わたしはかもめ2009年鴎の便り(1月)

便

1月8日

ロッテ、井口に落合が付けた背番号6用意[ニッカン]

ロッテがフィリーズを退団した井口資仁内野手(34)にミスターロッテの象徴である背番号「6」を用意することが分かった。瀬戸山球団社長は8日、那覇空港で「井口本人には(7日の)交渉で空番号を伝えているので、本人がその中から選べばいい」と話し、石川副球団代表も「本人の希望に添う形になるが、6は候補になる。井口にとっては高校時代以来になるだろう」と話した。

ロッテの背番号6といえば落合(中日監督)初芝ら右の強打者が背負っていた栄光の番号。7日の初交渉で3年総額5億4000万円プラス引退後の「監督手形」も提示し、ミスターロッテ級の活躍を期待する球団の意気込みの表れだった。

さらに米国の永住権を持つ井口ならではの待遇も認めた。永住権を持ち続けるために年に1回は渡米しなければいけない事情を井口から聞かされ、オフの期間は米国に滞在することを了承した。瀬戸山社長は「井口はオフのファンサービスを気にしていたが、永住権とお嬢さんに英語教育を受けさせたい意向があるということなので、それについては問題ないと話した」。

最大級の誠意を示された井口は、国内ではロッテが最有力という状況だ。今後は興味を示しているメジャー2球団の具体的な条件提示を待つことになる。瀬戸山社長は「あとは井口が決めること。20日くらいまでには決めて欲しいと話した」と、獲得に自信を深めていた。

◇今江は大歓迎

今江と根元が8日、沖縄県宜野湾市内の野球練習場で自主トレを開始した。昨年、規定打席に到達しなかったが打率2割9分8厘で二塁のレギュラーをつかんだ根元は「暖かい所で肩をつくって、バットを振って、2月1日のキャンプ初日からアピールしたい」と話した。同じ二塁の井口が入団する可能性もあるが「タイプが違うので気にしてもしょうがない。自分のことをしっかりやるだけ」。今江は「あれだけの方なのでチームにとってプラスになることは間違いない」と歓迎した。

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ロッテ、井口に背番号「6」を用意[スポニチ]

ロッテがフィリーズからFAとなった井口に背番号6とオフ期間の“米国移住権”を用意した。7日に沖縄で初交渉した瀬戸山球団社長は「昨日は空き番も提示した」と発言。1ケタ台の空き番号は6しかなく、石川副代表は「井口の希望にそう形になるが6は当然候補になる」と補足した。

背番号6は3冠王を3度獲得した落合博満(現中日監督)と“ミスターロッテ”と呼ばれた初芝清(現野球評論家)が付けた右の強打者の象徴。昨年ドラフト2位で指名したホンダの長野に用意したものの、入団を拒否された。だが、災い転じて福。高校時代から井口を知る石川副代表は「6は高校で付けて以来じゃないか」と話した。

また、井口は一昨年に家族全員で米国永住権を取得。小学生の一人娘を米国の大学に進学させるためオフ期間だけでも米国で暮らしたい要望を受け、瀬戸山社長は「オフなら問題ない」と快諾したという。まさに助っ人待遇で誠意をアピール。同社長によるとメジャーは2球団が獲得に乗り出しているそうで「20日ぐらいにはっきりすると思う」と展望を語った。

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ロッテ大嶺“弟”獲り、今秋ドラフト指名へ[スポニチ]

ロッテが今秋ドラフトの指名候補に、八重山商工・大嶺翔太内野手(2年)をリストアップした。同選手は同校出身で06年高校生ドラフト1位でロッテに入団した大嶺祐太投手(20)の実弟にあたる。翔太は兼任する投手としても140キロ超の速球の持ち主だが、ロッテは高校通算30本塁打以上の打撃力を生かすため、野手として育成する方針。獲得に成功すれば、大嶺ブラザーズとして注目を集めそうだ。

