12月1日12月1日ロッテは1日、ドラフト1位で指名した木村雄太投手（23）＝東京ガス＝と千葉市内で入団交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で契約した。背番号は「34」。木村は、身長190センチの長身左腕で「先発完投型として新人王を目指す。将来は球団を代表するエースになりたい」と抱負を語った。
木村は2年前のドラフトで横浜に3巡目で指名されたが、東京ガスに残留。昨年は、過去に西武から不適切な金銭を受け取っていたことが発覚し、日本野球連盟から対外試合出場禁止の謹慎処分を受けた。木村は「色んな意味でいい経験をした。謝罪だけじゃなくしっかりやったからこそ今がある」と振り返った。
瀬戸山隆三球団社長は「ローテーション投手として来季から期待している」と話した。（金額は推定）
ロッテ根元俊一内野手（25）が契約更改交渉し、約2倍となる1350万円増の2800万円（推定）でサインした。3年目の今季は110試合に出場し打率2割9分6厘と飛躍の年になった。「来年は規定打席に到達して打率3割を目標にしたい。（投手が）右でも左でも活躍できるように波を減らすこと」と、二塁定着でさらなるレベルアップを目指す。
ロッテのドラフト1位、東京ガス・木村雄太投手（23）が1日、千葉市内のホテルで契約金1億円（出来高5000万円）年俸1500万円（いずれも推定）で契約を結んだ。190センチの左腕から投げ下ろす角度のある直球が武器。球団の期待を表すように背番号は金田正一元監督（75）がつけていた「34」に決定した。木村は「背番号に恥じない選手になりたい。金田さんのように闘志を表に出すかは分からないけど、新しい34番として覚えてもらえるように頑張ります」と話した。
06年に横浜から3巡目指名を受けたがロッテを希望して拒否。その後、西武からの裏金問題が発覚して1年間対外試合禁止処分を受けるなど、曲折を経ての入団に笑みが絶えなかった。
ドラフト2位指名のホンダ・長野については「僕も同じ経験があるので、あとは長野さんの気持ち次第だと思います。ぜひ一緒にやりたいという一言だけです」と複雑な表情で話した。
ロッテ瀬戸山球団社長が1日、ドラフト2位指名のホンダ・長野久義外野手（23）との契約について、越年も辞さない構えを見せた。「よく考えて、いい結論を出してもらえればと思っている。入団発表会見（14日）に間に合わなくてもしょうがないでしょう」と話した。ホンダ・安藤監督から8日をメドに結論を出すと言われているが、ロッテ側は野球協約にある新人選択選手との交渉期限の1月31日まで待つ覚悟だ。瀬戸山社長は「長野君にとってできるだけ早くプロに入ってプレーするのがベストだと思っている。外野手は活躍の場があるので、後悔させないようにします」とあらためてラブコールを送り、粘り強く水面下での交渉を続けていく。
ロッテは1日、ドラフト1位指名の東京ガス・木村雄太投手（23）と千葉市内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で契約。背番号は元監督の金田正一氏もつけていた「34」に決まった。
「背番号34といえば左のエース金田さんのイメージ。偉大な背番号に恥じないよう頑張り、新しい“34”として覚えてもらいたい。目標は先発完投型の投手、それと新人王です」。
3年越しの思いが結実した大型左腕は、通算400勝の大投手を引き合いに力強い抱負。瀬戸山球団社長から「金田さんのようになって欲しい」と期待を寄せられると、10月30日のドラフト当日にはなかった笑みが広がった。
06年ドラフトではロッテと相思相愛ながら横浜から強行指名されて入団を拒否。昨年3月にはプロから栄養費を受け取っていたことが発覚した。1年間の謹慎と対外試合出場禁止処分を経てロッテ入り。「素直に嬉しい。晴れてロッテの一員として頑張っていきたい」と前を向いた。社会人でしのぎを削った2位指名のホンダ・長野は巨人入りを希望して態度を保留しているが「気持ちは分かるんで…。ぜひ一緒にやりたいという一言だけです」。
