わたしはかもめ2008年鴎の便り(12月)

便

12月3日

トラ変心の片思い…ロッテ清水「びっくり」[夕刊フジ]

◇残留濃厚なのに

あの子がダメなら、今度はこの子?FA(フリーエージェント)宣言を行使せず残留を決め、契約交渉を進めているさなかのロッテ・清水直行投手(33)に対して、3日付の一部スポーツ紙が「阪神がトレードで獲得を目指す」と報じた。寝耳に水の当人は困惑しきりだ。

清水は3日、自身が会長を務める「プロスポーツ昭和50年会」が都内で開いた親子野球教室に参加。巨人からFAとなった上原らとともに、投球指導に汗を流した。

米球団への移籍を模索する上原に対し、清水は「久し振りに元気な顔を見た。大変そうだけど、夢を持っていくわけだから、彼の望むようになればいいなと思う」とエールを送った。

自身も今季、国内FA権を取得したが、海外FA権を取得する来オフのメジャー移籍を見据え、今オフは行使を見送っている。当初は契約交渉も難航していたが、先月末に選手会長続投を決めるなど残留は既定路線。2日にロッテの瀬戸山球団社長らと話し合い、大筋で合意もしていた。

それだけに、昨日の今日のトレード報道には、清水も「朝、新聞を見てびっくりしました。(ロッテから)話を聞いていないので、よく分からない。何と言ってよいのか…」と語るのが精一杯だった。

瀬戸山社長も「トレード要員?全然ない」と完全否定。これから交渉の最終段階で、双方にとって迷惑千万な阪神のラブコールだろう。

阪神は最近まで横浜・三浦に熱烈なアプローチを仕掛け、獲得に失敗したかと思えば、球団幹部から「川上(中日)」、「清水」と次々に他球団のエースの名前が挙がってくる。チームバランス無視で大砲をかき集めた長嶋巨人を彷彿とさせるような「エース欲しい欲しい病」だ。

ただし、巨人と阪神が大きく違うのは、狙った標的の“命中率”である。

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ロッテ拒否の長野…G一途で“三浪”覚悟か[夕刊フジ]

ジャイアンツ愛に全てを捧ぐ−。ロッテにドラフト2位指名されたホンダ・長野久義外野手(23)が入団拒否を決めた。5日にも、埼玉県内の野球部合宿所で記者会見を開く。

長野は日大時代の2006年も、大学生・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに指名されたが、巨人でのプレーを熱望して入団拒否し、社会人のホンダに進んだ。

ロッテは今回、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円という最高条件を提示した。しかし、夕刊フジ既報通り、巨人サイドは長野獲りの意欲を失うどころかさらに強めており、周囲の勧めもあって長野も“三浪”の意志を固めたとみられる。

もっとも、来年のドラフトで巨人が交渉権を獲得する保証はない。

ロッテ・瀬戸山球団社長は「引き続き入団に向けて根気強く交渉していきたい。長野君のことを思えば、今回プロ入りするのが正しい選択だと思う」と話している。

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ロッテ社長「愛し合ってる」清水放出せず[ニッカン]

ロッテ瀬戸山球団社長が3日、あらためてエース清水直行(33)を放出しない方針を明言した。阪神がトレードで獲得したい意向を持っているが「彼はトレード対象じゃないですよ。引く手あまたであることはメディアを通して知っていますが、彼もロッテが大好きだし、我々は愛し合ってますから」と相思相愛ぶりを口にした。

清水は今年取得した国内FAを行使せずに残留を決めたが、契約年数などをめぐり食い違いが生じていた。だが、2日に清水本人と瀬戸山社長が直接交渉を行い、大きく進展。瀬戸山社長は「大変友好的な話ができました。近々きちんとした発表ができると思います」と話し、2年5億円(推定)で大筋合意に達したものとみられる。

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ロッテ竹原、現状維持1700万円でサイン[ニッカン]

ロッテ竹原直隆外野手(28)が、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の1700万円(推定)でサインした。今季は最多の67試合に出場したが、最後までフォームに苦しみ打率1割8分1厘、3本塁打に終わった。「しんどいシーズンでした。来年は自分の長所を最大限に伸ばす打撃をしたい」と、右の大砲としての存在感を示すつもりだ。本多球団部長は「今年は守備で努力した点と、来季への期待を含めての評価」と話し、同期入団で今季チームの本塁打王となった大松と共に和製大砲コンビ結成に期待を寄せた。

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ロッテ田中雅が350万円増の1300万円更改[ニッカン]

