わたしはかもめ2008年鴎の便り(12月)

便

12月22日

清水、選択権付き2年契約[千葉日報]

千葉ロッテの清水直行投手(32)が22日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、2年総額5億2000万円で合意した。来季は8000万円増の年俸2億4000万円、海外フリーエージェント(FA)権を取得した場合は2年目の契約を更新か破棄するか清水が選択できる付帯条件付きの契約を結んだ。

清水は順調にいけば来季中に海外FA権を取得。数年前から希望していた米大リーグ挑戦が2009年オフに可能になる。今年から代理人を立てて交渉し日本では異例の米国流の契約に合意した清水は「球団との双方にメリット、デメリットがある。FAに関してはその時にならないと言えない」とした上で「2年間しっかりロッテで働きたい」とも話した。

今季は2年ぶりの2けた勝利となる13勝を挙げ、2完封を含む7完投が評価された。「今年CS(クライマックス・シリーズ)に出られなかった責任は大きい。来年はバレンタイン監督を胴上げできるよう絶対日本一になりたい」と意気込んだ。

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ロッテ清水米移籍にらみメジャー流契約[ニッカン]

ロッテ清水直行投手(33)が早くも“メジャー流契約”を結んだ。22日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、1億6000万円(推定)から2年合計5億2000万円(推定)の大幅増でサイン。数年前からメジャー移籍を希望しており、あと49日でクリアできる海外FA権を来年中に取得した場合、2年目は清水が契約解除権を持つという球団史上初のオプションも勝ち取った。

清水は「2年目以降は選手側がオプションを持つというのは珍しいが、メジャーではよくあるケース。いい権利だと思う」と満足げに話した。だが、清水だけに有利な内容ではない。年俸の内訳は1年目が2億4000万円(推定)で2年目が2億8000万円(推定)と階段式に推移。2年目の契約を破棄した場合は、全額手に入れることはできない。本多球団部長は「うちはぜひとも2年目以降も残ってもらいたいし、本人は海外希望を持っている。双方にとって1番いい着地点だった」と話した。

国内FA権を取得した今季は、チームトップタイの13勝をマーク。シーズン終了後には阪神、横浜などが獲得に乗り出す意向を見せていたが、「ロッテが好きなので恩返ししたい」と、FA権を行使せずに残留した。

来年はバレンタイン監督にとって最終年となるだけに、より強いリーダーシップを必要とされる。「監督を胴上げするつもりで最高のパフォーマンスを見せたい。僕自身も高く評価してもらったので、それに見合う数字を出さなきゃいけない」と、あらためてV奪回の決意をにじませた。

◇ボビー、選手へ信頼し戦おう

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が22日、成田からの航空機で米ニューヨークへ向けて帰国した。21日に球団から、契約が終了する10年以降の契約を結ばないことを通達されたが、一夜明けても平静を保っていた。「来年必ず戻ってきます。頭の中には雑念はない。来年1年間いい仕事をしたい」と、任期を全うすることを強調した。

求心力の低下が心配されるが、報道を受けてメール連絡してきた選手に対しては、「来年も信頼し合って一緒に戦おう」と返信したという。ファンに対しては「ファンのサポートがあったからここまでやってこられた。来年は1人1人に『ありがとう』というシーズンにしたい」と話した。

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ロッテ1・5井口と初交渉、沖縄トレ訪問[ニッカン]

ロッテが、フィリーズを退団した井口資仁内野手(34)と来年1月5日に初交渉を行うことが22日、明らかになった。石川副代表は「1月の自主トレ中に本人と会うつもりです」と話した。井口は年末年始を米国で過ごした後、3日に帰国予定。5日から沖縄で自主トレを開始するが、その初日に石川副代表が現地を訪れて直接交渉する予定だ。

井口は年内の移籍決定を目指してオファーを待っているが、現時点で米国からの具体的な話はない。だが、日本では複数球団が水面下で獲得に乗り出していることから、ロッテも急ピッチで交渉に入ることになった。井口の今季年俸は385万ドル(約3億4650万円)だが、世界の金融危機の影響から年俸が抑えられる可能性は高い。球団幹部は「金銭面では何とかなるだろう。井口の実力はもちろん、チームを強くしたいという球団の思いをファンや選手に伝えるためにも獲得したい」と話した。

石川副代表はダイエーのスカウト時代に井口獲得に尽力しており、長年の信頼関係が大きな強みとなる。バレンタイン監督も「井口のようないい選手が入ってくれればチームにとってプラスになる。彼がダイエー時代に、うちのチームはよく打たれたイメージが強い」と熱望していた。

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清水直、ボビーに有終の美を![スポニチ]

ボビー騒動の中、ロッテの清水直行投手(33)が22日、千葉マリンで契約更改交渉を行い、2年契約の総額5億2000万円でサイン。21日に来季限りでの退団が決まったボビー・バレンタイン監督(58)について、選手会長として4年ぶりのリーグ優勝で有終の美を飾らせる思いを語った。バレンタイン監督は同日、成田空港から米国に帰国した。

