わたしはかもめ2009年鴎の便り(1月)

便

1月14日

世界のオオマツ「3割30本30盗塁」

◇「3」の倍数目指します

ロッテ大松尚逸外野手(26)が「世界の高野」の指導を受けて“世界のオオマツ”になる。14日に母校・東海大で、92年バルセロナ五輪の陸上男子400メートルのファイナリスト高野進コーチ(47)に今年も弟子入り、超ハードな自主トレを行った。短距離走に100メートルの坂道ダッシュ、メディスンボールを使って足腰に負荷をかけたトレーニングなど約2時間、下半身をいじめ抜いた。「正直しんどい。今の時期にこれだけ走っている選手はいないと思う」と自信をみなぎらせた。

昨年も高野コーチの元で自主トレをおおない、本塁打19本アップの24本、打点91と効果てきめんだった。「今年は去年の数字を全て上回りたい」と言い切った。昨年1個に終わった盗塁も増やし、3割30本30盗塁以上の“トリプルスリー”で世界のオオマツを目指す。高野コーチは「貪欲に吸収しようという意識が高く、走力は間違いなく上がっている」と太鼓判を押した。

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大松“ナンバ走り”で打点王だ…ロッテ[報知]

ロッテの大松尚逸外野手(26)が14日、神奈川・平塚市内にある母校・東海大での自主トレを公開。昨年に続いて男子短距離走の第一人者で陸上部の高野進コーチ(47)に指導を仰いだ。「去年の数字を全て上回り、タイトルを取れる位置にいたい」と目標の打点王を獲得するため“鋼の下半身”をつくり上げる。

ハードなメニューに、息は上がりっぱなし。「(ジーパンも)お尻や足回りが入りにくくなってきています」と“肉体改造”の成果を実感している大松。初めて指導を受けた昨季は、初の規定打席到達で自己最高の24本塁打、91打点をマーク。5本塁打、22打点だった07年と比べて5倍近い数字を残した。重心を低く意識した“ナンバ走り”を学んだことで、「踏み出したい方向に体重をスッと持っていく走り方なので、体重移動がスムーズにいくようになった」と感謝している。

この日は坂道ダッシュなど約3時間。10日には砂浜で50メートルダッシュを84本もこなしたという。「走るタイムも確実に速くなってると思う」と昨年は1つだった盗塁数のアップも密かに狙っている。

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ロッテ・大松“地獄”見てピチピチ太もも[サンスポ]

ロッテ・大松が14日、母校・東海大で自主トレを公開した。同大陸上部の高野進コーチの指導による“地獄の特訓”の日々。この日は、敷地内の坂道で50メートル走10本など、約2時間走りっぱなし。今月10日には、砂浜50メートルダッシュ84本を消化したという。「ジーンズがきつくなってきた。いい感じでピチピチです」と下半身強化に手応え十分だ。

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大松目指せ3盗塁!下半身強化で鈍足解消だ[スポニチ]

ロッテ・大松尚逸外野手(26)が3割30本塁打3盗塁の“トリプル3”を目指す。14日、母校・東海大で昨年に続いて取り組んでいる陸上トレを公開。下半身強化での打力&走力アップを目標に掲げた。「去年の数字を全て上回りたい。盗塁はノーサインではいけないけど、サインが出たらいつでも走れる準備はしておきます」。

たった3盗塁でも大きな進化だ。昨年1月に陸上短距離界の第一人者、高野進氏に“弟子入り”。なんば走りを習得し下半身が安定した昨季は自己最多の24本塁打91打点と飛躍につなげた。ただプロ4年間で通算3盗塁の鈍足は変わらず。そこで今年も6日から高野氏の指導を仰いでいる。10日には砂浜で50メートルダッシュを84本も消化。昨季4秒5前後だった30メートル走は4秒前後まで縮めた。

高野氏は「進歩しているし順調です」とさらなる飛躍に太鼓判。大松も「尻、足回りはピチピチしてきた。34インチのジーパンが入りにくくなっている。打撃も体重移動がスムーズになって飛距離が伸びた」と胸を張る。昨季は07年の5本塁打から一気に19発増。打撃も走塁も伸び代は十分ある。09年も和製大砲が突っ走る。

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大松、ナンバ走りで“タイ獲る”!![デイリー]

ロッテ・大松尚逸外野手(26)が14日、神奈川県平塚市の母校・東海大湘南キャンパスで自主トレを公開した。昨年に続き、陸上400メートルの日本記録保持者で東海大准教授の高野進氏に師事。伝授された“ナンバ走り”の身体感覚をもとに、タイトル奪取を誓った。

ハードルまたぎに坂道ダッシュ。ハードメニューに顔をゆがめながらも大松は「疲れてきても足を蹴らず、踏み込んで足を地面に設置する」という高野氏の代名詞“ナンバ走り”の教えを常に意識した。

スピードアップだけが目的ではない。「打つときに、足を踏み出す方向にしっかり体重移動ができる。バットを振っていてもよく振れている」と大松。同氏に弟子入りした昨季は故障もなく、自己最多の134試合に出場。24本塁打、91打点と飛躍の1年となった。

