わたしはかもめ2009年鴎の便り(1月)

便

1月25日

井口が入団会見「新人の気持ちで」[千葉日報]

元米大リーグ、フィリーズを自由契約となり千葉ロッテと3年契約を結んだ井口資仁内野手(34)が25日、千葉市内のホテルで入団会見を行い、「新人の気持ちで思い切ってやりたい。3年契約でも1年1年が勝負」と気持ちを新たにし、新天地での活躍を誓った。

井口は5年ぶりの日本球界復帰。大リーグからのオファーもありながら、清水ら選手から熱心に入団を誘われ千葉ロッテ入りを決めた。「向こうでやってきたことをチームに伝えられたらいい。自分でしっかり結果を出してプレーで引っ張っていきたい」と、期待されているチームリーダーとしての自覚は十分。このチームで最後までやろうと思っているのかとの質問には「もちろん」と即答。米大リーグ復帰は考えておらず、千葉ロッテに骨をうずめる覚悟でいる。

打率3割、30本塁打、30盗塁を目標に掲げ、日米通算200号本塁打まであと7と迫っているが「記録はどうでもいい。チームのためにプレーして、チームが勝つことが僕の生きがい」とも話し、覇権奪回に全力を注ぐ決意を示した。

昨年痛めた右肩は万全な状態。自主トレーニングでは100キロの遠投を繰り返し行い、体は例年より早めに仕上がっている。真新しい背番号6のユニホームに袖を通し「ようやく実感がわいてきた。キャンプインするのが楽しみ」。はやる気持ちを抑えられないようだった。

ページトップ

ボビー涙の最終章開幕…熱狂的ファン、空港に200人[夕刊フジ]

◇感極まり「感謝の気持ちで胸いっぱい」

今季限りでの退団が決まっているロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が来日。残留を願う熱狂的なファン200人が空港で出迎え、監督を取り囲んで大合唱するなど一時大混乱に。激動のシーズンを予想させるに十分な幕開けとなった。

バレンタイン監督は25日、午後4時半に成田空港に到着した。

到着ロビーには、早くからロッテのユニホームを着込んだ老若男女の人垣。監督が姿を見せると「ウォー!」という歓声と共に、「ボビー残留」「BOBBY2010」などと書かれたボードが一斉に掲げられ、監督の応援歌が始まった。これには監督も満面の笑みを浮かべ、ハイタッチを繰り返した。

ファンが集結する条件は完璧だった。空港は本拠地・千葉マリンから車で40分弱の好立地で、仕事や学校も関係ない日曜日。来日の日取りも球団は伏せていたが、バレンタイン監督が自身のブログで明かしていた。

ファンの高い支持率を背景に全権監督として長期政権を築き、推定年俸5億円は監督では世界No.1。だが目に余る専横でフロントとの確執が深まり、異例の「今オフでクビ」を宣告されて臨む契約最終年となった。

苦しい立場には違いないが、そこは百戦錬磨の指揮官。この日の鮮やかな“来日デモ”で、フロントに先制パンチを見舞った格好だ。

監督を取り囲む人だかりが空港内を大移動し、歌声はいつまでも終わらない−。感動的なシーンが映像や写真を通じて世界に配信され、「ファンの熱い支持は健在なり」と示すことに成功。

さらにイタリア系の指揮官はラテンの血をたぎらせ、テレビカメラの前に立つや目頭を押さえてしばし沈黙。感極まった表情で「胸がいっぱいです。足にも力が入らない。胃も震えている。どう気持ちを表現していいか分からない。夢にも見なかった光景だ。ファンの皆さんを食事に誘って、感謝の気持ちをお伝えしたい」と語った。

もちろん、球団側もこうしたボビー流の駆け引きには慣れている。関係者は「今年はこういう年なんで、覚悟しています。いよいよシーズンが始まったなという感じ」と口元を引き締める。

