ホンダ出身のロッテ早川が後輩長野の入団拒否を残念がった。7日、都内でのトークショーに参加し「入ったら面倒見てあげたかった。同じ外野手として切磋琢磨できれば良かったんだけど」と話した。2度もプロを拒否したことについて「人の人生なので僕が言うことではないとは思うが」と前置きした上で「今年ロッテに入った方がやりやすいし、また1年アマでやるのは厳しい選択だと思う」と、いばらの道を進む後輩にエールを送った。
大嶺が早くもバテバテ!?日本ハム中田らと野球教室に参加し、自慢の剛球を子供達に披露した。しかし「昨日も千葉で野球教室をやって投げたんで肩がバリバリ」と思わぬ連投に苦笑い。それでも「(教えるときに)自分もそれをできているのか、自身で考え直すことができます」とフォームチェックの場としていた。
ロッテのサブマリン渡辺俊介投手(32)が“ロケットスタート”でWBCを目指す。7日、都内の百貨店でトークショーに出席し、来年3月のWBCについて初めて口を開いた。「日本代表1次メンバー(45人)には選ばれています。(最終メンバーに)選ばれれば喜んで出たい。この時期アピールする場がないので、選ばれてもいいように自主トレから準備しています」と意気込みを語った。
来年1月9日から2週間の予定で初めて種子島(鹿児島)で自主トレを行う。「暖かいし食べ物もおいしいと聞いている。徹底的に体を鍛え抜きたい」と話した。楽天嶋やロッテ久保らとの合同トレを行う。06年のWBC第1回大会にも出場し世界一に貢献した。「バリバリのメジャーリーガーがいる中で戦うのでワクワク感がある。メジャー球への対応は困らないと思う」とアピールした。
虎党はニヤリ!?ロッテ・西岡剛内野手(24)が7日、大阪桐蔭高時代、阪神入りを希望していたことを告白した。奈良県内で行われた野球教室の質疑応答で明かした。さらに巨人にもチクリ。爆弾発言連発に子供達は大喜びだ。
リップサービスにしてはリアルすぎる。まさに即答だった。西岡がタイガース愛を語った。「希望していた球団?(この日、帯同した当時担当だった松本)スカウトがいますが、いいます!阪神です。地元だったし。ロッテは、1番入りたくなかったです」。
参加者から思わず声が上がった。2002年秋のドラフト会議。阪神は西岡をリストアップしていたが杉山、江草を自由枠で獲得していたため、指名を見送り、西岡は1巡目でロッテに入団した。
「甲子園はいい球場ですね」。高3年時に出場した夏の聖地。初戦に東邦高に敗れたものの、あの銀傘に響く大声援が、忘れられなかったのだ。
さらに、「(FA権を行使すればどこにいきたいか、の問いに)巨人は面白くない。試合に出なければ意味がない、ということも分かった」とも…。FA権の取得は早くて2012年。「メジャーは興味がない。お金を1番くれるところにいきます。ま、ロッテがくれると思うけどね」。4年後のオフ。ひょっとしたら、“トラの恋人”になってたりして…。
ロッテの渡辺俊がWBC連続出場に向け、ロケットスタートを切る。都内でトークショーに参加し「選ばれれば喜んで出ます」と意欲を見せた。調整を早めるため自主トレ先には初めて種子島を選んだ。温暖で練習施設も整う最適な環境。宇宙センターがあり「ロケットが発射するしロケットスタートで行きます」と笑った。
前回は調整段階でいれ込み、メジャー球への対応に神経を使い過ぎたため、帰国後に日本の使用球にすぐに順応できずに5勝に終わった反省から「今回は慌てず余裕を持っていきたい。ボールもどちらにも対応できるようにね」と話した。今季は清水に並ぶチームトップの13勝をマーク。来年は自身初の開幕投手にも「ボビーが選んでくれれば」と意欲を示した。
WBC日本代表の1次候補に入っているロッテの渡辺俊介投手(32)が、御来光ならぬ“御来炎”に来季の活躍を誓う。7日、松屋銀座でトークショーに参加。久保、相原らロッテの後輩との合同自主トレを、初めて鹿児島・種子島で行う考えを明かした。
星に願いを―ではなく、ロケットに願いを−。渡辺俊が大真面目に言い切った。「種子島でトレーニングしようと思っている。この時期にロケットの発射も見られると聞いてるんでね」種子島では、来年1月21日に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」と小型衛星7基を乗せたH2Aロケットが発射される予定。同9日から2週間の自主トレでは、もちろん練習の合間をぬって発射を見学する。水平線から昇る朝日を拝むことはよくあるが、荘厳なロケットの発射への必勝祈願は、極めて異例だ。
来季への強い決意の表れだった。06年の第1回WBCでは優勝に貢献したが、シーズンは5勝止まり。同じミスを繰り返さないために選んだ自主トレ先が、種子島だった。06年から2年間は鹿児島。今年は米グアムだった。「風は強いというが、施設は整っているし、暖かいと聞いている」本拠地・千葉マリン同様の強い風に慣れ、外国より食生活になじみもある。WBCから日本シリーズまで、長いシーズンに耐える肉体を準備する。
今季は3年ぶりの2ケタ勝利となる13勝を挙げたが、10月1日の西武戦では7失点で2回途中KO。この乱調でCSに進出できなかった。「(1月は)質、量ともに追い込む時期。キャンプが楽になるようにしたい」WBC連覇と4年ぶりのV奪回へ。幕張のサブマリンが種子島で、ロケットスタートの準備を進める。