それだけに大松は「今年は打点王とか、タイトルを狙う。狙える位置にいないと、チームのためにもならない」。高野氏も「体の使い方が良くなっているし、スピードも結果として出てきている。順調に来ている」と太鼓判。さらなる進化が期待できそうだ。

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ロッテ・大松、下半身強化で課題克服![サンスポ]

ロッテの大松尚逸外野手が14日、神奈川県平塚市の東海大で自主トレーニングを公開し「去年の数字を全て上回りたい」と抱負を話した。

今年も母校で陸上の元五輪選手、高野進氏に師事している。砂浜や坂道でのダッシュなどで徹底して下半身を強化。その効果で、ロングティー打撃では飛距離がアップし、課題の確実性の向上にも「自分は足を上げるタイプだが(崩されても)我慢して大きな力を出せるようになる」と好影響を確信している。

その先に見据えるのは初のタイトル。「それが狙える位置にいないと、チームが勝てない、ぐらいのつもりでやる」と闘志をかき立てていた。

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佑ちゃんメジャー流出阻止へ12球団説明会[ニッカン]

プロ野球による史上初の「球団説明会」が、今年中にも開催される可能性が高まった。プロとアマチュア3団体は14日、都内で協議し、プロ側がアマ選手に対する説明会の開催を正式に要望、アマ側も賛同の意を示した。新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)が昨年、日本のプロを経由せずレッドソックス入りしたこともあり、優秀な人材の海外流出防止を念頭に置いたものとみられる。開催時期はこれから協議されるが、早ければ今オフには10年ドラフト候補の早大・斎藤佑樹投手(2年)らを対象として説明会を行うことになりそうだ。

日本プロ野球界初の試みが、現実的なものとなってきた。「佑ちゃんメジャー流出阻止」へ、12球団が一丸となって具体的な動きを示した。この日、アマチュア側に対し、会社説明会ならぬ球団説明会の開催を正式に要望。昨年9月のプロアマ連絡会でもアイデアは出ていたが、プロ側のスタンスをより具体的に伝えた。ドラフト候補選手に日本の球団の魅力を知ってもらおうと、前例のない手段でアピールする考えだ。

一般企業に就職する学生は、就職活動の序盤で会社説明会に出席し、志望する企業を詳しく知る。しかし野球界に同様の流れはなかった。理由は明確。長らく日本のプロ球団はアマ野球選手にとっての最終目標だった。説明などしなくとも、トップ選手が入団を希望するのは当たり前だった。

しかし昨年、田沢投手により「直接メジャー行き」という新たな道が示されたことで、状況は変わった。高校生、大学生がメジャー球団へ入団することを希望した場合、現在のルールで阻止することはできない。それならば日本のプロの魅力をしっかり説明して「抑止力」を働かせたい、と考えても不思議ではない。

巨人の清武英利球団代表は「米国に行くという選択肢も出てきている。12球団合同で(プロの)魅力を伝える機会があっていいんじゃないか」と説明した。ヤクルトの倉島球団専務も「入る前にどんな企業か(球団の)母体を知るのは大切」との意見を述べたという。各球団は育成方針や施設の充実度などを事前に知らせることで、メジャーに対するアドバンテージも示せると考えているようだ。

昨年9月の連絡会でアマ側は「これは12球団の総意なのか」と疑問を持っていたこともあり、結論を保留していた。それが今回の協議では基本的に賛同の意思を表明した。日本野球連盟の鈴木義信副会長は「日本の野球をアピールするのはアマにとっても大事。前向きに検討したい」と話した。

現時点で問題になっているのは開催時期。学生側はプロ志望届を提出した後の時期なら応じるとしたが、プロ側は「プロ志望選手に限らず広く説明したい」と、さらに早期段階の説明会を希望。アマ側は再検討することになった。

清武代表は「試行的に3月までに1度、やってみたい」と意欲を示した。来年のドラフト候補選手に対しては今年11〜12月の開催を望む意見もある。実現すれば、早大・斎藤投手の“就活”は球団説明会からスタートすることになりそうだ。

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NPB、プロの魅力をアマに伝えたい[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)と社会人を統括する日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高野連のアマ3団体は14日、東京都内で、プロ野球の魅力を伝えるための12球団による合同説明会について協議した。

アマ側は高校・大学生はプロ志望届を提出後なら説明会に応じるとしたが、プロ側は志望届提出前の開催を希望。アマ側は持ち帰って再検討することになった。

日本野球連盟の鈴木義信副会長は「まだゴーサインは出せないが、日本の野球をアピールするのはアマにとっても大事」と前向きに検討する姿勢を示した。巨人の清武英利球団代表は「試行的に3月までに1度、やってみたい」と実現に意欲をのぞかせた。

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イースタン、12試合増の108試合に…フューチャーズも20試合増[報知]

イースタン・リーグ運営委員・監督合同会議は14日、東京都内で開かれ、各チームの試合数を12試合増やして108試合とすることを決めた。リーグ7球団の育成選手や2軍の若手で編成する「フューチャーズ」の試合も昨年から20試合増やし、43試合を行う。

運営委員長を務める楽天の米田球団代表は「ずっとファームの課題として、試合経験を増やすということがあった」と理由を説明した。

イースタン・リーグは3月20日に開幕する。

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