サッカー・Jリーグでは成績不振チームのサポーターが試合後の球場に居座り、フロントの責任を追及する例が後を絶たない。来日初日からこの熱気だけに、今季の戦いぶりいかんでは、千葉マリンでも同様の事態が勃発する可能性もある。

選手は、そしてファンは、何を信じて戦うのか。タフな1年が始まった。

ページトップ

ロッテ入り井口「もう一花咲かせる」…笑顔の第3章[夕刊フジ]

米大リーグ・フィリーズを退団し、ロッテ入りが決まった井口資仁内野手(34)が25日、千葉市内で会見。瀬戸山球団社長とガッチリ握手を交わし、真新しいユニホームに袖を通した。

5年ぶりに日本に復帰する井口は「もう一花咲かせたい。3割、30本、30盗塁を常に目標にしてきた。それに向かって精いっぱいやりたい」と晴れやかな表情で語ったが、気掛かりが1つ。自身のブログに、心外なコメントが並んでいるのだ。

特に「契約条件でレギュラー確約」との報道が1人歩きしたせいで、「情けない」「軽蔑する」といった意見が続出。だが井口は「セカンドを守りたいというのはあるが、レギュラーにしろとかは違う」と主張し、あくまで守備位置を限定する内容だと明かした。

また、同様に一部で報じられた“監督手形”も、「プレーやメンタルの面で、監督になれるくらい頑張ってくれと言われただけ」と否定した。

井口は「ブログのコメントが厳しいんでね」と苦笑い。それでも「僕に対しての厳しいコメントはいくらでも結構」と、罵詈雑言レベルの意見まで消さない度量は、さすがメジャーの貫禄だ。

◇障害者チームに今江勇気貰った

今江が25日、群馬県伊勢崎市内で障害者野球チーム「群馬アトム」の練習を指導した。3年前に見たテレビ番組で同チームの活動に感激し、自らコンタクトを取って交流が始まった。それ以来シーズン中はマリンに招待し、オフは練習参加する活動を続けている。「毎年、このようにアトムさんの練習に参加していますが今年はより一掃の大きなパワーと勇気をいただきました。この勢いを持ってキャンプに臨みたいと思います」。高崎名物の必勝だるまもプレゼントされ気持ちを引き締めていた。

ページトップ

成田にファン200人!ボビー涙でV誓う[ニッカン]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が涙で日本一を誓った。25日、米国からの航空機で成田空港に到着。昨年12月に球団から今季限りでの退任を言い渡されて以来の来日に、空港にはロッテのユニホームに身をつつんだ約200人のファンが詰め掛けた。

ボビーの応援歌を大合唱し、「ボビー残留」と書かれたボードを手にする熱狂的な男性の姿もあった。空港内が異様な熱気に包まれる中、ファンと抱き合い、握手を交わしながら花道を歩いたボビーは、思わず目頭を押さえ感極まった。「胸がいっぱいで、言葉が出てこない。足に力が入らず、胃も震える感じだった。夢でも見ることができなかった。皆さんを食事に誘って感謝の気持ちを伝えたいくらいだ」と涙を浮かべ興奮気味に話した。

昨年12月に重光オーナー、重光オーナー代行、瀬戸山球団社長が3者会談を行い、抜本的チーム改革に着手し、赤字削減とフロント主導の運営を目指す方針を固めた。04年から続いた第2次バレンタイン政権にも区切りをつけることを決定し、異例ともいえるシーズン前に今季限りでの勇退を発表した。

その後、監督から反論やフロント批判は出なかったものの、突然の発表に戸惑いを隠せなかった。それだけにファンの激励は何よりの発奮材料だ。最終年に臨む心境を聞かれ、「この絶大な力を借りて、最後の戦いを始めたい。自分自身も選手もベストを尽くし、ファンの皆さんには常に幸せな気持ちでいてもらいたい」と力強く優勝宣言。有終の美を飾るべく、ただならぬ覚悟でスタートを切った。