契約更改の記者会見。しかし、選手会長を務める清水にはバレンタイン監督についての質問が集中した。シーズン前に監督の退団が決まるのは極めて異例。それでも、き然とした態度で答えた。

清水直
「球団と監督とで決めた話で僕らはそれに従うだけ。選手がどうこう言える立場でもない。それに時期的にオフの間で良かった。選手達は今は戸惑っていると思うけど、来年2月1日にはスッキリした気持ちでキャンプインして欲しい。」

契約更改の席上では自ら監督問題について聞くことはなかった。「僕は昨日報告を受けていたから」。色々な思いもあるが、選手会長として“雑音”をシャットアウト。ただし、すでに退団が決まっている指揮官と1年間一緒に戦わねばならず、選手達のモチベーション低下が心配される。それでも「やることは変わらない。グラウンドで最高のパフォーマンスを見せるだけ」とキッパリ。「監督には有終の美を飾ってもらって胴上げしたい」と続けた。

自身は今季チームトップの13勝を挙げ、2年契約を結んだ。変則的で来年海外FA権を取得すれば2年目は清水側に選択権が発生し、あこがれのメジャー移籍も可能となる。残留すれば年俸が上がる形で1年目が2億4000万円、2年目が2億8000万円。「球団からは最高の評価をしていただいた。今年は4位で悔しいシーズンだったし、来年は結果を残して優勝に貢献したい」。頼もしい選手会長がチームを引っ張り“ボビーショック”を振り払う。

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ボビー笑顔で帰国、来季への意欲を強調[スポニチ]

非情通告から一夜明け、成田空港で取材に応じたロッテのバレンタイン監督は、最後のシーズンに集中する考えを示した。「自分の人生は今まで同じようなことがあった。心境の変化はない。来年また戻ってきてロッテで仕事をします」と来季への意欲を強調。シーズン前の退団発表によってチーム内での求心力の低下が懸念されているが「選手がしっかり仕事をするので大丈夫。低下することはない」と否定し、ファーストクラスで日本を離れた。

また、球団は公式ホームページで「ファンの皆様へ」と題し、バレンタイン監督との契約が09年で満了し、10年以降は新体制で臨むことを報告。「10年は球団改革を推進する重要な1年」と位置付けした。ファンの非難の声についても球団関係者は「そういう電話はほとんどきてない」と話した。

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ロッテ副代表、井口と直接交渉へ[スポニチ]

ロッテの石川副代表は獲得に乗り出した大リーグのフィリーズからFAとなった井口について、年明けに本人と直接交渉する意向を示した。すでに交渉に入っていることを明かし「井口が来年1月上旬から沖縄で自主トレをやるので、そこに行って話をします」と語った。一方、現在米国に滞在中の井口はロッテの獲得表明に「そう言っていただけるのはありがたいこと」と好意的。年内に結論を出す方針は変わっていないが、第1希望のメジャーから年内までに正式なオファーか届く可能性は低い。年を越すことになればロッテに直接交渉の機会が訪れる。

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ロッテ、清水と新契約!FA対応で移籍容認[サンスポ]

ロッテのエース・清水直行投手(33)が22日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2年総額5億2000万円でサインした。複数年契約は本来、引き留めのために締結されるが、球団側は来年5月にも海外フリーエージェント(FA)権を取得する清水に、異例のFA移籍も容認。果たして、この不可解な契約の意図とは…。

チームの大黒柱が2年契約で合意。しかしその中身は極めて珍しい内容だった。

球団は25試合で13勝9敗、防御率3.75の成績を残した右腕に今季年俸1億6000万円から、2年総額5億2000万円を提示。1年目が2億4000万円で、2年目が2億8000万円。成績に関係なく2010年は年俸がアップする。さらに2年目は契約更新か、破棄かを清水が決めるオプションが与えられた。清水は来年5月にも、海外を含めたFA権を取得予定で“特権行使”の可能性は濃厚だ。

ロッテでは初のケースに、清水も「日本にはあまりない形と思う」と話す。だが、実は一方的な好条件にも見えるが、球団としても利点はある。

関係者によれば、渡辺俊と並びチームトップの13勝を挙げた清水の来季年俸はもっと高額でもおかしくない。しかし『変動制』の2年契約を結んだことで、1年目の年俸を抑えることに成功。2年目により高額を提示することで、移籍阻止にも効果があるという。

来年34歳を迎える清水にとって、来オフは残り少ないメジャー挑戦のチャンス。「彼はずっと海外を希望している」と球団関係者が話すように、流出は不可避な状況。その場合、戦力としては痛手だが、球団側は結果的に支出を抑えられる。本多球団部部長も「来年以降もやって欲しいがFA権との兼ね合いもある」と説明した。

