるほど。こんな状況下で新しいスポンサーが付くかどうか。

大会創設当時の根来コミッショナーが「ゆくゆくは、アジア王者とワールドシリーズ覇者との間で『クラブチーム世界一シリーズ』を」とぶち上げたのとは、だいぶ様相が違ってきている。

対照的に、「韓国、台湾は力が入っている。選手の目の輝きが違う。賞金総額1億円というのも、日本以外の3ヶ国にとっては大きな魅力」と大会関係者は話す。

当初は他国での開催も視野に入れていたが、韓国はこの時期の気候が寒冷な上、ドーム球場が存在しない。台湾は気候は温暖だが、運営費の捻出が難しい。現段階では日本以外での開催は現実的でなさそう。

サッカー・ガンバ大阪がACLを制し、クラブW杯へ向けてヒートアップしているのを見るにつけ、アジアシリーズのステータス向上を期待したいところだが…。

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