わたしはかもめ2009年鴎の便り(1月)

便

1月16日

ロッテが井口のために「二塁」空けた[ニッカン]

ロッテがフィリーズを退団した井口資仁内野手(34)の獲得に手応えを見せた。16日、ホセ・オーティズ内野手(31)ウインストン・アブレイユ投手(31)呉偲佑投手(26)の退団を発表した。昨年まで主に二塁として攻守に結果を残したオーティズと契約を結ばなかったということは、二塁で「ポジション確約」を移籍条件にしている井口獲得への自信の表れでもある。瀬戸山球団社長は「井口への期待もあるし、新外国人2人を獲得したので、十分に戦えるという判断です。もちろんバレンタイン監督とも相談しています」と話した。

すでに日本の複数球団と代理人を通じて交渉を行った井口は、国内ではロッテ入りが確実な状況。だがメジャー志向は捨てておらずジャイアンツなど2球団からオファーがあるため、20日までに最終結論を出す意向だ。同社長は「もう間もなく連絡があると思う。感触はいいと思っているので期待して待つしかない」と前向きに話した。

ロッテは井口に対し、3年5億4000万円プラス出来高と「監督手形」を提示して最大級の誠意を示している。背番号もミスターロッテの象徴である「6」を用意。ポジションも空けて吉報を待つ。

◇内野手2人、新外国人選手発表

ロッテは16日、ゲイリー・バーナム・ジュニア内野手(34)、チェイス・ランビン内野手(29)の新外国人2選手の入団を発表した。ともに1年契約。バーナムは契約金3000万円、年俸1900万円プラス出来高でサインした。「フィールドでは一塁、ライト、レフトを守る左打者としてチームを助けたい」。ランビンは契約金5000万円、年俸2000万円プラス出来高で合意。「これまでの野球人生の中で最高のチャンスをもらった。両打ちで長打力もあるので、チームのために何でもするつもり」と話した。ともに昨年の秋季練習に参加。バレンタイン監督の後押しで入団が決まった。

ゲイリー・バーナム・ジュニア
1974年10月13日生まれ、米コネティカット州出身。クレムゾン大学卒業後、フィリーズ傘下マイナーなどを経て昨年は台湾リーグ・ラニューで、打率3割2分をマーク。180センチ、99キロ。左投げ右打ち。
チェイス・ランビン
1979年6月7日生まれ、米テキサス州出身。ルイジアナ大学ラファイエット校からメッツ傘下マイナーを経て昨年はマーリンズ傘下マイナーで114試合出場、打率3割。185センチ、88キロ。右投げ両打ち。

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井口シフトだ!ロッテ、オーティズと契約せず[スポニチ]

ロッテが“井口シフト”を整えた。16日、アブレイユと呉偲佑(ウー・スヨ)に加え、昨季二塁などで100試合に出場したオーティズとも契約更新しないことを発表。同時に内外野を守れる超格安新外国人2選手の獲得を発表したが、ともに実力は未知数。二塁のレギュラーとして井口を受け入れる態勢が整ったことを示した。

瀬戸山球団社長は「外国人補強はひとまず終わり。井口への期待もあるから。後は井口が入ってくれればいい」と説明。7日の交渉後は連絡がないとしたが、獲得への手応えは感じており「安易には言えないが、こちらとしてはいい感触を持っている。期待して待つしかない」と続けた。提示している年俸1億8000万円の最大3年契約と将来の“監督手形”に加えて示した今回の誠意。後は吉報を待つだけだ。

◇小粒だが内外野守れる外国人選手獲得

ロッテは16日、新外国人選手として前台湾ラニューのゲイリー・バーナムJr内野手(34)、前マーリンズ傘下3Aのチェイス・ランビン内野手(29)の獲得を発表した。バーナムJrは契約金、年俸合わせて1600万円プラス出来高払い、ランビンは同2500万円プラス出来高払い。ともに1年契約で背番号は未定。2人ともメジャー経験はなく、昨年の秋季練習でテストを受けて合格が決定。瀬戸山球団社長は「バレンタイン監督の意向を尊重して獲得を決めた。2人とも少し小粒だが内外野とも守れる」と話した。

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ロッテ捨て身の井口頼り…オーティズ解雇、二塁レギュラー空けた[報知]

ロッテは16日、フィリーズからFAとなった井口資仁内野手(34)の獲得へ向け、大なたを振るった。この日、ホセ・オーティズ内野手(31)、ウィンストン・アブレイユ投手(31)、呉偲佑投手(26)の3選手に、今季の契約を結ばないことを通告。特にオーティズの退団で、二塁の定位置確保を移籍条件に挙げる井口に、万全の状態を用意した形となった。

来るべき時に備え、ロッテが“井口シフト”を敷いた。瀬戸山球団社長は「あとは井口が来てくれるだけ」と言い切った。7日の初交渉で、井口に二塁の定位置を確約。それが、オーティズの解雇につながった。

オーティズはオリックス、米独立リーグなどを経て、07年シーズン途中ロッテに加入。昨年5月4日の西武戦(千葉)で打球にグラブを投げつけて止め、三塁打にしてしまうなど守備に課題はあったが、日本在籍4年間で75本塁打を放っていた。

昨年12月に自由契約公示されたものの、球団はその後もオーティズと残留交渉。その助っ人の突然の退団に、瀬戸山球団社長は「現戦力で十分に戦えると判断した」と説明したが、狙いはロッテ入りを決断しかねている井口に、さらなる好条件を提示するためだ。