ロッテ田中雅彦捕手(26)が来季は外野も含めた超ユーティリティープレーヤーを目指す。3日、千葉市内の球団で契約更改交渉を行い、350万円増の1300万円(推定)でサインした。今年はプロ初先発マスクをかぶる一方で、二塁、三塁もこなすオールラウンドぶりを発揮。「来年は外野もやれという話があればやります」と話し、投手以外の全ポジション制覇を目指す。打撃面では最多の45試合出場で2割5分8厘をマーク。「右投手の時もしっかり結果を残したい」と課題を口にした。

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長野決断、ロッテ拒否!来年巨人指名待つ[ニッカン]

ロッテからドラフト2位指名されたホンダの長野久義外野手(23)が入団を拒否することが3日、分かった。4日に埼玉県狭山市内の同社合宿所でロッテに正式に断りを入れた後、記者会見を行う予定。長野は日大時代の06年に大学・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに指名されたが、巨人を熱望して入団を断り、ホンダに入社した。初志貫徹とホンダで完全燃焼できていないことが拒否を選択させた。来年、「三度目の正直」で巨人からのドラフト指名を待つ。

長野が悩み抜いた末に、ホンダ残留を決断した。「今日結論を出しました。ロッテさんから高い評価をいただき、大変ありがたかったんですが、ホンダでやり残したことがあるという気持ちから残留を決めました」と心中を明かした。

今年は主に4番として東京大会、都市対抗、日本選手権の3大大会出場。都市対抗は4強入りし、新日本石油ENEOS・田沢から2安打を放つなど存在感を示した。だが11月の日本選手権で初戦敗退し、チームに貢献できなかった思いが強いという。

ロッテ瀬戸山隆三球団社長は「(長野側から)連絡を受けた。引き続き入団に向けて根気強く交渉していきたい。長野君のことを思えば、今回プロ入りするのが正しい選択だと思う」と諦めない姿勢。4日にも狭山市内のホンダ合宿所で最後の話し合いを行う予定だ。

長野は日大時代の2年前に大学生・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに指名された。だが、巨人入りを熱望して入団を断り、ホンダに入社した。ホンダ・安藤監督は11月24日にロッテと初交渉した後「長野は(巨人入りの)夢を持って入ってきた子なので、夢に向かって育てている」と話した。周囲も幼少の頃からの強い思いを理解し、結果的に貫いた形となった。

今回、ロッテは交渉権確定後にバレンタイン監督自らがドラフト会場から合宿所に直行。指名挨拶を行ったが、長野は姿を見せなかった。その後、ロッテ側は契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高条件を提示。背番号を含めて本人の希望を極力聞き入れるというVIP待遇を用意したが、熱意は届かなかった。

これにより長野は来年のドラフトで「三度目の正直」で巨人からの指名を待つ。現在の制度では1位指名が入札のため、競合した場合は抽選となる。確実に巨人に入団できる保証はない。それでも長野は以前、「何度でもチャレンジする男が1人くらいいてもいいんじゃないですか」と話していた。再び信念を押し通した。

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ロッテ球団社長「直ちゃんと私は愛し合ってますから」[スポニチ]

ロッテの清水直行投手(33)が2年契約の総額4億6000万円プラス出来高の条件で大筋合意した。近日中にも最終交渉を行い、正式に発表される。清水は今季チームトップの13勝を挙げ、国内FA権を取得。行使せずに残留を決めたものの、契約年数などをめぐって残留交渉が難航していた。瀬戸山球団社長は2日に清水と交渉したことを明かし「契約内容は言えないが大筋で合意に達した。話せば分かる男。直ちゃんと私は愛し合ってますから」と“円満”を強調した。

清水の3年の要求に対し、球団の提示は1年。FA宣言期間終了後も交渉が続いていたが、清水、球団双方が歩み寄る形の2年の複数年契約でようやく収束した。年俸は今季の1億6000万円から7000万円増の2億3000万円に大幅昇給。瀬戸山社長は「直ちゃんはミスターロッテ。選手会長として今後もチームをまとめて欲しい」と期待を寄せた。この日神宮での昭和50年会に参加した清水も「いい感じで交渉している。次の話し合いでいい結果を出したい」と笑顔で話した。

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やっぱり貫いた巨人愛、長野ロッテに断り[スポニチ]

ロッテからドラフト2位指名されたホンダの長野久義外野手(23)が3日、ロッテに入団拒否の連絡を入れたことが分かった。4日には山下スカウトの2度目の挨拶を受けるが、5日に正式表明する。同社の安藤監督がロッテ側に入団断りの電話を入れた。