「今年は悔しい思いをした。来年は優勝したい」と去就については封印した清水。日本一を目指し、まずはチームを引っ張る。

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ボビー帰国「来年も戻ってきて1年やる」[サンスポ]

来季限りでの退団が決まったロッテのバレンタイン監督が22日、成田発の航空機で米国へ帰国した。来季も指揮を執るがモチベーションの低下については改めて否定。「来年も戻ってきて1年やる。優勝していいシーズンにしたい」と抱負を語った。一方、選手会長の清水は「選手は戸惑っている。ただ、決まったものは仕方ない。最後に胴上げしたい」と、サポートを約束した。

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清水、来年0球でも4000万増!…ロッテ[報知]

ロッテの清水直行投手(33)が22日、千葉マリンで契約交渉し、2年総額5億2000万円で更改した。来季中に海外FA権を取得するエースは、2年目の更新と破棄を決められる選択権を勝ち取った。一方、球団は来季を2億4000万円に抑え、2年目に2億8000万円を用意した。成績に関係なく年俸が上がる異例の変則複数年。米国流の契約で、米大リーグへの流出を防ぎにかかった。

今季13勝9敗。メジャーに憧れる清水は、「お互いのことを考えた上での契約。自分としては自ら契約を更新できる権利を頂いた」と2年目の契約選択権を得て、ようやく胸のつかえが取れたような表情だった。

海外FA権取得まで残り49日。順調に行けば、来年5月中に資格条件を満たす。選択権の行使については「海外FA権を取った時に考えたい」と話しただけだが、メジャー指向を公言してはばからない清水には、理想的な条件となった。

ひとまず国内FAによる移籍を免れた球団は、来るべきメジャー流出へ、ささやかな手を打った。成績を問わず、無条件で2年目の年俸が4000万円上がる、異例の契約。本多球団部部長は「チームの中心的な存在だから」と説明した。

ロッテはバレンタイン監督の来季限りでの退団が決定。「来年は監督を胴上げするために一生懸命頑張りたい」と誓った清水が来オフ、どんな選択をするか注目される。

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井口獲りへ全力!1月沖縄初交渉…ロッテ[報知]

ロッテはフィリーズからFAとなった井口と来年1月5日、沖縄で初交渉を行う。ダイエー時代、スカウトとして井口を獲得した石川副代表が年内にも渡米、正式に獲得に乗り出す予定も「予定が合わなかった。年明けに沖縄で会う予定」と球団幹部は説明。本人はメジャー志向が強く、国内ではすでに数球団がオファーを出しているだけに獲得は難航が予想されるが、補強の目玉として全力を尽くす。

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清水はメジャー流契約…選択権付き、2年5億2000万円[報知]

ロッテの清水直行投手(33)は22日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2年目は更新か破棄かを自ら選択できる2年契約を総額5億2000万円で結んだ。

清水はかねて米大リーグ志向を口にし、来季中にも海外フリーエージェント(FA)の資格条件を満たす。そのためメジャー移籍の余地を残した、日本では異例の米国流の契約形態を取った。年俸も来季は8000万円増の2億4000万円、2年目は2億8000万円と好条件となった。

清水は「(選択権行使は)海外FAを取った時に考えたい。(来季は)監督を胴上げするために一生懸命頑張りたい」と話した。(金額は推定)

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ロッテ、HPでも経緯報告、“脱ボビー”鮮明に[サンスポ]

ロッテは22日、公式ホームページでファン向けにバレンタイン監督の契約を2009年限りで打ち切ることを報告した。来季開幕前という異例の時期に来年限りでの契約打ち切りを発表したことには「チーム、ファン、球団が1つになって09年を迎えたい」と、今季途中に同監督が騒がせた契約問題の再燃を封じる意図もうかがわせた。また10年を「新たな時代の始まり」と位置付け、“脱バレンタイン”を鮮明にした。

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ロッテ、井口と交渉中も「進んでいない」[サンスポ]

ロッテの瀬戸山球団社長は22日、米大リーグ、フィリーズを自由契約選手になった井口と既に交渉に入っていることを明らかにした。一方で進捗状況には「進んでいない」。日米で来季の所属先を探している井口が結論を年内に設定していることについては「難しいのでは」と話し、交渉が年を越す可能性を示唆した。

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ボビー帰国「士気が低下することはない」[ニッカン]

来季限りの指揮となるロッテ・バレンタイン監督が22日、米国へ帰国した。同監督は成田空港で「来年しっかり自分の仕事をして、優勝を勝ち取りたい。また戻ってきてやること以外、頭にない」と最後のシーズンに集中する考えを強調した。

バレンタイン監督は21日、球団から2010年以降の契約を結ばないと通告された。退団が決まっている監督の求心力低下が懸念されるが「来年は一緒にやるのは確実。(士気が)低下することはない。お互い信じ合って戦っていくことに変わりはない」と否定した。

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