井口は、獲得に動いているメジャー2球団との条件を見ながら、20日までに移籍先を決めるという。のどから手が出るほど欲しい“恋人”に、ロッテはできることは全てやる。

昨季のロッテの二塁手
合計6人がスタメン出場した。最多は根元の68試合で、オーティズの37試合が続く。さらに堀が17試合、田中雅が15試合、塀内が6試合、早坂が1試合だった。根元はシーズントータルで110試合出場、打率2割9分6厘、3本塁打、29打点。

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井口受け入れ?オーティズらと契約せず[デイリー]

ロッテは16日、ホセ・オーティズ内野手(31)、ウィンストン・アブレイユ投手(31)、呉偲佑投手(26)と今季契約を結ばないことを発表した。昨季まで主に二塁手として出場したオーティズの退団で、大リーグ・フィリーズをFAとなり入団交渉中の井口資仁内野手(34)の受け入れが整った。

オーティズは昨年12月2日に自由契約公示されたが、瀬戸山球団社長は「交渉は継続中」としていた。この日、同社長は「(退団しても)十分戦える戦力だと判断した」と強調したが“井口枠”が空いたとも言える。新外国人の補強終了も宣言し、「あとは井口が入ってくれれば」と期待は隠しきれなかった。

球団、井口とも20日を結論の期限としており「もう間もなく返事があるだろう。待つだけです」と瀬戸山社長。早ければ週明けの19日にも“吉報”が届く見込みだ。

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ロッテが新外国人2選手を獲得[ニッカン]

ロッテは16日、チェイス・ランビン内野手(29=185センチ、88キロ、右投げ両打ち)とゲーリー・バーナム内野手(34=180センチ、99キロ、左投げ左打ち)の獲得を発表した。年俸は共に出来高付きでランビンが2000万円、バーナムが1300万円。

米国出身の2選手は昨秋のキャンプで入団テストを受けた。共にメジャー経験はないが、外野も守れる。

ロッテはこの日、オーティズ内野手、アブレイユ、呉偲佑の両投手の退団も発表した。(金額は推定)

ランビン
「これまでの野球人生の中で最高のチャンスをもらいました。マリーンズの一員としてプレーすることに本当に興奮しています。いつも、1軍の舞台でプレーし、そして勝つことを夢見ていましたので、マリーンズがそのチャンスを私にくれたことに非常に感謝しています。千葉のファンはとても素晴らしいと聞いています!ファンと一丸となって、フィールドに立つときはいつも全力を尽くしてプレーすることを心から楽しみにしています。チームの勝利のために私ができることは何でもするつもりです。私はどのポジションも守れますし、スイッチヒッターですし長打力もあります。それになにより、チームの勝利のために小さいプレーを1つ1つ大事にすることが自慢です。日本に渡って、優勝という目標に向かってスタートを切るのが今から待ちきれません。」
バーナム
「2009年シーズンを、千葉ロッテマリーンズの一員として迎えられることをとても名誉なことだと思いますし、また非常に感謝もしております。この機会は、野球選手として夢が現実になったような気持ちです。キャンプでチームの皆と、ファンの方と知り合えるのを今から楽しみにしています。日本語や日本の文化を学ぶのも楽しみです。フィールド上では、ファースト、ライト、レフトを守る左打者としてチームを助けたいと思います。毎日、100%の力を出してプレーすることを誇りにしております。」

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ロッテ、バーナムとランビンの2内野手を獲得[サンスポ]

ロッテは16日、チェイス・ランビン(29)、ゲイリー・バーナム(34)の2選手と契約を結んだと発表した。年俸は共に出来高付きでランビンが2000万円、バーナムが1300万円。

共に背番号は未定。2人とも内野手登録だが、外野も守れるユーティリティープレイヤーで昨年11月にロッテの入団テストを受けていた。

ランビンは昨季、米大リーグ、マーリンズ傘下3Aのアルバカーキに所属していた右投げのスイッチヒッターで、打率.300、14本塁打、54打点をマーク。球団を通じ「千葉のファンはとても素晴らしいと聞いています!ファンと一丸となって、フィールドに立つときはいつも全力を尽くしてプレーすることを心から楽しみにしています」とコメント。

左投左打のバーナムは昨季、台湾プロ野球のラニューでプレー。バーナムは「キャンプでチームの皆と、ファンの方と知り合えるのを今から楽しみにしています。日本語や日本の文化を学ぶのも楽しみです」とコメントしている。(金額は推定)

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ロッテ、オーティズら3選手と契約更新せず[サンスポ]

ロッテは16日、ホセ・オーティズ内野手(31)、ウィンストン・アブレイユ投手(31)、呉偲佑投手(26)の3選手と契約を更新しないと発表した。

オーティズは03年オリックスに入団、33本塁打をマークしてチームの中軸として活躍、翌年も24本を放ったが解雇。07年のシーズン途中にロッテに入団、3シーズンぶりに日本のプロ野球に復帰して打率.284、昨季も打率.288、11本塁打、37打点とまずまずの活躍を見せていた。

アブレイユはロッテを支えてきた「YFK」がそろってチームを去った昨季に入団、最速150キロの速球で抑えが期待されていたが、20試合で1勝2敗、防御率3.32だった。呉は台湾プロ野球のラニューから07年に入団、快速左腕としてローテ入りが期待されていたがケガもありその年は1軍登板なしに終わり、08年も2試合に先発しただけに終わっていた。

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