10月30日のドラフトで交渉権が確定。バレンタイン監督自らドラフト会場から埼玉・狭山の合宿所に直行して指名挨拶したが「気持ちの整理ができていない」として長野は同席しなかった。その後、11月24日に瀬戸山社長らが入団交渉。契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高条件を提示したが同席した長野は態度を保留。ホンダが新チームをスタートさせる8日までに結論を出す予定としていたが、“巨人以外なら残留”の思いは覆らなかった。

長野は日大4年の06年ドラフトで日本ハムに指名されたが入団を拒否してホンダに入社。これで2度目の入団拒否となり、来年ドラフトで再度指名を待つことになる。瀬戸山社長は「長野君のことを思えば、今回プロ入りするのが正しい選択だと思う」と話したが翻意は困難な状況。右の即戦力野手は今オフの補強ポイントだっただけに、チームにとっては何とも大きな痛手となる。

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本職は捕手、でもバレンタイン監督が言うならどこでも![スポニチ]

ロッテ・田中雅が“スーパーユーティリティー”宣言だ。今季は本職の捕手に加え、内野(二塁と三塁)も守って自己最多45試合に出場。契約更改交渉では350万円増の年俸1300万円でサインした。「来年もユーティリティーでいく。外野もやってくれと言われればやります」とキッパリ。本多球団部部長は「そういう意欲はチームにとってもプラスになる」と評価した。

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清水、2年契約で来オフメジャー挑戦消滅[デイリー]

ロッテの清水直行投手(33)が、年俸2億3000万円の2年契約で球団と大筋で合意したことが3日、分かった。千葉市内の球団事務所で瀬戸山隆三球団社長(55)が明かした。清水は今季取得した国内FA権を行使しなかったが、契約年数や付帯条件で折り合わず、交渉が難航していた。

難航していたエース清水との契約交渉が最終局面を迎えた。瀬戸山球団社長は「大筋で合意しました。近々、きっちりと対応できると思います」と笑みをこぼした。 今季、国内FA権を取得した清水は10月23日に球団と直接交渉し、以降は代理人交渉に切り替えていた。だが、2日に行われた交渉には清水本人も同席。瀬戸山球団社長は「昨日の話し合いは大変、友好的でした。なごやかに話し合えた」と安堵の様子を見せた。

球団は当初、来季中に取得予定の海外FA権に配慮し単年契約を提示。しかし国内FA権を行使しなかった清水は3年以上の複数年に加え、将来的なメジャー移籍を視野に自身の契約解除権(バイアウト)を盛り込んだ契約を希望。それを認めない球団との交渉は平行線をたどっていた。

それでも瀬戸山球団社長は「君はミスター・ロッテなんだから、という話もした」と熱意を前面に出して交渉。バイアウトなしの2年契約でほぼ合意し、来オフのメジャー挑戦の可能性は極めて低くなった。

昨季から阪神など複数の球団が、FAやトレードでの獲得を狙っていたが、同社長は「(トレードは)全くありません」と否定。この日、都内で野球教室に参加した清水は「徐々にいい感じになっている。次の交渉でいい形にしたい」。来季以降もエースとして、V奪回を目指すチームを支える覚悟だ。

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長野、ロッテ入団拒否…4日に意思表明[デイリー]

ロッテからドラフト2位指名を受けたホンダ・長野久義外野手(23)が3日、入団拒否の意思をロッテ側へ正式に伝えた。長野と安藤強監督(44)は、4日に埼玉・狭山市内の合宿所でロッテ側の担当者と直接会い、あらためて意思表明する。

悩んだ末の結論は、夢を追い続けることだった。ホンダ関係者は「本日こちらから、先方へ『残留の意思を固めました』とお断りの連絡を入れました」と話した。

長野は日大時代の06年の大学・社会人ドラフトで、日本ハムから4巡目指名を受けたが、巨人入りを熱望し入団を拒否。その後、ホンダへ入社した。今回もドラフト当日、バレンタイン監督の指名挨拶に同席を拒否。その後の初交渉では、ロッテ側の契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高標準額の提示にも、態度を保留した。

ロッテ・瀬戸山隆三球団社長(55)は「安藤監督から担当スカウトへ連絡があった。うちとしては諦めず、根気よくやっていきたい。今年プロに入った方が、彼の人生のプラスになる」とし、再度、入団を説得する意向を示した。

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ロッテ・清水、2年5億円で合意[サンスポ]

