わたしはかもめ2009年鴎の便り(2月)

便

2月2日(23度、800人)

“逆方向”へ鋭い当たり、野手陣フリー打撃で快音[千葉日報]

千葉ロッテはキャンプ2日目の2日、渡辺俊、清水らが前日に続いてブルペンで投げ込みを行い、荻野や唐川、新人の木村らはノースローで調整した。

渡辺俊は63球。試しているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)使用球について「カーブの抜け具合が違う。もう少し調整しないと」と慎重に話した。

バレンタイン監督の発案で“シークエンシャルトレーニング”と呼ばれるバランス練習を今キャンプから導入。不安定な台の上で一定の運動を続け「野球に必要な連続した動きを神経に覚えさせる」効果があるという。初めて体験した細谷は「全身の神経が呼び起こされる感覚。足がぶるぶるした」と話した。

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俊介がWBC使用球で新軌道の変化球[ニッカン]

「こんなボールあったっけ」−。ロッテ渡辺俊介投手(32)が2日、ブルペンで投じた球に、受けた橋本が反応した。それがWBC使用球での変化の軌道をつかんだ瞬間だった。「こんなにはやく軌道をつかめるとは思わなかった。落ちる球は落差が大きく、曲がる球は小さくなる」。スライダーは打者の手元で曲がるカットボールに生まれ変わり、橋本を驚かせた。

WBC使用球を完全に自分のものにした。1月の自主トレ中に、重さの違う3個のボールを手に入れた。日本や米国のボールに近い5オンスの球と、4オンス、6オンスの3種類。6オンスのボールを投げてから、WBC使用球を投げると、重さの違いには簡単に対応することができた。4オンスは大会後、日本に戻ってきた時に日本のボールの軽さを感じなくするために使う予定。ボールへの不安はなくなった。

新軌道の変化球は、宮崎合宿で打者に対して試す。「反応とかを確認したい」と、その時までに、さらに精度を上げる。各国代表が持つ渡辺俊のデータが、シーズン中の投球ならば、それは役に立たないだろう。日本が誇るサブマリンは、WBC仕様に変貌をとげた。

◇運動神経鍛えます、半円形ボール

バレンタイン監督が新練習を導入した。シークエンス・トレーニング・システムと呼ばれるもので、半円形のバランスボールの上でゆっくりと体を動かすもの。筋肉ではなく、神経に運動を記憶させることで能力向上を図る。「球界初だと思う。世界的なアスリートが取り入れている。ここ1年ぐらい、取り入れてみたいと思っていた」と、効果を期待した。体験した大松は「地面を足の裏でつかむような感触が感じられる」と話した。

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竹原、“井口打法”で定位置獲りへ意欲[スポニチ]

ロッテ・竹原が“井口打法”で外野の定位置獲りを狙う。フリー打撃では右打ちを徹底。39スイング中、中堅から右方向へ35本。うち安打性は24本で右越えに1発も放った。「まだまだです。まだ3割ぐらいの出来。井口さんのいいところを取り入れて、考えながらやっていきます」。

1月は沖縄・名護で井口と合同自主トレ。石垣島キャンプでもアーリーワークをともにする。身近で見て学んだのが井口が提唱する「引きつけ打法」だ。ミートポイントはこれまでの左腰の前から右腰近辺にイメージ。球をよく見極められる分、確実性は増して右方向へ強い打球が飛ばせる。インパクトまでの距離は短くなるがスイングスピードを上げて対応。慣れない現在は詰まった打球も多いが結果的に中前や右前に落ちる安打が増えて「打撃練習では気持ち良く打てなくていい。格好良くなくていいです」と言った。

右の和製大砲候補も5年目。07年まで左翼で併用されていた同期入団の大松は昨季大ブレークした。“松”の次は“竹”の番。「自分がしっかりやれば結果はおのずと出る」。井口の1番弟子が、新打法で勝負をかける。

◇“師匠”井口は「順調です」

竹原の“師匠”井口はフリー打撃で41スイング中、安打性26本。右方向へ快音を連発し「順調です」と笑みを浮かべた。この日からかつての古巣ソフトバンクの佐藤、加藤両スコアラーが視察。加藤スコアラーは「ダイエー時代から右方向へ強い打球を打っていたし、その感覚に近い印象。その存在は脅威」と警戒を強めていた。

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ボビー後任内部昇格も?副代表明言「実績にこだわらない」[スポニチ]