ページトップ

井口メジャー流の朝練で若手の手本[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(34)がメジャー流「アーリーワーク(朝練習)」導入で若手選手に手本を見せる。25日、千葉市内のホテルで入団会見を行い背番号6のユニホーム姿を披露した。「ようやく実感がわいてきました。5年ぶりに日本に戻ってきて、もう一花咲かせたい」と意気込んだ。

春季キャンプではメジャー時代のアーリーワークを実践する。「向こうでは毎朝6時半からウエート、ティー打撃を一通りやっていた。一概にどちらがいいとは言えないが、練習するに越したことない」と強調した。30日にキャンプ地の石垣島に到着後、施設に早朝オープンを交渉する。石垣市職員は「通常9時30分開始だが要望があれば検討する」と、バレンタイン監督政権下で初の朝練習が実現しそうだ。

昨年は、西武がキャンプからアーリーワークを導入し打力を強化して日本一に輝いた。今年はロッテが井口流のアーリーワークでV奪回の基盤をつくる。

ページトップ

ボビー来日、200人ファン出迎えに感涙[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督が、成田着の日航機で再来日。既に今季限りでの退団が決定している中、同空港には“ボビー残留”と書かれたボードを掲げる約200人のファンが集結し、“ボビー!”の大合唱。この光景に、同監督は「胸がいっぱい。この絶大な力を借りて、明日からでも自分の戦いを始めていきたい」と涙を流した。また井口の加入については「ダイエー時代から非常に優れた選手という印象。私のチームに入ってくれて幸せに思う。多くの仕事をやってくれることを心待ちにしている」と歓迎した。

ページトップ

井口“聖域”二塁手限定契約[スポニチ]

ロッテ・井口資仁内野手(34)が25日、千葉市内のホテルで入団会見に臨み、契約に起用は二塁手限定にされる条項が盛り込まれたことを明かした。日本では異例の“定位置保証”を受け、メジャー時代も行っていたアーリーワーク(早朝練習)を継続していくと宣言。これまでチーム内になかった調整法を石垣島キャンプから導入し、ニューリーダーとして4年ぶりの日本一奪回へ牽引する。

背番号6の真新しいユニホームに袖を通した井口が、口元を引き締めた。国内プロ野球では異例のポジション限定契約。「メジャーでもポジションの契約はあるし、二塁を守りたいということでそうなった。1年1年が勝負。結果を残してレギュラーを獲りたい」。

複数ポジションを守らせ、投手の右左で日替わりオーダーを組むバレンタイン監督も踏み込めない“聖域”を用意されたのだから力が入るのは当然だ。

会見に同席した瀬戸山社長から新リーダーの期待をかけられると、早くもロッテの一員としての意気込みを示した。「優勝するために来たと思っている。プレーで引っ張っていきたい」。その第一歩が昨季、西武が取り入れ日本一の一因とも言われたアーリーワーク導入だ。「アーリーワークも状況を見ながらやっていきたい。練習するに越したことはないし、もっとやらなきゃいけない。そういう姿勢を周囲に見せるのも大事」。実際に沖縄・名護での自主トレ中も午前6時から体を動かしており、米国でもウエートトレを早朝に敢行して全体練習に参加してきた。

ロッテはこれまでキャンプから短時間でメリハリをつけた効率的な練習を繰り返してきた。未然に大ケガを防ぐ意味合いもあり、早朝や休日練習は基本的に禁止。投げ込みや特打、特守の居残り練習まで極力控える。しかし同じメジャー型調整でも、ボビー流に井口流をミックスさせて新風を吹き込む。目標は打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーとV奪回。ハイペースで仕上げる井口が、5年ぶりの国内で早朝からフル回転する。

ページトップ

ボビー、ファンの声援に感激「胸いっぱい」[サンスポ]

ロッテ・バレンタイン監督が25日、成田空港着の航空機で来日し、約200人のファンの出迎えを受けた。昨年12月に今季限りでの退団が決まった後、同監督が公の場に現れるのは初めてで、『残留』などの横断幕を持ったファンが殺到。空港内に監督の応援歌が響くと、「言葉がない。胸がいっぱい」と目頭を押さえた。井口へは「とても優れた選手。多くの勝利に貢献してくれると思う」と期待を寄せた。

