わたしはかもめ2009年鴎の便り(1月)

便

1月22日

ロッテの顔に!井口でファン獲得大作戦[スポニチ]

ロッテが、入団が決まった井口資仁内野手(34)でファン獲得大作戦を展開する。「井口の注目度は石垣島でも高い。できるだけ参加してもらいたい」と球団関係者。今春の石垣島キャンプでは昨年以上にサイン会や野球教室が企画されているだけでなく、練習休日に予定している砂浜などでの環境美化活動への参加も井口に打診するという。

初開催となった昨春の石垣島キャンプは地元出身の大嶺一色。ただメジャーでも実績を残した井口の存在は別格で、同市関係者も「井口選手入団はありがたい。盛り上がっていく」と歓迎ムードだ。選手が移動の際に通るメーン球場と室内練習場間に走っている国道を、土日は歩行者天国とするプランも進行中。井口には“ロッテの顔”としてグラウンド内外でのフル回転が期待される。

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インフルエンザから井口を守れ!キャンプ地石垣島で大流行…ロッテ[報知]

ロッテが沖縄・石垣島キャンプに向け、インフルエンザの緊急対策会議を開くことが22日、分かった。現在、沖縄県内では流行警報が発令されるなどインフルエンザが猛威をふるっている。そこで、集団感染防止のために厳戒態勢を敷くことになった。

マリーンズの敵は他球団だけではなかった。ウイルスはすでに浦和での新人合同自主トレを直撃。15日に育成ドラフト2位の鈴江彬投手、16日には同7位の吉田真史内野手が相次いでダウン。19日には1軍キャンプに帯同するドラフト3位の上野大樹投手も高熱で練習を途中で切り上げた。

この日は新人全13選手が元気な動きを見せたものの、キャンプ地でもインフルエンザが大流行しているとのニュースが入ってきた。球団では昨年11月、選手全員と職員に予防接種を受ける指示を出したが、ルーキーや20日に入団が決まったばかりの井口ら“新加入組”は、各自に任せているのが現状だ。「1人が感染したらどうなるか分からない。立花ヘッドコンディショニングコーチとこれから話し合いたい」と弘田コンディショニングコーチは説明。キャンプ期間中のホテルには加湿器を持ち込み、疲労回復に効果があるという沖縄伝統の茶「ハイビスカス茶」でのうがいブースの設置も検討。さらに首脳陣、トレーナーらとの会議で具体的な対策を詰めて、感染を防ぐ。

今オフは井口やドラフトで即戦力左腕の木村雄太投手を1位で獲得するなど補強は大成功した。この勢いを4年ぶりのV奪回につなげるため、まずは見えない敵・インフルエンザに打ち勝つ。

沖縄のインフルエンザ流行状況
今月に入って全国的に大流行しているが、沖縄県健康増進課は21日に2年ぶりの「インフルエンザ流行警報」を発令。県内58の定点医療機関から報告された患者数が発令基準(平均30人)の2倍以上を記録した。例年は2月後半がピークだが、今年はすでに計5学級が学級閉鎖。健康増進課の関係者は「ここ10年では1番」と言い、猛威が1ヶ月以上続くとみている。

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球界にユース構想、選手会も理解示す[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が22日に大阪市内で行われ、選手関係委員長の巨人清武英利球団代表(58)が、高校生などアマチュア選手をプロ球団で育成するユース組織の設立を提案した。これが初の事務折衝となった新井選手会長も理解を示したという。

清武代表は言い切った。「自前の育成組織がなく、大学や社会人に頼っているから、海外流出につながる。次の時代は自前で育てること」。昨年、レッドソックス田沢投手が社会人から直接大リーグ入りしたことで、NPB側は帰国後の入団を一定期間凍結する規制を設けた。しかしこれも抜本的な解決策と言えず、NPBもこの日「暫定的な措置」と認めた。

様々な対策が考えられる中、今回のユース設立案が浮上してきた。サッカー界ではJリーグが高校生以下の世代を下部組織で育成。高校の部活動とは別のプレー環境を構築し共存。野球でも同様の育成方法が不可能とはいえない。日本のプロ野球が新たな方向を目指し始めた。

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