兄・祐太は最速151キロの快速球で“南海の怪腕”と呼ばれたが、弟・翔太も潜在能力では負けてはいない。投げては140キロ中盤を記録し、スイッチヒッターとして高校通算30本塁打を超えるパワフルな打撃を誇る。球団関係者の1人は「力強さは祐太よりも上。球も速いが、打者としてかなりの素材。打球の速さ、飛距離は目を見張るものがある。体つきも祐太よりいいのではないか?当然、(ドラフト)リストの上位に入ってくる選手」と語り、プロ入り後は野手として育成していく方針だ。

翔太は1年夏から捕手などでレギュラーとして出場しており、既にロッテ以外にもソフトバンクなど複数球団がマークしている。兄弟を最も知る八重山商工・伊志嶺監督は「2人の違いは、簡単に言えばカミソリとナタ。投球も打撃も祐太は切れが素晴らしく、翔太はドッシリとしてドーンと重い感じ」と表現する。その翔太は新年早々、2日にOBとの交流試合に出場。投げては最速139キロを記録、打っても2打席連発とドラフト候補に違わぬ実力を見せつけた。

ロッテが獲得に成功すれば、営業面での効果も期待できる。兄・祐太は昨季にプロ初勝利を挙げるなど着実に成長。また昨春からの石垣島キャンプの誘致にも一役買った。球団の日本人兄弟プレーヤー誕生は毎日時代の50年の今久留主以来60年ぶり、ロッテに改称されてからは初めてとなる。

もちろん、話題性だけではない。ロッテは昨年ドラフトで2位指名したホンダ・長野に入団を拒否され、2年連続で新人補強は投手のみ(育成選手除く)。大型新人野手の獲得は急務で、来年には千葉マリンで祐太が投げ、翔太が打つ、夢の競演が実現するかもしれない。

大嶺翔太(おおみね・しょうた)
1991年(平3)9月17日、沖縄県生まれの17歳。小2から野球を始める。ポジションは遊撃など内野が多かったが、小6から投手兼任。兄・祐太にあこがれて、石垣二中から八重山商工に入学。捕手、三塁、投手などもこなし、現在は遊撃のレギュラー。1メートル80、78キロ。右投げ両打ち。

◇兄もエール

兄・祐太は翔太のプロ入り、さらには将来ロッテでの“競演”について「ドラフト候補なんですか?知らなかった。いつか一緒にプロでできればいいですね」とエールを送った。自身は2日に母校・八重山商工で始動し、ブルペンで初投げも敢行。7日からは宮崎でソフトバンク・和田らと合同自主トレを行っており「順調にきています。キャンプ初日からしっかり投げられるように調整していきたい」と3年目のさらなる飛躍を誓った。

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ロッテ、井口に落合超え期待、背番号6用意[サンスポ]

入っていただけるならここまで“勉強”します!!ロッテが米大リーグ・フィリーズから自由契約となった井口資仁内野手(34)に、破格の付帯条件を提示することが8日、分かった。まずは“ミスターロッテ”の象徴となる背番号『6』を用意。オフシーズンの長期米国滞在も認める。前日7日の初交渉で獲得に好感触を得たロッテが“誠意”の連発で井口の心を揺さぶる。

ダダダダーン。

“超優遇”の波状攻撃だ。すでに3年総額6億円規模の契約や、将来の監督手形を提示したロッテが攻勢をかける。

まずはチームの顔に指名する。「背番号の空き番号は伝えました」と瀬戸山球団社長。現在、1ケタ番号で空いているのは『6』。かつて落合(現中日監督)や初芝(サンケイスポーツ専属評論家)が背負ったロッテを象徴する番号で「当然、6番は候補」と石川副代表。井口にとっても国学院久我山高で背負った思い出の数字となる。

それだけではない。家族3人が米国の永住権(グリーンカード)を持つ井口に対し、オフの米国滞在を認める。

長期間、米国外に滞在した場合、永住権は失効する恐れがある。長女・琳王(りお)ちゃん(8)の米国の大学進学を考える父として、永住権は重要な要素の1つ。

維持するためにオフの米国滞在が必要で「(井口は)年に2回は日米を往復したいといっていた。オフならいいと答えた」(同社長)とリクエストに快諾する意向を示した。さらには、長女へのバレンタイン監督ら米国人スタッフによる英語の“家庭教師”プランもあるという。

