わたしはかもめ2009年鴎の便り(2月)

便

2月10日(28度、900人)

俊介好調アピール、WBCでは中継ぎ構想[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(32)がWBCへ好調をアピールした。10日、初めてシート打撃に登板し47球を投げてヒット性の当たりはわずか2本。WBC使用球を使い米国と同じ仕様の靴下に入れたロージンバッグでカット、シンカー、カーブを自在に投げ分けた。「ボールの質は7割、コントロールは8割。思ったより曲がりが大きくならなかったので、日本のボールと同じ使い方でもいいと思った」と手ごたえを口にした。この日、日本代表の伊東ヘッドコーチと与田コーチが視察に訪れた。与田コーチは「貴重なフォームですから期待している」と中継ぎ構想を示唆。渡辺俊は「クイックやセットも練習している」と対応する構えだ。

◇井口、復帰1号

ロッテ井口資仁内野手(34)が10日、シート打撃で持ち味の右打ちで「初アーチ」を放った。シコースキーの外角直球を逆らわず右中間へ運ぶ推定飛距離130メートル弾。「風に乗っただけ」と謙遜したが、順調な調整ぶりをアピールした。第3クールに突入し体の張りも出てきたが、前日9日の休日は石垣島名物の海水プールに入り疲労を取り除いた。この日5打数3安打、1本塁打の結果に「徐々にタイミングがつかめてきたし、変化球も見えてきた」と話した。

キャンプ初日から取り組んでいるアーリーワークで筋力トレを毎日行い、全体練習後の居残り特打も欠かさない。前夜はビデオで日本ハムと西武の投手陣を見て研究するなど、5年ぶりのリーグ戦復帰への準備は万全だ。「ダルビッシュはやっぱりいいボールを投げてるね。特別に対策を立てるというより、実戦練習の中で自分の状態を上げていくこと」と、あくまでも4月3日の開幕に照準を合わせて仕上げていく。

◇小宮山「全治5分」

チーム最年長43歳の小宮山がオジサンパワーでシート打撃に登板した。竹原に投じた8球目が投直となり、止めようと出した右手に当たったが、そのまま続投して予定通り46球を投げた。中指と薬指の指先の打撲で腫れもあったが、アイシング処置だけで病院には行かなかった。「こんなの全治5分だよ。投げるのが好きだからね」と11日も通常通り練習する予定だ。

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全試合出場へ猛デモ!里崎8の7、2発[スポニチ]

ロッテ・里崎が全試合出場へ猛アピールした。沖縄・石垣島キャンプ第3クール初日の10日、ケース打撃でエース清水を相手に6打席連続安打を含む8打数7安打。そのうちサク越え2本と快音を連発した。

里崎
「そりゃあ、直球ばかりだから打てますよ。調子はまあまあいい感じ。でもまだまだ。試合で打たんと意味ないから。」

4打席目は外角直球に逆らわず右方向へのアーチ、6打席目は左中間ネットを直撃する豪快な一発。それでも、練習では打って当然と言わんばかりの表情に順調な調整ぶりがうかがえた。

昨季は開幕直後に右ひじ痛を発症。その後もケガが重なり不本意な成績に終わった。前回ベストナインに輝いたWBCは治療優先のため早々に辞退して、シーズンに照準を合わせた。球団ではロッテ初年度の69年・醍醐猛夫以来40年ぶりとなる捕手での全試合出場が目標。主力に定期的に休養日を与えるボビー政権下では至難の記録だが「疲れを見せなければいい。滅多にない記録と聞くと、が然やる気が出てくる」と前を向いた。

オフはケガの再発防止へ徹底的に筋力トレーニング。キャンプインと同時に筋トレはやめ「運動能力に関連づけられるように筋肉に覚えさせる練習をする」と実戦的な練習を繰り返す。7日にはレギュラー定着後初の1人での特守も敢行。この日も午後6時すぎまで約500球の居残り特打と意欲的な調整を続ける。

今キャンプでは新人を積極的に食事に誘ってコミュニケーションを深め、20万円以上の自腹を切って報道陣との懇親会も開催。周囲への気配りを忘れない扇の要は、自身の体にも細心の注意を払って最後までホームを守り抜く。

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井口、日本球界復帰後“初アーチ”[スポニチ]

ロッテの井口が、ケース打撃で渡辺俊らを相手に5打数3安打。シコースキーからは日本球界復帰後“初アーチ”を右中間に放った。「風だよ、風」と謙遜したが、7日のケース打撃と合わせて15打数8安打と好調キープに「タイミングもつかめてきたし、いい感じ」。守備ではトンネルやお手玉など名手らしからぬミスもあったが、順調な仕上がりぶりを示していた。

◇アラフォー対決は堀に軍配

ケース打撃に初登板した43歳・小宮山と39歳・堀のアラフォー対決は、堀に軍配が上がった。右越えへの一発を含む8打数4安打して健在ぶりをアピール。4月で40歳を迎える堀は「練習だし小宮山さんが打たせてくれただけ。ありがとうございますって感じ」。同じ二塁手の井口が加入も、残り202本に迫る通算2000安打に向け奮闘を続ける。

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ボビー、侍ジャパンを強力援護約束[スポニチ]

WBC日本代表の伊東ヘッドコーチ、与田投手コーチが、ロッテの石垣島キャンプを視察。バレンタイン監督は伊東コーチに「必要なら米国の情報を教えます」とバックアップを約束した。また、ロッテから唯一代表候補入りしている渡辺俊の状態をチェックした与田コーチは「貴重な下手投げだし各国の打者は戸惑うと思う。大きな期待をしています」と話した。