ロッテの瀬戸山隆三球団社長(55)は3日、千葉市の球団事務所で、清水直行投手(33)と来季契約について大筋で合意したことを明かした。出来高を含め2年総額5億円前後とみられる。

瀬戸山球団社長は、2日に清水と会って契約交渉を行ったことを明かし、「来年頑張ってくれるということです」と話した。清水は、交渉が難航すれば自由契約やトレードでの移籍を球団に直訴する可能性も示唆していたが、瀬戸山社長は「トレード要員?全然ない」と完全否定。近く正式契約する。

25試合に登板し13勝9敗、防御率3.75だった今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した清水は、10月から球団と交渉を重ねたが条件が折り合わず決裂。FA権行使は見送ったが、残留宣言を保留していた。

瀬戸山球団社長は「球団側はこれまでと(条件を)変えていない。話せば分かる男。『頼む』とお願いした」と本人に直接、球団側の誠意を伝え、清水の態度を軟化させたという。ロッテはFA権取得選手9人全員の残留が決定、戦力ダウンなしで来季を迎えることになった。

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清水2年契約大筋合意!来オフメジャーなし…ロッテ[報知]

契約交渉が難航しているロッテの清水直行投手(33)が、年俸2億3000万円を基本とした2年契約で球団との契約に大筋合意したことが3日、明らかになった。近日中にも正式契約する見通し。球団は清水の契約破棄権を認めず、来オフのメジャー挑戦の可能性は低くなった。

清水は来季中に海外FA権を取得見込みで、2010年のメジャー挑戦を視野に入れ、2年目の契約更新を選択できる複数年など、柔軟性のある契約を主張していた。しかし、11月12日に交渉した瀬戸山球団社長は「基本的に条件は変えていない。大筋では合意間近です」と断言。他球団へのトレードについても「全然ない」と否定した。

清水はひとまず2年間メジャー挑戦を封印し、ロッテで優勝を目指す。

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ホンダ・長野4日ロッテに断り…近く残留表明[報知]

ロッテにドラフト2位で指名されたホンダの長野久義外野手(23)が3日、チームへの残留を決めた。ロッテには入団を断る意向を伝え、来秋ドラフトで希望している巨人入りを目指す。

長野は「ホンダでやり残したことがあるので、もう1年残留することにしました」と説明した。日大4年だった06年の大学・社会人ドラフトで、巨人入りを熱望。日本ハムからの4巡目指名を拒否し、ホンダに入社した経緯がある。今秋ドラフトの前には1位指名を打診した球団もあったが、「巨人以外なら残留します」との意向を伝えた。初心を貫き、筋道を通すことを最優先した。

ロッテはバレンタイン監督が10月30日にドラフト会場から埼玉・狭山にあるホンダ合宿所に直行し、指名挨拶したが、長野は「気持ちの整理もついていない。中途半端な気持ちで会うのは失礼」と会わなかった。初の入団交渉は日本選手権後の11月24日。ロッテは契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高条件を提示した。

ロッテは2日に長野と再交渉し、残留の意向を伝えられた。瀬戸山隆三球団社長は「連絡を受けた。引き続き入団に向けて根気強く交渉していきたい」と話したが、ホンダ側は「返事を長引かせるとご迷惑がかかる」と4日に正式に断り、近く残留を表明する。

野手で2度拒否は31年ぶり
73年ドラフトで、高松一・土居靖典内野手は阪急からの4位指名を拒否。慶大に進学後の77年ドラフトでは日本ハムに5位指名されたが、拒否して社会人の日本鋼管に入社。プロ入りはしなかった。

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長野ふたたび入団拒否へ…日本ハムに続きロッテも[報知]

ロッテからドラフト2位指名されたホンダの長野久義外野手(23)が入団を拒否することが3日、分かった。4日に正式発表する。

長野は日大時代の2年前に大学生・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに指名された。だが、巨人入りを熱望して入団を断り、ホンダに入社した。

今回、ロッテは交渉権確定後にバレンタイン監督自らがドラフト会場から埼玉・狭山にあるホンダ合宿所に直行。指名挨拶を行ったが、長野は姿を見せなかった。その後、ロッテ側は契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高条件を提示していた。ホンダが新チームをスタートさせる8日までに長野は結論を出す予定だった。

ロッテの瀬戸山隆三球団社長は「情報がないので、返答のしようがない」と話した。

長野は福岡・筑陽学園高から日大に進学し、東都大学リーグでは2季連続で首位打者を獲得。昨年のワールドカップ(台湾)では日本代表の3番打者を務めた。(金額は推定)

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