“困難”を乗り越えた和製ランディ・ジョンソンが、ライバルより一足早くプロの一歩を踏み出した。
ロッテの瀬戸山球団社長が、ドラフト2位指名のホンダ・長野の翻意へ長期戦も辞さない構えを示した。長野側は8日をメドに結論を出す意向だが「こちらとしては早急に結論を出さなくてもいい。時間がかかっても仕方ない」と入団交渉が14日の新入団選手発表会以降にずれ込むことも覚悟。「もうすぐ24歳だし、早くプロに入って思い切りプレーするのがベスト。いい結論を出して欲しい」と祈るように話した。
ロッテは1日、ドラフト1位で指名した東京ガス・木村雄太投手（23）と千葉市内のホテルで、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で契約を結んだ。背番号は90年から2年間、ロッテ元監督の金田正一氏（75）がつけた「34」に決定。「偉大な番号なので、恥じないようにやりたい」と誓った。
“和製ランディー・ジョンソン”の異名を取る本格派左腕。2年越しでのラブコールが実った球団の期待は大きかった。背番号は「希望していた番号」と木村。ロッテの34番は金田氏がつけた後は2年間、空き番号。最近では06年まで8年間、楽天にトレード移籍した川井がつけていた。長身からの快速球が武器だった金田氏との共通点もあり、瀬戸山球団社長も「金田さんのような投手になって欲しい」と期待を込めた。
目指すは新人王。「新しい34番を覚えてもらいたい」と木村。伝説の400勝投手を目標に掲げ、大型左腕は真っさらなユニホームに袖を通した。
阪神が前ロッテの木興拓哉投手（22）を育成枠で獲得することが1日、決まった。沼沢球団本部長が、「獲る方向です」と明かした。木興は11月28日に鳴尾浜で行われた入団テストを受け、真弓監督ら首脳陣が見守る中、30球を投じた。黒田編成部長も、「体が強い感じがする」と評価しており、左腕不足の虎投に新しい戦力が加わった。
ロッテの根元が1日、1350万円増の年俸2800万円で契約を更改した。3年目の今季は110試合に出場し、二塁定着への足掛かりとなった。根元は「来年は勝負の年。規定打席到達と打率3割が目標」と話した。（金額は推定）
1年間の対外試合出場禁止処分を経て、今秋のプロ野球ドラフト会議で1位指名を受けたロッテへの入団が決まった社会人野球、東京ガスの木村雄太（23）は1日、「今まで支えてくれた方々のおかげ」と深々と頭を下げた。
昨年3月に発覚した裏金問題は球界全体を巻き込んでの問題に発展した。西武からの金銭授受を認めた木村は1年間の対外試合出場禁止処分を受け、東京ガス野球部も2ヶ月余り公式戦に出場できなかった。処分期間中の木村はスコアラーや用具係など裏方の仕事を積極的に行い、同僚らへの謝罪の気持ちを表してきた。
夢だったプロの世界に羽ばたくことが決まった木村は昨春以来、見せたことのなかった会心の笑みを浮かべた。「迷惑をかけた東京ガスのみんなに、いいプレーを見てもらえるように頑張りたい」と希望に胸を膨らませた。
ロッテがドラフト1位指名した東京ガスの木村雄太投手（23）の入団が1日、決まった。千葉市内で契約交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で合意した。
木村は昨年3月、西武球団から金銭を受け取っていたことが発覚。1年間の対外試合出場禁止処分を受けた後、希望していたロッテ入りを果たした。
背番号は、通算400勝を挙げた大投手で、元ロッテ監督の金田正一氏がつけた「34」に決まった。大型左腕という共通項を持つ木村は「背番号に恥じないようにしたい。先発完投を目指し、新人王を取りたい」と晴れやかな表情で話した。（金額は推定）