入っていただけるなら何でもします−。日本人選手がメジャーに移籍したときには「奥さんにも通訳をつける」「子供の家庭教師代の球団持ち」などの項目があるが、まさにロッテは“メジャー並み”の付帯条件で井口のハートをつかみにいく。

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ロッテ・根元、井口に二塁譲らん[サンスポ]

ロッテ・今江、根元の両内野手が8日、始動。ティー打撃、ウエートトレなどで約4時間、汗を流した。球団は井口獲りに力を入れており、昨季、二塁手として68試合に先発出場した根元の心境は複雑な様子。同じポジションの井口について「勉強になることもあるけど…。今は自分のできることをやります」と真剣な表情で話した。

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井口に助っ人待遇、シーズンオフの行動縛りません…ロッテ[報知]

フィリーズからFAとなった井口資仁内野手(34)の獲得を目指すロッテが、シーズンオフの行動を縛らない“外国人助っ人”並みの待遇を用意することが8日、分かった。7日の初交渉で3年総額6億円のほか、「監督手形」「優勝ボーナス」などの破格条件を提示した球団は、矢継ぎ早の好条件で合意を目指す。

井口欲しさに、ロッテが禁じ手を打った。4年間の米国生活で、井口ら家族3人は米国永住権(グリーンカード)を取得。長期間にわたって米国を離れると権利が失効される可能性がある。長女・琳王ちゃん(8)に、今後も米国で教育を受けさせる意向の井口にとって、生活面のケアが日本球界復帰への最大の問題となっていた。

解決のために持ち出したのが、オフの“自由行動権”だった。球団はシーズンオフも日本人選手をイベントなどに参加させているが、瀬戸山球団社長は「(井口が)オフは米国で過ごしたいと言っている。球団として、役に立てることがあれば協力したい」とバックアップを約束。ファンサービスに熱心なロッテが、看板選手のイベント参加を諦めるのは異例ともいえる。

背番号は史上唯一3度の3冠王を達成した落合(現中日監督)らがつけた「6」を用意。井口にとっても、国学院久我山高時代につけていた思い入れのある番号だ。“恋人”を振り向かせるため、アイデア自慢のロッテは、まだ秘策を隠しているかもしれない。

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ロッテが井口に“助っ人級待遇”[デイリー]

ロッテの瀬戸山隆三球団社長(55)は8日、前フィリーズ・井口資仁内野手(34)に対し、オフ期間は米国に滞在する“助っ人級待遇”を認める方針を明かした。

ロッテは7日の初交渉で年俸1億8000万円の3年契約に加え、“監督手形”を切る破格条件を提示した。だが、課題は家族の問題だった。

井口は愛娘の琳王ちゃん(8つ)に、大学まで米国での教育を受けさせたい意向を持っているという。だが、取得済みのグリーンカード(米国永住権)は、長期間の米国外滞在が続くと失効する可能性がある。

そこで、瀬戸山社長は「オフは米国で過ごしたいと言っていた。オフならどうぞ、と言いました」と、外国人選手のようにシーズン終了と同時に渡米を認める方針。さらに琳王ちゃんに、バレンタイン監督ら外国人スタッフに“家庭教師”を務めさせる案も浮上した。

メジャーが基本線の井口は、2球団からのオファーがある。だがロッテも、井口が国学院久我山高時代に背負い、球団では落合ら右の強打者の代名詞・背番号「6」を用意。「自分を必要としてくれる球団に行きたい」という井口は、20日までに結論を出す。

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今江、昨年9月骨折の右腕問題ない[デイリー]

ロッテ・今江が8日、沖縄・宜野湾市内で自主トレを開始。同僚の根元と共にキャッチボール、ノック、フィジカルトレーニングなど約4時間、精力的に動いた。昨季は打率3割を打ちながら、9月に右腕骨折で離脱した。だが、ノックでのスローイングにも問題ないほどに回復。「キャンプは、初日から全力で投げられるようにしたい」と話していた。

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