ロッテ・石川球団副代表が今季限りで退団が決まっているバレンタイン監督の後任について「内部昇格だってある」と現コーチ陣の中からの選定も視野に入れていることを明かした。「西村(ヘッド)コーチ、高橋(打撃)コーチもいる」と具体的な候補も挙げ「(チームを)改革するわけだから(監督としての)実績にこだわらなくていい」と候補者像も語った。

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ロッテ、元キューバ代表右の外野手獲りへ[スポニチ]

ロッテが、キューバ出身で米国のマイナーリーグでもプレーしていたフアン・ムニツ外野手(33)の獲得に乗り出していることが2日、分かった。同外野手は右投げ右打ちで、球団関係者によるとキューバでは代表経験があり、育成選手として最低年俸240万円で契約を交わす予定という。入団を拒否されたが、ドラフトで長野久義外野手(ホンダ)の獲得を目指すなど、ロッテにとって右の外野手は補強ポイントだった。ムニツは期限である7月末までの支配下選手登録を目指すことになる。

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ロッテ・渡辺俊、3種類ボールでWBC対策[サンスポ]

ロッテの渡辺俊が2日、WBCの“秘策”を披露。4オンス、5オンス、6オンス(1オンスは28.35グラム)と重さの異なる3種類のボールを、キャッチボールなどで使用していることを明かした。一般的に、日米ともに5オンスのボールが使われているが、WBC公式使用球は「日本のものより重たく感じる。前回(06年)は帰ってから日本の球が軽く感じて苦労した」。重さの違うボールに慣れ、順応力を高める。

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ロッテ・井口、古巣“鷹007”キターッ![サンスポ]

いきなり古巣の“007”が来た!米大リーグから5年ぶりに日本球界復帰となったロッテ・井口資仁内野手(34)が沖縄・石垣島キャンプの2日、ソフトバンクのスコアラー2人から熱視線を浴びた。

ネット裏から鋭い視線で見つめる2人の男がいた。井口の姿を確認すると、その目の奥がキラリ。ソフトバンクのスコアラー2人から、新加入の井口が徹底マークを受けた。

「やっぱり1番注意する選手。以前より体がむちゃくちゃ大きくなった。かなり打つと思いますよ」と加藤スコアラーは分析。佐藤スコアラーも「井口選手が入ったことで、チーム力は上がるはず」と真剣な表情を浮かべた。ダイエー時代から井口を知る両氏が真っ先にロッテのキャンプ地を訪れたのは、それだけ警戒しているからだ。5日まで滞在し、メジャー4年間でパワーアップした井口を分析する。

井口は「天気もいいし、調整は順調にきている。視察?この時期に見られてもね」と熱視線も気にとめない様子。古巣からも一目置かれる新戦力が、ロッテを引っ張る。

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俊介WBCへ3種類ボール…ロッテ[報知]

ロッテの渡辺俊が重さの違う3種類のボールを武器に、WBC合宿に臨む。1月中に4オンス、5オンス、6オンスと重さの違うボールを取り寄せた。「これを持ってから投球すると、WBC球にも自然と対応できるようになる」とキャッチボール前にトレーニングしている。2日は2日連続でブルペン入り。WBC使用球でカーブなどを交え、63球を投げ込んだ。

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ボビーの次は内部昇格!?…ロッテ[報知]

今季限りでボビー・バレンタイン監督(58)の退団が決まっているロッテは、石川晃副代表が2日、次期監督候補に西村徳文ヘッド兼外野守備走塁兼三塁ベースコーチ(49)、高橋慶彦打撃コーチ(51)をリストアップしていることを明かした。同副代表は、1軍の石垣島キャンプを視察し後任人事について言及。「西村ヘッドや高橋打撃コーチもいる。内部昇格の可能性だって当然ある」と明言。昨年、アジア一に導いた西武・渡辺監督は、05年から3年間2軍監督。オリックス・大石監督も監督1年目の“内部昇格組”だ。同副代表は「最初からチームのことを分かっている利点もある」と話していた。

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ロッテ育成で元キューバ代表獲得[報知]

ロッテが新外国人として、米マイナーリーグで2年間プレーしたホワン・カルロス・ムニュス外野手(33)=右投右打=を育成選手として獲得することが2日、分かった。近日中に発表され、2月中旬にもチームに合流する予定だ。