ページトップ

井口入団会見、ロッテを「CHANGE」[サンスポ]

米大リーグ・フィリーズから自由契約となり、ロッテと3年契約を結んだ井口資仁内野手(34)が25日、千葉市内のホテルで入団会見を行った。メジャー流の効率練習が基本のロッテだが「足りないと思う練習はやりたい」と“井口流”の導入を宣言。若手の意識を改革し、チームを『CHANGE』させる。

ユニホームに袖を通すと、表情が引き締まった。新天地を求めて思い悩んだ約2ヶ月。『ロッテ・井口』として09年シーズンが始まる。

「ようやくキャンプ直前で球団が決まった。5年ぶりの日本。もう一花咲かせるためにも、1年1年頑張りたい」ロッテは1月30日に、キャンプ地の沖縄・石垣島入り。井口も同日から合流するが、そこが井口の“チェンジ”のスタートだ。

4年間のメジャー生活で感じていたのは、春季キャンプで1球団が約10個のグラウンドを保有するなど、練習では効率が重視されていたこと。「日本では30分の練習も5分で終わったりする」。そもそも練習の虫だった井口は、早朝6時30分からティー打撃やランニングを行い、全体練習に参加していたという。

一方ロッテのバレンタイン監督は、日本に“メジャー流”を導入した1人。投手の投げ込みを禁止するなど、全体練習以外は認めないことが多い。それでも井口は「自分が足りないと思う練習はやりたい。そういう姿勢を若い選手に見せることも大事」と断言。指揮官に背く訳ではないが、自分を信じて背中で引っ張るつもりだ。

「自分の経験を色々な人に話したい」。チームリーダーとしても期待される男の言動が、3年間頂点から遠ざかったチームに変化をもたらす。

ページトップ

[井口トーク]3割30本30盗塁目標[サンスポ]

≫メジャーからのオファーはなかったか。
井口
「三塁手としてオファーしてくれたところもあったが、自分は二塁を守りたかった。」
≫ロッテの印象は。
井口
「05年に優勝したときは若くて勢いがあった。4年経って力をつけてきている。」
≫リーダーとして期待されるが。
井口
「1年目なので僕のなかでは新人の気持ち。グラウンドをかけまわりたい。」
≫個人の目標は。
井口
「3割、30本、30盗塁が常に目標。」
≫バレンタイン監督の印象は。
井口
「メジャーで監督をしていた人。僕としては楽しみ。」
≫昨季怪我した右肩の状態は。
井口
「自主トレでかなり投げ込んだ。遠投は100メートルくらい。問題ない。」

ページトップ

ボビー泣いた、ファン200人出迎え[報知]

今季限りでの退任が決まっているロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が25日、来日した。指揮官の姿を見ようと、成田空港には約200人が押しかける大フィーバー。突如、警備員10人が出動する厳戒態勢が敷かれた。

あまりの大歓声に、ボビーが声を詰まらせた。待っていたのは、“マリーンズサポーター”の大合唱。「ボビー残留」のフラッグを持ったファンで到着ロビーは埋め尽くされた。「胸がいっぱいでどう表現したらいいか、言葉が浮かばない。足に力が入らず、胃も震える感じだった」目頭を押さえながら、ようやく声を絞り出した。

指揮官は自身のブログ上で25日に来日することを公表していたが、搭乗する便は知らせなかった。それでも、この“歓迎ぶり”。球団関係者は「(再就任した)03年オフはこれぐらいだったけど、アジア一になったときは(ファンが)1人もいなかったのに」と目を丸くした。

強い決意で日本に戻ってきた。昨年12月21日。球団から、10年以降の契約を結ばないことを告げられた。05年にアジア王者に導いた指揮官は長期契約を望んでいたが、突然の“最後通告”。「多くのシーズンを勝ち越し、観客増も達成した。ファンが誇りを持てる球団になったところで、全てを変えることに驚いた」と言い残し、翌22日に帰国した。

