1月17日1月17日ロッテ唐川はアパホテル元谷社長から初対面で後援会の入会を約束された 今季2ケタ勝利を目指すロッテ唐川侑己投手（19）が17日、千葉・成田市内のアパ・グループのマンション内でトークショーを行い、同社の元谷芙美子社長から、強力なバックアップを約束された。
初対面だったが、唐川の魅力にメロメロとなった元谷社長は、幕張のアパホテルにあるステーキ店で最高級A5ランクの牛肉をご馳走することを確約。引退後はホテルの支配人の席を「空けて待つ」とまで申し出た。さらには2ケタ勝利を実現した場合、「1泊30万円の幕張のスイートルームに招待したい。両親と彼女と来てほしい。1001室あるので、彼女は1000人までOK。マンションも特別価格で売ります」と重ねた。
元谷社長のあまりの大盤振る舞いに最初は半信半疑だった唐川も「応援してくれる人がいるのはありがたいこと。期待に応えられるように、励みにして頑張りたい」と、目標達成を誓っていた。
2ケタ勝利で“ホテル貸し切り”だ！ロッテ・唐川が成田市内のマンションでトークショーと握手会に参加。イベントを主催したマンション・ホテル開発企業「アパグループ」の元谷芙美子社長は「今季10勝以上で（千葉マリン近くの）アパホテル＆リゾート東京幕張ベイの1泊30万円スイートに招待します。もちろんご家族や彼女も一緒に。全部で1001室あるから彼女を1000人呼んでも大丈夫よ」と約束した。さらに、自身が広告塔となりCM出演する社長は「活躍して一緒に出てね」とCM共演のラブコールに続き「将来はアパの社員に。こんなイケメンならフリーパスです」と引退後の職場まで“確約”した。
マウンドでは冷静な右腕も、この日は大興奮。次々に提案される仰天プランに「本当ですか？頑張ります」と目を見開いていた。
ロッテは2010年のドラフトで、早大のエース・斎藤佑樹投手（20）を1位指名する方針を固めていることが17日、分かった。石川晃副代表（47）はこの日、今秋ドラフト候補に約200人をリストアップしたスカウト会議後、「絶対に行く。実力もさることながら、ファンにも人気がある。トータルにおいても最高の選手」と佑ちゃん狙いを断言した。
斎藤を巡っては、すでにヤクルトや日本ハム、ソフトバンクが獲得を目指すとしており、重複指名は必至。そこで、ロッテは独自のプロジェクトチームを立ち上げた。
石川副代表は言う。「プロの目で見るために、全員で見る。スカウトによって考え方は違うし、プロで成功する確率を高くするためにも、この方がいい」今年から採用の新プランではスカウトだけでなく、編成部に所属する全9人が視察。これまで担当でないスカウトはビデオ確認だけということもあったが、あらゆる角度から佑ちゃんを“丸裸”にするという。
そのチームには、かつてダイエーのスカウトとして松中、小久保、井口らを獲得した石川副代表自身も参加。4月開幕の東京六大学リーグ戦にも、直接出馬するという。ロッテは逸材の獲得へ全力を尽くす。
スカウト総動員で佑ちゃん獲り！！ロッテは17日、千葉市内の球団事務所で今年初のスカウト会議を開いた。石川晃球団副代表（47）は早大・斎藤佑樹投手（2年）について「当然（1位で）行きますよ」と来秋ドラフトでの1位指名を明言。スカウト総動員態勢で斎藤獲得を目指す。
球界が誇る逸材を見過ごすつもりはない。ロッテも、来秋の斎藤争奪戦に加わることになった。
「実力や人気もさることながら、彼の野球に対する姿勢が素晴らしい」と石川副代表。早実高時代から熱視線を送ってきた“ハンカチ王子”にラブコールだ。「（東京六大学の）春のリーグ戦は、どこかで見にいきたい」と視察プランも披露した。
これまでロッテは、地域ごとの担当スカウトが選手に密着し、責任者がチェックしてきた。しかし、今年からは1位候補など“逸材”については担当の枠を外す。
「（この日の会議で）いい選手はスカウト全員で見ようという話になった」（同副代表）。つまり、斎藤の視察にも9人のスカウトが勢ぞろいする。
すでにヤクルト、日本ハム、ソフトバンクが名乗りをあげているが、表面化しただけでロッテは4球団目。過熱する佑ちゃん獲りに本格参戦だ。