1月13日1月13日ロッテ里崎智也捕手（32）が「勇往邁進」をテーマにロッテ初の全試合マスクを目指す。13日、千葉マリンで自主トレを公開し、ティー打撃、筋力トレなど約5時間汗を流した。里崎は「今年は全試合出場を成し遂げたいと思う」と語気を強めた。選手を強制的に休養させるメジャー流起用のバレンタイン監督の下では、全試合出場は極めて困難な記録。前向きに突き進むという意味の4文字を掲げ、「疲れない体をつくって監督が使わざるを得ない状況に持っていく」と強い決意を口にした。
ロッテの前身の東京では66年に醍醐猛夫氏が全試合マスクを達成しているが、ロッテでは1人もいない。「今まで登ったことのない山を登りたい」と気合十分。
ロッテの里崎智也捕手（32）が13日、バレンタイン監督に“挑戦状”を叩きつけた。この日、千葉マリンで自主トレを公開。たとえ好調でも一定の間隔で休養を取らせる同監督だが、敢然と「全試合出場を目標にしたい」と宣言した。
いつも以上に言葉に力がこもった。「サトが捕手じゃないとダメだ、というのをボビーに見せたい。自分でそのチャンスをつかみたい」全試合出場は、バレンタイン監督下の通算6年間で達成者ゼロ。マークすれば、球団の捕手としては、66年の醍醐猛夫（東京）以来43年ぶりの快挙だ。
昨年12月、06年の第1回大会でオールスターに選ばれたWBCを辞退。今オフは毎日約4時間、みっちり練習している。昨季は右ひじ痛など故障が続き、92試合出場にとどまったが、「やることをやれば、結果はついてくる」と手応えを口にした。
今季のテーマには、「勇往邁進」の四字熟語を掲げた。あらゆる困難も、ひたすら突き進む、という意味だ。「登ったことのない山は、登ってみたいもの」幕張の正捕手の座は誰にも譲らない。
ロッテの里崎が千葉マリンでの自主トレを公開。チームでは東京時代の66年・醍醐猛夫以来43年ぶりとなる捕手での全試合出場を目標に掲げた。バレンタイン監督は定期的に休養日を与える方針のため至難の目標だが「疲れを見せなければいい。そのために今、練習している。登ったことがない山に登ってみたい」。困難をものともせずに突き進むという意味の「勇往邁進」をテーマに自主トレ、キャンプで鍛え抜く。
ロッテの里崎が13日、千葉マリンスタジアムで自主トレーニングを公開し「ボビー（バレンタイン監督）の下では諦めていた全試合出場に挑戦したい」と抱負を話した。
今年はワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の日本代表から外れ「慌てず、急がず仕上げられる」。昨季痛めた右ひじにはウエートトレーニングを増やすことで対応するなど、調整には万全を期している。捕手で、しかも休養日を与える指揮官の戦術下では至難の目標だが「登ったことがない山に登ってみたい」と意気込んだ。