とにかく有終の美を飾るしかない。帰国中には、メジャーリーガー・井口も加入した。「井口は我々を多くの勝利に導いてくれる。私もベストを尽くして、ファンを喜ばせたい」絶大な声援を力に変え、ボビーが4年ぶりのVへ走り出す。

ページトップ

井口、ロッテに革命“起こす”[報知]

米大リーグ、フィリーズからFAとなり、ロッテ入りが決まった井口資仁内野手(34)の入団会見が25日、千葉市内のホテルで行われた。5年ぶりに日本球界に復帰する大物は、沖縄・石垣島キャンプでの「アーリーワーク」導入を示唆した。

マリーンズのユニホームに袖を通した井口が、チームに革命を起こす。ロッテのキャンプの練習時間は例年、約4時間程度。バレンタイン監督が効率的なメニューを重視しており、他球団に比べて短いものだ。

この日、打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプル3」を目標に掲げた元大リーガー。そのためにも「練習することに越したことはない。キャンプでは自分が足りない、と思うところをやりたい」とキッパリ。今月6日からスタートし、23日に打ち上げた沖縄・名護での自主トレでは連日、午前6時から日が暮れるまで汗を流してきた。キャンプ中も早朝から動き、ハードトレを継続する構えだ。

「(若手選手に)メジャーでやってきたことを伝えられたら」日本球界に帰ってきた“優勝請負人”は、まずは背中でチームを引っ張る。

ページトップ

ロッテVS近鉄が甦る…88年10・19伝説のWヘッダー[報知]

今年開局50周年を迎えるテレビ朝日が、同局の過去のスポーツ中継から、記録と記憶に深く刻まれた出来事を改めて検証する「テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負〜いま明かされる舞台裏の真実〜」(2月7日・後7時)で、プロ野球史上に残る名勝負、1988年10月19日、川崎球場でのロッテ・近鉄ダブルヘッダーを取り上げる。

近鉄はシーズン最終戦で、優勝するためには連勝しかなく、1つでも引き分ければ西武がVと言う大一番。第1試合は9回、梨田(現日本ハム監督)の決勝適時打で勝利。午後6時44分開始の第2試合も白熱した展開となった。

関西地区では系列のABCが第1試合から完全中継していたが、関東地区は当初、中継予定なし。テレ朝は午後6時からの生バラエティーに随時、生中継を挟む対応を取ったが、視聴者から完全中継を求める声が電話で殺到。編成部は午後9時から人気刑事ドラマを差し替え、民放では考えられないCMなしでの中継に踏み切った。

当日は闘病中の昭和天皇の容体悪化や、リクルート強制捜査など大ニュースばかりだったが、「ニュースステーション」でも野球中継に差し替え、4対4引き分けと勝負が決まるまで完全中継した。番組では緊急中継した背景、関東地区で30.9%、関西地区で46.7%の瞬間視聴率をマークした名勝負の裏側を探る。

ページトップ

井口、入団会見で『トリプル3』宣言[デイリー]

大リーグ、フィリーズを自由契約となり、ロッテ入りした井口資仁内野手(34)が25日、千葉市内のホテルで入団会見し「ホークス時代から打率3割、30本塁打、30盗塁を目標にしてきた。本年度もそれを目標に頑張りたい」と抱負を語った。

2004年以来、5年ぶりの日本球界復帰となる井口は精悍な表情で、ひな壇に立った。「ロッテさんに熱心に誘っていただいた。(米球界への復帰は)今のところ考えていない。このチームで最後までやれれば」と、“生涯ロッテ”を貫く覚悟だ。

正二塁手としての活躍と共に、チームリーダーとしての期待も高い。ホワイトソックスではワールドシリーズ制覇に貢献しており「経験を伝えることができれば」と、若手選手には自身の経験を惜しみなく伝えていく。

