わたしはかもめ2009年鴎の便り(1月)

便

1月3日

井口国内ならロッテ有力、7日に初交渉[ニッカン]

フィリーズを退団した井口資仁内野手(34)が、日本球界復帰の場合はロッテが有力であることが3日、明らかになった。この日、家族旅行で訪れていた米国ロサンゼルスから成田に帰国。ロッテからのオファーには「ありがたい」と話した。ロッテは7日に井口の自主トレ先の沖縄を訪れ、初交渉する。

井口は帰国した成田空港で、ロッテからのオファーを認めた。「ありがたいこと。ロッテは必要としてくれているようで嬉しいですね。選択肢の1つです」と前向きに話した。

井口は昨年中の移籍決定を目指してオファーを待っていたが、金融危機の影響でメジャーからの具体的なオファーはなかった。「年末にアメリカの数球団から声がかかったが、条件までいっていない。日本は数球団から声を掛けてもらい、いずれもレギュラー確約という条件です」と明かした。井口の第1条件は「レギュラー確約」のため、現状では日本でプレーする可能性が高い。

さらにロッテの好条件も後押しとなった。ロッテは複数年契約で2年総額4億円からの上積み年俸を提示する見込み。さらに将来的に引退後は、コーチなど指導者として球団に残る「終身雇用プラン」も用意している。他球団に先駆けて、7日に瀬戸山球団社長と石川副代表がそろって井口の自主トレ先である沖縄を訪れることも決まった。両氏は井口がダイエー時代の球団代表とスカウトで旧知の間柄。井口は「今まで直接、話を聞く機会がなかったので色々聞きたいですね」と楽しみにしていた。

今後は5日から自主トレを開始する。米国サンディエゴの自宅はすでに引き払い、当面は沖縄を拠点に活動するという。「拠点が定まらないと家族も落ち着かないので、1月中旬には日本かアメリカかをはっきりさせたい。声をかけてもらった球団にも迷惑になるので早く決めたい」と話した。日本復帰を見据え、急ピッチで体づくりと移籍先の絞り込み作業に入る。

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井口国内復帰も?ロッテのラブコールにグラリ[スポニチ]

フィリーズからFAとなり移籍先を探す井口資仁内野手(34)が3日、成田着の航空機で年末年始を過ごした米国から帰国。日米の複数球団が興味を持つ中で、獲得意思を表明したロッテのラブコールに歓迎の意を示した。自主トレ先の沖縄でロッテと7日に直接交渉を行うことも決定し、5季ぶりの国内復帰となる可能性も出てきた。

熱意は確かに本人に伝わっていた。「それだけ言っていただけるのは、非常にありがたいこと。必要とされているのを感じました」。戦力としての評価を最重視する井口にとって、ロッテの話は思い描いた通りのラブコールだった。

複数の国内球団が興味を抱く中で、ロッテがいち早く獲得への意思を表明した。井口の古巣ダイエー(現ソフトバンク)の球団代表だった瀬戸山球団社長は「プレーもそうだし、人間性も素晴らしい」と高く評価。ある球団幹部は「若い野手陣のリーダー的存在としても期待している」と付け加えた。ダイエーのスカウト時代に担当した石川球団副代表と瀬戸山社長が、7日に沖縄へ出向くことも決定。井口も「どう考えてもらっているか聞いてみたい」と前向きだ。

今オフ多忙を極める井口は今回が3度目の帰国となる。昨年末は国内で野球教室などイベントをこなし、12月上旬に再渡米。ラスベガスを観光するなど年末年始は家族とゆっくり過ごした。「両親も来てくれて色々回れた。楽しかった」。今回はサンディエゴの自宅を引き払い、大小7つのトランクを抱えて帰国。家族と共に沖縄入りし、新天地決定を待つ。

米国では代理人とこまめに連絡。FA市場の流れが遅い中で、年末にメジャー複数球団から二塁レギュラーとしての打診があったという。「子供の(教育の)ためにもう少しアメリカでという気持ちはある」としながら「日本の方が必要とされていると感じれば戻ってくる」と五分を強調。「誘ってくれる球団に失礼なので1月半ばには決めたい」。南国での交渉がカギを握っている。

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ロッテ「球団改革の1つ」井口と7日交渉へ[スポニチ]

ロッテは井口サイドと7日に交渉を行うことを発表した。瀬戸山社長、石川副代表が沖縄入りし、現地のホテルで挨拶を行う予定。球団関係者は「V奪回へ重要な補強。球団改革の1つと思ってもらっていい」と説明している。二塁は根元が台頭してきているが固定されておらず、オーティズとの契約もいまだにまとまっていないチーム事情もあり、球団トップが直接交渉し誠意と熱意を示す。

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ロッテ、井口と7日交渉へ[報知]

ロッテは3日、米大リーグ・フィリーズを自由契約になった井口資仁内野手と7日に入団交渉すると発表した。瀬戸山隆三球団社長、石川晃球団副代表が井口の自主トレーニング先の沖縄を訪れる予定。ロッテは内野手の補強のため、昨年12月に井口の獲得に乗り出すことを表明。瀬戸山社長は既に井口サイドと接触したことも明らかにしていたが、今回が初の本格交渉となる。

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ロッテが井口と7日に沖縄で交渉[デイリー]

ロッテは3日、大リーグ・フィリーズを自由契約となった井口資仁内野手(34)と、7日に自主トレ先の沖縄で交渉を行うと発表した。交渉には瀬戸山隆三球団社長(55)、石川晃球団副代表(47)が出席の予定。井口には複数のメジャー球団からオファーがあるが「野球以外の面でも、大きな影響を与えられる人物。ロッテという若い球団で果たす役割と価値を伝えたい」と石川副代表。井口はこの日、成田空港着の航空機で米国から帰国。5日に沖縄入りし、自主トレを開始する。

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ロッテ首脳、井口獲得へ7日に直接交渉[サンスポ]

米大リーグ、フィリーズから自由契約選手となった井口資仁内野手(34)が3日、米国から帰国した。正二塁手としての移籍先を探す井口には、日米複数球団からオファーが来ているという。メジャーが第1希望の姿勢に変化はないが、ロッテなど国内からの熱意に気持ちが揺れていることを明かした。

「非常にありがたい。できれば向こう(米国)でやりたいけど、日本の球団が必要としてくれると感じたら、戻ってくる」と日本球界復帰の可能性を口にした。

帰国を受けて早速動いたのが、昨年12月に井口サイドと交渉に入っていることを明らかにしたロッテ。瀬戸山球団社長、石川球団副代表が7日に、井口が自主トレを行う沖縄へ出向いて直接交渉する。2人は井口のダイエー入団当時の球団代表とスカウトで、交渉にはうってつけの存在。これまで、ロッテの補強はバレンタイン監督主導で行われてきたが、09年限りで退団する指揮官にかわり、今後の補強は球団主導で行われる。その“第1弾”だけに、獲得へ気合十分。

今月中旬までに意中の球団を絞り込むという井口の心が動くか、注目だ。

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