ムニュス外野手は、キューバ・ハバナ出身。2005年に米大リーグ、マーリンズ傘下2Aのカロライナに入団し、2年間マイナーでプレー。通算207試合に出場し、打率2割6分2厘、22本塁打。その後は、ブラジルでプレーしていた。

ロッテは、昨秋ドラフト2位で指名したホンダ・長野久義外野手の獲得に失敗。また、若手期待の和製大砲・竹原直隆外野手が伸び悩んでいることもあって、「右の外野手」は手薄で、補強ポイントの1つだった。球団幹部は「キューバ代表としての経験もある。足も速いし、肩も強いから、まずは育成選手として試してみたい」と説明した。「キューバの至宝」と称されたリナレス内野手が中日で02年から3年間プレーしたが、全盛期は過ぎていた。ムニュスは元キューバ代表の意地を見せられるか。

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渡辺俊、WBC見据え“秘密兵器”投入だ[デイリー]

ロッテ唯一のWBC日本代表候補・渡辺俊介投手(32)が、重さの違う3種類の球を使って、WBCとペナントレース両方への対応を目指す。連日のブルペン入りとなったが、WBC使用球で63球を投げたサブマリンは、“秘密兵器”投入で世界一&日本一をもぎ取る。

NPB公認球とWBC使用球では約7グラムの差があり、このわずかな差が戸惑いを生む。そこで、渡辺俊が知人を通じて入手したのは4オンス(約113.4グラム)、5オンス(約141.75グラム)6オンス(約170.1グラム)の3種類のボールだ。「リハビリみたいなもので、WBCに向けては、6オンスのボールを遊びで持ったりすると重さを感じなくなる」と説明。練習の合間に握ることで、感覚を慣らす目的がある。第1回WBCに出場した06年はシーズン5勝に終わったことを振り返り「WBCが終わったら、4オンスの方を握って日本のボールに慣れたい」と話した。研究熱心なサブマリンが、侍ジャパンのため、そしてロッテのため、どこまでもボールにこだわっていく。

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ロッテが育成でキューバ出身選手獲得へ[ニッカン]

ロッテがキューバ出身で米国のマイナーリーグでもプレーしていたフアン・ムニツ外野手(33)の獲得に乗り出していることが2日、分かった。

同外野手は右投げ右打ちで、球団関係者によるとキューバでは代表経験があり、育成選手として最低年俸240万円で契約を交わす予定という。

入団を拒否されたが、ドラフトで長野久義外野手(ホンダ)の獲得を目指すなど、ロッテにとって右の外野手は補強ポイントだった。ムニツは期限である7月末までの支配下選手登録を目指すことになる。

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次期監督は内部昇格も…ロッテ副代表が明らかに[報知]

バレンタイン監督の今季限りでの退団が決まっているロッテの石川晃球団副代表は2日、次期監督について「内部昇格だってある」とコーチ陣の中からの選定を視野に入れていることを明らかにした。その上で同副代表は「西村(ヘッド)コーチ、高橋(打撃)コーチもいる」と候補を挙げた。

昨季は2軍監督から就任した西武の渡辺監督が1年目で優勝。オリックスでも、コーチから昇格した大石監督がチームを躍進させただけに、石川副代表は「(チームを)改革する訳だから(監督としての)実績にこだわらなくていい」と語った。

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ロッテ格安外国人ランビン、どこでも守る![サンスポ]

ロッテ石垣島キャンプ(2日、石垣市中央運動公園)新外国人ランビンが内野のノックで好守を連発した。遊撃で守備範囲の広さを示し、三塁では横っ跳びで捕球を試みるなどガッツもアピール。ソフトバンクのスコアラーからは「日本にあれだけ守れる外国人はいない」と高評価を受けた。

投手以外の全ポジションを守った経験がある。グラブも捕手用のミット以外、全て持参してきた。「キャンプで、できるだけ多く(ノックなどを)受けたい」。メジャー経験はなく、推定年俸2000万円の男は、万能さを武器に、日本での成功に懸けている。

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渡辺俊、2日連続でブルペン入りし黙々と63球…ロッテ[報知]

WBC日本代表のロッテ・渡辺俊介投手(32)が2日、2日連続でブルペン入り。WBC使用球で、直球を中心にカーブ、カットボールを交えて、黙々と63球を投げ込んだ。「WBC球ではもう投げているので、肩の張りもない」と笑顔を見せていた。第1クール最終日となる3日は、ブルペンに入らず、キャッチボールやランニングなどで調整する予定。

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