メジャーキャンプでは早朝6時30分からウエートトレーニングやティー打撃を行うのが日課だった。2月1日からの石垣島キャンプでも、そのアーリーワークを敢行するつもりで、チームに刺激を与えそうだ。23日まで沖縄・名護市で自主トレを行っており「例年より早く仕上がっている。キャンプインが楽しみ」と話した。

ページトップ

ボビー来日、ファンの出迎えに感激の涙[ニッカン]

今季限りでの退任が決まっているロッテのボビー・バレンタイン監督が25日、来日した。成田空港には続投を望む約200人のファンが駆け付け、“ボビーコール”で出迎え。思わぬ歓迎を受けた同監督は「胸がいっぱいで、言葉が出てこない。足に力が入らず、胃も震える感じだった。人生でこんな素晴らしい瞬間はない」と涙を浮かべ、感激していた。

有終の美を飾るべく、今季に懸けている。「シーズンに期することは、ベストを尽くすこと。この絶大な支援の力を借りて、最後の戦いを始めたい」と、あらためて任期を全うする意欲を見せた。

ページトップ

ロッテ・井口、日本での目標はトリプル3![サンスポ]

米大リーグ、フィリーズを自由契約になってロッテ入りした井口資仁内野手が25日、千葉市内のホテルで入団会見し「ホークス時代から打率3割、30本塁打、30盗塁を目標にしてきた。本年度もそれを目標に頑張りたい」と抱負を話した。

5年ぶりの日本球界復帰。「メジャーに比べキャンプインが早いから、早めに体をつくり上げた」と自主トレーニングでの順調な調整ぶりを強調。ロッテで期待されるリーダー役には「向こうでやってきたことを伝えられたら」と自覚も十分だ。

3年契約で、起用は本職の二塁手に限定される項目も盛り込まれたそうだが「1年1年が勝負。レギュラーをしっかり取りたい」と新天地に懸ける決意を示した。

ページトップ

[井口トーク]「千葉の強風も楽しみ」[サンスポ]

井口はロッテでの期待をかみしめつつ、歯切れよく意気込みを話した。

≫久々の日本復帰。
井口
「一回り成長したところを見て欲しい。新人のつもりでグラウンドを駆け回りたい。先発投手は7割ぐらい(顔触れが)変わっている。早めに対策はしていきたい。」
≫ロッテの印象は。
井口
「2005年に優勝した時から、若くて勢いがあると感じていた。」
≫新たな本拠地となる千葉マリンスタジアムについては。
井口
「ライナー性の打球が(特有の強風で)伸びる。僕はそういうタイプの打者なので楽しみ。」
≫メジャー経験をチームに還元するのも仕事。
井口
「チームのためにプレーしてきた。それをロッテが買ってくれた。チームのため、を忘れずにやっていきたい。」
≫バレンタイン監督は最終年。
井口
「色々なことを教わりたい。」

ページトップ

井口「3割30本30盗塁」…ロッテ入団会見[報知]

フィリーズからFAとなった井口資仁内野手(34)が25日、千葉市内のホテルでロッテ入団会見し「ホークス時代から打率3割、30本塁打、30盗塁を目標にしてきた。本年度もそれを目標に頑張りたい」と抱負を話した。

5年ぶりの日本球界復帰に「メジャーに比べキャンプインが早いから、早めに体をつくり上げた」と自主トレーニングでの順調な調整ぶりを強調。ロッテで期待されるリーダー役には「向こうでやってきたことを伝えられたら」と自覚も十分だ。

3年契約で、起用は二塁限定の項目も盛り込まれたそうだが「1年1年が勝負。レギュラーをしっかり取りたい」と決意を語った。

井口資仁(いぐち・ただひと)
青学大から97年、ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)入り。05年に米大リーグ、ホワイトソックスに移籍し、1年目にワールドシリーズ制覇を果たした。昨年フィリーズを自由契約に。大リーグ4年間の通算成績は493試合で打率2割6分8厘、44本塁打、205打点。178センチ、84キロ、右投げ右打ち。34歳。東京都出身。

ページトップ