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ロッテ・俊介がシート初登板…井口が絶賛[サンスポ]

ロッテ・渡辺俊介投手(32)が石垣島キャンプの10日、シート打撃に初登板。WBC大会公式球で、直球に90キロ台のカーブなどを織り交ぜて47球を投げ、2安打に抑えた。

「きわどいところを攻めすぎたかな。打者の練習でもあるのに迷惑をかけたかも」とニヤリ。打席に立ったメジャー帰りの井口が「ああいう投手は(海外に)なかなかいない」と絶賛するように、本人も手応えを感じる内容だった。

松坂(レッドソックス)ら先発陣が豊富な日本。渡辺俊はリリーフでも、チームに貢献する考えで「ブルペンではクイックで多めに投げている」と話す。豪腕揃いの先発陣からの継投となれば、球速60キロ近い緩急をつけることも可能。視察した日本代表の与田投手コーチも「打者を惑わせることができるはず」と、その存在に期待を込めた。

生き残りへ、自身の特徴を最大限にアピールしていく。

◇元祖!迷言・名言

渡辺俊
(シート打撃で死球を当てた神戸に「大丈夫です」と返され)「全然大丈夫というのもなんか寂しいなぁ。」

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ロッテ・バレンタイン監督、米情報提供[サンスポ]

ロッテ・バレンタイン監督が10日、日本のWBC連覇へ全面協力を約束した。この日、キャンプ地を来訪した日本代表の伊東総合コーチ、与田投手コーチがキャンプに「米国の選手の情報が必要なら提供する。何かお役に立てれば」と提案。伊東総合コーチは感謝を示しながらも「まず、そこ(米国との対戦)までいかないと」と話した。

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俊介、苦手WBC球克服…ロッテ[報知]

WBC日本代表候補のロッテ・渡辺俊介投手(32)が10日、シート打撃に初登板した。WBC使用球が少なく、石垣島キャンプ中はブルペンのみで調整する予定だったが、NPBにWBC球を要求。9日に1ダースが届いたため、この日の緊急登板となった。

打者との対戦を素直に喜んだ。「久しぶりだったんで、すごく楽しめた」WBC球は07年まで同僚だったインディアンス・小林雅からもらうなど、計3ダースを所有していた。しかし、1月中から使っていたために不足。そこで、7日にNPBに電話で直談判した。その努力が実っての実戦初登板だった。

前回の06年大会では苦しんだボールだったが、この日はシコースキー、井口が作ってくれた「第1回で使ったのとそっくり」というロージンバッグで“克服”。打者のべ11人を2安打に封じ、しかも、ファウルなどでWBC球を失うことなく投げきったことで、12日の紅白戦での登板も可能となった。「次も、より実戦に近い感覚で投げられる」。手持ちのWBC球は多くない。それでも、サブマリンはもう1度、世界一の美酒を味わうつもりだ。

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渡辺俊、WBC仕様で完璧シート打撃[デイリー]

WBC日本代表候補のロッテ・渡辺俊介投手(32)が、シート打撃に初登板。WBC公式球とメジャー仕様のロージンという完全装備で、安打性の当たりをわずか2本に抑える快投を演じた。

全開モードをアピールした。左打者には内角に食い込むカットボールで翻弄。元メジャーの井口からはシンカーで空振り。「イメージ通りの状態」と手応え十分だ。

WBC日本代表の与田投手コーチ、伊東総合コーチが視察に訪れた。移動時間の関係でシート打撃は見物できなかったが、与田コーチは「アンダースローは貴重。緩急があり、速球投手の次に投げた場合かなり惑わせられる」と中継ぎでの起用を含め期待を寄せた。渡辺俊も「何があってもいいように準備はしている」とフル回転を宣言し「宮崎でもう1回アピールしたい」と意気込んだ。

12日に紅白戦に登板し、100%の状態で宮崎合宿に乗り込む。

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加藤コミッショナーがロッテ激励「旋風巻き起こして」[報知]

NPBの加藤良三コミッショナー(67)が10日、ロッテの沖縄・石垣島キャンプを激励に訪れた。同コミッショナーは昨年4位に終わったロッテナインを集め、「今年は旋風を巻き起こしてくれると期待している。貴方達は日本野球の財産。ケガと健康には気を付けて頑張ってください」と、期待した。その後、バレンタイン監督と通訳を介さず、英語で談笑した。

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WBCに強力援軍、バレンタイン監督から情報が…[スポニチ]

第3クール初日を迎えたロッテの沖縄・石垣島キャンプを加藤コミッショナーが視察。「今年も旋風を巻き起こして欲しい。日本の野球にとって、貴方達は財産。ケガと健康に気をつけてください」とナインを激励し、バレンタイン監督とも談笑した。またWBC日本代表の伊東ヘッドコーチ、与田投手コーチも視察に訪れ、代表候補の渡辺俊の投球をチェック。伊東コーチはバレンタイン監督から「必要なら米国の情報を教えますよ。頑張って」と声を掛けられていた。

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加藤コミ、ボビーと英語で談笑[ニッカン]

NPBの加藤コミッショナーが10日、ロッテの石垣島キャンプを訪れナインを激励した。「ロッテは今年も旋風を巻き起こしてくれると思う。皆さんは日本球界の財産なので体に気を付けて頑張ってください」とエールを送った。バレンタイン監督と英語で談笑した後、瀬戸山球団社長らと共に球場の施設見学を行った。

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